最新の観てきた!クチコミ一覧

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『羅生門』『命を弄ぶ男ふたり』

『羅生門』『命を弄ぶ男ふたり』

シルクラブ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

セット券で、大阪で羅生門拝見
京都の方が観客は多かったかな
内容は羅生門をかなりアレンジしていると思えたが、人の置かれた立場や心境を上手く表現出来ていたと思います
来年も是非

クレイジーレイン

クレイジーレイン

なにわニコルソンズ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/18 (日)上演中

予約受付中

実演鑑賞

満足度★★★★

初日拝見
四人の刑事の置かれている立場が次々と明らかになりながら…
内容初観で、とても面白かったあ

オワリカラハジマル

オワリカラハジマル

AI・HALL

AI・HALL(兵庫県)

2026/01/12 (月) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

アイホール最後の劇塾
流石最後の遊気舎劇団員さんの戯曲が1番良かったです

真夜中、どこかで、誰かが。

真夜中、どこかで、誰かが。

ライランドプロジェクト

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2026/01/10 (土) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ラジオで繋がる4作品のオムニバス
最後の作品が特に良かったです
欲を言うと、4作品が最後に上手く繋がれば尚良しかな(単独作品)

MAKE 芸劇 GREAT AGAIN

MAKE 芸劇 GREAT AGAIN

東葛スポーツ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2026/01/08 (木) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

久々の東葛スポーツ観戦(観劇、というより観戦の趣)・・そう言えば今回の芸劇イーストの3.5面客席(一面は金山氏のDJブース、その脇に斜め方向に観る若干の座席群あり)に囲まれた四角はリングであった。出口の反対側奥に伸びる道からファッションショーよろしくリングにマイクを持って登場して、ガナり、去るというスタイル。もっと思い出せば、出演者皆が赤いジャージの上下にサングラス(髪は揃えたようなストレート)姿で一等最初に登場するのは、受付から直行してすぐ(右側)の入口。そして実はその直前までカメラがリアルタイムで彼女らの会場への移動を追い、その映像は舞台上方の受像パネル(各客席群から見える)に映される。まず車のドアを開けて登場するのが川上女史。声で判ると笑いが起きる。ラップ調の挑発ワードを喋りながら歩く彼女らをカメラがとらえ、さながら格闘技選手双方の入場直前の表情を映して実況する様式(まあこれをパロってるのは間違いなし)を、自らが喋りながらやる恰好だ。
なお劇場入口には耳栓が自由に取れるよう置いてあるが、改めて観劇前、主宰自ら「爆音」注意のアナウンスがあり、「今日一の音量を試しに出します」と、鳴らした音が確かに大きい。耳栓を求めかけたが、折角だからと覚悟して臨む。
選曲がダイナミック。曲に合わせてラップの披露。序盤は一曲ずつのオンステージの趣きで、共通するのは挑戦的・挑発的な言語チョイス、テーマはタイトル通り「芸劇」そして「演劇」だ。金山氏が好んで取り上げるいじりネタでもあった小演劇、俳優また演劇界の現状への皮肉や批評そして自虐ネタに、演劇ファンが強く共感する言語群が踊るパフォーマンスである。その合間にラップでない地語りや、芸劇ディレクター(本物っぽい)の登場、彼へのクイズ(演目を選ぶ「目」が必要だから認定試験を行なうとして視力検査をもじった「右・左」を政治的右・左に掛けて答えさせる)くだり等、バラエティに富む。開演前の挨拶が開演時刻に始まり、終演が1時間半切るくらいの長さ。
思い出した事を順不同に書けば、金山氏は時折プライベート情報を自分いじりネタとして忍ばせる事があるが、ある常連女優の慶事が推測される映像がチラッと目に入る。そんな一コマが不思議と舞台の情趣に色を点す。

