満足度★★
円形でのよさ
青山円形劇場という場所で、そのよさを十分に生かせる舞台であったかというと微妙なところでした。私の座席は役者の退場口にもっとも近い場所だったのですが・・・。完全に役者が真逆を向いて芝居をしていたので舞台袖から芝居をみているような、ちょっと寂しい感じでした。脚本自体は私の好みではなかったようです。
マンションに住むそれぞれの人間の人生を少しずつ垣間見る物語。それが花火を見たとき、その一瞬だけは自分に絡みつくしがらみを忘れてそこにいた全員が心を奪われる。
花火・・・いいですね。
役者さんたちはみなさんベテランさんが多く、芝居が安定していました。
なんというか、新旧ごちゃまぜになった舞台というか・・・(笑)
あまり私が普段見ない組み合わせに(新劇と小劇のミックス)
ちょっと違和感を感じつつ、これからどんどん主流のひとつになる雰囲気なのかなと思いました。
2008/08/07 01:11
主宰 佐藤治彦