最新の観てきた!クチコミ一覧

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ピース!!!

ピース!!!

劇団Peek-a-Boo

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/04/02 (水) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★

丁寧に作り上げているけど・・・
張り出し舞台にした関係上、かなり客席を考慮して、丁寧に作品を作り上げていた作品でしたね。

ただ丁寧に作品を仕上げているからこそ、逆に目立ってしまうシーンもあったのはちと残念。

種族の特性を流すような説明だけのシーンとか、一人二役の配役を同時に登場させない様に盛り込んだシーンがあったのは、ちと残念。

流してもいいコトなんだけども、「その後どうなったの?」っていう疑問が残ってしまう様なシーンは無くした方がいいと思うんだけど・・・

狼少女ダルマ〜日出処の天女

狼少女ダルマ〜日出処の天女

X-QUEST

あうるすぽっと(東京都)

2008/04/02 (水) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★

なんか違和感が・・・
テーマを与えられての作品作りだったせいか、いつもと違う作品でしたね。

いつもと違う作品だけど、ベースはこの劇団の十八番「言葉遊び」をベースにしていたけど、なんか中途半端な感じがしてしまったな・・・

ストーリー的には「天皇制」や「皇室」などを盛り込んでいて中々興味深い作品になっていたけど、十八番の「言葉遊び」がシーン毎に完結してしまい、発展しながら繰り返される「言葉遊び」が無かったのは残念。

演出に関しても、シーン毎で完結し過ぎている感じもあって、終盤に向かって駆け抜けていく盛り上がりが欠けてしまった様に見えてしまった。

あと、ハコの仕組みのせいかもあるのかもしれないが、舞台上で繰り広げられている熱い演技が全てハコに吸収されてしまい、客席に伝わってこなかった。
特にオープニングの熱い演技が伝わってこなかったから、その後に続くシーンが思いっ切りトーンダウンしてしまったのは残念である。

また字幕が見切れてしまったのはとっても残念。もう少し客席を考えて、字幕を映し出す場所を考慮して欲しいな・・・

この作品、別のハコで観たいです。

スケッチ・オブ・ザ・ピザ・ナイト ~香ばしい、春の一夜~

スケッチ・オブ・ザ・ピザ・ナイト ~香ばしい、春の一夜~

劇団競泳水着

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/04/01 (火) ~ 2008/04/07 (月)公演終了

満足度

ステレオタイプのTVドラマと比べても、
人物描写が薄っぺらく見えてしまった。ストーリーも4つの縦軸を絡ませる横軸がほとんどなく、分散してるし求心力もなく。87分。

ネタバレBOX

微妙な接点で無理に並列に話を進めるのではなく、どこかひとつに焦点を当てるなり、タイトル先行というのならせめてピザ屋のあれこれをど真ん中に置くべき。それは位置だけじゃなくて。結果、物語として時間だけ進んで関係性が何も進んでいないというのも大きなマイナス要素。
喜劇・黄昏商店街「盛春館」ラプソディー

喜劇・黄昏商店街「盛春館」ラプソディー

P-Fantasy

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2008/04/02 (水) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★

もっと面白くなるはずなのに・・・
芸人・役者・歌手・声優が融合したユニットだから期待していたのに・・・

「ハートフル・喜劇」を確立しようとしていた様に見えたが、「喜劇」部分が弱くて面白さに欠けてしまったのは残念な観劇になってしまった。

前半、コント山口君と竹田君、BOOMERさんら芸人チームがもっとハチャメチャに暴れ回ってくれないと、「喜劇」が成立しないと思う。

初日だったせいかもしれないが、無難にこなそうとする中途半端な演技がそのまま客席に伝わってしまった感じもあったし・・・

ハチャメチャに暴れ回っても、あのストーリー展開と後ろに控えている役者チームだったら、しっかりとした「ハートフル・喜劇」を確立出来ると思う。

このメンバーだったら、もっと面白い作品を仕上がるはずだから、もっと頑張って欲しい。

かるてと

かるてと

SHAFT

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2008/03/20 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★

