露出狂【8/27@名古屋/8/29@大阪!!!】
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2012/07/26 (木) ~ 2012/08/04 (土)公演終了
満足度★★★★
○○ってました
ここに出ている役者が好きだったり、○○が好きだったりする人には、とって楽しめると思います。
私は、微妙かな(笑)
中屋敷さんらしさはあったと思います。
それにしても、柄本時生さんは、いつどこで観ても同じですね。
あのしゃべりとルックスの妙。ヘタウマ画を彷彿とします。
新春浅草歌舞伎
松竹
浅草公会堂(東京都)
2013/01/02 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了
満足度★★★★
若手の初大役
新春の初歌舞伎はやっぱり「寿曽我対面」です。綺麗でおめでたい感じがとても好きです。
私的昼の部の目玉は、松也さんの五郎に壱太郎さんの十郎。歌舞伎座では観られない若々しい曽我兄弟でした。
正直、形を取るのが精一杯というのが透けて見えましたが、大役に挑戦する若い役者さんというのは、こちらも観ていて気持ちが引き締まりますし、この先の楽しみを思うとなおさら、今この時期を見てよかったと感じます。
海老蔵丈も夜の部の口上で「15年前、新之助時代にここでやらせてもらった武蔵坊弁慶が……」と、初大役の思い出を語っていました。
その海老蔵は幡随長兵衛が初役。
新春浅草歌舞伎は、これからもそういう場であってほしいですね。
(来年は梅枝に八ツ橋やらせて。個人的なお願い。)
予想どおりですが、会場は海老蔵ファンでいっぱいでした。
拍手の音が違うもの。昼も夜も海老蔵祭。
でも、隣の女性は夜の部「毛谷村」の杣斧右衛門が海老蔵だとは気付かなかった様子でした(笑)
師匠の部屋(上演終了しました。ご来場、誠にありがとうございました。)
アリー・エンターテイメント
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/08/15 (水) ~ 2012/08/20 (月)公演終了
満足度★★★★
面白かったです
Mrs.fictionsの『花柄八景』を観ました。
師匠を演じた久我真希人さんの落語が本物ぽくて、かなり練習されたんだろうなと感じました。
登場人物や、そのやり取りがおかしくて、クスクス笑っている間に終わった75分でした。もっと見たかった。
落語が好きだという温かい感じが伝わってきました。
発情ジュリアス・シーザー
柿喰う客
青山円形劇場(東京都)
2013/02/21 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
やっぱりカッコイイ
女体シェークスピアシリーズ、今回も楽しかったです。
「絶頂マクベス」を見たときほどの感動はなかったのですが、女優さんたちがみんなかっこよくて、眼福でした。
個人的には、できれば七味さんにもっと活躍してもらいたかった。
そして、我妻三輪子さんのルーシアスが可愛らしすぎてツボでした。我妻さん、もっと見たいです。
3月歌舞伎公演「通し狂言 隅田川花御所染(すみだがわはなのごしょぞめ)」
国立劇場
国立劇場 大劇場(東京都)
2013/03/05 (火) ~ 2013/03/26 (火)公演終了
満足度★★★★
お勧め
一言で言うと、面白かったです。
国立劇場は安い席もたくさんあるので、歌舞伎を見たことないとかちょっと見てみたいという人にお勧めです。
その国立劇場のHP、このお芝居の特設サイトがいつになく力が入っていて驚きましたが、もっと驚いたのはそこで福助丈のアメブロのほうにリンクが貼られていたこと(笑)評判落ちなきゃいいんだけれど。
いのうえシェイクスピア「鉈切り丸」~W.シェイクスピア<リチャード三世>より
パルコ・プロデュース
東急シアターオーブ(東京都)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/30 (土)公演終了
満足度★★★★
期待通り
麻実れいさんと若村麻由美さんが素敵でした。
麻実さんは、出番はそれほど多くないのですが、出て来た時の存在感!圧倒されました。以前、「サロメ」でも同じ感想を書いた気がしますが、とにかく圧倒されるのです。すごい人です。
そして若村さんは、お綺麗で、はっちゃけていました。この二人の姿を見られただけでも、高いチケット代の甲斐はあったと思います。というか、そう自分に言い聞かせています。
話は、やっぱり、IZOで肌に合わなかったとおり、今回も合わなかった。
演出も、新感線ならドッと笑えただろうなギャグやかぶり物が空回りしていて、ちと辛かったです。
辛かったと言えば、巴御前は出て来るたびに辛かったです。
生瀬さんがひとりで明るいムードを作ってくれていたあたりは、よかったです。あれがなかったら暗すぎでした。
カルメン、オレじゃダメなのか…
シンクロナイズ・プロデュース
調布市せんがわ劇場(東京都)
2013/08/07 (水) ~ 2013/08/11 (日)公演終了
満足度★★★★
何かが何かが
個人的には楽しめました。
が、何かが、何かが残念 と、当日のアンケートに書きました。
何が残念だったのかと、しみじみ考えましたがやはり、ひとつには「カルメン」がイメージじゃなかったというところでしょうか。
演じた方自身はとても素敵な女優さんでしたが、つくりの中で「男を狂わせるカルメン」としては小粒で真面目すぎたように見えました。それで、男達がこぞって縋りつく場面も、違和感があるというか、芝居くさく見えるというか・・・・・・いえ、芝居なんですけど。
そして、風刺を混ぜ込んだ歌は、私の場所が悪かったのか、歌詞が聞き取れずストレスを感じるところもありました。
ただ、まさかビセーの音楽で歌まで聴けるとは思っていなかったので、嬉しかったです。
今回初見でしたが、役者の皆さんとても魅力的なので、次回もぜひ見たいと思いました。
『起て、飢えたる者よ』ご来場ありがとうございました!
