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夏が来ない

夏が来ない

タテヨコ企画

Galeri KATAK・KATAK(東京都)

2007/10/17 (水) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

役者力の差
ストーリー、演出ともに好みの作品だった。
しかし、主役と思われる俳優が物語を背負えていないどころか、自己満足的な芝居をしていて、残念。
長嶺さんの感情表現、辻沢さんのコメディーセンスなど、評価できる役者が脇を支えていたので救われた感あり。

うそつきと呼ばないで

うそつきと呼ばないで

タテヨコ企画

Galeri KATAK・KATAK(東京都)

2007/10/17 (水) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★

バラバラな中にも
3本観た中で、一番話も役者もバラバラだった。
全体を通して共感できる部分があまりに少なすぎる。
ギャラリーの特性を生かしている面、アイディアは評価できる。

New OSK レビュー in KYOTO

New OSK レビュー in KYOTO

OSK日本歌劇団

京都四條南座(京都府)

2007/11/10 (土) ~ 2007/11/15 (木)公演終了

満足度★★★★★

堪能しました!
私は源氏物語はそれほど好きじゃないですし、脚本・演出も「私の趣味ではないな」と思うところがいくらかありましたが、それをさっぴいても十分良い舞台だったと思います。変に登場人物の心理描写を加えたりせず、光源氏や姫君たちの美しさだけを、まさに絵巻物のように並べたところが良かった。そしてその美しさが華やかなだけではなく「闇」「陰」を感じさせるものだったのがとても好き。細かな説明を思いっきりはしょってテンポよく展開するのも◎。

2部は群舞が満載で、どなたにもお勧め。「源氏物語」に興味がなかろうがなんだろうが、とにかくこれは見なければ損! 一見さんの多い南座ですが、ブラック&ホワイトの後はすごい拍手が沸きあがって、ファンとしては誇らしいかぎりです。

青鬼(あおおに)

青鬼(あおおに)

劇団印象-indian elephant-

タイニイアリス(東京都)

2007/11/09 (金) ~ 2007/11/13 (火)公演終了

200711131930
200711131930@タイニイアリス

ダーリンダーリン、月の夜道で踊ろうよベイベー

ダーリンダーリン、月の夜道で踊ろうよベイベー

愛情爆弾

イワト劇場(東京都)

2007/11/08 (木) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽で観ました。割と真面目にコメントします。
いや、別にたいしたネタバレをしてるわけでもないんだけど、
袋とじ的な感覚でネタバレBOXに書きました。

ネタバレBOX

思い描いた夢と違う今。 それはドラゴン。
想ってた人とは結ばれず、秘める今。 それはオリーブ。
人の為に、あえて自ら退いた今。 それはゼンジマル。
あの時、たったひとことが言えなくて、悔やむ今。 それはパトラパトラ。
仕事をしくじってしまったが、しかし胸を張り、至る今。 それはトラヴィス。
脚本家、演出家、出演者の思惑をあえてないがしろにして言うと、これは全部俺だ。

満月に照らされながら、幾多のクロスロードを越えて来た、
33年落ちの中古爆撃機。
もしやさっきの交差点、向こうの道の方が良かったような気がして、
引き返して戻ってみたくなって、進まなかった道をふと思う。

しかし!今歩んでいるこの道が、決して間違っていなかったぞと。
自分自身結構良い道歩んでいるなと気付かせてくれた、そんな作品でした。
疾走する空気、光の束、迫り来る演者の渦の中でそう思いました。

俺の不時着したレッドバロン号は今や完全復活。
大地を疾走するオートバイに姿を変えた。
そいつ またがり、まだ西へゆくのさ。



あれれれ?、真面目にコメントしてる俺は、
ひょっとして交差点のカド間違えたか??
やっぱり?またか!!
昇太ムードデラックス

昇太ムードデラックス

春風亭昇太

本多劇場(東京都)

2007/11/12 (月) ~ 2007/11/13 (火)公演終了

満足度★★★

春風亭昇太
初の落語で、いきなり独演会~
昇太師匠の趣味の話が、かなり深くて、落語以上に面白かった( ^^) _U~~
開口一番、身内ネタ!には、びっくりでしたが(@_@;)

また、機会を見つけて、他の方のも行きたい(^◇^)

New OSK レビュー in KYOTO

New OSK レビュー in KYOTO

OSK日本歌劇団

京都四條南座(京都府)

