最新の観てきた!クチコミ一覧

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『Midnight Callin'』

『Midnight Callin'』

ミスタースリムカンパニー

SPACE107(東京都)

2007/11/16 (金) ~ 2007/11/18 (日)公演終了

満足度★★★

せりふが・・・
歌って話して大変なのでしょうが,せりふが棒読みに聞こえました。カメのタンバリンの時にはあんなにしっとりと語ることのできた女優さんたちもちょっと魅力が減かな。歌とダンスには迫力はありましたが,最後に客席から仲間(友人?)と思われる人たちを舞台に引っ張り上げる段になると,観客に見せるよりも自分たちが楽しむことを優先しているようで,しらけてしまいます。ストーリーは分かりやすく,退屈はしませんでした。

遥かなる山でヤッホッホ

遥かなる山でヤッホッホ

Theatre劇団子

紀伊國屋ホール(東京都)

2007/11/15 (木) ~ 2007/11/18 (日)公演終了

満足度★★★

ドキドキはないが
安心してみていられました。役者さんのスキルも高く,ついつい感情移入して腹を立ててしまうほど。ただ,紀伊国屋ホールは2度目ですが,前の席に座高の高く頭のでかい人が座ると段差がないためとても見づらくなります。右から見たり左から見たりちょっと落ち着かない観劇でした。

ナツひとり ー届かなかった手紙ー

ナツひとり ー届かなかった手紙ー

松竹

新橋演舞場(東京都)

2007/11/01 (木) ~ 2007/11/26 (月)公演終了

満足度★★★

手紙には★5つ
女の一生を舞台で短時間で演じるのは大変でしょうね。
仲間さんもファンではありませんが、よく頑張ったと思います。
それにしても、声で出演された森光子さん、改めて素晴らしいと思いました。
彼女の手紙で泣きたくないのに涙が「ウルウル」と出てしまいました。

さすがです。

全体にはそれ程ではなかったけれど、手紙の朗読には★5つです。

席が前過ぎてさらに一番端ではっきり言って観にくかったです。
花道での演技は全く見えませんでした。(残念)

ワールド・トレード・センター

ワールド・トレード・センター

燐光群

AI・HALL(兵庫県)

2007/11/09 (金) ~ 2007/11/12 (月)公演終了

満足度★★★★

再演してほしい作品
とても良かったと思います。
うまくは言えないのですが、これから何度も再演を重ねて行けば、すっと高いところへ昇華していくような、そんな作品だと感じました。

人の想像を超えた事象が起こったときの普通の人々の反応って、こうなんだ…と納得するような感心するような。
ちょっと阪神大震災のことも思い出しました。

たくさんの人が出てくるのに、決して混乱していない。むしろ理路整然としている、そんな作りも好きです。

ワールド・トレード・センター

ワールド・トレード・センター

燐光群

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2007/11/17 (土) ~ 2007/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★

観てよかったと心から思う
911を題材にされると、もうそれだけで弱い。何でこんなに心揺さぶれるのか、自分でもわからないのだけど。
だから、というのもあるのですが、本当に、無理やりなスケジュールででも観て本当によかったと思いました。

ヘルメット・オン・ザ・ビーチ

ヘルメット・オン・ザ・ビーチ

劇団HallBrothers

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/11/16 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★

応援したいと思います
ちょうど滞在中だったため、初めて九州で実際にお芝居を観ました。
そんな訳で、この劇団の常を(噂としても)知らないので、何ともコメント書きづらいのだけど。
この「ロングラン」公演が終わる頃に、彼らがどんな顔してるのか、非常に楽しみ。がんばって欲しいです。
そんな観方しかできなくて、ごめんなさい・・(苦笑)。

トリツカレ男

トリツカレ男

演劇集団キャラメルボックス

新神戸オリエンタル劇場(兵庫県)

2007/11/15 (木) ~ 2007/11/22 (木)公演終了

満足度★★★

和製イタリアンな
3年ぶりくらいの観劇。平日初日だったので、客席は75%くらいの埋まり具合。
お話はラブストーリーというか、人情話というか。キャラメルらしい味付けがしてあって、楽しめる展開になっていると思いました。
西川さんや岡田さんなど、初期のメイン役者さんが年をとってきていることもあり、キャラメルが得意なファンタジーながらも、お芝居が全体として落ち着いたウェルメイド仕立てになっているのは、良い印象を受けました。

