最新の観てきた!クチコミ一覧

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「軽薄」

「軽薄」

unit circa's

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/09 (水)公演終了

満足度★★★

確かに「軽薄」だったし、「希薄」だった。
期待以上でも以下でもなく。いや、正直少し下回ったかな……。

人間関係や、役が発するその言葉に対する距離感、そういったものの軽薄さを確かに感じた。そして、生きていることの感覚に対する軽薄……いや「希薄」さが芝居の中心にあったのだと思う。

ネタバレBOX

何より、最後に出てきたスペシャルゲストの台詞や存在感の軽薄さは特筆に値する。値するが……内輪受けだろ、ありゃあ。分かっててやってるんだろうけどさ。

全体的にはペシミズムみたいなものだよね。ただ、この時代にやることに目新しさはない。演劇的な手法として何かあるのならいいのだけど。

細かいギャグとか趣向は色々こらしてあって、そこは良かったと思う。
低い天井なのに人を吊ったりとかバカバカしくていい。嘘くさくていい。

一番の問題点は、プロデュース公演の悪い面が出たこと。
個々の演技はそれぞれ面白いんだけど、世界観の統一がなされなくて、そこは別に「軽薄」であった必要は無いと思うんだけど。


ちょっと評価が厳しいかもしれませんが、あのメンツだったらもっともっと面白くて刺激的なものをつくれた気がしたので……。
身毒丸 復活

身毒丸 復活

ホリプロ

愛知厚生年金会館(愛知県)

2008/02/20 (水) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

戦慄!!
迫力ありました。難しかったですがよかったです。

とけながら降ちてきた雪

とけながら降ちてきた雪

劇団前方公演墳

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/04/08 (火) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★★

歴史好きには。
約2時間の中にこれだけの情報量を盛り込むのはなかなか難しものですね。どうしてもシーンのつながりが強引に感じたり、説明することに追われているような印象が出てしまったり。それでも後半には見せ場もあって役者さんに引き込まれたりもするので、歴史好きには楽しめる舞台だと思います。

作品NO.5【公演中止】

作品NO.5【公演中止】

OM-2

d-倉庫(東京都)

2008/03/01 (土) ~ 2008/03/04 (火)公演終了

神楽坂die pratzeにて公演

とけながら降ちてきた雪

とけながら降ちてきた雪

劇団前方公演墳

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/04/08 (火) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★

ずっと観たいと思っていました
私の友人がこちらの劇団を好きだと言っていたのを聞き、一度観たいと思っていました。

……私はあまり批判はしたくないのです。
芝居を作り上げる関係者でもありますし、演劇は活性化していってほしいと常々思っているのです。

でも。
このお芝居、2時間半がとても長く長く感じられました。
内輪向けも多く、初めての私には対処不能な部分ありました。
よかったのは、数名の女優さんがとても輝いて見えたこと。
とても素敵でした。
終わって出てこられた役者さんのきちんとした挨拶には温かい気持ちにもなりました。

けれど…。
直近での2本目だったためなのでしょうか。
初観劇はとても残念な結果に。

錆花

錆花

TOCA*

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

生きること
はっきり言ってこのフライヤーが目に留まって『観てみよう』と決めた。
裸の男女ではない。
赤いシーツだ。またはカバーか?

いずれにしても赤いシーツも赤いカバーもあまり見かけない。
見かけないからこそ、『なぜ赤を?』と思うのだ。

それは青でも緑でも黒でもなく血の赤なのだ。


赤いシーツとタイトルの『錆花』、これだけで脚本家が芝居の中で何を表現したいのかが、ちょっとだけ想像がつくのである。

そして、オンナを抱いてる手だ。
愛しく大切なものに触れている。というふうに優しく扱っている手の表現に魅かれたのだ。


再演もありうるのでネタバレBOXへ>(2008/6/17)


ネタバレBOX

いつものように小屋に入ると、フライヤーとその他の説明をチェックする。

挨拶文の裏に『レストラン岬』という短編が載っているが、これを読んでドキッ!とする。

文章の表現力はその情景をカラーで映し出す。
音や匂いや動きや温度までもが伝わってくる文だ。
煙草の煙が一本の筋になって上に向かっていくさままでもが、想像できる文だ。

