
あなたの部品 ファイナル
北京蝶々
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
すごい!
現実の世界情勢が物語を追い越さんばかり、というタイムリーすぎる先見はすごいと思いました。3月も見ておけばよかったです。
そんなテーマの選び方のすごさに加えて、重い重いこの主題を、すごくまっすぐに扱っていることに驚きました。描き方によっては反感や嫌悪感を生みかねない危ういテーマなのですが、おかげで変に気負うことなく見れました。
笑いのバランスも秀逸。
後方の席がおすすめと聞いていたのに前の方に座ってしまって失敗したとも思ったのですが、後半のシーンで役者の顔までよく見えたのでかえってよかったです。
でも後ろからももう一回見たいと思いました。

或ルゴリズム
電動夏子安置システム
Duo STAGE BBs(東京都)
2008/03/20 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

東京
赤坂RED/THEATER
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/03/13 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

ハリジャン
innocentsphere
シアタートラム(東京都)
2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

NEN,GOO!〜お江戸のスターが勢ぞろい
J's PRODUCE
あうるすぽっと(東京都)
2008/04/09 (水) ~ 2008/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★
アイデアに感心
ストーリーに「練り込む」のは難しかろうと思われる「税金」というテーマを、パラレルワールド的な(あるいはすべてが滅んだ後の遥か未来に再建された?)「お江戸」の年貢増額を発端とした倒幕運動とその顛末に仕立てたアイデアには感心。

寸前家族
パラダイスシアター「おもちゃ工房」
萬劇場(東京都)
2008/04/11 (金) ~ 2008/04/13 (日)公演終了
満足度★
期待外れ
嘘と誤解で事態がややこしくなるというコメディの王道で好きなタイプではあるが、よく観ているのが災いしてか「フツーの面白さ」にとどまる…どころかいくらコメディとはいえ無茶な部分も散見されて、期待外れ。
また、一介の強盗が、アーマライトM16を使用するなんて、いくらなんでもリアリティなさすぎ。

旅すれば闇日光
カリフォルニアバカンス
アイピット目白(東京都)
2008/04/22 (火) ~ 2008/04/28 (月)公演終了
満足度★★★★
普通に
面白かった。若干、上演時間長いけど、ギャグも、客いじりも健在。
物語の緻密さは今回はそんなにないけど不思議人物とカラーは健在。
前作「不審な集い」のほうが個人的には好みだけど
優しく甘い感じのラストは個人的にツボ。
こういうカリバカもよいですね。次回もまたきまーす。

おいでおいでぷす
青年団若手自主企画 岩井企画
アトリエ春風舎(東京都)
2008/04/22 (火) ~ 2008/04/30 (水)公演終了

ハリジャン
innocentsphere
シアタートラム(東京都)
2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
生理的に受け付けない・・・
チラシから持つイメージと本編の内容に、自分の中ではギャップがあり、
そしてオープニングからエンディングまで続く、その世界観に、
僕は生理的に受け付けない居心地の悪さが続き、
とても落ち着かない約2時間だった。詳細はネタバレで。
僕の個人の感覚ですので、点数は避けます。
メジャーな役者さんや、大きな劇場で活躍されている役者さん達が、
最近こういう小劇場に出演したり、劇団の作品の力を借りる傾向が
目立ちますね。
石川さゆり公演の桟敷童子(秋にスズナリで川島なおみ公演も打つみたい)
や、モダンスイマーズに出る萩原聖人など。
こういうのが流行りなのかなぁ。
確かに海外でもビッグネームの役者が小さな舞台に立ったりしてるけど。
ギャラとは関係なく
(今回の公演も、300人のトラムで半分くらいしか入ってなかった)
ファッション感覚で出演するのかなぁ。
メジャーな役者さんが出演されると、受付に
「○○○ 役者の名前」と書かれた受付窓口があるのですが、
今回「尾上松禄」というのは、なかったな。
松禄の後援会、歌舞伎のファンの方が、この芝居を見たら逆効果か。
松禄は、確かに大芝居。
最初は「あれぇ声出てないなぁ、手を抜いているのか、
小劇場だから、わざと小さな芝居をしてるのかなぁ」と思いましたが
ラストは、まさにここは歌舞伎座か!と笑っちゃうような
こぶしのまわった台詞回し。
もう暑苦しくって脂臭くて、
「ラーメン二郎、ニンニク・濃い目・脂ましまし」って感じでした。
他の役者を、わざと地味というかオーラのない人を集めたのか、
松禄の油臭さが引き立たせる為にキャスティングしたとしか
思えないほど、他の役者陣は薄かった。
キャロットタワーってバブリーだよなぁ。
シアターモリエールとは大違い。
天井も高いし、ロビーから客席に入る通路も高級クラブみたい。
照明も常設で沢山あるけど、この作品には無意味。
この作品こそ、モリエールが似合うんじゃないかな。

イエス斬り捨て
ファントマ
あうるすぽっと(東京都)
2008/04/16 (水) ~ 2008/04/20 (日)公演終了
初あうるすぽっと
やっぱりご縁がないのか…肌に合わない
芝居もだけど…団体自体の雰囲気と劇場とのギャップを感じた。
もう少し小さな会場の方がよいのでは…たぶん猫ひろしを使った時点でNGだ。
芝居をしたいのか、それとも歌を聴かせたいのかその比重が問題。

ねずみ男
劇団青年座
本多劇場(東京都)
2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

焼肉ドラゴン
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2008/04/17 (木) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
ビビンバ演劇
うがって観れば、在日のプロパガンダだが、
そんなこと超越して、笑って泣ける。
新国の小劇場で、スタンディングオベーションを初めて見た!

