
ホーンテッドアパート
Swanky Rider
ザ・ポケット(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
盛り沢山・・・
タイトルに期待を膨らませすぎて何度か痛い目に遭ったこともあり、これはどうかな、と事前に危惧していたのだが・・・。
結論から言うと嬉しい誤算、とっても素晴らしい作品。
現世に思いを残したままあちらの世界に行くことになった為、幽霊として彷徨う者達・・。
気配はするものの現世の者にはその存在は見えない為、様々な騒動を巻き起こす。
基本的に、死んだ人間と残された者の話なのだが、決して暗くならず、またホラー仕立てでもなく、むしろ全体に明るい感じ。
ダンスを随所に取り入れ、キャストの質も高く、なかなかスタイリッシュ。
音楽の挿み方も上手い。
最初のクライマックス、冬山で遭難し、幽霊となった夫に再会する場面でホロリとさせられる。
これ以上のシーンはないかと思いきや、実はその後奇跡の生還を果たし、二度目のクライマックスも・・。
効果音を上手く使い、スピーディな展開。
また、ストーリーもなかなかよく練られており、とても盛り沢山な印象。
何度もホロリとさせられ、観劇後、とてもすがすがしい気持ちになった。

チカクニイテトオク
掘出者
サンモールスタジオ(東京都)
2008/03/06 (木) ~ 2008/03/10 (月)公演終了
満足度★
イライラ
戯曲としては,民族問題は好きじゃないけど,まずまずの出來で合格点。そこそこ笑える場面もあり,楽しくなかったわけではない。しかし,あの意味不明な動き!伝えたいのに伝えられないもどかしさを表現したいのかと思うが,終始あの動きが伴うと「伝えたいなら言葉を吟味して表現しろ」と突っ込みたくなる。結局,あの動きが気持ち悪く,イライラだけが印象として残ってしまいました。残念!

偉大なる生活の冒険
五反田団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/03/06 (木) ~ 2008/03/16 (日)公演終了

身毒丸 復活
ホリプロ
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2008/03/07 (金) ~ 2008/04/10 (木)公演終了

オフィス巣之雲
無国籍
エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)
2008/03/01 (土) ~ 2008/03/03 (月)公演終了
満足度★★★★★
観れて良かった
久しぶりに劇を観にいきました。あのトラ猫がでてきたときはお腹を抱えて笑ってしまいました。オープニングもすごくかっこよかったです。また観にいきますね。

偉大なる生活の冒険
五反田団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/03/06 (木) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
五反田団タン♪
なんにもしてない人生の一部分だけど、こうして切り取られて観せられると、そこには大小さまざまなドラマが見えてきて面白いです。
このまま主人公が天寿をまっとうできたなら、それこそ偉大だと思う。

秘密と嘘
PADETRE
Studio twl(東京都)
2008/02/23 (土) ~ 2008/02/23 (土)公演終了
満足度★★★
映像2本とコント5本
楽天舞隊主宰の待田堂子が新たに立ち上げた「スタイリッシュコメディユニット」の1stライブで、映像2本とコント5本のオムニバス。
オープニング映像は出演者紹介であるだけでなく、ある出来事に遭遇したメンバーの1人が他のメンバーを呼び寄せて、というストーリー仕立てで、マルチスクリーンなども使いながら確かにスタイリッシュ。
また、5本のコントはそれぞれスタイルが違って、まさに試行錯誤中という感じながらそれぞれ面白い。特に「モテ男の法則」はガンダムが染み付いている身としてツボを突かれ、「劇的な展開」のオチにはウケる。

逃げてゆくもの
ROGO
劇場MOMO(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
最前列!!
おおぉ。自由席かと思いきや…指定席だったよ…。
あのふざけたというか良い味を出しているセットだけをみると、どんな芝居なのか…楽しみでありました。いやー、でも、思ってたより全然面白く、とてもとても観てよかったと思いました。会話のリズム重視なのか…テンポが良かった。時々、台詞を待っちゃったり、形だけになっちゃったりしてた気がしないんだけども、まぁ気にしません。
楽しかった。

エイトビートニート
ゴジゲン
慶應義塾大学日吉キャンパス塾生会館(神奈川県)
2008/03/06 (木) ~ 2008/03/10 (月)公演終了

鯨屋の客
菅間馬鈴薯堂
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★
手伝い
制作手伝いで行って、観ました。初めて観ました。出たことはありますが。
やはり不思議なやりとり。言葉遊びのような台詞ですが、それには菅間さんの深い深い何かの意図があるんでしょう。まだまだ私には理解しがたい作品達ですが、なんかどっかでフッと笑える。役者が知り合いばかりだからなのか?でも、菅間さんの不器用さも良い意味で作品に出ている気がします。
私、次はまた出演するかもしれませぬ。。

フリータイム
チェルフィッチュ
SuperDeluxe(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/18 (火)公演終了