そして、作者の感情は最後の一行に集約されるのだ。。





開演して直ぐに男女の抱擁シーン、つまり、フライヤーどおりのシーンが展開される。
それは薄い透黒のカーテン越しだから、むしろバーン!と裸を見せられるよりは、やけに脳裏に焼きつく。


芝居の内容は至ってシンプルだ。
田舎町の小さなホテル『新世界』のロビーの裏手、娯楽室『メキシコ』での15時間の出来事を綴った作品。


尾道季真子は元恋人が死んだ今でも、その恋人が忘れられない。
尾道家の三男・忠男と結婚するが、二人の間はギクシャクしている。
そこに尾道家の次男・国男と季真子が関係を持つ。


娯楽室メキシコに出入りする登場人物の様子やセリフ、地域のアナウンスなどが、田舎独特の日常を映し出し、簡単にその町の情景や人間関係などが想像できる。


季真子は二人の男に抱かれながらかつての恋人のあたたかい温もりを欲っし、忠男は死んだ兄が忘れられなくて言いようのない怒りでいらつく。
国男も兄の思い出を季真子で埋めようとする。

残された三人がどうやってもがいて生きていくか・・。

ニンゲンの心の奥底に潜んだ鬱ややりきれなさ、黒く濁った塊をどうやって溶かしていくか。に焦点を当てた作品だったと思う。


非常に丁寧に描かれた作品でした。
ゆで卵やパンをかじるシーン。
カッパ巻きを食べる情景や投げつけるシーン。
コーヒーを出しながらの客との会話。
季真子を殴るシーン。
どれをとっても卒がない。
全く手を抜く事のない芝居でした。

表現したかった内容はけっして明るく楽しい内容ではないが、最終的に季真子と忠男がお風呂に入りに行くシーンで、残された三人の未来が見えるのである。


ホームページを覗くと3人のユニットらしいが、非常に興味のあるユニットです。


人間とは何か、生きるとはなにか。という哲学的テーマを追い続け表現していくのだろうか・・。




次回も観たいユニットです。

芝居ってすんごいね☆
やっぱ、色んな劇団を観てみないと井の中の蛙になってしまうね。
これからも出来る限り多くの劇団を観てみよう!


・・・って気にさせてくれる『TOCA』でした。


【最後に】芝居中に煙草を吸うシーンがあったが、本当に必要なんだろうか?
日本の芝居って安易に煙草を吸いすぎる。一度海外遠征してみると解ります。


罪と、罪なき罪

罪と、罪なき罪

リリパットアーミーⅡ

西鉄ホール(福岡県)

2008/04/05 (土) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

また行きたい!!
リリパットアーミーⅡさんは初めて観ました!! ほんとにおもしろかった。
感動と涙が止まらなかったです。
しかも、次の日も思い出しては、思いに耽る時間がある位でした(><)

作品の持っている雰囲気も好きでしたし、エンターテイメント性にも夢中でした(^ ^)
役者の人間味とか魅力が伝わってくる舞台でした\(◎o◎)/!

顔よ

顔よ

ポツドール

本多劇場(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

衝撃
襲撃的な二時間半でした。
「愛の渦」以来のものとしては、前々回の「激情」が衝撃的過ぎて
軽く人間不信に陥っていましたが、今回は三浦さんの笑いと過激さが
絶妙のバランスで描かれていた。涙が流れたり、笑ったり
混沌とした面白さの作品です。
まだ4~5本しかポツドールは観ていないが僕は
これが一番だと思いますよ。
初めてのしてもお勧めです。

顔よ

顔よ

ポツドール

本多劇場(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

圧倒的.
しばらく他の演劇見たくなくなる.あーまっじで面白いっす.

錆花

錆花

TOCA*

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

かっぱ巻き
全体を流れる淫靡で独特な雰囲気!悪くないです。確かに小説を読むように想像力を駆きたてられ,引き込まれていきました。ただ,かっぱ巻きを握り寿司として食べる場面は良かったが,そのあとがよろしくない。舞台を汚すシーンは嫌いです。最後のタバコの投げ捨てのシーンも同じ。別の手法でその感情を表現して欲しかったと思います。そのほかは文句なし。私の好きな芝居です。

はい、奥田製作所。

はい、奥田製作所。

劇団銅鑼

俳優座劇場(東京都)

