
風魔の小次郎 舞台版
「風魔の小次郎」ミュージカル製作委員会
シアターアプル(東京都)
2008/03/12 (水) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★
これは、これで、面白かった。
「ミュージカル」と銘打つのには抵抗があるけど、
出演者たちの熱演と、観客の熱さを楽しみました。

ムネモパーク
NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2008/03/14 (金) ~ 2008/03/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
記憶と統計とインド映画と。
鉄道模型のレイアウトに広がる記憶の数々。
そこで遊び語る老人たちが、記憶から現実を立ち上げる。
と言ってしまうと、ただただ感傷的な感じがするのだけど、それだけじゃない。
記憶からリンクして、現在のスイスの状況が見えてくる。
そこには数々のくすぐりがあり……そう言えば老人方は俳優じゃないのだ。
それこそ”脱力ドキュメンタリー”という言葉がしっくりくる。
なんだか考えれば考えるほど、虚構と現実の境目が難しくなってくる。
終演後に、レイアウトを見学していたら、なおさらそのように感じられた。
新しいパフォーマンスのスタイルとして、目から鱗の100%刺激的な体験。
また、日本で観られることを希望する。

ムネモパーク
NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2008/03/14 (金) ~ 2008/03/17 (月)公演終了

ベガーズ・オペラ
東宝
日生劇場(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/30 (日)公演終了
満足度★★
前かがみで観劇しては、いけません。
上演前、いやに、しつこい位、係員が「上演中、前のめり、前かがみになって、観劇なさいますと、他のお客様の迷惑になります。絶対に、前かがみでの観劇はしないで下さい」と、注意勧告。
芝居が始まって納得、いやに客席に下りての芝居が多いのだ。
歌舞伎座の3階席から花道が全く見えず、助六の時など
芝居の見所が半分見えないのと同様、取り残された感がとても多い演出だった。確かに、12000円払っているS席と4000円しか払っていないB席では
格差があるのは仕方ないが、ん・・・何が起こっていたんだろう、
ストレスが溜まる。
とは言って、もう一度見に行くか、と言えば、そんな価値はあんまり
なさそう。
久々休憩2回挟む3幕、計3時間30分を超える上演時間は長かった。
他の方もコメントしているよう、
それほど主役に依存している作品ではない分、主軸がはっきりしないから、
どうも物語に入り込みづらかった。
出演者が多く、アンサンブル扱いの人の人にまで存在感はある。
初演から再演までの間にご出世された方も多く、
顔見世興行的趣向さえ感じられたが、
(「トラブルショー」とは、かなり差がありますよ)
皆、似たような格好をしているため、役柄に存在感が生まれにくく、
話が整理されきれていない。
だから誰が誰だか、役の上での相関図も良くわからず、
また格好も皆コジキ衣装ですから、良くわかりません。
混沌としたまま、話は進んでしまい、
いろんな理由が重なり、取り残された感が強かった。
歌舞伎でも「何百年ぶりの復活」とか、「埋もれた名作」との
コピーで上演される作品はありますが、
長い間日の目を見なかった作品って、それなりに理由があるんですね。
つまらないから復興されないのでしょう。
ミュージカル実力派に囲まれた中、
主役の内野氏は、格好いいけど、正直存在感は薄い。
出番も多くないせいか、印象に残らない。
これなら来月の「風林火山」に出たほうが良かったんじゃないか、と
感じました。
お歌は上手になりましたが、それでもレベルは知れてます。
見所は、セットと照明などの舞台美術。
非常に日生劇場のサイズに溶け込んだ装置が仕込まれ、
これは見応えがありました。

フリータイム
チェルフィッチュ
SuperDeluxe(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/18 (火)公演終了
満足度★★★
フリータイムを自由に考える
手法からくるのでしょうが、舞台も客席も境がないような雰囲気が面白いです。
蛇足ですが、昔、古舘伊知郎がやってた「日常シーンの実況」を思い出しました。
店外の誘導はいまいち。入り待ちの客で歩道塞がってたし。苦情きちゃうよ。誘導、物販等、制作スタッフはもっと大声だしてもよいのでは?(それとも芝居の雰囲気にあわせてるのだろうか)。

