最新の観てきた!クチコミ一覧

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雨の一瞬前

雨の一瞬前

ユニークポイント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2007/10/11 (木) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

headlong to their grave
帰属意識の変革は「雨」を止めることができるか

三越歌舞伎

三越歌舞伎

松竹

三越劇場(東京都)

2007/10/06 (土) ~ 2007/10/26 (金)公演終了

美形揃いなのは確か
とても美しいチラシですが、そのままそこから抜け出てきたような美しい人々でした。特に笑也さん(普段は女形)の立役と春猿さんの女形のカップルは、美しすぎて人間とは思えないほど。
虎の立ち回りも、あっと言わせる迫力があります。
絵を描く仕掛けも、面白いですし。
また、笑三郎さんの、夫への慈愛に満ちた演技は、それ自体がとても美しいです。
が…劇場の構造が悪いというのか、私の席が悪かったのか、肝心の二幕目、座った主人公夫婦の姿が見えず、うとうとしてしまい…。そのせいでストーリー解釈が間違っているのか、どうも納得できず…。

ネタバレBOX

でも、最後、又平(右近)とおとく(笑三郎)が客席通路を通って退場してくれたのは、嬉しかったです。
Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

タイニイアリス(東京都)

2007/10/12 (金) ~ 2007/10/15 (月)公演終了

満足度★★★

この劇団は好きな類なのに
どうもしっくりこないのは
役者が勝手に気持良くなっちゃってるように
見えてしまうからかもしれない。

蛇婿入

蛇婿入

劇団五〇鬼

池袋小劇場(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/16 (日)公演終了

満足度★★★★

良薬は口に苦し。
主催の森脇さんが描く脚本は、白とも黒ともつかない部分を題材にスポットを当て、独自の観点から演出する。今回は「てんかんと解離性同一性障害」にスポットが当たっている。個人的に癲癇持ちなので、かなりシビアに観たつもりだ。なぜなら、これを見た人がてんかんに対して偏見を持たれたら非常に困るので、しっかり観ていたが、杞憂だった。
舞台を見終わった時に、お客さんがむしろ、てんかんを持っている人に対して、少し気を遣ってくれそうになれるような気持ちになれます。
五〇鬼の次回の芝居が楽しみです。

~ゆめゆめこのじ

~ゆめゆめこのじ

icecream happy

笹塚ファクトリー(東京都)

2007/10/11 (木) ~ 2007/10/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

面白いです!!
西田さんの作品はいつもそうでしたけど、この作品・・・本当にいい舞台です。見ないと損しますよ(笑)とにかく女達が素敵で、感動しちゃいました。

大奥

大奥

明治座

明治座(東京都)

2007/09/29 (土) ~ 2007/10/27 (土)公演終了

満足度★★★

★は3.5
すごく豪華でしたし、楽しめました。
でも、一回観れば充分~って思ったので。
安達祐実さん、宮さんの言葉とかすごく合ってて、目茶目茶よかった!
浅野ゆう子さんは言うに及ばず。

1幕⇒休憩⇒2幕⇒休憩⇒3幕

と、4時間にも及ぶ舞台でしたが、特に2幕と3幕はあっという間に感じました。

~ゆめゆめこのじ

~ゆめゆめこのじ

icecream happy

笹塚ファクトリー(東京都)

2007/10/11 (木) ~ 2007/10/17 (水)公演終了

満足度★★★★

もう一度。
アンドレの看板女優「田中良子」さんがプロデュースした今公演。
面白いお芝居に仕上がってたと思います。ただ、残念なことにステージ中央の柱によって見切れが多数発生する席だったというのが悔やまれる。
もう一度、違う席から見ようか検討中。

その夜の侍

その夜の侍

THE SHAMPOO HAT

ザ・スズナリ(東京都)

2007/09/29 (土) ~ 2007/10/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

怨讐と恩讐の果て
舞台上の場面転換が同時進行のように被せながら行われていくのが実に鮮やか。
赤堀さん演じる被害者の夫、見た目には分かり難いが日常から徐々に浮きズレていて行く感じがリアル。
もともと素養があったにせよ、ひとつのきっかけで拍車が掛かるように常軌を外れ狂っていく加害者の怪物化に嫌悪感を覚えつつ、しかし彼もまた自分と同じ人間なのだと思うたびに人の持つ闇の深さを感じた。
舞台の転換場面、その闇の中から行くあてをも失ったかのように歩いてくる被害者の夫の姿が哀しく痛い。
公演で配られたパンフ(?)の覚悟を体現した良い舞台だった。
今から次回作が楽しみです。

ネタバレBOX

終盤近く、対峙する被害者と加害者。
被害者が見つめ続けた加害者の空虚な生活を羅列するシーン、そうして絞り出すように被害者が叫ぶ「お前は最初からこの物語にいなかった」というようなセリフ。
怨みをはらす為に「殺す」には少なくとも「生きている」者でなければ・・・。
上手く言えないがあの時舞台上の2人は生きているとはいえない者達だったのではないか。
そう思った時、ラストで再び生き始めることを選んだ夫に切なさが増した。
越前ファンタジア