2008/03/19 (水) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

創立35年の劇団の安定感
町工場の様子が現実感たっぷりに描かれていた。
安定感抜群で、安心して観劇出来た。
次回公演は、も少し冒険しても良いかも。

うちのだりあの咲いた日に

うちのだりあの咲いた日に

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/04/05 (土) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

“青年団リンク”って経費的にもって事?
アゴラのハコ一杯に作られた、和室と白砂の庭のセットにビックリ。
小劇場で、あれだけレベルの高い美術を見せられると、経費のことが心配になってしまう。

台詞が投げられっつぱなしで、どこにも収束して行かない脚本だが、
大人たちのほっこりした話ではあった。

ネバーランドの瞳

ネバーランドの瞳

劇団ひろぽん

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2007/12/07 (金) ~ 2007/12/10 (月)公演終了

もうずいぶん前だけど
観にいった。うたってるように、本格正統派ファンタジー。
再演希望。

「軽薄」

「軽薄」

unit circa's

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/09 (水)公演終了

満足度

何を見出せばいいのか、
私にはわかりませんでした。
演じている人たちは楽しそうでしたが、そこから何を発しようと思っているのか、その意図すらもわからないものって辛いです。
個人的には全く評価できませんでした。

三人姉妹

三人姉妹

劇団夜想会

紀伊國屋ホール(東京都)

2008/04/03 (木) ~ 2008/04/07 (月)公演終了

後半だけしか
後半だけしか見られなかったのです。すみません。

MIDSUMMER CAROL(再演)

MIDSUMMER CAROL(再演)

G2プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2008/03/21 (金) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

観ました☆
最前列で観劇!! そして目の前によく、役者が来る位置でした!
個々のキャラが被ることなく面白い作品でした♪


きみがいた時間 ぼくのいく時間

きみがいた時間 ぼくのいく時間

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2008/02/28 (木) ~ 2008/04/07 (月)公演終了

満足度★★★★

観ました☆
観れて良かった☆ できればもう一度観たかった!!

走れメルス

走れメルス

集団あしゃしゃ

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/03/21 (金) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★

御若い。
若かったです。
動きが、キビキビとしていました。

たまにお芝居を見るのですが、ここの人たちは大変上手でした。
表現すると言うことに関しての、役者としての平均が高かったように思えます。

ただ滑舌が悪かったり、演出上のことでしょうか、早口で喋ったり、がなるように喋ったりと、何を言っているのか聞き取れない所が何箇所かあり、残念でした。

個性の強い、役者さんが揃っていらっしゃるようで、それがバラバラとならずに、むしろいい感じ揃っていたので、面白く見れました。


私が見に行った回で、照明を壊してしまうと言うハプニングがありましたが、壊してしまった人は怪我とかはなかったのでしょうか?

ちょっと心配です。

そのポーズ。

そのポーズ。

BABY EINSTEIN

G/Pit(愛知県)

2008/02/14 (木) ~ 2008/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

ポーズの裏の博覧会

バーゲンで剥き出しになる主婦の根性。あの人って、ほんとはどうなのかしら・・・・げぇえぇ・・・・

回転しながら、「主婦が、ハンドボールやっちゃ、いけないの?」、「主婦が、ハンドボールやっちゃ、いけないの?」とテレビ局の外人アナウンサーがお気に入りでしたがそれ以外にも盗聴器が仕掛けられていないか飛び上がってたじろぎながら自分こそが盗聴している「怒れる」園城寺アナウンサー、マネキンの生き生きとしたハッピーな(痛い)過去。スーツ姿で犬となって家の中で飼われる息子がマネキンにぶちまける感情・・・などなど個性あるキャラたちのとっちらかった行動がすばらしく、にぎやかな「現実」世界を見せてくれます。

変わった人たちを演じきれるだけでもすごいんですが、センスあるセットや小道具などと共に、洗練させてしまう手腕に拍手でした。





中野ブロンディーズ

中野ブロンディーズ

ネルケプランニング

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2008/03/12 (水) ~ 2008/03/20 (木)公演終了

手抜きな美術
初日観劇。
役者陣は一生懸命演っていた。
チアリーディングシーンなど、かなり稽古したと思われる。
が、美術があまりにもお粗末。
開場前の客席に、客入れしてしまう制作陣にも緊張感、感じられず。

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