一点、先に難点を書いておけば、この金山というオッサンは(私もオッサンだが)下町の右翼じじいとでも銘打つのが居ずまいとして相応しく思える(これ自体は難点とは言えないが..)。トランプ支持まっしぐら、高市万歳という感じである(と思しいくだりがある)。米粒写経の漫才やスタンダップにも感じた「そこだけ違うんだけどな・・」という違和感を棘のように残すのが、全て引っくるめて「風刺」と寛容にまとめるのが賢明か、やはり右翼のオッサンと言ってやるのがむしろリスペクトであるのかはともかく、東葛の特徴であった事を(忘れていたが)思い出した。
いずれにせよ、小さなスペースでやってた基本ラップのパフォーマンスが、芸劇の空間で水を得た魚の如く、鳥の如く気ままに遊び尽す様を見て、金山氏の舞台構築の才能を改めて痛感する。
舞台から熱を送り続けるパフォーマーは言うまでもない、自分のペースでなくリズムに乗せ、詰め詰めに当てはめた「歌詞」を喋くりまくる女優たち。台詞量も半端ない。東葛の常連たちというのがまたユニークである。菊池明明(ナイロン100℃)、佐々木幸子(元野鳩)、川上友里(はえぎわ)、森本華(ロロ)、川﨑麻里子(ナカゴー)、長井短、名古屋愛(青年団)と出自がほぼ被らない「選りすぐり」の東葛レディが、パフォーマンス中に吐露して(台詞だが)曰く、劇評家らしいのが「ただ残念な事は、サングラスで俳優の表情の変化が隠されてしまい、さぞ女優たちももどかしく思った事だろう」なんて書いてるが、言っとくが最後までサングラスかけていいって言われてっから私らこれやれてんだよ!
言語チョイスがエグい。韻を踏むのは必須として、攻撃対象への最後の「とどめ」の言語を探り当てる才能は無二にも思える。参照事項は政治、スポーツ、芸能、時事何でもござれで得意分野は当然あるのだろうが多岐に亘り、飲みやすい参照例を混入して薬も飲みやすく脳内に入ってくる。
何より驚きは本公演に持ちネタを掛ける事をやらず、芸劇で上演をやる事になった、という所から話は始まること。演劇ネタの爆裂批評と、真摯な演劇人の叫びを漫談よろしく入れ替わり立ち替わり様々なトーンでシャウトし、歌い、溜飲を下げる(個々には異論もあり得るにせよ)ステージであった。

ネタバレBOX

具体的に覚えてるくだり。芸劇ではまずない3,500円の当日精算に触れ、正月一発目の芸劇公演の経緯にも触れてネタにする。
3,500円はモダンスイマーズの例があるが、確かに当日精算は珍しく、これについて訊かれて答えるに、クレジットカードを作れない人のためにだ、と、どストレートに質問者の喉元に刃を突きつける。小劇場女優にクレカは作れない・・とカード審査のやり取りを歌詞にして実態を描き出す。売れない劇でギャラは無い事もあるって生活手段でもないのに職業人を語る勿れ、え?家は持ち家「これはお見それしました」。が、あんたらがやってる事それって世間では「趣味」。職業欄に書くんじゃねえ! 結婚して初めてカードを手にした・・云々。
値段の件。これだけの舞台とても自分らの力では作れなかった、映像、音、そして照明、こっちのリクエストにそれぞれが持ち込んだ技術、機材、献身的仕事に感謝してもしきれねえ。この人たちを紹介したい(と実名を挙げてで賛辞)。こうして出来たこのステージ、当然一人3500円でペイできるはずもねえ。なら何故この料金なんですか? 実家のどこそこから○○まで二時間高速乗って行ける料金が3700幾ら。せめてそれ以下にしたいってのが理由。まあそれなりの料金取ってる芝居を観て、レビューかなんかに「今までにない風景が見れた」とか書いてる人いるけど、高速飛ばして行ってみてご覧よ!その半分の料金で今まで見なかった風景が見れるって。・・これに止まらず皮肉は炸裂し続けるのである。本日千秋楽につき勧めても仕方ないが、一度見てみても良いパフォーマンス。

「右翼のオッサン」と評したあたりについては、いつかまた。
狩場の悲劇

狩場の悲劇

ニ兎社

兵庫県立芸術文化センター 中ホール(兵庫県)

