満足度★★★★★
この良さがわからない人が可哀想前田司郎さん岸田戯曲賞受賞後初戯曲。ただし原作は自作の小説。ひきこもりで彼女の家に居候するダメ男とその彼女、隣人、妹という6畳の空間で展開する舞台。色々細かいシーンやセリフであちこちから笑いが巻き起こり、単なるダメ男のダメな話かといったらそれだけじゃない。生きるという事と向き合っている作品。そのテーマが分からずただの退屈な作品としか捉えられない人がいたとしたら可哀想。そういう人は分かりやすい目に見える物語とかストレートな笑いしか理解できないんだろうなあ。もう一回はみたいな。
ネタバレBOX
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2008/03/09 23:43
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