道程
アタラシプロン
荻窪メガバックスシアター(東京都)
2008/03/14 (金) ~ 2008/03/16 (日)公演終了

ワニの涙
ティーファクトリー
シアタートラム(東京都)
2008/03/06 (木) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
初、川村毅
一幕でいい意味でも悪い意味でも期待を裏切られ、役者の良さでどうにか持ってるな、と思いきや、二幕でいい感じにやられました。あれくらいの世代のある種のこだわりを全うしながら、試行錯誤されてるところは悪くない。

紫式部ものがたり
松竹
大阪松竹座(大阪府)
2008/03/03 (月) ~ 2008/03/30 (日)公演終了

母をたずねて完全に
(劇)池田商会.
ぽんプラザホール(福岡県)
2008/03/15 (土) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★
初めての本公演
初めて池田商会の本公演を見ました。舞台はシンプルで、役者さんの頑張っている感じは伝わってきました。ストーリー自体はあまり深みや特性が無く、その部分が若干残念でした。

偉大なる生活の冒険
五反田団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/03/06 (木) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
大丈夫だよ・・。
五反田団の芝居を観るのは年始の「工場見学」から、3ヶ月経った今回の作品だから、小劇団の芝居のペースから言うと、結構な公演ペースだよね?
前田は昨年の、岸田國士戯曲賞受賞作の「生きてるものはいないのか」や、芥川賞候補にもなった小説「グレート生活アドベンチャー」を、舞台化した今回の作品などご存知の方も多いだろうから、たぶん・・・小屋は混んじゃってるんだろうなー!と想像はしていたものの、こんなに混んでるとは露知らず・・・待ちに待たされ、挙句の果てに3階席まで案内されて・・対岸の彼方どころではなく、前田さまさまの顔がちっさくなって目の動きも解らないほどで、対海の彼方に感じたのはワタクシだけでしょうか?(^0^)
ストーリーは元カノのアパートに転がり込んで夜的に言うと『ヒモ』、昼的に言うと『ニート』、シビア的に言うと『パラサイト』生活をゆるゆると送ってるオトコの物語なのだ!
本来なら暗くどん底になり易い定職を持たない、金も持たない、家も持たない、それこそナイナイずくしのオンパレードごとき暮らしなのに、当の本人は楽天的に「ど~にかなるじゃん!」的な発想で、全然まったく心配ご無用なのだ。
ところがどっこい、元カノはそんなゆるゆるのど~にかなるじゃんオトコにいらついたり暴れたり泣いたりするのだが、そんなオンナを慰めたり励ましたり、癒したりしちゃってるこのオトコに偉大さを感じてしまう。。(^0^)
ど~にかなるじゃんオトコ30歳は、自分のそんな不安定な状況にも無頓着でゲームをしたり、アニメを読んだりしながら、相変わらず引きこもってのらりくらりと生活してる。
舞台のセットは一組の布団と三枚の座布団、空や飲みかけのペットボトル、雑誌やらティッシュが散らばってる。
ど~ってことない脚本なのに、何故かムショウニ感動するのは何故だろうか?
ああ~、解る解る!と感じる独特の雰囲気に共鳴するのだろうか?
30オトコを前田でない他の役者が演じたらコレほどまでに、この芝居を好きになれるだろうか?
うん、そうだ!きっとみんな前田が好きなのだ。
ゆるゆるを演じる前田も働かないでゲームに興じる前田も蹴られる前田も淡々と演じる前田を全ての観客は好きなのだ。
特にイケメンでもない普通さ。オーラがあるわけでもない普通さ。極端に個性がある訳でもない普通さ。毒もなくキラキラ光ってる訳でもない普通さ。
この普遍的な普通さにシビレルのだ!(^0^)
そうして・・「大丈夫だよ。人生、どうにかなるから・・。大丈夫だよ。」ってなでなでされてるような気になるのだ。