2007/11/10 (土) ~ 2007/11/15 (木)公演終了

満足度★★★★★

夢のようなひとときを堪能しました!
この劇団を好きで良かった〜!
第一部は夢のような王朝絵巻に現代的な味付けが、ところどころに施され、1時間に源氏物語のいいところをうまくまとめてます。
桜花さんの光君は、説得力のある美しさでした。
青海波は本当に中将と源氏が舞ったのではないかというような出来栄え。
第二部はベストセレクションの名にふさわしい数々の名シーンが再現され、「これを見て!これがOSKの真骨頂なの!」と叫びたいくらいでした。ブラック&ホワイトはもちろんのことスパニッシュのフォーメーション移動は鳥肌ものでした。
これを見逃したら、絶対後悔しますよ。

ラフカット2007

ラフカット2007

プラチナ・ペーパーズ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2007/11/07 (水) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★

オーディションとは
完全に合うか合わないかのキャラで合格なんだなー、という感。中には「これはいいな」という役者さんもチラホラいらっしゃるのですが、目立つ立場の人が残念な場合が多く、それがその役者の実力なのか、演出に殺されてしまっているのか、空席状況が物語ってる気がします。スペースゼロでやる意味はあるのかな?
話としては、どの話もオムニバスとして面白かったです。人間ドラマ性では一話が良かった。

青鬼(あおおに)

青鬼(あおおに)

劇団印象-indian elephant-

タイニイアリス(東京都)

2007/11/09 (金) ~ 2007/11/13 (火)公演終了

満足度★★★

ところどころの詰めが甘い
まず、受付を済ませ整理番号をもらったのに、会場時間になったらその場で受付してた客から入場させていた。えー、整理番号意味無いじゃん!イルカは出オチだなーと思いました。注意深く聞かなくても聞き取れる台詞回しだったのが二名というのは、小屋の大きさから考えるといかがなものか。イルカってかわいいけれど、日常生活には現実味がわかないので、その辺が客まで届いてたかどうか。

動物園物語

動物園物語

Project Nyx

芝居砦・満天星(東京都)

2007/11/08 (木) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★

道中、お気をつけて
あやしいロケーションにありました、芝居砦。
東中野・銀座通りを抜けて、人影薄い通りを歩き
墓地と寺院を横目に見つつ、古いマンションの地下劇場。
雨の降る昼間に歩いていても、何だか神隠しにでも
合いそうな雰囲気、これ、夜は怖いだろうなぁ。街灯も少なそう。

雨天のせいとは思うけど、ホラー映画に出てきそうな
マンションの階段を、1段2段下りていくと
そこには劇場が。下駄箱に靴を入れて、スリッパに履き替えて
いやに天井の低い劇場の中へ入っていきます。
まさにアングラ、まさに実験劇場な感じです。
作品によっては、劇場が演出を加速させるほど趣のある作品。

ただ健全といって問題ないでしょう、オールビーの「動物園物語」を
上演するには、やや不釣合い。
とてもメジャーな戯曲を、映像で見たことのある役者(松田洋治)が
出演していると、何だかリハーサルというか稽古を見ているみたい。

永遠の少年、松田洋治も、こう至近距離で(席数50位)見ると
「あぁやっぱり、それなりだなぁ」と感じます。
声はさわやかなんだけど、後頭部や顔に年輪を感じます。
声はさわやかなんだけど、2人の子供を持つ親の役。

シェークスピア劇同様、芝居を楽しむというよりも
役者のテクニックを堪能する題材の作品なので
役者の個性に依存する部分が強い。
(確か、年初め、アクセス貴水と、段二郎で
その面では、無名?の役者と松田洋治の競演は
いまひとつ引き寄せる魅力に乏しい。
好みが分かれるところではあるが、僕は正直退屈だった。
こう、吸引力がないだよなぁ。一生懸命頑張ってはいるけど、
彼らの姿しか見えない。
彼らを通じて、その役柄の背景や歴史、環境が見えてこないと
このような研ぎ澄まされた作品は面白みがない。

まぁチケット代は安かったし、劇場も近かったし、地下実験劇場だし、
何より上演時間は1時間と短いし、
これで不満を上げたら、バチがあたるか。

ネタバレBOX

「これは僕のベンチだぁ」って松田洋治が後半ダダをこねるんですが、
すっごく変なんですよ。
おそらく落ち着いた大人の装いをしている紳士が、
相手につられて理性を失っていく過程のはずなのに、
声が少年だから、単なるダダっ子にしか見えない。

最近の風潮か、2人の会話が進んでいくにしたがって
公園のベンチで語るシチュエーションといい、
「これもゲイか???」って思って見てしまいました。
このところ、オチが同性愛って作品、多いですよねぇ。
改訂完全版「ラヂウム殺人事件」