ネタバレBOX

でも正直、ミュージカル役者でない役者が歌ったり踊ったりというのは、ちょっと難しいなあと思いました。(ちょっとしかないけど)
ここだけは、ミュージカル専門の四季にかなわないでしょう。
恐れを知らぬ川上音二郎一座

恐れを知らぬ川上音二郎一座

東宝

シアタークリエ(東京都)

2007/11/07 (水) ~ 2007/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★

たのしゅうございました
緻密に計算された…っていうのではなく(個人的にはこの点で星四つ)、「川上音二郎一座の芝居」のような舞台。老若男女みな楽しめる商業演劇らしい芝居でした。

観客巻込んでの劇中劇は楽しい。

3時間飽きさせない手腕はすごいなと思います。

呪い

呪い

ジェットラグ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2007/11/15 (木) ~ 2007/11/18 (日)公演終了

満足度★★★

シュールなコント風
シュールなコント風で、劇場に合ってた。男優二人はアドリブ含めさすが。黒崎さん大健闘、殴る蹴る姿が容赦なさげなところがツボでした♪

もう1エピソード追加して3話構成にしたほうがバランスよいかなと思いました。

ネタバレBOX

おいなりさんの話は好きだなあ。
『Midnight Callin'』

『Midnight Callin'』

ミスタースリムカンパニー

SPACE107(東京都)

2007/11/16 (金) ~ 2007/11/18 (日)公演終了

満足度★★

最悪なスタッフ達
芝居はミュージカル仕立てでストーリーもきちんと練られていて充分に楽しめるはずだった。

舞台上では殊勝にも演劇人達がいい仕事をしようとしていたのが、解り、汗を流しながら一生懸命演じてる姿には感銘すら受けました。

しかしながら、客席では5歳くらいの女の子が後半、ずっと場内で走り回っていました。
他にも赤ちゃんがぐずって声を出してましたが親は退場しようとしません。

ワタクシの横の観客は呆れて二人、帰ってしまいましたが、それでもスタッフは全く無関心で注意すらしてなかった。

運営側が注意も何もしないって事は他の観客に対して誠意がないって事です。軽視しています。

MYMYの時のスタッフもそうでしたが、
ここのところ、劇団スタッフの対応を見てるとスタッフ自体にも常識がないです。

舞台にまで子供の声は渡ってたはずだから、演じる側は集中できたのだろうか?
観客はドン引きです!


そこにいくと『しびれものがたり』のスタッフは飽きて声を出してる4歳くらいの女の子とその母親を場内から出しました。

素晴らしいですね。全体の場の雰囲気を敏感に察知し、ソレを行動に瞬時に移す事が出来る。という事です。


今後、このミスカンとMYMYは二度と観たくないですね。
気分が削がれる。

ジョー・山中(ワタクシは知らない)の歌と芝居の繋ぎが全く離れてました。
突然、現れて歌ってました。(何コレ?・・??)
意味が解りません。カラオケに行ってる気分でした。




美しきファーム

美しきファーム

マシンガンデニーロ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/11/09 (金) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

物語の先にベクトルをもう一本
渋谷ルデコの閉塞感が高い空間での3人芝居・・。

役者たちに気負いがなくまるで水が流れるように進んでいく物語。

水彩画をみるような透明感とどこか淡白に流れる時間のなかで、気がつけば人生の尺までも感じるような巧妙な仕掛けが隠されている・・・。

派手さはないけれど、間違いなく深い部分で心に残る佳品でした。

ネタバレBOX

タイムカプセルねた自体は、昨今の演劇ではそれほど珍しい手法ではないと思うのですが、タイムカプセルで物語を回すのではなく、タイプカプセルを小道具に3人の人生の絡まり方を巧妙に描いて見せたことて、観客は自分の人生と舞台上の登場人物の人生に共通の時間というもうひとつの軸を見出すことが出来ました。
同じ時間を共有したものがルーズに離散し再び参集して過去の時間をしっかりとながめる・・・。 ましてやその作業すら思い出の中で行われていることに対する喪失感・・・。

