
プール
タカハ劇団
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/05/02 (金) ~ 2008/05/06 (火)公演終了
満足度★★★★★
ポップかつ重厚。
2日目ソワレ観劇。まだまだ若い劇団?ながらここ数公演とも脚本、演出、スタッフワークともに安定した実力を感じる。私も個人技中心だった「49日後…」よりこっちの方が高感度高し。単なるB級ホラーで終わってないのが良い。

白波の食卓
劇団HIT!STAGE
西鉄ホール(福岡県)
2008/05/03 (土) ~ 2008/05/03 (土)公演終了

夜叉王の面
劇団パラノイア・エイジ
「劇」小劇場(東京都)
2008/04/30 (水) ~ 2008/05/06 (火)公演終了
満足度★★★
観て来ました
昨年の公演はとても幻想的な美しい物語で、女性メインだったのに対して、今回の「夜叉王の面」は戦に彩られた男性メインの物語。
印象が少し違いました。
以前観たものは時代ものでも割とわかりやすかったのですが、今回は全体的に難しかったように思いました。
(説明セリフが早すぎて聞き取れなかったところもあり)
普段お芝居を観ないお客さんだとちょっとつらいかと思います。
小さな劇場であれだけ殺陣を入れるのはすごいですね。達者な方がされているとこちらも安心して観られます。
テイストはとても好きです。他所ではあまり見られない本格的な時代ものをつくられていると感じました。

『堕天』『神殿』
AND ENDLESS
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2008/05/01 (木) ~ 2008/05/11 (日)公演終了
満足度★★★★
んー、まいったなぁ。パートⅡ
【神殿】を観て来ました。こっちは明治になってからの新撰組のその後の話。
また、これで俺は次回もアンドレを観たくなってしまうんだよ。。
泣きそうになりました。ちょっと長いですが、時間とお金に余裕があるなら
観てみるのもいいかもです。俺はこっちが好きです。

毛皮のマリー
ティーファクトリー
シアタートラム(東京都)
2008/05/01 (木) ~ 2008/05/04 (日)公演終了

次の曲をかけるのは誰だ
熱帯
新宿シアタートップス(東京都)
2008/04/30 (水) ~ 2008/05/07 (水)公演終了

鏡の中の異邦人~かがみのなかのえとらんぜ~
風凛華斬
シアター風姿花伝(東京都)
2008/05/02 (金) ~ 2008/05/04 (日)公演終了
満足度★★
不自然過ぎたな・・・
全てにおいて、不自然さが目立ってしまった作品でしたね。
もっとナチュラルさを取り入れないと、劇中のアクションシーンが活きてこないと思う。
また、物語に関しても矛盾するコトが多かった。
なんか、その矛盾を度外視して強引に物語を完結してしまった様に感じてしまったな・・・

アネクメネの雨
地球割project
萬劇場(東京都)
2008/05/01 (木) ~ 2008/05/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
微妙に素晴らしい
イメージが内包されている台詞は、素晴らしい出来でした。
後半の方が私にとっては響きや雰囲気とマッチして新鮮でした。
発せられている台詞をゆっくりと咀嚼すると、イメージの強さが
減衰する鋭さをもった情念に酔いしれました。
タイトルとの関わりが難解でしたが、一点に絞って観劇することで、
微妙に世界を共有できたのではないかと思っています。

人喰★サーカス
ハラプロジェクト
K・Dハポン(愛知県)
2008/04/18 (金) ~ 2008/05/22 (木)公演終了
満足度★★★★★
面白かった
騙されたと思って観に行くと良い。
そんなに面白くないんじゃないの? って思って行ったら、
そんなに面白いよ。

トレジャーのある街'08
Theatre劇団子
pit北/区域(東京都)
2008/04/26 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ごくシンプルに楽しい舞台でした。
清々しい内容で、ホクホクした気分になれました。
秘密基地の様な会場。只でさえ近い舞台の最前列で観たので、臨場感が凄かった。
笑える場面、真剣な場面の空気の重量バランスが絶妙に良く、単純に話を楽しめました。
テンポの速い場面では所々間の詰まっている様に感じる所もありましたが、“新人公演”らしからぬ完成度であったと思います。

祝祭音楽劇「トゥーランドット」
TBS
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2008/05/02 (金) ~ 2008/05/09 (金)公演終了
満足度★
ACTシアターで見ました
ACTシアターで見ました。お値段13,500円の満足感はなかった。生オケがはいっているのでこのお値段なんだろうな。大阪はどうなんでしょうか?ACTシアターはなんだかセットがきつそうでした。ここで酷評を見て、あまり期待しなかったので、こんなものかなぁと思えたんだけれど。なぜか沸々と後から…なんだか消化不良な感じが…。まず、この舞台はどんな時代で、どこの場所で、どこからやってきた王子が来たために…物語がはじまるのかが、わかりずらい。一流の演出家、スタッフ、キャスト、宣伝…でも見終わった後はいまいち。宮本さんの演出は初めて見ました。テレビで熱く語る宮本さんを昔よく見たので期待もあったけれど。。評判どおりだった。。。。スタンディングオベーションしていた人の気がしれない。早乙女ファンの人たちなのかな???