2026/01/04 (日) ~ 2026/01/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/01/04 (日) 13:00

「狩場の悲劇」はチェーホフの半ロマン・半ミステリーの長編小説として発表されている。永井愛脚色・演出。妖精オーレ二カ(川添野愛)がイキイキしている。優しさ故に様々な男に惑わされる。元予審判事・セリョージャ(溝端淳平)との濃厚キスシーンは最後のシーンを予感させる。謎解き物語の面白さがメインではある。それぞれの俳優人も熱演。

インターネ島エクスプローラー

インターネ島エクスプローラー

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2026/01/07 (水) ~ 2026/01/25 (日)上演中

実演鑑賞

満足度★★★★

本多さんが退団されていますが、会場の観客は満杯でした。アフタートークの時に帰る方は、むしろ減って、アフタートークも全部見る方がほとんどでした。

ネタバレBOX

暗転が、山ほどあるので、隣りの女性は、寝てらっしゃいました。
2時間10分ですが、いつも通り楽しい舞台でした。
新しい方が主人公をされていました。主人公の同級生も、客演でした。
本来のメンバーが出ると、あーヨーロッパ企画ってこれだよね。
と安心しました。

やっぱり本多さんが出て欲しい。
MAKE 芸劇 GREAT AGAIN

MAKE 芸劇 GREAT AGAIN

東葛スポーツ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2026/01/08 (木) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

東葛スポーツの『MAKE 芸劇 GREAT AGAIN』を観劇。

 演劇というよりラップをする劇団で、2023年・岸田國士戯曲賞受賞というから驚きだ。以前に一度だけ観たが、ひたすら社会に対してディスっていた。
今作は川上友里と長井短が出演しているので、どうなるのだろうか?と思っていたが、やはり同じだった。
 内容は演劇界隈や東京芸術劇場など、業界の裏話しを爆音とラップのテンポに乗りながらディスっているので、普段の演劇鑑賞から得る事のない興奮を感じられた。内容から将来の演劇界に対する不安を示しているのは確かだ。その不安は何か?野田秀樹だ。今や演劇界は野田秀樹なくしては考えられなく、彼を抜きにしては語れない状態だ。一人勝ちの野田秀樹に誰も太刀打ち出来ない演劇人の焦りがラップの歌詞から感じられる。
 今作に出演している川上友里が、4月公演の野田秀樹の新作に出演が決まっていて、それをディスりながら、川上友里が野田秀樹の生首を持って現れてきてしまうのには大笑いだ。ラップという形を取りながら、現実に置かれている状況をしっかりと見据えていて、作っている作家は大真面目のようだ。決して物語には酔えない作風だが、侮れない劇団だ。
 そういえば野田秀樹がこの劇団の岸田國士戯曲賞の選票で、「第二のつかこうへいが現れた」と述べていたが、作家の眼差しは同じのようだ。
親子で楽しむ『あらしのよるに』読み聞かせと音楽スペシャルイベント

親子で楽しむ『あらしのよるに』読み聞かせと音楽スペシャルイベント

キューブ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2026/01/12 (月) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/01/12 (月) 17:00

座席C列5番

価格3,495円

素敵だ!続編を期待して!!

エキセントリックプラネットモデル

エキセントリックプラネットモデル

あひるなんちゃら

駅前劇場(東京都)

2025/11/06 (木) ~ 2025/11/09 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

あひるなんちゃら『エキセントリックプラネットモデル』は、令和の『イムジン河』だったのだ!?

配信にて。

世界や社会の分断が続く。
ついにアノ「あひるなんちゃら」が「分断」を扱う日がくるとは思わなかった。

今回のあひるなんちゃら『エキセントリックプラネットモデル』は、令和の『イムジン河』だったのだ。

『イムジン河』は、イムジン河で分断された朝鮮半島を歌った北朝鮮の歌である。
日本では、ザ・フォーク・クルセダーズが歌い、自主規制で発売中止となった。

あひるなんちゃらでは、独立した東京と川で隔てた埼玉が舞台となる。

「北の大地から 南の空へ
 飛びゆく鳥よ 自由の使者よ
 だれが祖国を 二つにわけてしまったの
 誰が祖国をわけてしまったの」

という歌詞のように、「飛べない鳥」のあひるが両方の「国」を自由に行き交う。
あひるなんちゃらで、「北の大地から南の空へ」行くのは「あひる」なんですよね。
(埼玉が北なのか! そうなのか!)