「謎の悲鳴」という共通項
病院を舞台にした5話オムニバスで、それぞれ作家を異にしながらも「謎の悲鳴」という共通項で関連付けて最後にその共通項のネタを明かすというシカケ。第2話、第3話が面白く、それまでのエピソードをまとめてブラックなオチをつける第5話は秀逸。

葦ノ籠~アシノカゴ~

葦ノ籠~アシノカゴ~

黒色綺譚カナリア派

青山円形劇場(東京都)

2008/03/19 (水) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

満足度★★★

昔話の裏に隠された残酷さ?
わが子を喪った父の哀しみ(狂気?)もさることながら、お伽噺や昔話の裏に隠された残酷さを白日の下にさらけ出したようなコワさがあり、そう言えば、途中までなら描き方を変えれば亡くした子や去った妻と再会できてあら嬉しや的なお伽噺にもなりそうだな、と。
ただ、「婆さんズ」が当日パンフにそのキャラまでキチンと書いてあるほどには劇中で描き分けられていなかったのは惜しい。
それにしても、こういった内容なのにオープニングとエンディングにヘヴィメタを使って、またそれが妙に似合ってしまうのは不思議。

熱ケツ戦隊「ゴエンジャー」〜五猿者〜

熱ケツ戦隊「ゴエンジャー」〜五猿者〜

劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)

「劇」小劇場(東京都)

2008/04/01 (火) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★

おっさんはせつない
設定がとってもユニークで、意外にもオーソドックスな展開がしっくりきました。きっとものすごい実力派なのかな。

ネタバレBOX

ばかばかしいことをやっていても、台詞や映像、殺陣にいたるまで
しっかりしていて、ありがちな小劇団のなんちゃってになっていない。だから、観た後の満足感がしっかりあり、これがSETの実力なのでしょうか。最初は遊園地のヒーローショーかと思ったけど、実はしっかり大人向けで、哀しくも切ない。
想い出の日本一萬年

想い出の日本一萬年

さいたまゴールド・シアター

彩の国さいたま芸術劇場・NINAGAWA STUDIO(大稽古場)(埼玉県)

2008/03/27 (木) ~ 2008/03/30 (日)公演終了

満足度★★★

状態として面白い。
開演すると卒塔婆の山。その山を上り、走り、転げ回る高齢者演劇集団。演劇というか、状態として凄い(笑) 毎度おなじみな感じで音楽が流れる演出も、ここまで来るとありかもなぁと。
演技が上手くなってくるほど、圧倒的なエネルギーみたいなものが失われてるような気もして、少し寂しさも。

静かなる演劇

静かなる演劇

Hula-Hooper

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/03/26 (水) ~ 2008/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★

3回観ろってか。
マチネ5階、ソワレ4階。上下の物語がお互いに作用するあたりは、着いていってリアルタイムで観たいような。一回しか観れない人はきっともどかしいような。
開演前流れてる『静かなラップ』もそうですが、役者のポテンシャルはもちろんあるとして、このそれぞれのキャラクターを魅せるプロデュース能力はかなり高いものが。きらっきらしてます。
演劇しながら、誘導する瞬間がツボ。

ラ・マンチャの男

ラ・マンチャの男

東宝

帝国劇場(東京都)

2008/04/05 (土) ~ 2008/04/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

初日でした
I列でしたが、オペラグラスで顔どアップにすると、確かに幸四郎さんの目はすごい。
祭さんも、結婚したことを忘れるくらい迫力あり。喉の強さはあいかわらず(やたら歌声が通るですよね)。

言い方変ですが、まっすぐなバカは素敵だなあ(笑)

離陸

離陸

劇26.25団

OFF OFFシアター(東京都)