水彩画に描かれた空のような間拓哉演劇の広がりに心を奪われてしまいました。

JETS

JETS

JETS制作部

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2007/11/16 (金) ~ 2007/11/19 (月)公演終了

もの凄いMother Fxxkerどもだ。
一応、褒め言葉。なんかロックだった気がする。60分しかないけど、気付いたら手に汗をかいていました。濃い。濃過ぎる。
これから行く方は上手側の席に座るのがオススメ。劇中で出る映像が観やすいし、他の席は混むと狭くなります。

ネタバレBOX

客入れから流れている曲は知る人ぞ知るzilch。私、開演前に既にテンションが上がりました。
ろりえの奥山さんが目当てでしたが、「15 minutes made」で出演してた高木さんも出てる。というかこの公演の関係者にはろりえの旗揚げ公演に関わる人々が多数。作風も始まってしばらくは間の使い方や畳み掛ける台詞で先日のろりえを連想しました。
舞台が2つに分かれていて別場面が同時進行。人物の関係性や背景は結構曖昧。なのになんだか成立している。smartballがやってる事をもうちょっと整えたらこれになるのかもしれない。そういえば去年この劇場でアイサツを観たんだっけ。主宰の方が先日のsmartballに出てました。
あ、女優2人が可愛いです。
おかえり-三つのお話を巡る記憶-

おかえり-三つのお話を巡る記憶-

HOTSKY

ひまわりホール(東京都)

2007/11/16 (金) ~ 2007/11/18 (日)公演終了

満足度★★

保育室のホールで保育室の話を。
まさに話の舞台そのままの空間を使った3つの繋がった短編。それぞれ違うテイストの物語をペースに趣の異なった演出で展開。110分。

ネタバレBOX

3話目の「銀河鉄道の夜」があまりに異質。この話が、それまで繋ぎの話として大枠を形成してる実家の保育室での兄妹の話の枠組みを壊してしまっている。もし母の死を重ねるためにこの話を選んだのなら、それは効果的とは思えず。

1話目の澤唯の披露する上方落語は普通に面白いが、他の演出、とくに場の精みたいな存在の4人は位置づけが各話で違うため、その把握にはちょっと難しく。

この話、旅館西郊にもっていくとどう変化するのかはちょっと気になるところ。
コントローラー

コントローラー

北京蝶々

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2007/11/16 (金) ~ 2007/11/23 (金)公演終了

ほほぅ。
自分の過去のデータを入力する事で未来を予想出来るというゲーム。そこから己を顧みる人々の物語。ちょっとSFというのもあり、台詞中に架空の言葉が出ると若干説得力に欠ける感じも。でも中盤まではその設定だけで楽しめました。

ネタバレBOX

前後で現実とゲーム内を分けた構造の舞台。時に現実の人物とゲーム内の人物がシンクロして同時進行したりもします。これが1つの舞台上で頻繁に場面が入れ替わる方式だったら、観る側もその度に気持ちを切り替えてしまって観辛かったでしょうね。そのシンクロを利用した演出で気になった点。双方の舞台にはそれぞれピアノとPCが置いてあり、現実とゲーム内の人物が同じ動きでその前に座る場面がありました。が、それをやるならもっと動きを綺麗に合わせて欲しかった。それに繋がる動きが始まった時点でそうなる事は予想出来て、期待もしました。なのであんまり綺麗に重なって見えなかったのは残念。
同一人物を演じる役者同士があまり似ていないけど、そもそも似せようとしてないのかな。現実と作り物の違いだし。
中盤までは現実とゲームとの差異を見比べながら物語が進み、それ以降は現実の人物がそして今後どうするかと動き出す。この辺から感情を見せる芝居が増えたものの、見せ過ぎてテンポが変わったからかスピードダウンを感じました。
で、ラスト。見限った同棲相手と抱き合った様に見えて実はナイフで刺している。個人的にこれがどうも頂けない。それまでに軽い暴力描写もあるとはいえ、最後の最後にそれはどうかと。ただ客の予想の裏をかきたかったんじゃないかと邪推さえします。後味が宜しくない。
ECHO