バンドのメンバーが生き別れになってしまったという設定も含め、考えようによっては、なかなか意味深な設定だ。

逃げ出して自由を得たあひるは、東京に行くものの、簡単に埼玉に戻ってきてしまう。
あひるは、「自由はいらない」と考えたのだろうか、それとも「いつでも行き来できるよ」ということなのだろうか。
それは、人民の偉大なる指導者、賢明なる指導者である、作・演の関村俊介様のみが知るところであろう。

佐藤達さんが、かつてアイドルだったという設定は、劇場にいたらたぶん1人大笑いした自信がある。
スタジオ空洞で、『アイドルスター☆トール!』を観ていたので。
この演目は大好きだ。

で、まあ内容はいつもの、なんちゃらな感じだったけど、声出して笑ってしまう率は高かったと言える。
特にソレ「あひる」なのか! と知ったときの驚きと笑いが好きである。
大変面白かった。

ネタバレにはこの公演と直接関係ないことなどを。

ネタバレBOX

で、この作品とは直接関係はないのだが、あひるなんちゃらの「(言わば)突っ込み役」の人は、上手い人が多い。
かつて出演していた黒岩三佳さん(突っ込みと、ときどきぼけも)を筆頭に、異儀田夏葉さんたちの上手さは他劇団での出演を観ると実感できる。
この2人は、とにかく凄い。
あひるなんちゃらでは、2人は別のタイプの突っ込みなのだが、それぞれがそれぞれの「間」がいいのだ。
他の劇団では、黒岩三佳さんは鋭く、異儀田夏葉さんは細かく繊細な表現で感情を伝える。
上手い。

突っ込みでは堀靖明さんという、「演劇突っ込み界の化け物」もあひるなんちゃらにも出ていて、この方はMCRでもパラドックス定数でも鋭く突っ込んでいる。
もうひとり根津茂尚という突っ込み・ぼけの二刀流の達人がいるが、彼はどんな舞台に出ていてもきれいにハマる上手さがある。

このようにあひるなんちゃらの「突っ込み役」の人には、前から注目している。

現在その役回りには何人かいるが、特に石澤美和さんのやさしく「違うよ」と伝えるぐらいの突っ込みと、一回飲み込む感じの突っ込みが心地良く、期待大なのである。

とは言え、偉大なる指導者に訳のわからないことを何年も何年も言わされ続けている、ぼけ役の篠本美帆さんも大変だな、とは思っている。
声のトーンとか佇まいとか適役すぎて、この方がずっとその役を担わされているのだから。
どりーむぼっくす

どりーむぼっくす

劇団 SUPER TAICHIMON

赤坂CHANCEシアター(東京都)

2026/01/10 (土) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/01/12 (月) 13:00

キャストさんみんなの演技力がすごかったし、笑いあり涙ありでストーリーがとっても感動しました🥹

ネタバレBOX

たくさんのクラシック音楽だったりカーペンターズの「青春の輝き」がかかってましたし、選曲がすばらしかったです♪
タバコの害について

タバコの害について

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2026/01/08 (木) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 今迄と大分上演形態が変わった。ロシア史に足跡を残した様々な(ソ連時代も含む)政治的指導者・支配者等の写真と名、生きた時代を誕生と死の年によって表現したパネルが観客席の下手、上手壁に貼られている点だ。1点だけ観客席最前列に置かれているのが、プーチンのパネル。パネル脇には取り扱い注意と記された赤色の注意書きが見える。

