最新の観てきた!クチコミ一覧

185141-185160件 / 189746件中
アルゴス坂の白い家-クリュタイメストラ-

アルゴス坂の白い家-クリュタイメストラ-

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2007/09/20 (木) ~ 2007/10/07 (日)公演終了

満足度★★

冗長散漫
川村戯曲らしい面白い仕掛けはいくつかあったとはいえ、全般的に整合性の乏しい、伝えたいことが不明確な舞台。役者も演出家もひたすらもがいている感じである。
休憩を含み2時間50分の公演時間はとても長く感じられた。

アインシュタイン・ショック

アインシュタイン・ショック

劇団ジャブジャブサーキット

ザ・スズナリ(東京都)

2007/09/20 (木) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足。
も1回観る予定。楽しみ。

ふたり咲き

ふたり咲き

荒木巴&温井摩耶

Duo STAGE BBs(東京都)

2007/09/20 (木) ~ 2007/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

初日
これだけ演芸色が強いと、初日のダンドリの悪さもお笑いに転化しちゃって無問題♪歌あり踊りありマジックあり、もちろん一人芝居もあり。
いろんなモノが見られて、とってもお得。



ネタバレBOX

一人芝居では「ポッケのワンピース」がメルヘンチックでよかった。
マジックの荒木巴さんには、たっぷり笑わせていただきました。
”この女たちワケアリ?”(仮)

”この女たちワケアリ?”(仮)

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

しもきた空間リバティ(東京都)

2007/09/15 (土) ~ 2007/09/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

すんばらしい!7つの人格
ワタクシの大好きな、ホント、大好きな、 AchiTION!の『7つの平岡真奈』 の感想を書けるというのでノリにのってるみさです!(^0^)


以下はネタバレBOXに。

ネタバレBOX

平岡真奈(河野好美)28歳。5年前にとある事故にあい、一時的な記憶喪失…失語症になってしまっていた。


ある医師(谷合りえ子)の元で治療を受け、日常に支障が無い所まで記憶は戻ったが明後日に控える結婚が真奈は不安で仕方がない。


記憶が全て戻るには後一歩の所まで治療は進んでいるが、肝心な事故の記憶が戻らない。


どうしても思い出せないのだ・・。


それはあの事故の・・・火事で自分の家族を失った時の記憶。燃え盛る自分の家を見ている真奈。

中には両親が居る。

助けなきゃ!・・・家に飛び込む真奈。


そこで何を見たのか・・・。



燃え盛る家に入ってから出るまでの失われた記憶。


この時真奈は何を見たのか?何があったのか?
真奈は結婚する前にどうしても思い出したいと言う。


医師はある治療法を提案する。


それは人格の統一!



自分の中にあるいくつかの人格を統一する。
それであの時の失われた記憶を思い出すことが出来る、と言うのだ。


人にはあまりにも衝撃的な出来事や恐怖があるとその瞬間の記憶を喪失してしまう事があるらしい。


その恐怖を思い出したくないという心理から記憶が喪失するらしい。



その自分の記憶を探る為に真奈は自分自身に入り込む。という治療を精神科医と共に、開始する。



そこには平岡真奈を構成する7つの人格があったのだ。




幼稚な真奈。(クシダ杏沙)

優しい真奈。(常盤真由美)

ヒステリックな真奈。(木村友美)

無気力な真奈。(金子春奈)

冷めた真奈。(創木希美)

内向的な真奈。(田口智子)

ウソつきな真奈。(前田良湖)


これらの7つの人格を持った真奈と平岡真奈は対峙することになるのだが・・・



この構成がめっちゃ、おもろい!!



要するに人格は違っても平岡真奈自身だから、好きな食べ物や好きな事が全員一致するんだよねっ。



そのやりとりがすんごく可笑しい。。



無気力な真奈はホタテが大好きでホタテの事しか頭にない。



その、のっぺりとした粘つくようなしゃべりは、金子のキャラにぴったりじゃん!と思ってたら、途中から全員のキャラが入れ替わったんだよね、




そしたらさ! そしたらよ?!





アワワワ((((゚ □ ゚ ) ゚ □ ゚))))アワワワ




あの冷めた真奈ことクールな美人、創木希美が・・・無気力な真奈にキャラ替えしてんじゃん!



