最新の観てきた!クチコミ一覧

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横濱荘狂想曲

横濱荘狂想曲

理想現実

ザ・ポケット(東京都)

2008/01/30 (水) ~ 2008/02/03 (日)公演終了

満足度

志は高いのだが・・・
いろんなこだわりを持って作品を作り上げている様だけど、それが足枷になって、演技が型にハマってしまい、面白味に欠けてしまった作品になってしまった感じがしたな・・・

ラストも「理想」であり、「現実」的でなかった気もしたし・・・

観ていて、「理想」と「現実」の間でもがいているな・・・って思ってしまう作品でしたね。

革命日記

革命日記

青年団

アトリエ春風舎(東京都)

2008/01/30 (水) ~ 2008/02/12 (火)公演終了

10年前にも観たかった。
その頃の自分はまだ芝居というものを観た事がありませんでしたが。
確かに若手公演。他の青年団の芝居に比べると重厚さが足りない様に感じました。でもね、それは不足感ではないのです。長年やっている人々と今から同レベルだったりしたらそれはなんて手に負えない化け物か。ここからですね。出演していた彼らの今後を期待します。

あこがれ

あこがれ

ユニークポイント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/01/31 (木) ~ 2008/02/04 (月)公演終了

満足度★★★★

文化の違う
二組がひとつのテキストから引き出してくるモノの違いが興味深かったです。
問題意識や共感することばや見せ方。

オリジナルバージョンはしっとり濃厚。
韓国バージョンは赤裸々で大胆。

そんな印象でした。

ナルシグナル

ナルシグナル

東京ネジ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/01/31 (木) ~ 2008/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★

女子の脳内を覗き見するような
とても女の子な作品でした。
それも歳相応な。
少しくすぐったいというか恥ずかしくなるんですが、
かわいいと思ってしまうからきっと気に入ったんだと思います。

カゴツルベ

カゴツルベ

少年社中

吉祥寺シアター(東京都)

2008/01/09 (水) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

雪のシーンの美しさは圧巻
格子にキャスターを付けたシンプルな装置や和洋折衷の衣裳など舞台美術が面白い上に終盤での次郎左右衛門とカゴツルベがシンクロした殺陣のアイデアが良く、その後の積もるほどに降り続く雪のシーンの美しさは圧巻。

サバンナの掟

サバンナの掟

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2008/01/05 (土) ~ 2008/01/06 (日)公演終了

満足度★★★★

まるで別作品のような味わい
前年の『女体カーニバル』でのバージョンとはステージが広くなり装置も一新したのにはとどまらず、配役までガラリと変えてまるで別作品のような味わい。
また、不幸な出会い方をした一組の男女の悲恋物語(?)としての側面も読み取る。

PTA

PTA

ホチキス

吉祥寺シアター(東京都)

2008/01/19 (土) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

ホチキス「PTA」観劇
ナイスっ!と思う部分と、もうちょっと欲しいっ!と思う部分が混在。
黒板は素敵だったがホチキスなら吉祥寺シアターをもっともっと活かせた気もする。
加藤敦さんのミドルエイジ姿が似合いすぎて驚き。
スポット&心の声がスムーズでよかったんー。

15 minutes made vol.3

15 minutes made vol.3

Mrs.fictions

ザムザ阿佐谷(東京都)

2008/01/24 (木) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

15 minutes made vol.3観劇
圧力団体イクチヲステガが好きだった。
このvol.3が今までで一番ジャンルが拡がったと聞いたが、確かに、
ストレートプレイあり、おかしなミュージカルあり、シュール(?)ありで色とりどり。
15分ならもし好みじゃなくてもガマンできるし、お得な1粒。
もしかしたらここに出演する団体は本公演よりもチカラを入れて作らないと!かも?

NINPU妊×××婦SANJŌ

NINPU妊×××婦SANJŌ

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

駅前劇場(東京都)

2008/01/30 (水) ~ 2008/02/04 (月)公演終了

満足っ
動機がしっかりしてるからドタバタがしっかり笑える。
演劇的トリックアートもヒトの感情ありき!

繭

reset-N

シアタートラム(東京都)

2008/01/23 (水) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

後日グッときたり
観たときよりも、後日、あと追いで「よかった!!」という感情が盛り上がった。

声の響きが心地よかったなー。

ネタバレBOX

ミネストローネ…
を聞き逃さなかった自分をえらいと思います。
繭

reset-N

シアタートラム(東京都)

2008/01/23 (水) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★

どうしてもリアルさに欠ける、
皇族とテロという素材を扱うのに、
俳優の台詞と身体を物語から切り離した演出は、
独特の緊張感を生み、とても面白い!