ECHO

劇団5本指ソックス

ART THEATER かもめ座(東京都)

2007/11/02 (金) ~ 2007/11/04 (日)公演終了

しっかり、しっとり。
脚本がしっかりしている。悪く言えば癖がない。団体として初の書き下ろし戯曲らしいのでまずは素直な作品でもいいと思う。作風はしっとり。恋愛感情に結びついたりそうでないそれぞれの慕情が、過剰過ぎず慎ましく描かれていました。大人、な感じかな。

ネタバレBOX

気になったのは役者のタイプ。4人中3人が自身の内側で作る芝居。その分、他者との遣り取りを上手く成立させていた西原さんが浮いて見えたのが残念。客の多くは「あの人なんか上手いな」くらいにしか思っていなかっただろうけど。他3人が下手という訳ではなくて、合致性が惜しかったと言えばいいか。
欲望という名の電車

欲望という名の電車

アトリエ・ダンカン

東京グローブ座(東京都)

2007/11/16 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

スタンリーとミッチが
両方ハート♪

呪い

呪い

ジェットラグ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2007/11/15 (木) ~ 2007/11/18 (日)公演終了

満足度★★★

なんともいえない感じ
まず、集客数がある程度予測できたであろうが、劇場内はギッチギチの満員。客同士で譲り合い精神も少なく、観劇マナーを考える。アドリブで進めてるのか半端だけど、面白かったのは演出と男優陣の力だと思う。黒坂真美の健闘も認めるけど、男優陣が醸し出す空気が上質のフザけなので、「別に黒坂真美がやらなくても(他の女優さんでも)いいんじゃねーの」という感じ。演出力が冴えていた。コレに尽きる。

ネタバレBOX

初めは呪いをかけられた夫婦と、その原因の話。唐突に始まり、唐突に終わる。
次に長い暗転の後、食べ物の呪いのドタバタコメディ。なんで前半から後半になったのか、切り替えるならそれで、きちんと区切りが欲しかったかなあ。
プリーズミスター赤ちゃんポストマン

プリーズミスター赤ちゃんポストマン

劇団東京サギまがい

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2007/11/15 (木) ~ 2007/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★

ブラック色は抑えられていたけど・・・
この劇団特有のブラック色が抑えられていた本格的なハートフルコメディ作品だったけど、所々で見え隠れするブラック色がこの作品を盛り上げていましたね。

特にSEによるブラック効果は良かった。

あちきが期待している山田能龍さんの本公演2回目となる演出、ちとツメが甘い処もあったけど、前回よりもさらに進化していたな・・・

ざっぱぁ~ん

ざっぱぁ~ん

LiveUpCapsules

サンモールスタジオ(東京都)

2007/11/14 (水) ~ 2007/11/18 (日)公演終了

たちってかっこいいなぁ
最初は、人数の多さにびびりましたが、後半は気にならず。
今回のお芝居をみて、こんなに近くで太刀をみるチャンスなんて、
芝居以外一生ないだろうと気づきました。
もうちょっと人数が少ないシーンで、芸達者な役者さんの太刀をみてみたいなぁ。

ネタバレBOX

特にいいなぁと思ったのは、
オンナ海賊さんが「オンナである」と打ち明けるシーン
 ⇒男女間の微妙な間が面白かったです。あるあるこういう間。

韓国語?の吹き替えシーン
 ⇒見せ方がすき。

もう一度スプーンを曲げよ。

もう一度スプーンを曲げよ。

タカハ劇団

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2007/10/05 (金) ~ 2007/10/08 (月)公演終了

満足度★★★

いなくなってしまった人へ
本当に「いなくなってしまった人の物語」でした。
舞台セットの完成度が高かったです。暗転を1度もすることなく舞台が進行していきました。
プロデューサーのセリフと、いなくなってしまった人の彼女のすさまじいキャラクターが印象にのこりました。
この前作の評判がとても高かったようで、気になっています。

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