ネタバレBOX


 板上は、今迄通りセンター奥に置かれた演台。下手奥に脚立。上手に荷物の置ける台。
基本的には益田 喜晴さんの一人芝居だが、MC等も務める紗モカさん。歌を歌ったりもしてくれる助手である。
 今回の趣向はロシアという地域の広大さを示す表示及び歴史を示す人々十数名の写真パネルで囲まれた空間内で紡がれるチェーホフという医師であり天才劇作家でもあった人物が、同時代の一般の人々からどのように評価されていたか、その評価をチェーホフ自身がどのように捉え感じていたか殊に人間が大きな影響を与え破壊してしまう大自然を擁護するチェーホフの見解について、多くの一般人が理解せず絵空事だと感じていたであろう大多数の意見に対してたった独り立ち向かう己の姿を冷徹に観てしまう彼の才能と観察眼がチェーホフ本人に齎した心理的負担は極めて由々しきものだったと思われる。今作の最終盤のワンシーンでキリストの磔刑を模したシーンはその象徴として見事であった。老いたチェーホフの化身たる講演者と若い女性助手の歌と切れのある振り付けが対比されることで強調されている点も効果的だ。
 
タバコの害について

タバコの害について

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2026/01/08 (木) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最高のニューヒン先生でした!!天才肌の主演とアイドルより可愛い役者の組合せで安心して観ていましたが、途中、満席会場の一体感が良い意味で新鮮でした。6月の公演も楽しみです。

クレイジーレイン

クレイジーレイン

なにわニコルソンズ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/18 (日)上演中

予約受付中

実演鑑賞

満足度★★★★★

ネタバレBoxにコメント

ネタバレBOX

始まりは和やかでしたのに、後半それぞれの秘密が明かされ最悪の結末へ。
最後背筋がゾッとしたけれど、嫌な感情は残らないそんな作品でした。
【再演】真珠、笑って。

【再演】真珠、笑って。

scorpion

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2026/01/12 (月) 12:00

105分。休憩なし。

OIL

OIL

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/18 (日)上演中

予約受付中

実演鑑賞

満足度★★★★★

趣向を変えた公演をしばしば行う燐光群ではあるが今回はまた随分と色の違う舞台・・と観始め感心しきりだったが、改めて布陣を見れば、そうであった。今回はこのかん燐光群の演出助手に名を連ねていた村野女史による「演出」であった。燐光群常連の客演もいるが新顔と思しい俳優も含め数名の舞台(燐光群俳優は猪熊氏くらい)。舞台美術の趣きも同じく抽象舞台の多い燐光群とも異なる(犬猫会に通じる?)曰くあり気に見える抽象性で(使われた数台のテーブルは前回「高知パルプ」のものかも)。
昨年来しばしば遭遇する人間の本質を抉る作劇のこれも一つ。「KYOTO」のCo2を今度は石油に置き換えたドキュメンタリータッチの劇を想像していたが、人間ドラマ、親子のドラマである。ただしそのタッチは独特で、背後に人間とエネルギー(石油)の関係、文明論が静かに流れている。俳優力を要する戯曲(いやどんな芝居もそうだとは言え)を見事に俳優力で舞台に上げたと言える仕事。この企画を燐光群でやった事が面白い。

タバコの害について

タバコの害について

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2026/01/08 (木) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

よく目にするチェーホフのこの演目の題名、一人芝居に挑戦する演目と認識していたが(で夢現舎のも配信映像で見ていたのだが)、今回改めて鑑賞し、その本質を堪能したような。もっとも今回は二人芝居の仕立て(劇中さらにもう一人登場)、現代日本の風俗も入れ込み、しかも客をいじりまくって(夢現舎新春興行公演に寄せたのか?は不明)とにかく話は逸れまくり寄り道脇道、縦横無尽。何時になったらその演題の講話が始まるのか、とクスクス笑いを起こしたくなるが、「タバコの害について」と題された講演を聴く我々は聴衆として、いつしか劇中に迷い込んでいる。ゆえに、舞台上の事象を第三者的に傍観する者になり切れない曖昧な場所に置かれる。何しろ演者は終始こちらを向いて喋っている。冒頭からソ連・ロシアの歴代皇帝や大統領の紹介に始まり、さ、前置きが長くなったが本題へ、と言った先から話は取っ散らかる様、これが延々と続くのに半ば呆れるのだが、白けた顔で見ている助手の存在が本バージョンの特色だろう。芝居の導入もこの女性が担い、途中茶々を入れたり、何かやったりするが、ネタバレはこのへんまで。
チェーホフ作品の「笑」の要素を煎じ詰めた、という意味でのこの演目の本質を手渡された気になっている。夢現舎の新春公演であった。