いあいあ、あのね・・・7人が全員、キャラが替わったんだけれどね、ワタクシ、すんごい衝撃(笑劇)だしたっ!!(^0^)




っつーのも・・あのクールな美人がよ?(・・)
のっぺりとした粘つくようなしゃべりで、

「ホタテが・・・ホタテが・・・歯にくっついて・・・べろで・・・べろで・・・」

って、急にブスになってんじゃん!Σ(゚□´(




その演技力たるもの・・・ワタクシ、お口をあんぐり開けて
じーーー!!と見入ってしまった。。



全員がすんごいプロ意識!
どのキャラも完璧で、よくもまあ、あんな風に変われるものだと、感心しちゃった!




でもって、今回もあの創木の無気力な真奈で涙が出るほど笑い・・・







いあ~~、ワタクシ、この劇団、

本当に好きだわっ!




ワタクシの感性に笑いのツボもはまりまくりで、今年、こんなに笑ったのは、やはりこの劇団だけでしょ。。



で、この7人の真奈の人格の統一が出来たか?!



やはり、それは出来なかったのだけれど、考えてみたら、どの人も、このくらいの人格は持ってそうだ。


だから、統一はしない方がいいんだよね。。



だって、その時々の相手次第で違う人格で話したり対応の仕方も変わってくるじゃん!(猫かぶりまくりの人格^^)


だけど・・思い出したくない違う記憶を思い出した!

それは義理の父親から性的虐待を受けてたという事実。

その義父が燃え盛る火の中で真奈に助けを求めたが見捨てた。という事実。

しかし・・この見捨てた行為が後に妄想だったと解る。

本当は火の中に飛び込んでなかったと医師から告げられる。
焼かれる家を外から見ていただけだと・・。



幼い頃の性的虐待が傷になって
「父親は死ねばいいのに・・」と思うようになったのだろうか。




で、真奈の婚約者のたかおと結婚する事を精神科医は勧め、
「自分の根本を見なさい。」とアドバイスする。。






実に良く出来た作品でした。。






7つの人格なら、

映画セブンや、キリスト教神学の七つの大罪をモチーフにして、


傲慢 ・嫉妬 ・憤怒 ・怠惰 ・強欲 ・暴食 ・色欲 を題材に書いたダンテ・アリギエーリの叙事詩『神曲』煉獄篇にすり替えても、面白い物語ができるんじゃない?


なんて・・・ホクソエミながら満足したのでした。




それにしても・・・アチョ砂鉄、凄いねっ!



SWEET REVENGE and around the world

SWEET REVENGE and around the world

劇団ひろぽん

早稲田大学学生会館(東京都)

2007/08/31 (金) ~ 2007/09/01 (土)公演終了

満足度★★★

キラキラ★
明かりがまぶしい!
数字の点滅する照明がすごくロマンチックでよかったです★
タイムスリップにミステリ要素もあって新鮮でした!

ウェストサイド物語

ウェストサイド物語

劇団四季

四季劇場 [秋](東京都)

2007/09/08 (土) ~ 2008/01/20 (日)公演終了

満足度★★★

名曲揃い!
ジェローム・ロビンスの見覚えある印象的な振付が、かなり再現されて
いましたよね?
演奏される全ての曲が名曲揃い。
ダンスミュージカルとも言えてしまう程、魅力的なナンバーの数々!
でも、芝居部分で、恋に落ちていく二人の気持ちの動きが、私には段取り
に見えてしまった部分もあったのが残念でした。
でも、加藤敬二@ベルナルドが観れたのは、すっごい嬉しかったです♪

東京タイタニック

東京タイタニック

江戸川プリンセス

銀座小劇場(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

わかりやすく、楽しい舞台
舞台観劇初心者の私でも、爽快に笑えてとても楽しめました。
今の世の中を生き抜くために、誰かのために生きていくために、
かっこ悪くても必死にあがくんだ。「生」の価値観の違いを言い争う
登場人物たちの想いのひとつひとつ…そして変化が、コメディの
舞台の中に上手に描き出されていました。 

文月奈緒子作品集『GO!』『ダウン』『スリップ』

文月奈緒子作品集『GO!』『ダウン』『スリップ』

いのちの洗濯劇場

GalleryOneLIFE(宮城県)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/17 (月)公演終了