劇団チョコレートケーキ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★
上質の芝居
前回の「熱狂」に続いて、役者さんたちの熱量に圧倒されました。
ヒトラー役で私を魅了した西尾友樹さんが今回も、豹変する兄役で大変魅力的でした。
豹変といえば紅一点の渋谷はるかさん、「奥さん」から「永山さん」への変貌は何か憑依(と)りついたのかと思いました。
個人的に極左が全く理解できないので、感情移入はできなくて、「もっと総括します」とか「異議ナシ」「ナンセンス」などの科白には失笑しかけたのですが、それを許さない緊張感がありました。
思想や生きざまには共感できなくても、芝居としてはとてもクオリティーの高いものだったと思います。
舞台が柱で見づらかったのと、今一つ感情移入ができなかった点で満足度は☆1つ減らしていますが、劇団のお勧め度は☆5つです。
「ラストシャフル」
劇団 浪漫狂
シアターサンモール(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
良かったです。
さすが劇団30周年のベテランの味。笑って泣いてスッキリさせてくれました。
途中のアドリブに見せかけたやり取り(『本番で突然アドリブ言うなよ』と分かりやすくわざわざ言う)や役者いじり(可愛い女優に変なポーズを何度もさせて、その女優が去り際に『恥ずかしーい』とわざわざ言う)は、ちょっと失敗。
アドリブ風に見せるなら、もっと上手くやってほしい。
個人的に、ああ言うのは苦手なので、☆一つ減。
それでも、笑えるところでは笑い、重吉さんの演技には泣かせていただきました。右近さん、良かったです。
ベタなのもわかった上で、楽しめる。私の中ではちょっと東京セレソンに似ています。
伏線もきちんと回収されていて、よく出来たストーリーです。
途中に記念撮影タイムがあり、フラッシュ付きカメラを持っていかなかったことを後悔しました。
前回、同じこちらの「サージェント」を見た時の感想は、『古くさい』『私には合わなかった』と書いていました。ごめんなさい。
今回、ある方に誘っていただいて観る機会があり、良い劇団だと気付いてよかったです。脚本が良いと、『ベタでも好き』ということが分かりました。
次回作にも期待します。
晩餐
タクフェス
サンシャイン劇場(東京都)
2013/10/03 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★★
笑って泣いて最後は踊って
お芝居の面白いところ、てんこ盛り。
楽しかったです。
アドリブ場面は柴田理恵さんに頼りすぎの気がしましたが、やっぱり笑いました。
ただ、泣きのシーンについては、微妙なところも。
そのへんは好みの問題と、究極ネタバレなので↓で。
これから観ようとする人は、ご遠慮ください。
明日を落としても
ピンク地底人
王子小劇場(東京都)
2012/08/17 (金) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★
グルグル
先日観たハイバイで「観客の察する力を育てる芝居」という台詞があったのですが、その言葉が頭をよぎりました。
何が本当でどこから妄想なのか、グルグル考えながら観ていました。
そのグルグルがおもしろかったです。
観てよかったと思います。
冷房の真下に座ってしまったのか、ものすごく寒くて、手足の感覚がなくなり、途中から頭痛もしたので、アフタートークをあきらめ、アンケートも書けずに出てしまいました。それだけは残念です。
KOEKIMO×名作文学【終了しました。ご来場、ありがとうございました。】
声を出すと気持ちいいの会
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2013/02/14 (木) ~ 2013/02/19 (火)公演終了
満足度★★★★
スタイリッシュ
私はこの劇団の役者さんとその演劇スタイルが、かなり好きだなあ。と、感じた芝居でした。よかったです。
次回作も観に行きたいです。
狭い舞台の上には椅子だけ、役者も4人だけ、それでも広がりを感じました。
原作の力にも支えられているのだと思いますが。
これくらいの「名作」は変にいじらない方が良いですね。役者を堪能できます。
個人的には『よだかの星』がとてもよかったです。動物好きだからかな。←違う
来訪者(作・演出:中津留章仁)
TRASHMASTERS
座・高円寺1(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/20 (水)公演終了
満足度★★★★
見応えのある舞台
「狂おしき怠惰」に続いて二作目の観劇です。
「今現在、ここにある問題」をテーマに、3時間もの長時間、途中暗転なしの2部構成、唯一の幕間的な舞台転換の時間を利用して叩きつけて来る言葉の嵐、舞台というより映画的な演出、などなど、前回観たものとよく似ていました。これが中津留さんの表現方法なのでしょう。私は好きです。
舞台のセットも、役者も、みんな素晴らしかったです。
表現は似ていても、テーマが違うと当然受けるものも違います。
今回は「尖閣」がテーマでしたが、ズシンときました。