2008/03/22 (土) ~ 2008/03/30 (日)公演終了

満足度★★★

しっかり演劇しているなぁと。
久しぶりに芝居らしい芝居を観たような感覚がありました。「いろんな芝居の端から2番目にいる、色・空気の違うあいつ」を集めたような、観ただけでお腹いっぱいな演技が、魅力になっているのはすごいなと。
想像していたものと違った気もしますが、それでいてチラシのビジュアルと合ってもいて。

humming2

humming2

ポかリン記憶舎

cafe MURIWUI(東京都)

2008/03/18 (火) ~ 2008/03/24 (月)公演終了

満足度★★★★

その瞬間を生きる。
階段を上り、一度外に出る。開放感とゲートをくぐるようなドキドキのある、この空にぽつんと浮かぶ空間は、入り口として最高だと思います。
台詞の一つ一つがしっかりと身体に付いていて、その日・その時間を生きている登場人物たちに触れることができました。彼らを通して感じる温度が心地よかったです。
夕方に観てみたかった気もしますが、夜のゆっくりとした時間の中で、小さく劇的に動く彼らのものがたりを堪能しました。

MIDSUMMER CAROL(再演)

MIDSUMMER CAROL(再演)

G2プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2008/03/21 (金) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

号泣大笑い号泣
号泣して大笑いして、号泣して。。。いい舞台だった。
薦めたくなる舞台だった。
そのうち、あの衣装を着た内田朝陽のも見てみたい!!

Drop

Drop

トゥインクル・コーポレーション

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/04/02 (水) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

ポツネンワールド再び
2005・2006年のポツネンから始まった一連のソロ・プロデュース公演。
単純なコントの枠に収まりきらない「ポツネン・ワールド」は健在。
あらゆるジャンルの表現手段を吟味し、繰り出されるイリュージョンの数々。
笑いはベースラインにあるが、どちらかと言えばパフォーマンスというくくりが無難か。

公演タイトル通り、まるでドロップスのような色とりどりのコントが満載。

過去のポツネンのような「独りで観客と戦う」ような力の入り方は見えない…ようにしている。ラフ、に見える。しかしそんな筈はない。これだけの作品をたった独りでぶつけなければならないのだから。

ネタバレBOX

なーんて堅苦しい言い方はやめにして、
いやー、とてもエキサイト。
ファンサービス祭という表現が当たらずも遠からずというくらい、随所に懐かしの小ネタが散りばめられていた。一ファンとしては非常に嬉しい。ただ、一観客的にはこれを高く評価したいとは思えないけれど。

それでも、雑誌「NEW」で披露した小林賢太郎的いろは歌に関しては、とても懐かしくてにやにやしっ放しだった。観客がみんな「おぉーっ」と声を上げていてびっくりしたのだけど、そうか、あれからもう4年以上も経つのか…と。しかも雑誌媒体だから、知らない人も多いよなぁ…。

落語、アナグラム、音、紙コント、映像コント、イリュージョン…どれも一流の表現者で、コントをコントとして成立させるための努力が見える。DropはPaddle以上に緻密だった。驚き。ハイライトは音とDropだろうか。

一度も袖にはけないという縛り。常に同じセット。開演から終演までが、切れ目のないひとつの「Drop」であり、一つ一つのコント同士が絡み合ったりしていて、強いこだわりが見える。ポツネンらしからぬラストはあまり好みではないけれど、それでも満足だ!


バミれメロス!




で、年寄りくさいことを言うと、
ちょっとネタバレ一歩手前的なことを言ってる客や(当日券並んでる最中に喋られると萎えるぜ)、
何度もしつこく拍手し要求されるカーテンコール(適切な量があるだろうに)、
「カッコよかった~!」と言いながら出て行く客…(何を見てるんだ)。
こういうファンの姿勢はちょっとどうかと思った。
彼はアイドルでもおもちゃでもないと思うのだ。人によるのかもしれないけれど。コントを観ようぜコントを!と。これだけの表現者と生で向き合ってるんだから。
顔よ