フリータイム
チェルフィッチュ
SuperDeluxe(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/18 (火)公演終了
満足度★★★★
挑戦的な
「3月の5日間」より2回目の観劇。前作よりさらにストーリー性なく、
確かに、これ演劇か?と問われれば、疑問も。
でも、かなり好きです。
岡田さんから観客に挑戦状を突きつけられているような、
もしくはイマジネーション力を試されているような作品ですが、
そこに風景、というか情景が、確かに浮かび上がってくるし、
それを見せるための緻密で惜しみない努力が、そこにはあると思います。
その情景を見られただけでも、十分だと思うのです。
とにかく、観劇後は、なんだかちょっと幸せな気分になったのでした。

WILD ADAPTER
_
大阪厚生年金会館 芸術ホール(大阪府)
2008/03/08 (土) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★
新境地か…
いつものアクサルとはちょっと違う演出。
俳優はずっと出ずっぱりで大変だったのではないでしょうか。
脚本も演出も、ちょっと欲張りすぎかもナーというフシもありましたが、
全体としては飽きずに楽しめたと思います。
殺陣のシーンはアクサルらしく手よかったです。

雷電甲子園
雷電
シアターサンモール(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
大満足
大好きなユニットの第三回公演
のっけから下ネタ、過剰な演技、大好きです。
そこからの笑いの中にある心にサクッと刺さる鮮烈な台詞が素敵でした。
笑ってる空気の中で急にシーンと空気が変わる演劇特有の感じが
すごくよかったです。
皆さん楽しそうに演技されていました。

贋作 伊豆の踊り子
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2008/02/28 (木) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★
内容よりも環境にがっくり
望月監督の作品は好きなので見にいったが踊りと舞台が少しちぐはぐだった気がした。あと内容よりもがっかりなのは横でカンビール飲んだり小さい子供をつれた家族が舞台出演の家族や関係者だったのには呆れた。正直あの環境であの値段を取られると行ったことを後悔した今年11本目の観劇でした。

偉大なる生活の冒険
五反田団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/03/06 (木) ~ 2008/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
この良さがわからない人が可哀想
前田司郎さん岸田戯曲賞受賞後初戯曲。ただし原作は自作の小説。
ひきこもりで彼女の家に居候するダメ男とその彼女、隣人、妹という6畳の空間で展開する舞台。
色々細かいシーンやセリフであちこちから笑いが巻き起こり、単なるダメ男のダメな話かといったらそれだけじゃない。生きるという事と向き合っている作品。そのテーマが分からずただの退屈な作品としか捉えられない人がいたとしたら可哀想。
そういう人は分かりやすい目に見える物語とかストレートな笑いしか理解できないんだろうなあ。
もう一回はみたいな。

フリータイム
チェルフィッチュ
SuperDeluxe(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/18 (火)公演終了
ねむい
どうしてもわたしのまぶたが重くなってしまうのは
舞台上で語られていることが私世代にとって
どうしようもなく無意識の共通意識だから。
それを丁寧に具現化する能力はすごいと思いつつ、
オチもひねりもない「説明」そのままの内容はさらに眠いし、
上映時間と内容考えるとチケット代高い。。
この作品は、受け手がどう租借するかを逆に問うているのです。
という空気を感じてしまうのも
やはり苦手。

WILD ADAPTER
_
大阪厚生年金会館 芸術ホール(大阪府)
2008/03/08 (土) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
新展開
最初はいつもと違う演出に戸惑いましたが、役者のパワーに引き込まれ、抽象的な演出にも関わらず、飽きることがありませんでした。
柄谷さんは、二次元のキャラクターを、三次元に組み立てて演じるのが本当に上手いですね…。観る度感心させられます。

フリータイム
チェルフィッチュ
SuperDeluxe(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/18 (火)公演終了
きゅうくつ
なんだろう。小さくまとまっているかんじ。とくに前半、とてもきゅうくつだった。後半も、思ったほど広がりはなかった。ただ、それは期待しすぎていたり、手法についてはもう知っていたり、そういうせいもある。手法としては、正直、演劇をやっている人間として、そういう目で見て、とても良い一つの形をもっている。何がいいかというと、常に俳優が観客と同じところにいること。嘘を平気でつくような舞台じゃないこと。ただ、それでも、小さくまとまってしまうと退屈になるんだな、と、思った。知った。

チカクニイテトオク
掘出者
サンモールスタジオ(東京都)
2008/03/06 (木) ~ 2008/03/10 (月)公演終了
満足度★
20点
他の方もおっしゃってるように、あの演出意図はわかる。わかるが、その効果はわかりにくい。(しかし、キャラごとに差があって、それはおもしろい)
しかもそれが逆に「俳優の力不足を補うためのものでは?」と邪推して意地悪なことも言いたくなるほどに見ていて食傷気味になる。
戯曲が販売されていて、すごい売れているということだったが、なんでだろうか。身内客が多いようだったので、それなのか。
とりあえず、チャレンジした演出としっかりした舞台美術に40点。意味を為してない照明・音響でマイナス20点。
今後に期待。