登場人物の語る言葉が、ひとつひとつ突き刺さってきました。
いい物を見せていただきました。
バイト
カスガイ
テアトルBONBON(東京都)
2013/06/12 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
今さらごめんなさい
感想書いた気になっていました。備忘録のつもりがポロポロ抜けています。
最前列かぶりつきで観ました。客席対面式の舞台だと、ついあっちがわの観客に目が行ってしまう私ですが、この芝居はそんな余裕がありませんでした。
すごい熱量。全部の役者さんが良かった。
プレ旗揚げ公演『女海賊ビアンカ』
劇団つきかげ製作実行委員会
【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)
2013/11/27 (水) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★
良かった
原作のマヤちゃんのひとり芝居から想像していたものとは全く違った、「まさかのミュージカル(しかも大勢キャストがいる!)」だったけれど、思いのほか良かった。
舞台はミュージカルにしては質素だったけれど、影絵を使った演出などうまく雰囲気を作っていた。
『女海賊ビアンカ』は原作『ガラスの仮面』の中で約70ページも割いている芝居だけれど、今回、読み返してみたら、原作のセリフがそのまま使われていて、「ものすごく原作に忠実」ということが分かった。
この劇団つきかげが、これから先も『ガラスの仮面』の中の芝居を再現してくれるなら、追いかけて行きたい。『ジーナと5つの青い壺』とか。
平成中村座 五月大歌舞伎
松竹
隅田公園内 特設会場(東京都)
2012/05/03 (木) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
カツオは半分もらったよ
これも感想忘れていました。
備忘録なので今更だけど一言。
夜の部観賞。
勘三郎さんと橋之助さんの髪結新三を見ることができたのは本当によかった。
新三が意外なほど(失敬)格好よかった。
そして、大家役橋之助さんの老け顔が芝翫さんにそっくりだった。驚いた。
小山三さんの口上は、可愛らしくてよかった。
『クリプトグラム』(cryptogram)
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
藪の中
会話劇とは聞いていましたが、あまりにかみ合わない謎めいた会話に、ずっと緊張を強いられました。
しかしながら、悪い緊張では無かったです。妄想好きなので。
タイトルが「クリプトグラム」なので言葉の裏を追いかけて、その経過が面白かったです。そのあたりはネタバレで。←観劇した人だけお願いします。
故・三原順さんの漫画をイメージしながら見ていました。(テイストが似ていると思います)
チビルドルフ、チビ古美門の坂口湧久くんはとてもよかったです。
レーザービーム!
はらぺこペンギン!
駅前劇場(東京都)
2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了
満足度★★★★
いい話
話が飛び過ぎてどうなるかと思ったら、きれいに回収されていた。
そして観終わって感じたのは、「ええ話や~」
思わず涙ぐんだところも。
その泣きそうな所で、フッと笑いを入れるタイミングも良い。
ただ120分はちょっと長く感じました。
ギャグもホロリとくる場面も、もう少し絞ってくれたらいっそう楽しめたと思います。
国民の映画
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2014/02/08 (土) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
備忘録
再演だし、色々賞取ってるし、いまさらクチコミという作品ではないのだろうけど、自分の記録として。
実在の人物に外見からして似せようとする三谷演出。特に、ヒムラ―の段田安則、似すぎ(笑)
ゲーリングの渡辺徹は、ただでさえ太ってるのに(失敬)、さらに胴巻き。、元帥杖を振り回して登場。
小日向ゲッペルスは、足の引きずり方が自然すぎて、私は「あっ、小日向さん怪我しちゃったんだ」と勘違いした。(ゲッペルスがそうだったという知識はあとから聞いた)
笑いもあるが、ラスト一転して重苦しい。
その落差が上手いんだろうけど、個人的にはモヤッとした。好みの問題。
新進女優エルザ・フェーゼンマイヤー役の秋元才加が良かった。
AKBにいる時から、この子は美人で頭いいと思っていたが、やっぱりアイドルより女優としてのほうが魅力的。これからも期待。
二月花形歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2014/02/01 (土) ~ 2014/02/25 (火)公演終了
満足度★★★★
よかった
書き忘れていたのですみません。
『通し狂言 心謎解色糸(こころのなぞとけたいろいと)』
初見。歌舞伎の面白いところがてんこ盛りでよかった。
やっぱり花形は華やかで良い。
三月も期待。