
お台場SHOW-GEKI城「センチメンタル☆草津」
ブラジル
フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)
2007/12/15 (土) ~ 2007/12/19 (水)公演終了
満足度★★★
エログロだよ山田さん!
賛否がはっきり分かれる作品になったと思う。ちなみに私は好き(笑)。
演劇祭、しかも特殊な観客が想定される今回のような企画に、あえてこの作品で挑んだブラジリィー・アン・山田さんは、すごいと思った。
セットの無い舞台上。観客は、演じる俳優に注目するしかない状況。俳優を徹底的に追い込んだ脚本や演出は、ホント観客に対する挑戦だった。
そして、初期のブラジルの作品だけあって、たしかにエログロだった(笑)。それにしても「○盛り」って(笑)。
「センチメンタル☆草津」と言う物語には、ブラジリィー・アン・山田さんの脚本らしい、魅力あふれる人物がたくさん描かれていた。
劇団員の辰巳さんの役なんかは、とても「ブラジル」らしいなと思った。また、辰巳さんもちょっと不思議な役を魅力的に演じられていたと思った。
また、中川さんの芝居は、いつも安定しててすごく印象に残る。良い俳優だと改めて感じた。
少し気になったのは、70分という時間の中には、収まりきれないほどの人間模様だった気がしてしまったことと、俳優のテンションがもっとあっても良かったのではと感じてしまったこと。
いろいろ良かっただけに、もったいないなーと思ってしまった。

GOOD NIGHT ALLIGATOR
机上風景
イワト劇場(東京都)
2007/12/19 (水) ~ 2007/12/23 (日)公演終了
満足度★★★
人間の陰の部分
これははっきり劇評は分かれるでしょうね。
要はワニはどーでもいいのよね、そこに関わる人間模様ですわね。
それぞれが金目当てに下水道をうろつく訳だけれど、職業は関係なくニンゲンの本質が見え隠れする。
一度破綻した夫婦がよりを戻そうとした矢先、土壇場になって元妻を蹴落とし自分の命可愛さに一人逃げる元夫。
木下鈴を演じる石黒陽子が不思議な違和感で笑いを引っ張る。
これを受けるか受けないかは個人の感性に託すしかないのだろうけれど、ワタクシは笑った。
まあ、たまにはこんなニンゲンの本質を探る芝居もあり。と評価する。

トカトントン ―唄を忘れた純友は―
劇団地上3mm
小劇場 楽園(東京都)
2007/12/21 (金) ~ 2007/12/28 (金)公演終了
満足度★
お笑い?
全体的に何を言いたかったのでしょう?
お笑いのようだがそうでない。
だって、笑えない。笑えるところは2箇所くらい。。
それでも2~3人位しか笑ってない。
最後まで理解出来なかった。

スティ★ジ~ザッス!!!
劇団コスモル
OFF・OFFシアター(東京都)
2007/12/22 (土) ~ 2007/12/29 (土)公演終了
満足度★★
学芸会レベル
このくらいの芝居なら今時、高校生の学芸会でも観られる。
こういう言い方をすると、高校生をなめてるかも?
芝居の途中、アキバ系のメイド服で(めいど☆ぷるとにうむ+)歌をお披露目するシーンがあるわけさ。
マニアはきっと嬉しいのだろう。前列に陣取り目をサラのようにして振り付けも一緒にしている所を観ると・・・・そりゃあ、一般人はひきますって!wwキモィ。
こういう芝居を観る度に言いたい!
『本気で勝負しろよ!』
観客をなめてます。
客席は半分くらい埋まってた。
ただ一つ、感激した事はこの世のまりあを演じた砂糖マキ!
彼女の演技は素晴らしかった!ここに来て良かった!と思えたのはこれだけです。

Good Morning Everything
elePHANTMoon
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/12/14 (金) ~ 2007/12/18 (火)公演終了
あ、ホントだ。
乞局っぽい。アフタートークで乞局の下西さんがいらして、作演の方が「似てるって言われるんです」というお話を。ホントだ。確かに似てますね。それぞれやろうとしている事の違いをトークしていましたが、結果的に同じに観えてたらやっぱり違いはあんまりないって事になってしまうんじゃないかな…、と。

