
THE SNAKE
SHIMAISLAND
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2008/04/25 (金) ~ 2008/04/29 (火)公演終了
満足度★★★★
エンターテイメントでしょう!
ひどくガラガラな客席を前に(30人位)、大きく作られた舞台を、
十二分に利用して、かなり贅沢な粒を揃えて上演されてます。
ゴシック調に作られた装置を背景に、
稲垣吾郎に似た感じの座長さんが、江戸川乱歩調の話の構成で、
テンポよく綴っていきます。
池袋芸術劇場(小ホール)の大きな舞台で、こないだスケールの
大きな芝居を見せてくれたコーヒー牛乳の人達が、
その時と同じ演技で、話に彩りを加えてます。
(ポーンって今にもいいそう!)
この規模の公演で、笑いあり涙有りのドラマを詰め込んで、
これはエンターテイメントでしょう。いやいや楽しかった。
このまんま、グローブ座に持っていってジャニーズの子達に、
やらせても十分に受けると思います。
もちろん、この作品として、もっとメジャーな劇場でも
いけるんじゃないかな。
残念なのは、複数の人間相関図が絡み合うのですが、
これが今一つ、よくわからない。
どこがどうなっているのか。
あれは主役の線の細い男の子の演技力の問題なのかなぁ。
ミステリーをベースに色々な話を絡ませていって、
約100分、変な小細工もせず、よくある押し付けがましい作家の
自己主張もなく、エンターテイメントに徹して、
いやいや好感度◎
女優陣が皆素敵でした、存在感十分。
笑いを取る場面は笑いを、決めのポーズの立ち姿、
色香が漂うオーラ。
小劇場だからでしょうが、堪能致しました。
この中野ウエストエンドスタジオって、
普段は何をしている場所なんだろう??稽古場?
駅から遠いし、劇場内への入り方も、ちょっといびつだったな。

49日後・・・
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2008/04/12 (土) ~ 2008/05/06 (火)公演終了
満足度★★
期待して観に行ったのですが。
今回出演のみなさんは、一度観てみたいと思ってた役者さんばかり。
なかなかお値段の高いお芝居には手を出さない私なのですが、
すごい方々が揃ってるから!と、期待して観に行ったのですが、、、

