満足度★★★★★
圧倒
初めて見ましたが、ファンになりました。
設定が少し、吉田修一のパレードに似ている気がしましたが、内容は全然違う。シェアハウスの発起人役の女性の役者さんのキレ具合が最高。
次公演も絶対観ます。
満足度★★★★★
おすすめです
このお話。お勧めです。
圧倒され、笑っちゃう臭さと
頭の中をひっかきまわされるような、後を引く内容のバランスが絶妙。
そして、一色洋平がいい。
満足度★★★★★
完璧
冒頭の刑事2人の掛け合いから終幕まで釘付けだった。非常に緩急が付いていて観やすくストーリーに刺さる部分が多く思う所が多かった。完璧なお芝居。
満足度★★★★★
うわあああそうだったのか!
感想が随分遅くなってしまい申し訳ありません。同じ日に2回観させていただきましたが、観れば観るほど見つかるものがあって面白くなる舞台だったと思います。そして役者さんがみんな素敵で。最初嫌だった人もみんな好きになってしまいました。(逆もあったかな?)
私の回のゲストは山崎彬さん。色気と不気味さと迫力。素敵でした。他のゲストも観たかったなぁ。
満足度★★★★★
素晴らしい演出と演技(追記あり)
さりげなく、ポップな作風なれど、その奥に強い現代への問いかけがある脚本。
緩急の絶妙な演出。
共に、素晴らしかった。
個性的で、力のある役者たちも、とても魅力的だった。
冒頭から中盤までは文句なく素晴らしかった。
後半<あと一歩、、、>と思う部分があったが、それは、プレヴュー公演だからだと思いたい。
※ネタバレの最後に、生活保護を受給して生活している田所優美の描き方についての違和感、その違和感から生じた作品全体についての印象の変化を追記しました。(12/18)
満足度★★★★★
最上の空気
最上の作品は空気を作る。この芝居の空気の作り方は心臓に来る。えも言われぬ恐怖に苦しくなる。でも笑える。1か月のロングラン。日々進化することが運命づけられている芝居。何度も観てこちらも進化したいと思える芝居であった。
満足度★★★★★
抑制出来ない感情を
通底する閉塞感、息苦しさ。この空気感だけで身悶えするくらいグッとくる。よくぞこの作品を作ってくれた。ありがとうございます。今どきの若者の内向きな空気感、一つ一つの細かい所作にまで重みがあって、なんだか1シーン1シーンにゾクゾクする。自分の事を書いているんじゃないかと錯覚する位の物語への親近感。共感を通り越して、生々しい感じがする。公演前に、あの熱量の高過ぎる稽古場日記を読んで、どんな作品か楽しみにしていたけれど、想像以上!そして稽古場日記は観劇後に読み直すとまた違った発見がある。そりゃあ熱量も高くなる。他の人の感想や、そして購入した台本を読んで、何回も何回も味わいたいなと思います。日替わりゲストも多彩だし、イベントも楽しみだ。
満足度★★★★★
今年の観劇締めにリピート
登場人物のあの宙吊りな感覚、一回目ではあんまピンと来なかったんだけど、今回は自分でも驚いちゃうくらい近くに感じちゃって胸の中が無性にざっわざわと毛羽立った。
なんだろうあの、理解とも共感とも違った、「共鳴」みたいな。
アマヤドリ広田淳一による少年A、出てきた瞬間の存在感、アクアリウムを見つめる妙につるっとした目、そしてなによりあの「右手」、なんかもう怖かったわあ・・・。
役者やってる広田さんは横浜でのアマヤドリ『幸せは~』しか知らなかったけど、あんな末恐ろしい人だったとは・・・。
満足度★★★★★
山崎彬さんゲストの回を拝見。
とあるお二人が熱演する冒頭のシーンから、ダルカラという劇団に出演できるということは至極の幸せなんだろうなと感じました。最近W受賞を果たした新進気鋭の作演出家である谷賢一さんの力が随所から伝わる「芸術」としての演劇。現在31歳である少年Aは評判を聞きつけて観に来るのかな、観てどんな感想を抱くのかなと山崎彬さんの研ぎ澄まされた鋭利なナイフのような演技とその演出を見て思いました。
満足度★★★★★
観ればみるほど・・・
