KOEKIMO×名作文学【終了しました。ご来場、ありがとうございました。】 公演情報 声を出すと気持ちいいの会「KOEKIMO×名作文学【終了しました。ご来場、ありがとうございました。】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    スタイリッシュ
    私はこの劇団の役者さんとその演劇スタイルが、かなり好きだなあ。と、感じた芝居でした。よかったです。
    次回作も観に行きたいです。

    狭い舞台の上には椅子だけ、役者も4人だけ、それでも広がりを感じました。
    原作の力にも支えられているのだと思いますが。
    これくらいの「名作」は変にいじらない方が良いですね。役者を堪能できます。
    個人的には『よだかの星』がとてもよかったです。動物好きだからかな。←違う 

    ネタバレBOX

    『白雪姫』 のラストで、
    「この国で一番美しいのは」誰って聞いているのに、「とても遠い国の」お姫様って答えているのには、どういう意味があるのかが気になってしまいました。
    意味があるのか、なかったのか、教えてほしいところです。気にしたらきりがないってオチですかね。

    穂高みさきさんが、お妃から突然白雪姫になるところ、「助けて!」で、もっと子どもらしい声にしてくれるとハッとできてよかったかなと思いました。テープの白雪姫の声も幼いので。
    穂高さん、この最初の芝居から最後の銀河鉄道までずっと裸足でしたよね(焼けた靴の場面以外)。足の形がきれいだなーと感動しつつも、観劇後に、冷えてないと良いなと心配しました。女は手首足首冷やしちゃいけません。ご自愛ください。

    『藪の中』
    草野峻平さんがよかったです。お茶飲みながら「こわいこわい」という時の目の動きにぞっとしました。

    『よだかの星』 
    原作に忠実。その昔読んだ本、その時に思い描いた映像をまるっと思い出して、感動しました。手拍子もスタイリッシュで好みです。

    『白痴』
    どこを切り取るかが難しいなと思いましたが、雰囲気はあったと思いました。空襲で逃げるシーンにタンゴを持ってくるなど、賛否あるかもしれませんが、私は好きです。もう少しキレがあったらより好みでした。狭いから仕方ないか。

    『銀河鉄道の夜』
    これは、四つのお芝居をつなぐために急きょ作ったんですよね。
    色々なキーワードをちりばめていて、遊び心を感じました。
    カーテンコール的にみればよい演出だと思いました。


    余談ですが、
    開演少し前にコンビニの袋をぶら下げてふらりと入ってきて、おもむろに菓子パンをほおばっていた(笑)のは、ボス村松さんでしたよね?
    ちょっと自信がなくって声かけられなかったのが心残りでした。

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    2013/02/18 09:47

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