満足度★★★★

劇都仙台の裏バージョンです
全部がそうではないですが、ダーク、グロテスクです。

ネタバレBOX


(19:35-20:28/20:30-21:04/21:12-22:04)


『スリップ』『GO!』。休憩を挟み『ダウン』の順番に上演。

『スリップ』。舞台上には三人の俳優しかいないのに、戯曲上の登場人物は五人。さあどうなるか。

田島(舞台になる部屋の持ち主)
村上(最初の訪問者)
木村(交通事故を起こした人物)
マサミ(村上の婚約者)
田中(村上の知人)

映画『転校生』の大林宣彦的な仕掛けを、ある種ゲーム的に無制限に適応させた、性と死と暴力の狂騒曲といったところか。
当事者なのか第三者なのか曖昧な「あぶれ者」が瞬間的に生れ、ステージの隅で遊び始める所が面白い。
伝統的な怪談の「憑依」「キツネ憑き」の現代化ともいえる。
「永澤真美」さん改めて認識しました。
しかし時代が変わるのは早い。「性同一障害」は、病気ではないにしても先天的な障害で、保険はまだ利かないにしても「治療」という概念はありえる。
仙台有数のクラシック楽団のメンバーでも、勇気をもって「カミングアウト」した方がおられるそうな。
ただ、人に触れるとある変化が起きる、という仕掛けは、東京の「イキウメ」という劇団の『散歩する侵略者』という戯曲、劇で絶頂を迎えたでしょう。
機会があれば、お読みになってください。

『GO!』は方向音痴のドライバーが主役のコミックリリーフ(書下し)。
小学生に道を聞くエピソードはさすが。

『ダウン』。「春日町あんだあぐらうんど劇場」の再演。
こういう人たちの世界は、宮城野区の古い団地に現にあったりして。
「中産階級」的な仙台の社会(?)に痛烈な一撃、とでも言いましょうか。
人倫に反する、というか、文化的な侵犯がこれでもかと出てくる。
白い“キャニスター”を覗く場面があるのですが、お話しの内容の割りに入れ物が小さいので、いったい中がどんなことになっているのか考え始めると止まらない。
あの姉の嫁ぎ先がどんなことになっているのか、これも考え始めると止まらない。
どうしても江戸時代の南北とか残虐な錦絵を連想してしまう。まさしく日本の芝居だなあと。
この路線は、『東仙台物語』(未見です)の裏バージョンのような感じで推し進めて欲しいものだし、どなたかにも是非引き継いでいただきたい。

怪談小幡小平次

怪談小幡小平次

鵺の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/19 (水)公演終了

満足度★★

独自のスタイルにこだわりすぎ?
喋り口調に節をつけたり、型みたいな動きが怪談話に必要な話の強弱を奪ってしまったようで全体的に平坦な印象。74分。

ネタバレBOX

全員がその独自の口調や動作をするわけでもなく、普通に喋り、動いている人もいてそこのところは統一感が欠けてる気が。歌舞伎的までもいかず、現代口語的でもない演技は、ゆっくりとした動き、中途半端で耳障りな節付きの口調も含め、そのスタイルに疑問を感じるばかり。歌舞伎座での怪談だってもっと様々な工夫がされて怖がるようにできてるというのに。
ロマンス

ロマンス

こまつ座

世田谷パブリックシアター(東京都)

2007/08/03 (金) ~ 2007/09/30 (日)公演終了

200709191830
200709191830@世田谷パブリックシアター

渋柿の行方

渋柿の行方

ヒンドゥー五千回

サンモールスタジオ(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★

んんん
ヒンドゥー初見。これがヒンドゥー。想像の域を決して越えさせない、多くを語らない空気の運び。あと、無理に年齢にみせなくてもいいんだ、という感じがありました。セットはおもしろかったです。なんか、実は広い、古い家屋なんだなーと、チラシとのリンクが良かったです。成川さんにドキっとしたのは、距離が近いからなのか、甘い雰囲気だからなのか。

ディレクション

ディレクション

劇団たいしゅう小説家

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2007/09/15 (土) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度

思ったよりも
いい芝居だと思います。
ただ、もうひと味欲しいところ

渋柿の行方

渋柿の行方

ヒンドゥー五千回

サンモールスタジオ(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★

家族の風景

アットホームな劇かな?と思いきや、そーでもないっ!

