満足度★★★★★
ちょっと…
自分に似てるのかな…と思う部分もあり、怖い部分もあり…。
前回の本公演・特別公演を経ての観劇でした。
笑える部分もあってなかなか見応えありました。
満足度★★★★
家族も自分も信じられない
あらゆる人間関係がこんがらがって、全てを信じてないし、信じようともしない人間たちの集まり。
いろんな人間関係の中で、傷つき、傷つけられ、相手を信じようにも、信じられなくなった人間のからみあいを、スピード感のある言い合いや、台詞回しで見せてくれる。
満足度★★★★
「ニセモノ」というルール
コンビニ勤務の木村慎司が主役。登場人物は木村の他に8人。
白い箱のような部屋での芝居。家族ごっこのような風景。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★
社会の病理?
シュールな世界ながら、登場人物は現代のちょっとおかしな人達ばかり。社会の病理?を描きたかったのでしょうか。ブルーになる芝居でしたが、セリフはすっごく面白かったです。
満足度★★★★★
こんな言い方したくないんですが
初見だったのですが、まさに掘り出し物でした。
まさか連休のど真ん中の真昼間に、こんな気の狂った芝居みさせていただけるとは。
満足度★★★★
ぐらつく足元
とあるシステムのなかで繰り広げられる愛憎劇。
台詞は混沌としており、もっと整理が必要であるが、なかなかおもしろい着想を持った舞台である。
田川は、前作同様、病んだ人を描かせたら、ぴか一である。どのような精神構造を持っているのだろうか。登場人物は彼の分身なのではないかと感じた。
満足度★★★
本公演、初見!
愛情てなに?家族て?個々のルールの中で生きて行ければ楽なんだろうけど。愛情を上手く表現できない、受け止めることが出来ない。そんな葛藤が観ていて面白かったかな。
満足度★★★★★
いっそポップな不安感
平坦な言葉と演技で、よくもまあこんな震度3が永遠に続いて時々割れた地面に足を落っことすような絶妙な不安感を煽れるものだと思う。いや煽るほどの激しさもなく、不安はそこら中に佇んでいるといった感じ。
いくらでもエグく観せることは可能な題材を、ぬるっと(しかもゆるい笑いさえ起こしながら)観せてしまう恐ろしさ。それがまたさらに足下をふらつかせながら、しかしどこか同じような感覚を日常の中で味わってきたような既視感をも抱かせる。
かわいいものをギューッて握り潰したくなるだとか、ああそうだよなーとうっすら同感できてしまう自分たちは、実は彼らのようにふつうに苛まれているのだろうし、けれどその事に気付かずそのまま生活していくのだろうし。
彼らは延長線上の抽象的な鋭角なんだろうな、とか思ったり思わなかったり。
普段作家が抱いているのだろう不信感や疑念を基とした関係性ネガティブ再構築といい、後半からいきなり増える光・音の謎演出といい、作家の精神構造というか精神状態がどんなもんなのか気になったので、アフタートークを聞けなかったのは残念。
好みが分かれるだろうが自分は好きな気持ち悪さ。
満足度★★★★
本の面白さと役者の魅力が際立つ。
不条理風な会話の中に物事の本質が見え隠れする芝居。家族とは?兄弟とは?恋人とは?人生とは?世界とは?少し病んだ登場人物たちの独自のロジックによる弾丸トークがとても面白かった。そして、ハチャメチャではあるが、ときに哲学的な会話に思わず引き込まれてしまった。
役者では木村慎二の姉役を演じた石井舞、栄吉の婚約者を演じた黒木絵美花が独特の世界感を魅力的に演じてみせた。
様々な設定の二人の会話がとても面白かったが、登場人物は病んでいる人間だらけなので、後半パターン化し、少しだれた部分があったのが残念。
まだ初日なのでこれからどんどん良くなっていくだろう。