空中ブランコ
アトリエ・ダンカン
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2008/04/20 (日) ~ 2008/05/05 (月)公演終了
満足度★★★
原作を読む前に…
原作を随分前に買ったんだけれど、読んでなくて。この際、読む前に…見ちゃおうと行ってきました。宮迫さんは昔コントでやっていた『轟』そのもの(笑)サトエリは思った以上に名演技で、私は好きです。坂本さんは…今日パンフレットを見るまで不覚にも田口トモロヲ氏だと思ってました。酒井さんにはもっとがんばってほしかったなぁ。高橋さんはとても良かった。高鹿さん笑える。昼メロ見た事ないんだけれどすごい話題になっていたので気になっていました。尾藤さん、さすが。歌とかダンスも見たかった。これから原作を読んでみます。

49日後・・・
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2008/04/12 (土) ~ 2008/05/06 (火)公演終了
満足度★★★
不覚にも…
不覚にも…ラスト3分前…閃光で『はっ!!やっちまった』と寝てしまった自分が憎い 。。。寝ちゃった時間はほんのちょっとだけれども。でも、後半ちょっと眠くなるのです。面白かった部分もあるし、みんな演技もうまいけれど、眠くなるのです。ちょっともやもやが残っちゃった。舞台セットよかったな。

鏡の中の異邦人~かがみのなかのえとらんぜ~
風凛華斬
シアター風姿花伝(東京都)
2008/05/02 (金) ~ 2008/05/04 (日)公演終了
満足度★★★★
期待通りでした
アクションあり、笑いあり、涙あり、怖さありのバランスのとれたスピード感のある期待通りのお芝居でした。作・演出のご苦労が眼に浮びました。
ちょっとストーリー的に「なんでやねん」というところもあったけど、
それも含めて「不思議ストーリー」なのか、と感じ入りました。
役者さんの演技が不自然な挙動は気になりましたが、それもお芝居の「味」に
つながっているように思えました。
空調の問題ではなく、お芝居を観ていて背筋がゾクッとしたのは久しぶりです。
次回作にも期待したいところです。

煉獄アリス
ムシラセ
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2008/04/26 (土) ~ 2008/04/29 (火)公演終了
ゴスロリがキーワード??
物語が整理されてなくて、がちゃがちゃした感じ。
カーテンの意匠は面白いと思ったが、
使いこなせてない感じ。

次の曲をかけるのは誰だ
熱帯
新宿シアタートップス(東京都)
2008/04/30 (水) ~ 2008/05/07 (水)公演終了
満足度★★★
オッホ→熱帯
「そういうこと、あるある!」と思える、オフィスのバランスゲーム。
物語の芯はよく見えないが、社会人なら誰もが楽しめる、ワンシュツエーションコメディ。

毛皮のマリー
ティーファクトリー
シアタートラム(東京都)
2008/05/01 (木) ~ 2008/05/04 (日)公演終了

銀座通りのデカプリオ
昭和芸能舎
シアターブラッツ(東京都)
2008/04/22 (火) ~ 2008/05/02 (金)公演終了
満足度★★★★
下町的人情
3年前に上演した『横丁のデカプリオ』のバージョンアップ版。終盤のお祭り場面の初演よりグレードアップした「出し物」の見事さもさることながら、下町的人情や高円寺の阿波踊りが続いた理由を「諦めない奴がいたから」とする台詞が心に沁みる。

ハリジャン
innocentsphere
シアタートラム(東京都)
2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
満足度★★★
「鬼に金棒」状態
ここの持ち味である重厚さに尾上松緑の客演が加わって「鬼に金棒」状態。
運命のようなナニカに導かれての結末はシェイクスピアの悲劇と共通する味わいあり

銀細工とシャドー-擬曲編-
楽園王
pit北/区域(東京都)
2008/04/16 (水) ~ 2008/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★
初心者にもとっつき易い感じ?
旗揚げ公演作品17年ぶりの再演ということで、確かに最近の中・上級者向け(?)の「純文学っぽい雰囲気」とは趣を異にして、初心者にもとっつき易い感じ?
当主が亡くなり長男・次男・次女が遺された家に、10年前「ふくえゆめい」になった長女が探偵に連れられて戻って来るが一切の記憶を失っており…というサスペンスタッチの物語で、記憶を失ったままの女性は本当に長女なのか?だとすれば記憶は蘇るのか?的な興味を引きつつ、記憶とは何か、その人物であるとはどういうことか、などに言及し、キモは「メロドラマ」(なのか?)という組み立てが巧み。
また、この小屋の特色である吹き抜けとなった舞台を囲む上の階の回廊も使う(しかも死角となる客席用にビデオモニターも設置)演出や、終盤の燃え盛る別荘を表現する照明効果、それにエピローグの「今までどう生きてきたかではなくこれからどう生きて行くかが大事」という台詞なども印象的。