茶毒蛾無呼吸引金
Oi-SCALE
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/04/25 (金) ~ 2008/05/06 (火)公演終了
満足度★★★
林ワールド、でしょうか
この息苦しい緊張感はなんだろうか?
シンプルだけど複雑に入り組んだ構成の中、どうにもイライラする
台詞も多く、登場人物の背景も、じっとドラマにのめり込んで聞き込まないと、
わからないまま終わってしまう。
時間と共に、だんだんと全体像が見えてくると、
作品の底力か、かなり面白くなってくる。
かなり荷が重い、硬派な作品で見応えがありました。
真面目に見ていたせいか、主役の兄弟で出演していた作家の方の
インパクトの強さが、いつまでも残って、
夢に出てきそうな位でした。
こまばアゴラ劇場って不思議な劇場ですね。
1階に図書館のようなロビー?があるんですが
あそこは観劇とは関係ない人も利用していいのでしょうか?
その1階でチケットをもぎって、外の階段を使い
劇場に入るから、全席自由の作品だったら
(いつも全席自由っぽい劇場だけど)
誰でも自由に入れそうですね。
リピーター割引で半券持って行くと、500円で見れるとか。
3000円の公演が500円、うーん、ヤフオクで売れっかな(冗談)。、
東大の近くにあるせいか、何だか客層も知的なインテリっぽい人が
多かった。作品自体も、決してミーハーなちゃらちゃらした雰囲気では
ないし、劇場の雰囲気にもピッタリ!
でも、気軽に御覧下さいって作品じゃないな。
覚悟して作品に望まないと、痛い目に合いそうな・・・
そんなパンチの効いた作品でした。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
ニッポン放送
新宿FACE(東京都)
2008/04/04 (金) ~ 2008/05/06 (火)公演終了
満足度★★★
山本耕史 特別公演?
これは「ヘドウィグ~」という作品を楽しむというよりも、
「山本耕史 特別公演」を見に行く気分で、観劇するショーでしょう。
三上ヘドウィグが役柄に近づいた雰囲気、落ちぶれた悲壮感漂う、
汚くなってしまったドラッグクイーンとなり、そうこの作品が目指す
テーマに沿う歌もあるドラマとして描いていたのに対し、
ツルツルで清潔感と若さが溢れ、筋肉質な山本ヘドウィグは、
どこにも後ろ向きな影はなく、はつらつとしています。
これは山本耕史がヘドウィグの格好をして、
「こんなん、やっちゃいました」という雰囲気であり、
ライブの中に一人語りも盛り込んじゃいましたって感じです。
いわゆる、五木ひろし公演で「銭形平次」を演じてみたり、
石川さゆり公演で「飢餓海峡」をやっているようなもの。
まぁ公演場所も、三上ヘドウィグが、パルコ劇場だったのに対し
山本ヘドウィグは普段プロレスをやっているのかな、
ライブハウスかクラブっぽい場所だったのも、
作品の印象への影響があるのかもしれません。
決して下手とか悪いという訳ではありません。
山本耕史のファンには、半裸にもなりますし、
彼の魅力は十二分に発揮されていますから、
十分満足のいく内容ではないでしょう。
事実、前方の席の人は、どの曲で立ち上がって掛け声をするのか、
どの曲は座ってしんみりとするのか、よくおわかりです。
歌舞伎の掛け声のように、合いの手も調和されてました。
会場の雰囲気にも合ってます。
ただ僕のように純粋にドラマを期待していくと、
「一体、何やってんだか・・・?」って、取り残されます。
台詞が素直に入ってこないから、
とても舞台との距離感を感じてしまいました。
どちらにしても、この公演、わりに昼の部もあるようですが、
アングラ気分で、夜の遅い時間に見るような作品じゃないかな。
歌舞伎町のド真ん中ってロケーションは雰囲気にピッタリですが、
明るい時間とうより、夜9時か10時頃から、
ちょっと一杯ひっかけながら見るような作品と思う。
韓国の大学路でも、夜10時からの公演(4時、7時、10時の1日3回公演
だった!)もされてましたし。
ソムンは、良かったですよ。雰囲気もバッチリだし、妖艶さもありました。
歌もパワフルで聞き応えがあったし、山本耕史の邪魔にならない、
相性のよいバランスでの歌い方(バランス)でした。
これ、座長公演では、とっても大事。
個性は出さなきゃいけないけど、座長より目立っちゃダメ。
座長を引き立てなきゃいけない、座長を超えちゃダメ。
そんな意味では、彼女は、とてもいい存在でした。
韓国では、評価されている歌手とのこと、
これはチラシの触れ込みに間違いなし!アーメイとは違います。

ヤクザとアリス
ろりえ
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2008/04/25 (金) ~ 2008/04/28 (月)公演終了
満足度★★★
やくざな芝居ですね
旗揚げにもかかわらず満席状態だった。楽日までそうだったらしい。どんな宣伝したのですか。
みんな危なげない演技で、集中して見れた。構図も分かり易く、演出もほどよく好き。ギャグ面白い。音楽は世代がばれる。

コブタが野バラで夢をみた
カナデコトビート
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2008/04/11 (金) ~ 2008/04/14 (月)公演終了
満足度★★
つぼみはどこで花開く
イメージに反して意外とポップじゃなかった。同時にエグくもなかった。
開演アナウンス・パンフなどなどからは内輪っぽい雰囲気がムンムンだったけれど、程よく笑えたし、ラストの展開は納得だったので、よかった。
セットが凄い作りこまれていた。学生らしからんなぁ、と笑

似た者同士
We We BeT
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2008/04/25 (金) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
満足度★★
笑いを狙いすぎなすれ違いシチュエーションコメディ
シチュエーションコメディとしては王道というかよくあるのが、すれ違いによるもので勘違いや嘘からそのずれを笑うというものだ。お笑い界ではアンジャッシュなどの芸が一番メジャーだとは思うのだが、そういった形式の話。
もっとシチュエーションコメディとして練るか(たぶん洗練すれば1時間位で出来る話だと思う)、もしくはギャグ押しの作品にするのかちょっと中途半端な印象を受けた作品だった。ただよくも悪くもとてもわかりやすくそして笑いも好みが合えば笑える作品ではあると思うので、初めて劇を観るにはいい作品かもしれない。