越前ファンタジア

OSK日本歌劇団

越前市文化センター(福井県)

2007/10/03 (水) ~ 2007/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

2回目達成!
母と行ってきっました。水無月さんの歌声素敵ですね。けいとちゃんのダンスも好き、ことりちゃんのダンスによって使い分けられる表情にドッキリ、あの人この人と目線が引きつけられます。劇団員のみなさん有り難う。

演劇LOVE 〜愛の三本立て〜

演劇LOVE 〜愛の三本立て〜

東京デスロック

リトルモア地下(東京都)

2007/09/30 (日) ~ 2007/10/09 (火)公演終了

All You Need Is Love♪
『LOVE』のみ観劇。おもしろかった。でも、何がどうおもしろかったのか説明できない。

FLOWERS

FLOWERS

経済とH

青山円形劇場(東京都)

2007/10/05 (金) ~ 2007/10/08 (月)公演終了

満足度★★

円形でのよさ
青山円形劇場という場所で、そのよさを十分に生かせる舞台であったかというと微妙なところでした。私の座席は役者の退場口にもっとも近い場所だったのですが・・・。完全に役者が真逆を向いて芝居をしていたので舞台袖から芝居をみているような、ちょっと寂しい感じでした。脚本自体は私の好みではなかったようです。

マンションに住むそれぞれの人間の人生を少しずつ垣間見る物語。それが花火を見たとき、その一瞬だけは自分に絡みつくしがらみを忘れてそこにいた全員が心を奪われる。

花火・・・いいですね。

役者さんたちはみなさんベテランさんが多く、芝居が安定していました。
なんというか、新旧ごちゃまぜになった舞台というか・・・(笑)
あまり私が普段見ない組み合わせに(新劇と小劇のミックス)
ちょっと違和感を感じつつ、これからどんどん主流のひとつになる雰囲気なのかなと思いました。

ヘル

ヘル

演劇企画集団THE・ガジラ

吉祥寺シアター(東京都)

2007/10/04 (木) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

「ヘル」に惹きこまれる。
距離のあるところから観劇したのでよかったかも。
「ヘル」の世界。暗く、静かだけどうめき声がずっと聞こえるような空間。
濃厚な世界。美しい少年にほっとしてしまう。目のやり場に困った時は
少年を見ていた。
終演後のアフタートークで観劇後のもやもやが消えたところがあり、
かなり感想がクリアになりましたが、無かったらちょっと煮え切らなかったかも。
地獄の「炎」ではなく「水」。
象徴的で迫力のある演出でした。最後が切ないです。

ネタバレBOX

四谷怪談と思わずに感じながら観た方がいいです。
アフタートークで知った事ですが、脚本上の設定は
天井も低く、配管などが迫ってくるような空間だったそう。
実際は天井は高く、中央に象徴的に照明のコードが吊り下がり
見通しの良い区切られた四角い空間。
高い天井からひたひたと落ちてくる雫。
奥のシャワー室では勢いよく飛び散っている水しぶき。
静けさと激しさのギャップがセットと相まって美しかった。
もっと期待したところはありましたが、
こんな作品があってもいいと個人的に思いました。
Mirror

Mirror

jorro

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/10/04 (木) ~ 2007/10/08 (月)公演終了

満足度★★★

たしかに会話はリアルなんだけど…
切り取られた断片それぞれのドラマ性が低く、またなぜその断片を繋げて見せたかのストーリー性もあまり感じられず物足りなさが。94分。

ネタバレBOX

前回のBarみたいな店内と比べたら、一人暮らしの女性の部屋ということでなにかありそうな予感はするんだけど、何を語りたかったのかがいまひとつ伝わらず。一回だけ時間軸をズラして、過去に飛ぶ手法は面白いんだけど、そこだけというのがあまり効果的でないように感じたし。

最後に部屋を訪れる中沢智(畑雅之)の純で一途な片想いの話だったのか、部屋の来客は多いが結局一人の森下春香(林弥生)の話なのか、彼女が留学が決まってる中でのツーショットはその先の二人の展開もあるわけもなく、結局落とし処が分からずじまいで。
もう一度スプーンを曲げよ。

もう一度スプーンを曲げよ。

タカハ劇団

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2007/10/05 (金) ~ 2007/10/08 (月)公演終了

満足度★★★

喜劇でしょ?
かつて超能力少年として一世を風靡した兄が、失踪した所から物語りは始まる。

かつて超能力者だった兄と、今も昔も平凡な妹とそれに関係する人達が家主不在の六畳一間でくり広げられるお笑い系の物語。

明らかに主役は超能力の兄なのだが、主役不在のまま物語が始まり物語が終わる。

その間、なぜ疾走してしまったか?を問い詰めていくうちに色々な真相が暴かれるのだが・・喜劇でしょうね。

この手の劇はあまり難しく考えないで、ゆったりと観るに限る。

だって最初から喜劇っぽいキャラが出まくりだもの。
その中でも、吉成生子(おんぼろ)がいい。
すんごくいい。


次回この子を観に行こう!(^0^)
観ているだけで飽きないキャラって実際居るんだね~

FABRICA[12.0.1]