お台場SHOW-GEKI城『親兄弟にバレる』
柿喰う客
フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)
2007/12/15 (土) ~ 2007/12/20 (木)公演終了
最前列だった。
横を見るとなんか偉そうな人がいました。審査員だったのでしょうか。それともフジテレビ関係者?いずれにしろ、そういう立場の人が前のほうに座る日本の風習ってどうなのかと思いますね。それに対しての良し悪しもありました。まず良しは、前のほうだと舞台を見上げてしまって観辛かった。観やすい席こそ一般客が座るべき。そして悪しは、前列が平然と観ていた事。その分それ以降の後列の客には「面白くなさそうにしている他の客」が視界に入っていたと思います。上演中に私の後ろの列で結構大きめな声の会話が聞こえました。つまり前から2列目。役者にも聞こえていたでしょう。そもそも舞台の作りも悪かったですね。目立つところに「お台場SHOW-GEKI城」ってプレートがあるもんだから、芝居を観てても「あぁ。作り物だなぁ」と感じる。自然体の芝居をやるには向いていなかったかな。あのスペースってそもそもは記者会見とか舞台挨拶で使ってるのでしょうか。
【補足】
システム的に席はランダムだったみたいですね。たまたま私の近くに偉そうな人がいただけみたい。あんまり静観していたもので、ついそうなのかと。
演目については下記にて。

エキストラ(再演)
劇団東京ヴォードヴィルショー
福岡市民会館(福岡県)
2007/12/23 (日) ~ 2007/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★
今年の観劇納め
今年ラストを気持ちよく納めることができた(^^)v
あ~!おもろかった!! 脚本も役者も魅力的!!!
会場もほぼ満席で、いろんな客層がいて、
カーテンコールでB作さんが「メリークリスマス!」とか「よいお年を~!」
とか言いながらぶんぶん手を振ってるのが見えて心があったかくなった。

俺たちに他意はない
シベリア少女鉄道
赤坂RED/THEATER(東京都)
2007/12/15 (土) ~ 2007/12/24 (月)公演終了
満足度★★★
数と勢い
前作は構成で笑わせて、今作は数と勢いで笑わせるって感じかな。
ネタ編は、知ってるネタが多く楽しめた(笑った)けれど、若者割引があるのは、若いと元ネタがわからないためかと思ったりして。

お台場SHOW-GEKI城「ハリウッド」
劇団上田
フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)
2007/12/23 (日) ~ 2007/12/27 (木)公演終了
満足度★★★
上田ワールド満載な作品だったが・・・
ココに合わせての新作だったので、全体的にまとまっていたし、この劇団がやりたいコトが全て詰まっていた作品だったと思うけど、ソロ部分での中弛みがちと目立ってしまったのは残念。

お台場SHOW-GEKI城「ワスレモノ」
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)
2007/12/22 (土) ~ 2007/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★
上手にまとめていたかな・・・
120分モノの作品を登場人物をカットし、物語全体の流れを壊さずに70分にまとめ上げていた手法はアッパレ!
ただこれだけ上手にまとめ上げていると、ちょっとした違和感が引きずってしまったかな・・・

メリー
国分寺大人倶楽部
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/12/21 (金) ~ 2007/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★
芝居で食べていくこと
劇団初見。見ておいてよかったです。
冒頭のシーンで、ついていけない芝居かなと思いましたが、
最後には、作り手の「志」の高さにやられました。
公演パンフにおいて、
脚本・演出の河西さんが「誠実に作りすぎた」と書いている一方で、
主役の人の「今後の予定」が「就職」になっていて、
「芝居で食べていくこと」の覚悟が、芝居に込められているように感じました。
あと、チラシの「まずいラーメン」と「セックス」の話は余計だと思う。

ア・ラ・カルト
青山円形劇場
青山円形劇場(東京都)
2007/11/30 (金) ~ 2007/12/26 (水)公演終了
満足度★★★★
最高のマンネリズム!
まだア・ラ・カルト2年目ですが、既に年末はこれを見ないと終わらない気分です。きっと来年も行きます。
今年のビジターは筒井道隆さん。何というか、あいかわらずの筒井くんっぷりでした(笑)。

