HOTSKYワンコインシアター
落語「桃太郎」、小泉八雲「雪女」、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より
実演鑑賞
ひまわりホール(東京都)
他劇場あり:
2007/11/16 (金) ~ 2007/11/18 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://hotsky.main.jp/next/
期間 | 2007/11/16 (金) ~ 2007/11/18 (日) |
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劇場 | ひまわりホール |
出演 | 村瀬裕香、矢口恵子、森下誠吾、釘本光、柴山みほ、澤唯(projectサマカトポロジー) |
脚本 | 釘本光 |
演出 | 釘本光 |
料金(1枚あたり) |
500円 ~ 1,500円 【発売日】2007/10/01 1本\500(3本立て) 3本\1500 平日昼割 \1000(通しのみ) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | いまだに ときどき思い出すことがある。 弟が あれは三歳くらいだろうか 布団に入っていて 隣に母が横になり 寝かしつけている。 私は弟とは七つ年が離れていて 当時小学生だったはずの私は 隣の部屋からぼんやりとその様子を見ている。 母は 子どもが寝るときは 子守唄を唄ったり昔話を話してくれたりする人で その夜も 浦島太郎だか桃太郎だかを 弟に話して聞かせていた。 話しているうちに母のほうが眠くなったようで こっくりこっくりしながらそれでも話は続いていたのだけど 話が中盤に差し掛かった頃 母は ほとんど睡魔に負けた状態で 「そして そのバカは・・・」と言った そして言ったっきり 寝息をたてて眠ってしまった。 弟にその話をしても もちろん覚えているはずもなく しかし私はいまだに 「そして そのバカは・・・」の続きが気になったりする そんな記憶。 演劇をもっと身近なものに との思いから劇場外での活動も多いHOTSKYが、2005年2月以来久方振りにワンコンシアターを実施します。 一作品五百円。三本観ても千五百円。 今回は三つのお話を巡る記憶の物語。 是非、三本の作品とも堪能していただきたいと思いますが、1本30分ほどの作品で間に小休憩を挟むため、1本のみ、あるいは2本だけといった観劇も可能です。 お子様も、小学生以上であれば是非ご一緒にご観劇ください。 母と妹がいる実家に兄が帰って来て、母との思い出を話し始める。 それは、幼い頃、寝床の中で母から聞かされた昔話だったり、初めて覚えて母に聞いてもらった落語だったり、何故だか頭から離れないお話の一節だったり。 おかえり。 戻ってくる場所。 離れていく人。 つながっていく記憶。 様々な方々のご好意により実現した企画です。 この機会に、是非、多くの皆様に演劇に触れていただけますよう、秋も深まる頃、武蔵野の地で、皆様のご来場をお待ちしております。 ◆武蔵境 ひまわりホール 11/16(金) 11:00 16:30 11/17(土) 13:00 17:00 11/18(日) 13:00 17:00 ◆荻窪 旅館 西郊 11/23(金・祝) 17:00 11/25(日) 17:00 全て桃太郎の開演時間です。 1本約30分で5分の休憩を挟みます。 #1 落語 桃太郎 #2 雪女 #3 銀河鉄道の夜 ※1本だけの観劇も可能です。 |
その他注意事項 | ひまわりホールでの公演のみ託児サービスあり。 11/6までに要予約。 開演10分前から2時間で1800円です。 小学生からご一緒に観劇できます。 |
スタッフ | 音楽/演奏・高橋 知美 振付・明樹 由佳(La Compagnie A-n) 宣伝美術・choco 企画制作・HOTSKY |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー4
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弟が あれは三歳くらいだろうか 布団に入っていて
隣に母が横になり 寝かしつけている。
私は弟とは七つ年が離れていて
当時小学生だったはずの私は 隣の部屋からぼんやりとその様子を見ている。
母は 子どもが寝るときは 子守唄を唄ったり昔話を話して...
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