きらきら、またね。

きらきら、またね。

深沢萌華・山本こころ

遊空間がざびぃ(東京都)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/11 (日)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2026/01/11 (日) 12:00

年始そうそう、今年のベストを観てしまった。これまでの観劇経験からしてここまで心を揺さぶって来る上演作品はこれから1年間観ることはそう無いだろうと判っていて、そう思わせる上演だった。

そして主役の方(劇団四季のご出身で/楽曲の歌唱が多い)が深沢萌華さんなんだと思っていたら、終演後の説明で深沢さんの喉の調子が悪く今日は役を入れ替えての上演だったと伺って驚いた。プロフィールを拝見して歌唱を難なく歌い切っておられるのに十分以上の経歴/キャリアを持っておられる方だと納得している。それにしても役を入れ替えての上演だったとは!

この作品のプロデューサーで、作/演出の深沢萌華さん、とても初めてお書きになったとは思えない。脚本は改善の余地があるのだろうが、設定/展開はしっかりとしていて、演出でのテンポも良く、観ていて時間の経過を追うのではなく、物語の先を先はと展開を追っていてた。話の展開からこの物語をどう閉じる/終えるのかと、そこが難しいなと思いながら観ていたけど最後も見事だった。

皆さんにお勧めしたかった。が、拝見したのがこの上演が千秋楽!皆さんに観ていただきたかった!

MAKE 芸劇 GREAT AGAIN

MAKE 芸劇 GREAT AGAIN

東葛スポーツ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2026/01/08 (木) ~ 2026/01/12 (月)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2026/01/10 (土) 14:00

東葛スポーツ『MAKE 芸劇 GREAT AGAIN』@東京芸術劇場 シアターイースト
最前列で爆音を浴びるつもりが、爆音どころか、床に置いた足裏が♬ 背中を付けている座席から♫ 巨大スピーカーが揺らす強烈なバイブレーション♪ いやー芸劇を迎撃する東葛スポーツ♪ 新年の観劇始めに相応しい迎劇♫

今年の初観劇に相応しい上演作品だった。

上演中なのに、東京芸術劇場の外の看板には東葛スポーツの『MAKE 芸劇 GREAT AGAIN』のポスターは見当たらない。そして劇場のシアターイーストの表のポスターの掲示パネルには、東葛スポーツとだけあるコピー用紙での表示(コピー用紙としたのは当方の推測)のみ(右隣のシアターウエストのポスターと比較あれ!) そして、この作品名の掲示たるや!シアター1010 ミニシアター(稽古場1)で上演する時と何も変わらないとの気概が 笑!  

OIL

OIL

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2026/01/09 (金) ~ 2026/01/18 (日)上演中

予約受付中

実演鑑賞

満足度★★★★

少し変わった興味深い作品で、なかなか難しいところもある。一人の女性の半生とその娘との愛と葛藤、閉塞感と自由への欲求、生活の維持、生への欲望、孤独などが描かれ、「OIL」はそれらの心的エネルギーの象徴として絡められていると感じられた。ストーリーは5つの時代に分けられているが(最後は2050年代?よく見えなかった)、それらは同じ人物の話なのだろうかと疑うほどガラッと変わる印象があり、その一つ一つは面白いとしても、まとまりにくさは否めない。一筋縄にはいかない台本と思われ、上演は簡単ではなかったのではないかと想像する。2時間半ぐらいと思うが、休憩なしで通したので少々つらいものがあり、5部に分かれているのなら途中どこかで休憩を挟んでも良かったのではないか。それにしても、森尾舞氏は一流の舞台俳優だな、と。

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