アート思考の強い舞台美術、照明、音楽も
さらに緊張感を増幅させていて良いなと。

ネタバレBOX

しかし、残念なコトに俳優の存在感が弱い。
上手の端に座ったせいかもしれないけれど、
Aと名づけられた女帝役と下手側の俳優がなんとも。

上手側は、平原テツ、久保田芳之、原田紀行、
奥瀬繁、山前麻緒と手練の俳優陣が良かったが、
下手側の俳優陣の演技は届いてこず。

しかも衣装を没個性狙いなのか、
モノトーンで統一されていたのにも、
俳優の存在感が弱く感じた要因があるのかとも。

途中で上手と下手の俳優をそっくり入れ替える、
という演出でも良かったのではとも。

A役については、神々しさの絶対的欠如につきる。

賛否両論がはっきり分かれる作品だったのだけれども、
いっそ台詞を俳優の身体と感情から断ち切って、
より強く届く演出に特化した方が、
より面白くなったのではないかとも。

ナルシグナル

ナルシグナル

東京ネジ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/01/31 (木) ~ 2008/02/03 (日)公演終了

200802011430
200802011430@王子小劇場

あこがれ

あこがれ

ユニークポイント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/01/31 (木) ~ 2008/02/04 (月)公演終了

満足度★★★★

文学座の雰囲気でしょうか。
基本的には韓国バージョンは好みではないので日本版のみで失礼しましたが、人間の危うさと危険性が感じられて良かったです。出来れば和子さんはもう少し怪しげなほうが良かったのではないかと・・・

ファイル/残置物処理班

ファイル/残置物処理班

世の中と演劇するオフィスプロジェクトM

サンモールスタジオ(東京都)

2008/01/30 (水) ~ 2008/02/03 (日)公演終了

満足度★★★

とてもインパクトがある作品
普段誰も意識する事のないテーマに鋭くスポットを当て、問題点を抉り出したような作品。
難しいテーマを取り上げ、とてもインパクトがある内容。
難しい問題を考える事は苦手な自分だが、たまにはこういう事を意識することも必要なんだろう、と真面目に考えさせられた。

ネタバレBOX

最初に感じたことは、あ、世の中にはこんな仕事もあるんだ、という事。
考えてみれば当たり前の事ではあるものの、自分も含め、ほとんどの方は、その存在すら意識しないに違いない。

冒頭いきなりのシーンで、お気楽な自分なんぞ、ハードパンチでぶっ飛ばされたような衝撃。
そうそう、この手の題材だと、当然この「臭気」という要素はついてまわる。
現実の舞台からは無論そんなものなど流れて来る筈もないのだが、その後ヘビー級、ミドル級と言う言葉が出演者の口から出る都度、何か胸が悪くなるようにも感じられた。
(作品を作る上で強調された設定になっているとは思うものの)身勝手で無責任な遺族の描写も上手い。
本気でムカムカさせられたという事は、良くできた作品と言うことなのだろう。

テーマがテーマなので仕方ないとも思うが、全編出口のない閉塞感のようなものが漂っており、個人的な好みからすれば、少し息がつける、ホッとできるようなシーンも欲しい。
時折織り込まれる笑いのネタもどこか空虚で、緊張を解きほぐすには程遠い。
自分はずっと息苦しさのようなものを感じたが、あながち、超満員に膨れ上がった客席の、空気の薄さのせいばかりではないだろう。


最後、隊長が新人に語りかけるシーン。
作者がほんとに伝えたかったのは、多分このメッセージなんだろう。
高齢化が進み、核家族化が当たり前となった今の日本には、いずれは真剣に取り組まなければならない社会的なテーマ。

普段、深刻な事や煩わしい事はつい先送りして、とかく楽しい空想ばかり追いかけてしまい勝ちな自分。
 (たまには真面目なことも考えなさいよ!)
呑気な独り暮らしの自分に、警鐘を鳴らされたようにも感じた。





罪と罰

罪と罰

女王陛下

駅前劇場(東京都)

2008/01/24 (木) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★

ホラー
ホラーですね。ホラーなお芝居を観たのは初めてで、最初と惑ったけど何気に楽しかったです。

ミチユキ → キサラギ

ミチユキ → キサラギ

仙台市市民文化事業団

エル・パーク仙台 ギャラリーホール(宮城県)

2008/02/08 (金) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

七ヶ浜で
見てきました。

ここではないところへ行きたい気持ち。
それは春を待つような気持ちに似ていて。
誰しもが探している“どこか”なんだと思いました。
でも“どこか”なんてないんですよね。

私好みのテーマでした。
脚本家・鄭 義信さんが書くものと同じにおいを感じました。

笑いもあり。面白い舞台です。

ネタバレBOX

三味線やなんだか懐かしい音楽で構成されている舞台。
寒い冬を連想させるような感じでした。

最初のシーンの林檎やいたるところに出てくる傘。
小道具が彼らの状態・心情を表している作りも面白い。
センスを感じました。

登場人物、緑子が言っていた台詞。
「嘘のあなたに抱かれるより、本当のあなたに殺されたほうがいい」
ぐっときました。
こんな胸にグサグサ刺さるような台詞がたくさんあります。

そして役者さんが動く!動く!!
中盤でもう、汗びっしょりになっている方も・・・!
それだけ真剣に、躍動的に演じられています。
ガールフレンズ(再演)

ガールフレンズ(再演)