FABRICA[12.0.1]

FABRICA(企画・製作ROBOT)

新宿シアタートップス(東京都)

2007/10/04 (木) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

満足度★★

峯村さん◎
前作・今作と続けて観たが映像の人が今敢えて舞台をやる意図というようなモノ、やはり今作でも自分には判らないまま。
作品としては本・演出共にとりたてて飛び抜けた印象が無く、他の団体の作品でもありそうな内容。
前作でもそうだったが個々の役者にチカラがあって観せているという気がしてしまうのは否めず。
今作からの登場人物達のアンサンブルが良くて、それぞれの関わりや想いがクッキリとした輪郭線を持っている点は良かった。
更に出演者の中では役のポジションとしても面白かった、峯村さん。
葵という人物を立体的に演じて観せてくれて本当に巧い。
ますますファンになってしまった◎

ヘル

ヘル

演劇企画集団THE・ガジラ

吉祥寺シアター(東京都)

2007/10/04 (木) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

満足度★★

これだけ実力派キャストが揃いながら……
「上手い」じゃなくて、「凄い」ってレベルのことがしたいんだってのはよくわかる。で、それができるメンツだったとおもう。だけど、「凄い」のと「面白い」のとはまた違う。高校生が何人か見にきているのを目にしたけれど、彼女たちは何をおもいながら家路につくのだろう。とりあえず私は「5000円は高けーな」とおもいながら帰りました。

ネタバレBOX

「異常な状況なのはよくわかったから、話をすすめてくれー」と、はじまってから1時間30分くらい経過するまでずっとむずむずした。例え話とか、夢の話とか、ウラ社会の豆知識とか。で、ようやく動き出したかとおもったら「お釈迦様の手の上で転がされてた」的理由であっさり終わってしまうし。

ズガーンと突き刺さる音響はかっこよかったですが。
地球儀のはしっこの街のナマエは

地球儀のはしっこの街のナマエは

ノアノオモチャバコ

サンモールスタジオ(東京都)

2007/10/04 (木) ~ 2007/10/08 (月)公演終了

満足度★★★★

公演を重ねるたび…

いい意味で私が見慣れてきたせいでしょうか。
公演ごとに動きが良くなっている気がします。
細かいことはわかりません。

つむじ風が見えました。


ただ客足の少なさが残念。これからはもっと増えるでしょう。


演劇LOVE 〜愛の三本立て〜

演劇LOVE 〜愛の三本立て〜

東京デスロック

リトルモア地下(東京都)

2007/09/30 (日) ~ 2007/10/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

面白さに呆然
「3人いる!」観劇。

びっ。

くりしました。

こんな面白い事が出来る人達、いるんですね、広い世の中。どうして今までデスロク観てなかったのか、自分の芝居好きという概念を否定してやりたくなります。面白い。デスロックは面白い。色んな人が観るといいです。
でもこの話、「観る」事を「放棄」する方も出てくるのではってくらい頭使うし、逆に使わなくてもいい話だと思います。そのまますんなり受け入れて、その巧みな脚本・演出・役者に酔いしれるといいと思います。

ネタバレBOX

個人的に、冒頭の自分が状況を処理するに費やす時間の経過模様、「ハゲたいの?」、箸を逆さにして攻撃姿勢、彼女への未練隠し、が秀逸すぎます。面白い!
芸術祭十月大歌舞伎

芸術祭十月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2007/10/02 (火) ~ 2007/10/26 (金)公演終了

満足度★★★

先ずは昼の部
解りやすくて印象的だったのは、「赤い陣羽織」。
夫婦愛のホノボノ感が、本当に胸に迫ります。
孝太郎さんが、とにかくキュートで可愛くて(めろめろ)。
気持ちがストレートに伝わってくる感じが、私には最高に心地良くツボでした!

結ばれぬ二人、夢のような舞と、多彩な演目が揃った昼の部。
見応え充分でした♪

メトロポリスプロジェクト Vol.25

メトロポリスプロジェクト Vol.25

10x50KINGDOM

【閉館】江古田ストアハウス(東京都)

2007/10/10 (水) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

心配は杞憂に終わったみたい。
再演1本+新作5本の構成。大爆笑こそないものの、風刺を混ぜつつ、話同士も緩く繋げつつ、のいつものテイストで展開。119分。

ネタバレBOX

ストーリーの長さもほぼ均等だし、全部ちゃんと2人芝居だし、前回6月頭の公演よりはクオリティあがってるしと安心して観られる内容に。1作品だけ街を出てるけど、それはそれ目の保養的要素もありの、ということで^^;;

特にメインキャラの拓ちゃんとカンちゃんの話が面白い。彼らが時間と共に歳を重ねたことを見事にネタにしてうまく作っている。

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