夏の夜の夢
Studio Life(劇団スタジオライフ)
シアターサンモール(東京都)
2008/04/17 (木) ~ 2008/05/11 (日)公演終了
満足度★★★★
十二分に楽しめます
スタジオライフの公演は面白いのとそうでないのと(もちろん主観ですが)大きく差があるのですが、今回のは「当たり」で十二分に楽しめました。
役者が全員男性であるということが良い形で現れてます。
あと、パンフレット(1500円)の 扇田(評論家)さんと演出の倉田さんとの対談が面白いですよ。

飛ぶ痛み
キリンバズウカ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/04/25 (金) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

美女木ジャンクション
大人の麦茶
あうるすぽっと(東京都)
2008/04/23 (水) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
満足度★★★
残念ながら今作は
残念ながら今作はさほど面白くなかった。
ハロプロエッグの子が2人参加しているので、集客力は前回よりもよっぽど強かった。
その彼女らも、良いとは言わないが悪くもなかったが。
なんだかなぁ。たいぞうさんの旨みが入ってなかった。

煉獄アリス
ムシラセ
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2008/04/26 (土) ~ 2008/04/29 (火)公演終了
満足度★★★
煙草を吸うシーンさえなかったら
ゴス割なる設定があったから、もっとゴスロリが多いかと考えて喜んでたら、意外と少ない。
ワタクシ的には和ゴス、ツボだした。
やっぱ、着物ゴスはええわ~。萌える~~。。
で、本題。
引きこもりのアサミが現実の世界から妄想の世界に迷い込んだお話。
以下、ネタバレBOXに。。

Golden Weeeek!!!
アロッタファジャイナ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2008/04/23 (水) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★
手作り感の心地よさ
素直に、おもしろくて楽しめる舞台でした。
舞台と客席の距離感や空気がとてもここちよく、役者の演技も、既製品にはない手縫いのような肌触りで感触で伝わってきて…。
贅沢な試みだとおもうし、しかも
ここの番外公演、回を追うごとにどんどん進化しているような気がします。

似た者同士
We We BeT
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2008/04/25 (金) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★
キュートでファニーな逸品!
交通の便のいい歌舞伎町の小さな劇場で、チケット代、裏のミラノ座で、
映画をみるのと変わらない料金¥2000で、
立ち上げたばかりの劇団を若い人が上演するって、ことを前提に
納得の上で、観劇と感想。
コントのように楽しい芝居を見せてもらって、これはなかなか拾い物。
垢抜けない主役の男の子達が一生懸命、バタバタしてます。
変なテクニックや、無意味な間とか、
そんなものを利用せずに直球勝負。
手作り感あふれる舞台装置や、簡素な照明も効果的。
暑苦しい男の子二人相手に、これは究極とも言える薄口な女の子が、
絡むんだけど、これば絶妙なバランス。
役者同士の組み合わせも悪くない。
でも、説明くさいセリフとイライラするボケが重なって、
最初の30分位で、結構おなかいっぱい。
「これが2時間続くのかぁ」って思っていたら、
いやいや話は、いろいろと枝葉をつけて、
ラストも小粋で綺麗な幕切れ。
サンモールスタジオあたりで、10回も公演を打っている
ベテラン劇団なら、つっこみどころも満載ですが、
(2時間弱の作品ですが、整理されえりゃ80分程度の内容でしょう。)
はじめてにしては、良く出来ているんじゃないかな。
キュートな3人組が、よくある自分達だけ、身内だけが楽しめる芝居では
なく、観客のみんなに楽しんでもらおうとしている姿が
良く伝わりました。
シアターシャインって、初めていきました。
天井は低いけど、舞台の間口が広いせいか、
圧迫感とか窮屈間のない劇場ですね。
場所も便利だし、悪くない。