Drop
トゥインクル・コーポレーション
ももちパレス(福岡県)
2008/03/14 (金) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
間違いなく天才
しかも美形(←ここ重要w) よどみなく流れる演目の数々。
彼にはプレッシャーということばはないのだろうか。
ファンが多いせいか、ひとことひとことでわっと笑いが起きるのは
少々うんざりだったけど、これだけのものを観れて超満足☆

チビルダ ミチルダ
康本雅子
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2008/03/13 (木) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
たのしい70分
面白さとかっこよさが同居していて、楽しいです。
ダンスというより、生でクレイアニメを見ているような不思議な感じがしました。

チビルダ ミチルダ
康本雅子
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2008/03/13 (木) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
とにかく楽しい
切れがあるだけではなく、伸びやかで艶やかで・・・。
熱く、あるいはシリアスな表現もたくさんあるのだが、それをまっすぐに感じられることを含めて、とにかく楽しかったです。
終わってすごく満たされたパフォーマンスでした。
![パラダイスローグ[新作]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/000/nophoto_stage.png)
パラダイスローグ[新作]
レニ・バッソ
パークタワーホール(東京都)
2008/03/14 (金) ~ 2008/03/16 (日)公演終了

身毒丸 復活
ホリプロ
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2008/03/07 (金) ~ 2008/04/10 (木)公演終了

シナトラと猫(改訂版)
MCR
駅前劇場(東京都)
2008/03/11 (火) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
虎雄と猫を拝見
いやー、面白かったです。
虎雄はひとりの人間とそれを取り巻く人たちを、バカバカしい味付けをしつつもしっかりしたドラマで見せました。
猫はネタのオンパレード。これはとにかく楽しい!
ただ、虎雄の完成度と猫に差がありすぎ。猫は役者たちもネタをかけあって探りつつやってたので役者は楽しいだろうけど、同じシリーズの作品と考えると浮いてる印象。
あと、一気に3つも上演する必要があったのかも疑問。そんなにみれるひとは少ないだろうし、実際作品もデキにバラつきがでてるし。
虎雄が★4つ、猫が★3つ。総合で3.5と言いたいけど、四捨五入で4にしとこう。

母をたずねて完全に
(劇)池田商会.
ぽんプラザホール(福岡県)
2008/03/15 (土) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
見応え十分!!!
池田ワールド全開!メンバー総出演なんだけど、ごちゃごちゃ感がなく
それぞれの役割をきっちり担っていたと思う。役者の魅力が十二分に
出ていた。

シナトラと猫(改訂版)
MCR
駅前劇場(東京都)
2008/03/11 (火) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★
短いけど楽しい時間
力のある役者さんが揃って楽しい時間を提供してもらった感じでした。どこまで台本があってどこからアドリブなのか、とにかく小劇場というところで楽しいでいることがとても伝わる、そんな印象でした。

「金色夜叉」の逆襲
月蝕歌劇団
あうるすぽっと(東京都)
2008/03/13 (木) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★
劇場変わってもいつもと同じ
"月蝕"としては静かな部類になるのでは。途中ちょっと退屈に感じましたが、ラストで一気に物語が動きますね。
劇場変わってもスタイル変えないところはエラいと思う。
高野直子・鈴木真理の二人は芸達者っぽい。別の舞台が見てみたい。

鯨屋の客
菅間馬鈴薯堂
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
なぜかすんなりと入ってくる作品
私にとっては絶対に拒否反応を示しそうなパーツだらけだったのに、すーっと、じわじわと、浸透しました。うーん、どうしてかがわからない。不思議です。今の状態とマッチしただけなのか、それとも根底から合っているのか。次の作品で確認しないと。