満足度★★★★
ブラックなスラップスティック
考えようによっては随分とブラック。
表面上はドタバタながら(ごくワカり易い)隠喩を読み取ると「ああなっちゃいけない、ああしてはいけない」なメッセージが丸出しで…。
ただ、「あの曲」を使うのだったら盆を回してよぉ!(無理は承知(笑))
しかしこの後に同様に舞台上方から水を垂らす芝居を立て続けに2本も観ることになろうとは!
満足度★★★★
笑い
言葉遊びというか、ダジャレ的な台詞に、古き良き時代の昭和を取り戻そう!というようなコトが感じられたストーリー、笑わせてもらいました!ただ、思ったより上演時間が短かかったため少し物足りなさを感じてしまいました
満足度★★★★
トリモロシタイ
ひゃぁ~~好きだなぁ。帰宅してTVつけたら某国広場で車炎上の詳細ニュースが流れていて…で、これって現実になるんじゃねぇ!!って思えて震えた。どうしましょうかねぇ。
満足度★★★★★
どういう作品と捉えるかで見方がだいぶ違うような・・
ルデコなんかの「チャリT」とかを念頭に置くと、
不完全燃焼感が漂うかもしれない。
劇場内にいて、観客の空気からそんな熱量を感じた。
・・ただ、自分としては、この舞台の色んな緩やかなアイロニーは分かったうえで、
一番雰囲気の似ている作家として、
昨年のTPAMで一部の暇人を沸かせた気がしないでもない
「セルジュの特殊効果」のフィリップ・ケーヌを思い出したりしてみた。
「こんなユルい皮肉じゃこの俺のアツいテンションは納まらない、帰る!」
という人間が現れるのもありえそうだとも思った。
ただ、日本人は、ヨーロッパの観客以上に異常に我慢強いため、
せいぜい寝るくらいかもしれない。
そんな中、観ていて、どうもこれは今までのチャリTと違うかもしれない・・
このゆるふわ感。
これなら、そこら辺でバッグにキノコやリラックマを付けている
政治に関心のない女子高生にも、
楽しんで観れるかもしれない。
あんまりアツい体温で全開では、
一部の熱狂的な人以外の大多数には受け入れられない。
そういう意味では、ノンポリの若い世代にも、
押し付けがましくなく、軽く観れるようで、
意外と想像力を広げれば
「ああも観れる、こうも観れる」というこの作品はイケるかもしれないという気がした。
満足度★★
現体制をおいそれと笑うなかれ
今から7年後、東京五輪イヤーに都心のホテルで次々起こるアクシデントを現体制が抱える問題点の暗喩として描き、「ああ、これはあれのことかぁ(笑)」と“気づきの笑い”を誘うだけの浅薄な劇。
満足度★★★★
どこからトリモロスのか? アメリカからでしょ!
安倍が秘密保護法で最初に隠すのが、F1事故後のケアについてだろう。TPP関連では遺伝子操作作物の件、関税関係の秘密協定等々。日米の更なる軍事的協定に関しても秘密指定を益々増やしてゆくであろうことは、目に見えている。何故なら、アメリカの戦略・戦術下に置かれる自衛隊の実態を国民の目に触れさせない為である。秘密保護法と関連して共謀罪成立を目指すこともほぼ間違いない。治安維持法を目指しているのであるから、必然と言わねばならない。日本語の発音も碌にできない奴が、日本のトップに君臨し好き放題をやっている。我らは、革命権を持たねばなるまい。こんな植民地で人間らしく生きる為には、それなしに民主主義などあり得ないからである。
また、アジアに位置する日本が、近隣アジア諸国とぶつかり合えば、得するのは誰か明らかだろう。ユーラシア大陸の西にイスラエルを、大陸の東の涯と目と鼻の先に日本を持つアメリカは、この広大なエリアに存する2つの大国、中国ととロシアに睨みを効かすことが可能なのである。従って、トモダチ作戦で、アメリカが守りたかった、第1の物は、三沢基地だろう。ここに、エシュロンのアンテナが設置されていることぐらい誰でも知っている。因みに、エシュロンをアメリカ他加盟5カ国が正式に認めている訳ではない。スパイしているのを自分達で認める訳が無かろう。本は米英の秘密協定であったが、現在ではカナダ、オーストラリア、それにニュージーランドが加わっての5カ国。それだけでは世界中の情報を盗むのに弱さが在るので、日本という植民地にも基地を置いているわけである。他にも、無論、基地の置かれている国はあるが、大体察しはつこう。
こういった客観情勢すら知ることが難しくなるのが、秘密保護法なのだ。それを知ろうとすれば、共謀罪で縛る。ここまでくれば、治安維持法は成立したも同然。而も、国民の大多数は、この事態の深刻さに気付いてすらいない。ホントみむめもだね。
さて、今作では、以上のようなことに触れている訳ではない。
満足度★★★★
鈍感さを感じさせる鏡
おもしろいし、描くものの意図はなんとなく伝わってくるのですが、
どこかフォーカスがぼやけていて、
妙に薄っぺらく、具象するものもぴりっと伝わってこない。
でも、ラスト近くに引っ張り出されてきた
物語の構造の屋台崩し的な展開に
舞台が翻るのを感じ、
それを漫然と眺めていた自らの感覚にぞくっとなりました。
満足度★
羊頭狗肉でお茶を濁した?
もう少し、楢原さんらしい、機知に富んだ、暗喩的頭脳明晰な脚本を期待していたのですが、完全な肩すかしを食らいました。
見かけ倒しならぬ、仕掛け倒しの感。
やけに挿入される、謎かけ問答のような台詞のやりとりも、計画した間が、冗長に感じるだけで、面白さゼロ。
社会の現状を、徹底的に、笑倒し、ブラックな笑いで、告発する、チャりTらしい、真実を茶化す茶番劇の真髄には、到底及ばない、脚本の出来栄えに、かなり落胆しました。
楢原さんが、何を描きたかったのかは、提示がダイレクトなので、すぐにわかります。でも、これでは、手品の品物だけ並べて、手品師が、トイレ休憩に行ってしまったような印象です。仏作って、魂入れずの感!
楢原さんらしい、センスある切り口に期待してたんだけどなあ。
満足度★★★
ババンババンバンバン・・・
勝手にエッジの効いたシニカルな風刺コントかなーと思ってましたが、ちょっと肩透かしを食らった感じかな。そこそこ楽しめましたけど。
満足度★★
笑えねぇ
確かにウルトラB級ドタバタ茶番劇ではあるが,言葉の使い方でかすかに笑いはあったものの,芝居の本質的な部分では全然笑えない。もっとウィットのある劇団と聞いていたのだが・・・。どこかから圧力がかかって中途半端な1時間という短い芝居になったのかな?んな訳ないか。
満足度★★
あれ??
会話のセンスは好きだし、個々におもしろいところもあったが、全体としてまとまりがなかった。いやむしろ小さくまとめすぎて面白みに欠けていた。
勝手な推測ですが、何か手違いがあって本来のプランができなかったのではないか。