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団体所在地 応募数 割合
東京都 69 69.70%
大阪府 15 15.15%
京都府 4 4.04%
愛知県 3 3.03%
宮城県 2 2.02%
埼玉県 2 2.02%
北海道 1 1.01%
福島県 1 1.01%
神奈川県 1 1.01%
福岡県 1 1.01%
計99団体

審査員がそれぞれに10作品を推薦し、1作品につき1票ずつ合計10票を投じました。票の入った作品について約1時間30分に渡って議論を重ね、10作品を決定しました。

※今年の≪審査のポイント≫には選考結果についての具体的な言及があります。ご了承の上、お読みください。

鈴木
応募書類の「団体紹介」「本公演の意気込み」「将来のビジョン」に目を通し、2、30団体に絞った後、ウェブサイトや動画も参照し、推薦団体を決めました。応募書類の設問はシンプルですが、それだけに、限られた字数の中、魅力的な文章を仕上げるのは難しかったと思います。そんな中、目に留まった団体はどれも、キャリアに関わらず、自らの活動の立ち位置、取り組んでいる課題をきちんと言語化できていました。もちろん、舞台作品は文章のみでは表現できません。ですが、「CoRich舞台芸術まつり!」の第一次審査書類には、敢えてそれを言葉にしようとすることで、自らの表現活動に対する考えを深め、新たな観客との出会いにつなげるという意味があると私は考えています。
団体のウェブサイトには、以前にも増して、洗練されたビジュアル、内容のものが多くなってきたと感じました。劇団の紹介やファン向けの企画など、さまざまな工夫が凝らされているページを閲覧しましたが、個人的には、過去作のアーカイブがきちんと行なわれていて、そこから作風がしのべるような構成を持ったものに好感を持ちました。
川添
グランプリ作は再演が条件なので、まず継続的に活動できる団体なのか、集団としてのビジョンが明確かを提出していただいた書類で確認しました。次に、同時代的な視点を持っているかをポイントに選びました。今年は「書類」的な完成度は高くても、ユニークなコンセプトを言葉にできている集団が少なく感じられ、文字からはどこの団体も平均的に見えた惜しさがありました。そういった中でも、自分たちのオリジナリティーを魅力的に表現できている集団を選んだつもりです。個人的には例年通り首都圏以外の団体を選ぶことにも重点を置きましたが、今年はアピール力が足りなかったのか……残念……。宮城、そして3つもの大阪の劇団が残ってくれたので、期待を寄せています。
高野
応募文章を読んで30作品に絞り、公演詳細と過去のクチコミ、写真と動画、公式サイト、SNS等を参照して10作品を選びました。グランプリ受賞作の再演に100万円が支援されますので、具体的かつ長期的な展望を示した団体に注目しました。全国の小劇場団体が参加でき、審査員が現地に公演を観に伺うことが「CoRich舞台芸術まつり!」の特徴です。東京以外の団体になるべく多く投票しました(半数)。今回は〆切前の24時間に79団体の応募があり、前回よりも直前応募の割合が増えて残念です。応募期間中に「CoRich舞台芸術!」を活用して応募内容をパワーアップさせていった団体にも票を投じました。昨年に続き俳優主導の公演に惹かれたのですが、議論に持ち込めず、無念…。過去10回分の審査過程は公開されています。催事の主旨をしっかり踏まえ、応募文章で独自性を打ち出した団体に票が集まった印象があります。応募数が前回からほぼ倍増した大阪が快進撃です!皆様、ご応募をありがとうございました!!
応募書類の文面、CoRichとの相性などを基に審査しました。今年もバラエティに富むラインアップに悩みましたが、自分なりに推薦団体を考え審査に臨みました。最終的には他の審査員の人の意見なども参考に自分なりに満足いく結果になったと思います。
いつも言うことですが、本来、演劇は優劣をつけられるものでは無いと思うので、勝敗を競うというよりは、精一杯自分たちの個性をぶつけてくれればと願っています。今年も“お祭り”を楽しみましょう!
山﨑
「団体紹介」「応募作品への意気込み」「将来のビジョン」で20作品弱に絞ったあと、多様性に配慮しつつ10作品を選びました。多様性に配慮するのは舞台芸術の様々な可能性をできるかぎりカバーする賞であってほしいと思っているからです。これはつまり、何らかの意味でユニークな活動をしている=「未知との遭遇」になりうると判断できる作品・団体を選んでいるということでもあります。「応募作品への意気込み」については、応募作品で何をやろうとしているのかについての具体的な言及を、「将来のビジョン」では自分たちの活動の継続や発展以外のビジョンを(継続や発展のビジョンであれば具体的な方策を)重視しました。

それでは10作品の発表です。
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最終審査に進む10団体には
「CoRichチケット!顧客管理」の1年間無料利用権を進呈します!