改訂完全版「ラヂウム殺人事件」

快飛行家スミス

KAWAGUCHI ART FACTORY(埼玉県)

2007/10/28 (日) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

満足の一人舞台
一人芝居は見に行くのにすごく勇気がいるのですが、
再演とはいえあの会場から再度イメージを練り直したのであろう
ストーリーと、美術、一人ですべてを演じ、
空間を埋めていく独特の濃厚な雰囲気が非常に気持ちよかったです。

博多湾岸台風小僧

博多湾岸台風小僧

劇団桟敷童子

吉祥寺シアター(東京都)

2007/11/06 (火) ~ 2007/11/12 (月)公演終了

満足度★★★

自分の好みとは違ったが・・・
前々から評判が高い「桟敷童子」だが、前回公演は中止になるし、
その前の公演は自分の日程と合わず、「どうも縁がないなぁ」と
思っていた。今回も、チケットは買ったものの前日になって、
急な予定で行けなくなった。ダメもとで劇団に電話して
「日程変更出来ませんか?」と頼んだら、
なんとも快く変更をしてもらえ、
やっと初観劇。
言ってみる、頼んでみるものですねぇ。
全席自由で、当日券もある公演だったから可能だったのかもしれません。
でも都合が悪くなったら、買った席より悪い席になってでも、
日程変更・時間変更をしてもらえれば(常識の範疇の日時でね)
オークションに出すことなく、ネット売買や金券屋に出すことなく
活用できるのに。これは理想かな。

さてさて作品ですが、正直、自分の好みではない。
この手の話は苦手である。見た目「汚い」作品は、どうも抵抗がある。
泉鏡花のように、美しく浄化してくれればいいのに。

暴力シーン、淫猥シーン、陰気なシーンが続き
個性的な役柄が多いため、熱演っぽい芝居が目に迫る。
これが何とも暑苦しく埃っぽく、見ていて息苦しい。
しかも「いかにも」って感じの芝居を、方程式通りかのように
演じている。
苦手とはいえ、この手の題材は、「王道」ではあるので
複数回見ている。機会は多い。それゆえに、
どこかで見たことのあるような、どこかで聞いたことがあるような
狙っているような、媚びているような、そんな印象が残る。
新鮮な面が感じ取れない。杓子定規で続いていき、決まり事から外れない。

狂乱演技で自己陶酔している女優陣は、語るべきもないが
「エンジェルス~」でも活躍だった池内重大氏は、
大人しい見た目を上手く利用し、内なる野望を強く心に持つ演じわけは
安定感があり、見ごたえがある。
心境の変化が。良く判らないのは
脚本と演出の問題でしょう。

と苦痛の2時間を過ごしていましたが、ラスト5分はびっくり。
このびっくりさに星3つ。

おしゃれな街、吉祥寺で、モダンな外観と内装の吉祥寺シアターに
本当に不釣合いな、雑多な感じの風景を広げている。
これ、湾岸の倉庫とか、工場街の架設劇場なら、
雰囲気も相乗効果を出して、ダイナミックになるんだろうな。
劇場中を一つの世界にしようとした舞台セットが、かえって
全体を狭苦しくしてしまい、どうにも圧迫感がある。
これが狙いかもしれないが、狭苦しくて自分好みではない。
お見送りしてくれた役者さんも、衣装を脱いだら
この辺りを歩いているイマドキの少年少女なんだろうなぁと思うと
余韻も何も綺麗さっぱり流されていった。

次の上演は、便所の香りが充満していた中野光座。
是非、清潔にして上演してほしい。
もし似たような作品の上演であるならば
吉祥寺シアターより、雰囲気は合うと思う。


ネタバレBOX

一番前で見ていたら、目の前の床が
バーチャル地震のごとく、バタンバタン動くんです。3段か4段、多段で。
足が挟まれるんじゃないかと、身を縮めてしまいました。
「どうも床が高いなぁ、見づらいなぁ」と思っていたら
そんな仕掛けがあったんだ~と、びっくり。
ギーギー大掛かりでした。
片づけたい女たち(再演)

片づけたい女たち(再演)

グループる・ばる

江別市民会館(北海道)

2007/11/12 (月) ~ 2007/11/12 (月)公演終了

満足度★★★

観ました☆
今回も、クスクス笑える公演でした!
さりげない仕草が、その年代の方々の「そうそう」という共感をもったようで
大うけしていました。

New OSK レビュー in KYOTO

New OSK レビュー in KYOTO

OSK日本歌劇団

京都四條南座(京都府)