シェイクスピアBOOGIE★WOOGIE
劇団BOOGIE★WOOGIE
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2008/04/18 (金) ~ 2008/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★
良かったですよ!
評価はかなり分かれていますが,「真夏の夜の夢」で遊んでるって感じがとても良かったですよ。原作を読んでなくても,見ていて分かりやすいし,楽しい芝居だったと思います。ただ,時間的には長いですね。もっとスリムに出来るんじゃないかな。

億万長者婦人故郷ニ帰ル。
JAM SESSION
「劇」小劇場(東京都)
2008/04/15 (火) ~ 2008/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
思い出しても涙
ジャムセッション の芝居は3回目だけど、スピード感と動きのある演出で、
難しくて暗い作品を、一気に駆け抜けました。
人間の怖さの部分より、何より心を打ったのは、主人公の女性の人生の切なさ。
演じた斉藤さんが素晴らしく、気魄で舞台空間を支配していて、最後は本当に涙
してしまいました。

第5回 レビュー春のおどり
OSK日本歌劇団
大阪松竹座(大阪府)
2008/04/18 (金) ~ 2008/04/26 (土)公演終了
満足度★★★★
キラキラ!!桜花昇
桜花さんがキラキラ、ノビノビ、凄いパワー&オーラで圧巻お披露目ですね。1部はもう一工夫望みたいところですが、2部は文句なしに素敵なショーだと思いました。多くの劇団員に活躍の場があるのも嬉しいです。

グレコローマンスタイルの『ガチ!!』
グレコローマンスタイル
=antena=(福岡県)
2008/04/18 (金) ~ 2008/04/24 (木)公演終了
満足度★★★★
なるほど、ガチ勝負だわ。
岡本組と山下組、本当に色が違う。
見比べるのも面白い。
勝負だから互いに真剣。そして相手を意識している。
その両者の目つきが面白い。
山下さんと岡本さんの性格を見たような。

きょう、コのために
ジャガ-パンツ
ぽんプラザホール(福岡県)
2008/04/19 (土) ~ 2008/04/20 (日)公演終了
満足度★★★
ゴムさんらしい。
なるほど、彼の中に渦巻くものが出ていた感じ。
謎と狂気とが交錯していく。
けれど舞台上の表現はとってもきれい。
装置を動かして形を変えていくのは見事だった。

空中ブランコ
アトリエ・ダンカン
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2008/04/20 (日) ~ 2008/05/05 (月)公演終了
満足度★★★
終わり方が突然
タイトル通りです。
「あれ、これで終わるの?」
みたいな。ビックリしました。
起承転結の、“転”で話を終わらせた印象があります。
あの後に、もう1シーン、何かあれば締まったと思うのに、もったいない。
私は原作を読んでいないので、素直に舞台は楽しめました。
笑いあり、笑いあり、時々、口論のシーンでハラハラ…
宮迫も、あんな雰囲気の役はピッタリだったんじゃないかな。
原作はどんな感じの人間なのかは知らないけど、
子どもっぽくて場を和まし、無邪気な役柄をピシっと演じていたと思います。
轟さんっぽくもあったけどね(宮迫のネタで轟さんっていうのがあるんです)。
サトエリさんも文句なし。
キレイでステキで、遠くからも惚れ惚れしてしまいました。
身長があるからかな。舞台栄えする女優さんだなと思いました。
色々と楽しかったけど、突然終わったラストに面食らったので、★は3つです。

シェイクスピアBOOGIE★WOOGIE
劇団BOOGIE★WOOGIE
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2008/04/18 (金) ~ 2008/04/20 (日)公演終了
満足度★★★
うーん、なんだろ?
まず、座席が全席自由席ってのがいいです。
最近では『THE BEST PARTNERⅡ』の時も全席自由席でした。『御利益』の時は開演10分くらい前から全席自由にしたとたん、半分以上の観客が動きました。
動いた観客の様子をみてると、前列に移動する人やわざわざ後列に移動する人、はじっこに移動する人。多種多様です。
可笑しいのは自由に動いてるのに、うまーくバランスがとれててきちんと収まり、殆どの人が満足そうに座ってる!(^0^)
やはり、好きな場所に座ってゆるりと、芝居を観たいのです。
ですから、芸術劇場で全席自由!これには高い評価をします。
で、観劇感想。
有名すぎるドタバタ喜劇「真夏の夜の夢」もブギ★ウギテイストって、説明が載ってるから、解らない訳じゃあないんだけれど。。
う~ん??なんだろ?
ブギ★ウギテイストの笑いがちょっとお粗末で笑えない。
笑いどころの落とし方がずれてない?(・・)
ってか、笑いのセンスが足らない。
以降、ネタバレBOXに。。神経質な人は決して見ないでください。。

どん底
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2008/04/06 (日) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★
4月14日ソワレ
翻訳物は苦手なのですが全く問題なく楽しめました。
舞台美術を見て予想はしてましたが、その予想のはるか上をいってました。
誰か贔屓の役者を観るという感覚だと少し物足りないと思います。
私の前方に座高の高い座っていてセンターがかなり観辛かったのが残念です。