※公演初日順。

最終10団体

物の所有を学ぶ庭

物の所有を学ぶ庭

The end of company ジエン社(東京都)

★審査員より(鈴木理映子)
現在時の思考や問題意識が率直に、明確に綴られた応募書類は、群を抜いて刺激的なものでした。ジエン社の作風や取り組みは、必ずしも「CoRich舞台芸術!」のメインストリームに乗るものではないのかもしれません。が、将来のビジョンに書かれた「CoRich舞台芸術まつり!」への応募理由は、それを自覚しつつも説得力のあるものでしたし、さらにこの文章で提示された「集団」と「場」についての懐疑(と希望)は、つくり手に限らず、演劇に関わろうとする多くの人が考えるべき課題だとも感じました。「所有」「教える/教わる」をめぐってくり広げられるであろう応募作が、小さな劇場から、より遠くへ、想像と思考を発展させられるものになることを願います。

最終10団体

巛

ゆうめい(東京都)

★審査員より(高野しのぶ)
池田亮さんが作・演出・出演・美術などを担当するゆうめいは、舞台作品・美術・映像を制作する団体として2015年に設立。人々の体験を出発点に、題材に合わせて実写映像・アニメーション・小説・彫刻作品・演劇などの表現形態を選ぶという、軸足を定めた上でジャンルを越える活動に独自性を感じます。2017年9月に拝見した『弟兄(おととい)』はひりひりするほどの現実味と荒唐無稽な空想が融合する、スリリングかつ感動的な娯楽演劇でした。若者と年長者の関わりをテーマのひとつとする新作『巛(かわ)』で、私自身も変化できる可能性を見つけたいと思います。

最終10団体

Ten Commandments

Ten Commandments

ミナモザ(東京都)

★審査員より(川添史子)
瀬戸山美咲が劇作・演出をつとめるカンパニーとして2001年に設立。近年の作品に、東日本大震災後の自分自身を描いたドキュメンタリー演劇『ホットパーティクル』、心の基準値をめぐる短編『指』、動物愛護センターにたどり着いた犬たちとそこで働く人々を描いたリーディング劇『ファミリアー』、原発事故を描いたドイツの小説を舞台化した『みえない雲』などがあり、社会的な視点を持った作品作りが特色。パキスタンで起きた日本人大学生誘拐事件を描いた『彼らの敵』が第58回岸田國士戯曲賞最終候補となり、再演で第23回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。新作についてのコメントに「原子力というものと自分たちの距離を、演劇を通して描きたい」とあり、3.11以降を生きる我々の心に迫る作品に期待します。

最終10団体

SUPERHUMAN

SUPERHUMAN

ヌトミック(東京都)

★審査員より(山﨑健太)
音楽的手法を演劇に持ち込むヌトミック。主宰の額田大志はCM音楽なども手がける音楽家で、人力ミニマルミュージック楽団『東京塩麹』の代表でもあります。2016年には額田が『それからの街』で第16回AAF戯曲賞・大賞を受賞して注目を集めました。第一次審査では手法のユニークさに加え、アーカイブやレパートリーへの具体的な取り組みとビジョンが評価されました。今作では「「無数の良さ」を発見できるお祭りを、ヌトミックが演劇として立ち上げます」とのこと。期待してます。

最終10団体

平穏に不協和音が

平穏に不協和音が

演劇企画集団LondonPANDA(宮城県)

★審査員より(高野しのぶ)
劇作家、演出家の大河原準介さんが2007年に東京で旗揚げした演劇企画集団LondonPANDAは、大河原さんのロンドン遊学後、2016年に拠点を仙台に移されました。最終選考対象となる東京・仙台ツアーのスタッフ、キャストには両地域の人材が参加しており、地域横断的な活動が目を引きます。東京で俳優としてワークショップに参加し、仙台では講師を招いて俳優ワークショップを開催するなどして、大河原さんが地道に積み重ねた研究と実践が、今公演にも反映されることと期待します。エディンバラ・フェスティバル・フリンジへの参加を目指す一歩としての、英語字幕付き上演も楽しみです。