ホイチョイ・プロダクションズ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2008/01/25 (金) ~ 2008/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

マイ・ベストキャスト
昨日までに3パターンのキャストで観て来ました。
初演時も2パターンのキャストを2回ずつ観ているが、個人的なベストキャストは・・・。

ネタバレBOX

(あくまでも個人的な感想ですので、ご了承の上お読み下さい。)

「堀内敬子×池田有希子」の舞台出身女優の共演です。

初演時からのキャストですが、テレビ出身の女優とはやはりベースが違います。歌への情感の乗せ方、声の伸び、細かな表情による演技、ダンスのキレ、どれをとってもこのペアの圧勝だと思いました。

もちろん、「鈴木蘭々×島谷ひとみ」も歌は上手いし、他のミュージカルでの経験が生きていて素晴らしいのですが、「堀内×池田」と比べてしまうと、高音での声の薄さや声の通りの悪さ、歌の言葉の聞き取りにくい発声、踊りきれていないダンスなど、基礎の弱さが気になってしまいました。

知名度で「鈴木×島谷」のチケットが売れるのでしょうが、本物を観たければ「堀内×池田」をお薦めします。特に、堀内敬子の透明感ある美声での歌は
抜群にいいです。

作品自体は、初演時よりブラッシュアップされて、全体的に洗練され、とてもよくなっていました。ちなみに3曲の入れ替えがありました。

満足度は「堀内×池田」で★★★★★
ORANGE

ORANGE

劇団PEOPLE PURPLE

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/01/18 (金) ~ 2008/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

続けてほしい!また観たい!!
災害現場で活動する消防・レスキュー・救急隊員たちの日常と様々な感情を、阪神・淡路大震災を軸に、力強く描いた、非常にインパクトのある舞台でした。
この舞台を観て幾日か経ちましたが、「命を懸ける」とは、かくある事であり、そして自分自身が如何にあるべきか、と今でも考えさせられています。
被災地・神戸の消防局の協力による綿密な取材に基づいて描かれ、実物の消防・レスキューの装備を扱いながら繰り広げられるドラマは、うわべだけの演出ではない、「命を懸ける」勢いで体当たりで表現した演技でありました。
もう一点評価したいのは、エキストラの方々の活躍です。
震災を知らない世代と思われる子供さん達も含めて、ハードな演技をしっかりと演じていた姿には、感じ入りました。
大阪公演では、特に震災発生直後の模様を描いたシーンでは、会場中が、涙や嗚咽を堪えきれない雰囲気に包まれていました。

誰かの命を救うために命を懸けて闘う人々がいることを、演劇という方法で精一杯に表現する人々が、ここにいます。
阪神・淡路大震災を風化させないためにも、防災の啓発のためにも、そして何より「命」のことを訴えためにも、ずっと続けてほしいし、何度でも観たい舞台です。

豪女っぱり

豪女っぱり

石神井童貞少年團

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2008/01/25 (金) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★

どんな芝居をするのかと思いきや。
いあいあ、想像を絶する芝居でして・・どこが想像を絶するの?っつー突っ込みに答えまして・・・・まず、透けブラをお召しになった女優があられもないお姿で芝居をしているように見えます!(・・)

見えます!って言うのは、もうこの時点で男性陣(会場は殆ど男性)はセリフなど聞いちゃおりません。

じーーっと一点に集中して熱い視線が注がれてます。。

何を隠そう、ワタクシも集中しておりました。


男性陣は平静を保ってるように見えますが、吐息は、ハア・ハア・・しております。
聞こえるっちゅーのっ!心の吐息も実際の吐息も・・(^^;)


クライマックスは女優4人がブリーフ姿で、これまたおみ足を100%露出しちゃってサービス精神満点です。

男性陣は今にも喜びの声をあげそうになりながらもその光景を全身全霊で祝しております。

万里の長城くらい敷居が高そうなお店に行くのなら、ここで1500円を支払って思う存分楽しんだ方が、お財布への信頼に一抹の陰りある輩には安心この上ないのです。
こういう事を神が与えたもうた時間というのでしょうか?


この広い世の中、聖人君子などは、ほんの一握り、残るは腐れ外道かド阿呆か??

なんて言葉もあるようなので、今宵はこの有意義な空間を楽しむほか無さそうです。


それにしても・・・この方達のこの芝居、洗練された武芸を観ているようで、なんともバカ馬鹿しくておもちろおかしいのでした。。


外は冬がいっそう深くなっています。

街中で白い息を吐きながら街路樹の梢を見上げると、もう本当に寒い冬なのでした。。


「きったかぜー、こーぞおーの、かーんたろー」


霊験あらたかな不思議な芝居をみました・・・。(・・)


あこがれ

あこがれ

ユニークポイント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/01/31 (木) ~ 2008/02/04 (月)公演終了

満足度★★★★

良かったです
初めて見に行かせてもらいましたが良かったです。
個人的には韓国バージョンのがすきでしたが。2つともまったく別の舞台でした。太宰 治を読んだ事はありませんだしが言葉がすごくまっすぐ向かってきました。

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