死んでる体重
たすいち
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2007/12/21 (金) ~ 2007/12/24 (月)公演終了
満足度★
エンタテイメント失格。
テーマをエンタテイメントにしきれずに終わった印象。
話を進めることが目的になってしまい、台詞はもちろん物語への気遣いがほぼ感じられない。
これが「現代っ子のエンタテイメント」だと言うならば、語るに落ちる。
役者陣に関しても、まったく覇気が感じられず、舞台に上がる意味を見出せない。
桜美林大学の佐賀モトキが一人気を吐いた。一人では手遅れなんだけど。
こんなに長い75分もなかった。
作・演出である目崎剛の前作『FIRE LIGHT』に希望を持てただけに、今回の失望は取り返しのつかないくらい大きい。

キル
NODA・MAP
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/12/07 (金) ~ 2008/01/31 (木)公演終了
満足度★★
「キル」を観てきました
初演を観て、「キル」は自分の中でとても好きな作品の一つになりました。
総合演出のすばらしさと、役者のすばらしさと。
今回観て。
妻夫木さんが第一声から声が出ていなかったことで、自分のイメージがガラガラと崩れていきました。とくに堤さんのテムジンが力強くみえたこともあって、か弱くみえてしまいました。
初舞台でこの役は難しかったのでは。
広末さんは無難にまとまっていたような気もします。可もなく不可もなくといったところ。
勝村さんや高田さんががんばっていても限界があるような。
絵柄の美しさや布の扱いはとてもきれいでしたが…。
好きな作品だけに辛口になってしまいます(苦笑)

偏路
劇団、本谷有希子
紀伊國屋ホール(東京都)
2007/12/14 (金) ~ 2007/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★
“らしさ”の向こう側?
本谷有希子の視線をそのままに、やわらかい筆ペンで戯曲を書いた印象。
もっとギスギスしててドロドロしてるのが“本谷らしさ”のようなイメージを持ってしまうんだけど、そういったところは今回は薄味。
“らしさ”は失ってはいないと思うけれど、“ふつう”の作品を描く人になったのかな、と思うとちょっと淋しい気もしたり。
前回公演『FFSNF』の揺り戻しが来たと思うと、何となく納得はするのだけど。
父娘である近藤芳正&馬渕英俚可を筆頭に、役者陣が抜群に素晴らしい。
本谷というよりは役者陣の印象が強い公演だったということになりそう。

恐れを知らぬ川上音二郎一座
東宝
シアタークリエ(東京都)
2007/11/07 (水) ~ 2007/12/30 (日)公演終了
満足度★★
芸術座跡じゃなくて、旧・日比谷みゆき座(映画館)跡
芸術座の後継劇場として宣伝されているシアタークリエ。
これは声高にいいたい、決して芸術座の跡じゃぁありません。
日比谷映画の入り口を流用しl、地下にあった日比谷みゆき座(映画館)を
改装しただけの、非常に、安っぽい簡易トイレのような劇場になってました。
12000円という商業演劇価格でありながら、劇場としての
「品格」が全くありません。
狭いロビーにはソファどころかベンチされもありません。
オシャレなスナックを壁にもたれて立って食べます。
男性トイレは5基しかなく、女性用の状況はわかりませんが
男性トイレは長蛇の列でした。
劇場の中も、ダクトむき出しコンクリートが張り巡った天井、低い天井。
重みのない床、ベニアのようなカーペット、そして狭い小さな椅子。
喫煙者は、外に出て、シャンテのゴジラ像の場所まで
行かされます。
とにかく圧迫感があり閉塞感がある劇場、
パルコやルテ銀、コクーンやシアターアプル、三越劇場にスペースゼロ、
どれよりも陳腐な劇場です。
劇団四季の劇場よりも、更に陳腐です。
20代の女性が考えた?支配人の劇場ですが、
きっと芝居を見たことないんじゃないか?と思うほど
おそまつな劇場。
「なんか、かわいいかも」
「なんか、おしゃれ、かも」
「なんか、かっこいいかも」
と、自己満足に浸った、おそまつな劇場。
女性らしさ、女性ならではの気配り、というイメージだけを
前面に出すことに熱心で、
本来の目的である利用者の立場を考えていない。
ファッション性だけを重視、「カフェ」気分を追いかけた、
若い女性だけが喜ぶ劇場、ゆえに
5000円程度の劇場にすべきでしょう。
「行きたくない劇場」の一つになりました。
現実から、別の世界にとても入れる雰囲気ではありません。
この劇場じゃ、内容はともかく、チケットは最大でも8000円が
限界でしょう。
そうそう、作品ですが
これは主役に全く力がない作品、その上、品がありません。
ユースケサンタマリアについては、台詞は噛むし、忘れるし
その度に客席を向いて、頭をかきかき、愛想笑い。
12000円の芝居ってことを、全く理解していない
勘違いも甚だしい出来。
常盤貴子は全く華がありません。
そもそも、みなが「ハ!」とするほどオーラのある女性の役なのに
最もオーラというか個性がありません。
もう何十回も公演を繰り返し千秋楽も近いのに
この出来栄えじゃ、ダメでしょう。
この二人以外は素晴らしいです。
何より堺正章は、さすが芸達者、彼のおかげで
ギリギリ芝居がもったといってもいいでしょう。
他の脇役の人も皆味わいがあり、見応えがありますが
その個性も全て主役の二人が邪魔をして、台無しにしています。
話の内容は、昔の三谷幸喜作品の焼き直し。
しかも3時間20分もある分、とても大味。
オリジナリティやカタルシスは全くなく、
まぁ商業演劇ですからパルコやルテ銀とは違う客層ってのが
前提かもしれませんが、
昔10年以上前に紀伊国屋で見た「ショウマストゴーオン」2時間の
作品を3時間20分にしただけの手抜き作品と言えましょう。
まぁ初めて劇場で見る人には
テレビで見たことある御馴染みの役者さんが、沢山出演するし、
話はわかりやすいので、そこそこいいかもしれません。
劇場にも行く機会の少ない人なら
「こんなもんだ」と思うからいいんでしょう。
でも僕には凡庸。
あぁスカっと満足する作品を見たい・・・。