最終10団体

二ツ巴-Futatsudomoe-

二ツ巴-Futatsudomoe-

壱劇屋(大阪府)

★審査員より(橘康仁)
以前「CoRich舞台芸術まつり!」では『SQUARE AREA』を観劇させて頂きました。マイム的な物語の作り方がとても新鮮でしたし、今度はどんな作品が見れるのか楽しみにしています。そしてCoRichというメディアへの貢献度も当然評価ポイントだったと思います。宣伝やファンとのコミュニケーション能力の高さは、これからの時代に必要なものだと思います。そういったことまで含めての“体験”を作り出そうとしている壱劇屋に今年も期待しています。

最終10団体

さようなら

さようなら

オパンポン創造社(大阪府)

★審査員より(鈴木理映子)
旗揚げ15年を迎えた中堅ユニットが、関西を拠点にしつつ、再演も経た自信作を手に、全国に出会いを求めるという、素朴ではありますが真摯なビジョン。応募順一番乗りを果たし、さらに「観たい」クチコミや「応募コメント」も充実させる、いい意味でのぬかりのなさ、やる気も目を引きました。応募作に描かれるという「地方にとどまる若者たちの鬱積」が、「元・地方の若者たち」も多く住む東京にどのように響くのか、楽しみにしています。

最終10団体

青春超特急

青春超特急

20歳の国(東京都)

★審査員より(橘康仁)
以前「CoRich舞台芸術まつり!」では『保健体育B』を観劇させて頂きました。その時は、上演中にこれでもかというくらいの『キス』シーンがあり、ドラマや映画には無い“生っぽさ”が印象的でした(あと『カラオケ』のシーンも)。「王道」を進み「青春」的な物語で、人間の普遍性と人生のかけがえのなさを描くというのが劇団のコンセプトということですが、今回もどんな「青春」を見せてくれるか楽しみです。

最終10団体

iaku演劇作品集

iaku演劇作品集

iaku(大阪府)

★審査員より(川添史子)
劇作家・演出家の横山拓也が2012年に立ち上げた演劇ユニット。大阪を拠点に全国各地で再演ツアーをしており、精緻で丁寧に練られた会話劇が特色です。公演ごとに集められる俳優も常に魅力的で楽しみの一つ。新作が次々と求められ消費されていく小劇場の中にあり、再演で作品をブラッシュアップしていくスタイルを示している点にも注目しています。4作品を連続上演する「iaku演劇作品集」から審査対象作品は2017年に初演された『粛々と運針』。2009年『エダニク』で第15回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞、2013年『人の気も知らないで』で第1回せんだい短編戯曲賞受賞、2017年に『ハイツブリが飛ぶのを』(脚本)で第72回文化庁芸術祭賞新人賞(関西公演)を受賞。

最終10団体

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しあわせ学級崩壊(東京都)

★審査員より(山﨑健太)
「ライブ演劇」「四つ打ち演劇」を掲げるしあわせ学級崩壊。昨年は惜しくも「あと一歩」となりましたが、今年の応募文章も非常にユニーク、かつ、私のようなしあわせ学級崩壊の作品を観たことのない人にも十分アピールするものでした。単にユニークであるだけでなく、その手法を用いることの意味をきちんと言葉にしようとしている点にも好感を持ちました。意味と無意味、0と1を行き来するLIVEを体感できるのを楽しみにしています。

以上の10作品です!
次の最終審査では、審査員が実際に公演を見に行きます。

CoRichメンバーもクチコミをして
全国の舞台芸術ファンみんなで盛り上がろう!

戯曲と批評を併載する演劇批評誌『紙背』(山﨑健太編集・執筆)とのコラボレーション決定!

紙背


グランプリ、準グランプリ受賞作の戯曲と劇評を『紙背』五号(2018年内発売予定)に掲載します。
※戯曲がない場合は演出ノートなどの掲載も検討します。
※辞退可能です。

最後まで候補に残っていた、大変惜しかった作品です。
“審査員注目の作品”として公表させていただきます。※初日順

崎田ゆかりの夜物語『アラビアン・ナイト』 ゲッコーパレード(埼玉県)
嗚呼、萬朝報! 温泉ドラゴン(東京都)
しずかミラクル コトリ会議(大阪府)
「CoRich舞台芸術まつり!2019春」開催決定!

たくさんのご応募をお待ちしております!

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