銀座通りのデカプリオ
昭和芸能舎
シアターブラッツ(東京都)
2008/04/22 (火) ~ 2008/05/02 (金)公演終了
満足度★★★
手抜きだなぁ
殆ど「横丁のディカプリオ」と一緒です。
再演なら、再演!とか改訂版とか謳って欲しい。
設定が似ているのは、シリーズものってことで問題ありませんが、
台詞や演出が、まるっと同じというのは、ちょっと観客をナメテるなぁ。
3000円で、100人程度の小さな劇場で、
エンターテイメントに満ちた作品を提供してくれていますし、
主役の倉貫君は、こんなステージに出演していることが
不思議なくらい、ハンサムだし華もあるし、
いわゆる小劇場公演としては群を抜く完成度ではあります。
ただ前作の「へそのはなし」に比べ、
作品としてのまとまりも、作家の主張も、レビューも中途半端で、
それは期待度に比べということですが、
残念な気分で劇場を後にしました。
売れ出した頃の三谷幸喜も、似たようなことありましたね。
「巌流島」とか「バイマイセルフ」とかコント赤信号の作品を
出していたころ。
従来作品に比べてですが、あきらかに密度の薄い、
その作家にしては水準の低い作品を出してました。
「温水夫妻」あたりで復活したけど。
次回は、赤坂レッドシアターでの公演とのこと。
それも、再演っぽい。
作家が多忙になりすぎている環境なら、
いっそ公演を打たなきゃいいのに。
アングラ感漂う新宿の地下劇場から、ご出世。
シアターサンモールとか、紀伊国屋など、
新宿からは離れないでほしっかったなぁ。

百景社の「授業」A+
百景社
A.C.O.A.アトリエ (栃木県)
2008/04/12 (土) ~ 2008/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
百景社の那須公演観てきました
百景社はつくばの劇団なんですが、那須のA.C.O.A.アトリエで公演することが結構あって、私は栃木に住んでいるので、よくA.C.O.A.アトリエでの公演を観にいきます。百景社の公演は毎回楽しみにしています。今回見てきた「授業」は、「なぱふぇす2008」の中での上演で、出演者の表情や動きがおかしくて思わず笑ってしまいましたが、最後はすごい終わり方で、なんとも不思議な気持ちで帰ってきました。ただ、面白いとか、怖いとかいうのではなくてその先に何かただならない意図がからんでいて、それははっきりと言葉では言い表せないのですが、とにかく観てほしいです。心に残る演劇ってたくさんはないと思いますが、私の中で百景社の演劇は見終わった後何か心に感じることが出来るので、自分自身にその何かを問う機会となって、日常生活では使わないところの頭が回って、良いです。
[授業」はこれからも他の会場で公演があるようですので、是非是非お勧めします。

飛ぶ痛み
キリンバズウカ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/04/25 (金) ~ 2008/04/29 (火)公演終了
満足度★★★
痛いの飛んでけっ
自然な日常っぽい台詞まわしが心地良し。
説明くさい表現が無いのも良い感じ。
なのに小演劇らしいどぎついお話で刺激欲も満たしてくれる。
・・そうだ!今度クロムモリブデンの公演を観に行ってみよっと!

旅すれば闇日光
カリフォルニアバカンス
アイピット目白(東京都)
2008/04/22 (火) ~ 2008/04/28 (月)公演終了

飛ぶ痛み
キリンバズウカ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/04/25 (金) ~ 2008/04/29 (火)公演終了
満足度★★★
違和が手を握ってる気がしてならない。
基本線、本当に素晴らしいんである。
『S高原から』を意識させる美術に始まり、そこを這い回る役者の妙があり、
静かなのに会話がいい感じにうるさくて、ドラマがガチガチに構築されていて、
不満が入り込む要素がないはずなのに、違和が残ってしょうがない。
あるいは、キャラクタや物語に対する残酷さが鮮やかだったからだろうか。
それは“軽み”とすることもできるし、“ぺらさ”とすることもできる。
もちろんそれは、魅力になるだろうし、実際に“軽み”が功を奏したように思う。
ただ、最後のエンディングに着地する根拠が、あまりにも希薄なのだ。
少なくとも“あの二人”の切実さが、いまいち感じられなかった。
たぶん、そこが違和なのだろう。
とにもかくにも、早く次が見たい団体であることに違いはない。
関西の秘密兵器から王子の核弾頭となる日は遠くない、と思うのだけど。

飛ぶ痛み
キリンバズウカ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/04/25 (金) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

三風谷村水没前夜
劇団バッコスの祭
池袋小劇場(東京都)
2008/04/26 (土) ~ 2008/04/29 (火)公演終了
満足度★★★★
笑いと殺陣を武器にして
観客から何回も笑いがおきていた。
人の感情を動かすことは大変なことだと思う。
何回も感情を動かしにかかってきていたので
ちゃんと観客を意識してくれているようだった。
当たり前のようで、全くできない団体もいるのだから
題材に関しては
個人的な好みだが
あまり魅かれるものがなかったので残念だった
別の題材でみるとまた違ったものが見れそう。