初日、23日のソワレ、そして大楽と3回観てしまいました。
で、作品の印象が毎回違っていた。
もちろん、ゲストパフォーマーの色の異なりもあるのですが、
それだけに留まらない、舞台というか空間を
幾度も見つめさせる力がこの作品にはありました。
満足度★★★★★
”今”を鋭く捉えた作品。
千秋楽を観劇。共感する部分も多く、いろいろと考えさせられた内容でした。
重いテーマながら、斬新な演出と役者陣の魅力で最後まで舞台に釘付けになってしまった。
本年度最後にこういう上質な舞台を観ることが出来て良かった。
満足度★★★★★
プレ観劇してきました
金曜日、風姿花伝にて、プレ観劇してきました。
この作品は、ちょっとした感想がネタばれになりかねぬ稀有な作品だと思うため、ネタばれ防止機能に書かせて頂きます。
満足度★★★★★
プレビュー観劇
120分、惹きこまれっぱなし。
「え!?つか!?」な驚きから始まる「つか!」れない人たちの話、食物連鎖から外れ餌を与えられて安定させられ続ける苦しみについての話、に見えた。
『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』をさらに進化させた、みたいな語り口のうまさはさすがだなあ、ホント。
もう一回観に行きたいけど「少年A」ゲストが誰の時に観に行こう?
大原さんの喉と魚たちの健康を祈ってます。
満足度★★★★★
たくさんの人に見て欲しい。
小劇場でロングラン公演はめずらしい。いい作品はやはりたくさんの人に見てもらいたもの。
今後小劇場にロングランシステムが根付くためにも是非とも大成功させたい作品。演劇の持つ面白さが凝縮されている。
満足度★★★★★
水槽の中の魚
二種類の「演劇」が混在する舞台。その表現方法に面白さを感じたが、それよりも、この舞台が内包しているテーマに恐ろしさを感じた。
我々はいつ何時でも、己の本性を隠し、押さえ付け、さも正常であるかのように振る舞っている。が、その箍を外す引き金には、誰もが既に指をかけた状態であるということに気づいていない。
舞台の上に鎮座する水槽の中の魚たちは、ここが舞台で、これが演劇だということは一切分からずに、優雅に泳ぎ回っている。いや、もしくはこれが演劇だと知っていながら、純真無垢な魚を装っているのかもしれない。餌を食べ、呼吸をし、正常かどうかも分からないその他の同類達と共に、水槽という牢獄の中で生きている。そのことに気づいてから、暫く水槽から目が離せなかった。
満足度★★★★★
(やっぱり)でっかい芝居だった
ここ数年、演劇の魅力に取り憑かれたもうすぐ50歳間近の者です。
なんで演劇は身近なことをねちねち大声で語っているんだろうという疑念が高校時代にトラウマのようにあったからだったんですが、でかい演劇ってのがあるというのを知りました(見ているものはごく一部なのですが)
野田地図と谷賢一の芝居は比べちゃどちらにも失礼なんでしょうけど。
オリジナルの脚本でもここまで持って行けるってのは流石(ちょっと褒めすぎですけど、必見の演劇でしょう)
プレビュー公演と、本公演では変わりそうなシーンがちょっとありそうな予感がするので、また見に行きたい。
(同じ芝居は2期はみない主義なんですが、これは見る価値ある)
満足度★★★★★
きれいなアクアリウム
安定感のある俳優さんたちときれいな水槽の置いてある空間。ここは風姿花伝なのかしらと思うような広さを感じました。…そんな広さを感じつつも大原さん一色さんコンビは時折舞台からはみ出てる気がしてならない。いやはみ出ていた。(笑)
クリスマスシーズンにもやもやとした気持ちをアクアリウムに沈めてみればもっともやもやするかもしれないし、ひょっとしたらすっきりするかもしれない。
満足度★★★★
世代
◯◯世代、名前がついたとたんに、ずっとついてまわる呼び名! 当事者でないと忘れがちですが、自分の世代に対しては常に意識の片隅にあり、作者さんとは少し世代が違っていますが、客観的に見て描かれた世代を充分感じられました