メリー
国分寺大人倶楽部
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/12/21 (金) ~ 2007/12/24 (月)公演終了
満足度★★★
天然ということ。
リアル芝居を天然の人が作ったらこうなっちゃうのか、という稀有な感情を抱く。
後半の仕掛けには、正直「やっちゃった」感しか漂わなかったし、ラストは更に「やっちゃった」感が残ってしまって実に残念。
でも、仕掛けたことは評価したいし、少なくとも次回も観たいという気持ちを持てた。
主人公を演じた小斉英嗣にしてみても、実に稀有な存在感だった。
代わりが思いつかないほどにフィットしており、彼もまた極上の天然物だ。

KANADEHON忠臣蔵
花組芝居
シアターBRAVA!(大阪府)
2007/12/22 (土) ~ 2007/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
どうしてこんなことができるんだろう。
多分、これは花組芝居が目指していて、でもできるはずのなかった一つの到達点なんだと思う。
それは、“歌舞伎テイストを取り入れる”でもなく“歌舞伎をアレンジする”でもなく、“歌舞伎そのものを現代感覚に翻訳する”こと。もちろん、物語の核である“忠義”を現代感覚に置き換えることはできないけれど。
花組芝居の役者は、特に歌舞伎を観るわけではない人が多いらしいのに、台詞、所作、どうしてこんなにちゃんとできるのでしょう。今回は歌舞伎のビデオをたくさん観たらしいけれど、それでも。
加納さんが長い年月をかけて役者を育ててきた成果なんでしょうね。
これは一つの到達点、そしてここから始まる出発点ですね。20周年のトリにふさわしい作品だったと思います。

GOOD NIGHT ALLIGATOR
机上風景
イワト劇場(東京都)
2007/12/19 (水) ~ 2007/12/23 (日)公演終了
満足度★
厳しいですが
趣旨不明です。何が言いたいのか全く分かりません。ワニを視点としたコメディを予想していたのですが,そうではなく,だったら何がメインのコメディなのか。区民たちの人間模様としてもエキセントリックで,笑えるものでも同感できるのものでもなく,時間ばかりが悲しく過ぎていきました。

サボテンの花
演劇集団キャラメルボックス
シアターアプル(東京都)
2007/03/14 (水) ~ 2007/04/01 (日)公演終了
満足度★★
音楽…
キャラメルでは申し訳ないけれど、歌は…。
歌になると、ガクッときました。
ふつうに芝居をしていて、とてもおもしろいし、殺陣もダンスも良いのだから、歌は…。
歌に気を取られて内容がわかりにくかったので、もう一度観たいです。