主人公は妙子(長谷川有希子)の祖父・祖母といっても過言ではない。

その位、インパクトがあった。。


以下、ネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

孝介(宮沢大地)の両親が田舎から出てくることになった。
しかし、孝介はこの両親が苦手だ。
祖父の孝(藤原大輔)と祖母の光子(西田夏奈子)は、その行動がハンパないのだ。

孝介と孝太郎(孝介の弟・谷村聡一)が学生の頃、近所の不良にボコボコに殴られて帰って来た日、孝と光子はその殴った子の一軒一軒を探し出し、殴り返してきたり、と・・子供にとってこの両親こそが迷惑な存在だった記憶がある。


しかし、孝介の妻、幸枝(原扶貴子)は「いいじゃないの。」と気持ちよく両親を受け入れる。。

どこにでも居そうな大らかな妻、幸枝が家族の絶妙なバランスを保っている。

上手く出来た作品!


妙子は実は孝介と違ってこの祖父・孝と祖母・光子が大好きで一緒に出かけたり行動を共にしたがる。。

この家には風呂を借りに来るマサミチや妙子の親友・友美、教師の大久保など色んなキャラが勝手に上がりこんで大家族の装いになっている。。

確かに昔はこんな大らかな家族の風景があちこちにあったのではないか。。

プライバシーなんて皆無だよな・・。


その中で笑いありドタバタあり、そしてちょっぴりスパイスも効いた物悲しさもあり~の、の展開になっていく訳だが、こういったホームドラマ的な芝居にはハズレはない。

どんだけ喜劇を含ませ、どんだけアットホーム的に、どんだけニンゲンらしい描写を入れるか・・・だろう。。



タイトル通り、ここでは孝と光子がそれぞれの登場人物に渋柿を渡すのだが、肝心の妙子が貰えない。

妙子は渋柿が欲しくて堪らないが言葉で言えない。。




そして・・最後に妙子に渋柿を渡すのだが、その渡し方がまた、奇抜なのだ。。




という訳で、主宰の 扇田 拓也 に、

「袋の中には手榴弾が入ってる!と孝と光子が言っていたが、何故、その袋には柿が入ってたのか?」と聞きました。。


したら・・柿の渡し方に工夫を凝らしたかったらしい。。







そっか・・・ワタクシだったら、渡さず皮剥いて喰ってましてん☆(^0^)




まあ、人の感性は色々ですなーーー!!(苦笑)
[get] an apple on westside / R時のはなし

[get] an apple on westside / R時のはなし

快快

STスポット(神奈川県)

2007/09/15 (土) ~ 2007/09/17 (月)公演終了

満足度★★★★

好み◎
かつて学生の臭いが抜けない頃に持っていたような気がする自由さとそれに纏わる不自由さを思い出させてくれた演出。体験してみたら自分好みだったので、やっとこさ初見が叶い嬉しかった。1本目のわんこの話は体現する読み聞かせのようでもあり。自分としては2本目の話が具象・抽象・心象が綯い交ぜになっていて好き。自分のセンスとか不確かなモノに自信を持ってこれからもやっちゃってください(^-^a

へそのはなし

へそのはなし

昭和芸能舎

シアターブラッツ(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★

これぞ職人技!見事です!
100人も収容しないような小劇場で、こんな感動を味わえるなんて。
とにかく、圧倒され、とにかく驚き、とにかく涙し笑った。
これぞ、プロの仕事、職人技。
久しぶりの満足感、満腹感です。
「お金をもらって芸能を披露するとは、こういうことだよ!」と
言われても納得するほどの、良い出来栄え。
テンポ、照明、芝居、全てが完璧に近い完成度と言える。
この小さな空間でも満席にならないのだから
大きな劇場は難しいんだろうけど、紀伊国屋やパルコで上演されても
不思議ではないような作品だ。

来年に赤坂アクトシアターで舞台上演される、
僕が涙涙した映画「フラガール」の
作家が座頭を勤める新宿芸能社が送る、この作品は、
非常に綿密に練り上げられた構成、よく練習、訓練されている芝居、
サービス精神満点な内容、と3拍子揃った快作である。

