ニッポンヲトリモロス 公演情報 劇団チャリT企画「ニッポンヲトリモロス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    どこからトリモロスのか? アメリカからでしょ!
    安倍が秘密保護法で最初に隠すのが、F1事故後のケアについてだろう。TPP関連では遺伝子操作作物の件、関税関係の秘密協定等々。日米の更なる軍事的協定に関しても秘密指定を益々増やしてゆくであろうことは、目に見えている。何故なら、アメリカの戦略・戦術下に置かれる自衛隊の実態を国民の目に触れさせない為である。秘密保護法と関連して共謀罪成立を目指すこともほぼ間違いない。治安維持法を目指しているのであるから、必然と言わねばならない。日本語の発音も碌にできない奴が、日本のトップに君臨し好き放題をやっている。我らは、革命権を持たねばなるまい。こんな植民地で人間らしく生きる為には、それなしに民主主義などあり得ないからである。
     また、アジアに位置する日本が、近隣アジア諸国とぶつかり合えば、得するのは誰か明らかだろう。ユーラシア大陸の西にイスラエルを、大陸の東の涯と目と鼻の先に日本を持つアメリカは、この広大なエリアに存する2つの大国、中国ととロシアに睨みを効かすことが可能なのである。従って、トモダチ作戦で、アメリカが守りたかった、第1の物は、三沢基地だろう。ここに、エシュロンのアンテナが設置されていることぐらい誰でも知っている。因みに、エシュロンをアメリカ他加盟5カ国が正式に認めている訳ではない。スパイしているのを自分達で認める訳が無かろう。本は米英の秘密協定であったが、現在ではカナダ、オーストラリア、それにニュージーランドが加わっての5カ国。それだけでは世界中の情報を盗むのに弱さが在るので、日本という植民地にも基地を置いているわけである。他にも、無論、基地の置かれている国はあるが、大体察しはつこう。
     こういった客観情勢すら知ることが難しくなるのが、秘密保護法なのだ。それを知ろうとすれば、共謀罪で縛る。ここまでくれば、治安維持法は成立したも同然。而も、国民の大多数は、この事態の深刻さに気付いてすらいない。ホントみむめもだね。
     さて、今作では、以上のようなことに触れている訳ではない。

    ネタバレBOX

     舞台は2020年、東京オリンピック直前のザ・ホテルジャパンのロビーだ。天井からは、水滴が当たる音が聞こえてくる。オリンピック直前で予約がたくさん入っているというのに、既に4回も修理させた水道がまたしても漏れているようなのだ。こんな状態では、客を入れてもクレームに悩まされ、信用を落とすことは目に見えている。早速、再度、水道屋を呼びつけるが、水道屋が工事をしている最中にも事態はどんどん悪化して行く。おまけに民族主義者が、外国人狩りをしようとホテルに押し掛けてくる始末。その上、誰も対応していないのに、おかしなことにいつの間にか4号室には、居留守 菅駄流という名の客が、5日前から宿泊していることになっており、先ほどまでなかったハズの記帳もされている。4号室の周囲の部屋では温度も上がっていると言う従業員もおり、別のスタッフも同道して2度も確認するが、他のスタッフは、特段の異常はない、と見解が分かれる。
     水漏れは更に激しく広範囲に広がり、最早収束の兆しさえ見えない。一方、外交の失敗によって、中国がオリンピックをボイコット、ホテルの予約客は4号室を除いて、電話で問い合わせがあっただけ、大半は中国人客なのである。だが、オリンピックをボイコットした中国から客が来てくれるのか、飛行機が飛ぶのかという心配もある。追い打ちを掛けるように国内では地震、火山の爆発、津波等によって作り掛けた競技場などの施設が大打撃を蒙りあと3日後に迫った開会式に間に合うとは到底思えない状況である。水漏れは益々酷く、4号室には異常が起こっていると思われ、スタッフが確認に赴く。外国人狩りをやっている組織の総長も渦中に飛び込むが、皆ほうほうの体で逃げ戻ってくる。その後ろからは、白い煙が、まるで人々を追い掛けるように迫っている。その濛々たる煙の中からぬっと現れたのは防護服で完全にガードした原発作業員、つまり白煙と見えたものは、放射性核種を含んだ排気だったのである。
     現在の推進派の主張通り原発を稼働し続ければ不可避的に起こるであろう第2の致命的核事故、それを言葉も満足に発音できないこの国のトップが推進しているグロテスクな事実。それらをおちょくりつつブラックに表現。ヘイトクライムを犯す単細胞連中をもその射程に収めつつ、今作が本当に撃っているのは、このような流れに知らんぷりを決め込んだ、沈黙の共犯者、我々自身である。
     実際、取り戻すのだとしたら、アジアの国である日本は、アメリカからこそ、取り戻さねばなるまい。

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    2013/10/30 02:22

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