顔よ

ポツドール

本多劇場(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

こうきたか。
所詮人間は顔だ。
なんてことで1本作品を作ってしまうのがスゴイ。

ネタバレBOX

最後の夢落ちについてはありがちっちゃありがちだけど、まあ、ありっちゃありかな。
箱

メタリック農家

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/03/18 (火) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★

好みの構造
プロローグ的なものに導かれ3編のエピソードが提示されて、3編目では1編目と2編目の登場人物も出てきて関連性が明かされ話がまとまり、冒頭と対を成すエピローグ的なパートは後日譚になっているという好みの構造。
1つのエピソードでオンラインRPGでのチャットをナマの芝居で見せ、逆にその後のリアルでのデートシーンをRPGのゲーム画面風に見せるのが面白い。

東京

東京

赤坂RED/THEATER

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/03/13 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

満足度★★★

東京に対するコンプレックスや羨望(?)
和歌山から「サクセス」を目指して上京した3人の若者と郷里の同級生それに東京で出会った人々が織り成す物語で、基本的には東京で生まれ育った身として感じたことのない、地方からの東京に対するコンプレックスや羨望(?)が色濃く表れて「あぁ、そういう感覚もアリかもね」みたいな。
全体的にホロ苦いどころか、時として心がイタいほどだが、終盤、主人公が8年以上のココロの蟄居状態から自らを解放するシーンがイイ。
さらにその表現として冒頭の高校生時代のシーンの再現かと思わせつつも古川がとりたかった行動に出るという、「過去を変えたために現在が少し好転している」というタイムスリップものの逆のようなエンディングも面白い。

錆花

錆花

TOCA*

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

TOCA* 劇場公演初体験
4月5日マチネ 観劇。
良質な脚本と、それを劇場で成立させるためにキワキワを攻め続ける俳優陣を堪能。
五感を刺激する演出の仕掛けが気になる。
作・演出の甲斐博和氏は、俳優としても悔しいほどに魅力的。

罪と、罪なき罪

罪と、罪なき罪

リリパットアーミーⅡ

西鉄ホール(福岡県)

2008/04/05 (土) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろかった!!!
歴史は苦手なんですが、とってもかしこくなったような
気分にさせてくれた(*^-^*)
裁判ってそういう歴史だったのか。
そして今全員裁判参加なのか。
これはおもしろいだけじゃすまされないっ!!!!!!

ネタバレBOX

5日は満員御礼
明日(6日)は100残ってるそうですw
何度も本番中に言ってました。

ぜひともぜひとも見てほしい。
見たほうがいい。
ピース!!!

ピース!!!

劇団Peek-a-Boo

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/04/02 (水) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

質のよいお芝居でした
①ストーリー展開が丁寧で、笑いもあり、ホロリとくるところ(結構前席の人泣いていました)もあり、安心して楽しむことが出来ました。一つ言わせてもらえれば最終的に涙を誘うシーンは、もう一捻りすることで、感極まるシーンに変わること間違いないと思います。(改善の余地ありだから★4つ・・・、次作に期待)
②客層が若いからかもしれないが、ハゲで笑いと取るのは日本的な低レベルで安易な手法(海外では、個人の身体的な特徴で笑いをとることなど有り得ない。)このネタは、髪の薄い小員にとっては、大変不愉快。
③劇場の通路までを利用しての演出は大掛かりで、役者さん達に親近感を持つことが出来、演出面での苦労を感じた。(場数をこなしている証拠かも)今回の舞台設定だったら、青山の円形劇場などがもっと見せ場を作れるのでは?と言うのが小員のお勧め。
④今回目にとまった役者さんは伊藤(瑞)さんで、いい声出してました。また小人達(鶴町、鎌田、上岡各氏)の演技も大変よかった。浅沼さんもハマリ役で演出効果が良く出ていましたね。
⑤どなたかも言っていましたが、子供も楽しめる質のよい、お芝居でした。テッド・K

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