中途半端に情に流れない、ドライだけど現実的だけど
温かみがある。
ごまかしがきくような空間設定はなく、とにかく裸一貫勝負。
奥行きの深い劇場を、ふんだんに利用し、
下手な小細工が利かない中、役者陣は
本当に良いチームワークで、しかも熟練の味さえ感じられる。
器用だけど、丁寧な演技は、見ていて本当に心地よい。
この劇団、もう10回も、いろんな作品を公演しているようです。
これまでの作品を確認したら、少しイロモノっぽいタイトルだった。

主役の倉貫君は、レンジャー物上がりのようです。
結構過去の作品にも出続けているようで、劇団員ではなさそうだけど
非常に、この空間とチームに溶け込めている。
綺麗な顔立ちな男の子で、とても目立つ、存在感もおり、
ダンスも上手。
「男前は、髪が無造作、ワイシャツもシワだらけでも、
清潔感があるんだなぁ」と、感心。

ヒロインの福下さんもステレオタイプな現代っこを
嫌味なく、キュートに演じきっている。
「くっさー」となりそうな場面でも、ギリギリのところで
素直で清純な感じで持ちこたえていたのは
彼女のおかげと思う。

終演後は、狭いロビーで、ちゃんと出演者がお見送り。
これは小劇場の基本ですよ。

いやいや、本当に驚きました。
小劇場で、こんな感動が味わえるなんて。
挑戦的とか刺激的、斬新なって表現には
ならない作品なので、平凡なのかもしれないけど
そんな作品を一流のエンターテイメントに仕上げたと言える。

近いうちにメジャーになること、間違いなしと思うんだけど
それまでの間、劇場にリピートして
温かい感動と、微笑みを頂戴してこようと思う。
このサイトで、こんな事書いたら、チケットなくなっちゃうと
いけないなぁ、その位、オススメできる作品です。




ネタバレBOX

福下さんは、可愛い。特にスナックのキューティーハニーレビューには
ぞくぞくした。これだけでも一見の価値有り。
倉貫君が、思わず引き止められた気持ちが、良くわかる。

クライマックスのフィナーレに、フルモンティショー
(男前の倉貫君も、ケツ振って踊ってます)まで付いてきて
観客の立場を考えた1時間50分の上演時間、¥3000。

俺が小劇場に人に「この位のことは、しろよ」と
思う内容が、すべてクリアにされていて何ら不満はありません。
history

history

劇団偉人舞台

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

観ました☆
大満足!! 時間があればもう一回みたかったです。

カノン、カノン

カノン、カノン

札幌市芸術文化財団

札幌市教育文化会館(北海道)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/15 (土)公演終了

観ました☆
話が複雑で1回観ただけでは、わからないため2回観ました。
できれば、小さな小屋で観たいと思った公演。

シェイクスピア・ソナタ

シェイクスピア・ソナタ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2007/08/30 (木) ~ 2007/09/26 (水)公演終了

満足度★★

セリフを大切にする劇
事前にシアターガイドの特集記事を読んでいたので、何となくこんな感じになるんだなぁ、と思って観てました。

幸四郎さん初め存在感のある役者陣はとても贅沢な感じなのですが、個人的にはちょっと難しく感じられました。

セリフを大切にする劇というのは、よくわかりますね。

ネタバレBOX

人間関係が何かドロドロしててちょっと・・・。

事件と言うより、舞台裏のごく日常風景を描くと、こんな風になるんですね。

シェイクスピアとチェーホフの視点の違いみたいなことを、シアターガイドの特集記事で岩松さんがおっしゃっておられましたが、なるほどなぁ、と思いました。
Time Trouble 齢30

Time Trouble 齢30

劇団虎のこ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/09/04 (火) ~ 2007/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

A:30歳の男達 Just 30
比較的オーソドックスなFバージョンに対してこちらはテンションが高め。ゆえに残響の多い小屋ということと相俟って台詞が聞き取りにくいという難点があるも、先にFバージョンで観ていたために問題ナシ

Time Trouble 齢30

Time Trouble 齢30

劇団虎のこ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/09/04 (火) ~ 2007/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

F:30に抗うオトメ達 Around 30
時間ものSFでは定番的な「過去を改変しても結局行き着く先は同じこと」「過去を改変して出発した時点に戻ると変化がおきている」の両パターンをうまく組み合わせて笑いもまぶした上出来作品

このページのQRコードです。

拡大