2007/11/10 (土) ~ 2007/11/15 (木)公演終了

満足度★★★★★

錦秋の都にレビューの熱い風
一部の源氏物語はまさに夢絵巻!いや~美しすぎる桜花源氏に度肝を抜かれました。音楽もいいし、ロック調音楽を使った場面も、OSKテイストの演出も面白い。ラストの美しさは感動!2部はOSK得意の群舞で魅せるショー!舞台から投げつけられるような、迫力のダンスダンス!いや~満足しました。OSKのレビューが錦秋の京都の名物になって欲しいなぁ。

抜け穴の会議室

抜け穴の会議室

Team申

赤坂RED/THEATER(東京都)

2007/11/10 (土) ~ 2007/11/24 (土)公演終了

眼福。
佐々木蔵之介さんの、舞台が好きっていう気持ちが伝わってくる公演でした。

大陪審(北九州公演)

大陪審(北九州公演)

劇団衛星

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2007/11/10 (土) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

徹底している
とにかく作品にこだわっている。
チケット、入場案内、パンフレット、前説。
作品を客に見せるのではなく
作品のなかに客を入れる感じ。
2時間ほど、裁判所にトリップした。

ネタバレBOX

「ゴッコ遊び」に参加したようで、とても楽しかった。
裁判長の「認めます」もツボだったし
無愛想な進行係もおかしかったし
なにより、最後の最後で英語なまりに豹変する連行さんが面白かった。
あーさんと動物の話

あーさんと動物の話

飛ぶ劇場

西鉄ホール(福岡県)

2007/11/10 (土) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

歌のような、詩のような
歌がたくさん出てくる、抒情詩のような世界。
切なく哀しい、だけど、それでも生きていこうとする希望が見える。
雨の音が効果的に使われていて
静かに心に迫ってくる。

舞台装置も大掛かり。
これを札幌へ持って行ったのか、と
そのパワーに感動した。

ネタバレBOX

降りやまない雨の中、動物たちと暮らしているあーさんは
部屋で、歌を歌っている。
届いているのか、届かないのか。
ラスト、船出しながら力強く歌うにもかかわらず
その歌が雨にかき消されて終わるのは印象的。
陰漏(カゲロウ) <<劇場版+画廊版>>

陰漏(カゲロウ) <<劇場版+画廊版>>

乞局

アトリエヘリコプター(東京都)

2007/10/24 (水) ~ 2007/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

≪画廊版≫うん。コッチの方が断然好み!
劇場版では根津茂尚の延々のキレ芝居に
食傷気味だったが、

ネタバレBOX

今回は様々な人物同士のやり取りで
いきなりパワーバランスが
逆転するのがとても面白い。

キャラクターの造形もグッと良くなっていて
地方出身者役の木引優子(青年団)が、鞄代わりに
ピンクの唐草模様の風呂敷を首にくくりつけてる姿に悶絶!
そう、彼女はまさにカワイイ天才バカボンキャラですから!

劇場版よりは多少良くなっているモノの
やはりオールドスタイルの演技が
混じってしまっている点が残念。

あと、結構状況説明を端折っているので
画廊版だけを観た人には伝わったのかどうかが
やや心配ではあります。
New OSK レビュー in KYOTO

New OSK レビュー in KYOTO

OSK日本歌劇団

京都四條南座(京都府)

2007/11/10 (土) ~ 2007/11/15 (木)公演終了

満足度★★★★★

しっとり夢物語と小気味好いダンス、贅沢なレビュー!
上原まりさんの語りに導かれ、夢物語。さまざまな人間模様、演じきる力量、どの人物にも味わいがありました。そして二部、花道横だったので、桐生さんのポーズを決める時の飛び散る汗や、貴城さんの形のよいお尻に感動!人って、こんなに綺麗でしなやかなんだ!!

微熱

微熱

Trigger Line

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/11/08 (木) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★

2時間ドラマっぽくて...。
安楽死をめぐる医者と弁護士と検事と刑事の法廷モノ?

暗転多すぎ。
本当は映像がやりたい!っていうのが見え過ぎ。

ネタバレBOX

キャラクター造形と最期に付け足された法律事務所での
オモシロオカシイ小芝居は完全に2時間ドラマ臭い。

数名の役者は随分と上手いけど
殆ど芝居大きすぎ。

しっかりしたモノは作れる集団だとは思うので
もっと頑張って演劇として面白いモノを作って欲しいものです。

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