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新宿八犬伝 第一巻 -犬の誕生-

新宿八犬伝 第一巻 -犬の誕生-

青年団若手自主企画『西村企画』

アトリエ春風舎(東京都)

2008/05/14 (水) ~ 2008/05/20 (火)公演終了

満足度★★★

無茶なことをやるなぁ(笑)。
80年代戯曲に対して俳優のテンションを、
何処まで盛りこめば現代的に面白いのか?
というさじ加減の難しい演出にトライする
西村和宏のスタンスに共感。

日々さじ加減は変わっていくと思われますが、
楽日にもう一度観に行くので、
何処まで行っちゃっているのかが楽しみです。

hg

hg

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

ドキュメンタリーと演劇の違いが
こういうところなのか、と説得してくる作品です。理性的に受け止めながらも感情面でもしっかり影響される。じっくりじっくり時間をかけ、地元の人々と劇団関係者の信頼ができていることが観客まで伝わり、観客としてもかかわってみたいと思わせる素晴らしい作品。

ネタバレBOX

一部の登場人物たちの立場を重んじた発言っぷりがリアルでとても好きです。穏やかながら絶対に譲れない部分。その立場をわきまえてるのが大人な分突き刺さります。

二部はやや臭さというか微妙な善人加減が見える気もしましたが、何十年もたった現在だからこそ、そういう状況になれたのかなという感覚も。
ゆんぼーさんが来る

ゆんぼーさんが来る

play unit-fullfull

サンモールスタジオ(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★

設定に期待大だっただけに。
怒りまでは至らないまでも残念感は大。ストーリー的にも素敵だったのに。

ネタバレBOX

演出的な問題なのでしょうね。過剰なリアクション、キャラによっては(とんかつ屋さんとか)OKだと思いますが、ゆんぼーさんの姉妹や愛人やフィアンセはもっとしっとりと感情に頼った部分を見たかった気がします。杉木さん演じるメキシカンの衣装が明らかに敷物なのもダサすぎ。
飛ぶ痛み

飛ぶ痛み

キリンバズウカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/04/25 (金) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

満足度★★

肝のアイデアはよいと思うけど、
最初の頭の体操的ネタの掛け合いのテンポは何か期待させてくれたけど、話としては広がることもなく淡々と流れてしまった印象。102分。

ネタバレBOX

せっかくクセのある役者陣が集まっているのにそのパワーが発揮されなかった感じ。会話劇で展開する同じような設定だったら、青年団の「S高原から」の方が何倍もドラマ性があるだけにもう少し違った料理法はなかったのかなぁ、とも思ったり。
hg

hg

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

hg
演劇とは

過去 現在

スズナリの昔 今

つたえてプロジェクト

力作です
演劇でしかできないこと

表現とは
たちむかう
むかえる
挑戦

さまざまなことを考え
感じる

ネタバレBOX

一話
最後の
水俣に 生きる
津田さんが いいなあと おもいました

二話最後が
あそこの
瞬間が すばらしいと感じた

あたたかく
しびれるかんじ
さよなら また逢う日まで

さよなら また逢う日まで

ブラジル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/20 (火)公演終了

満足度★★★

ほとんど完売らしいです。
平日のうちに観ておいてよかった。ほとんど完売らしいです。

木、金と2度観ました。

この作品、伏線というか、あぁそゆことね、という点があちこちにあるのですが、けっこう薄めで、のほんとした私には一度観ただけでは分からず、なので物足りなさがありました。二度目は、そのあたりがクリアになったこともあるし、可笑しいところはおかしく、そのまま感受することができ、すっきりしました。

谷村実紀さんのいろんな表情というかシーンが楽しめて嬉しい♪

ネタバレBOX

あそこまで登場人物を死なせるなら、いっそシェイクスピア悲劇のように全員死ぬくらいの展開でも面白かったのでは、良かったかな、とも思いました。
瞼の母

瞼の母

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/05/10 (土) ~ 2008/06/08 (日)公演終了

満足度★★★

ノスタルジア
きっと親が子供の頃にみた村芝居ってこんなのかな?役者は超豪華!!でしたね。面白かったですよ♪

顔よ

顔よ

ポツドール

本多劇場(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★★

細部が面白い
人間描写は面白いけど、顔の美醜というテーマについては、わりと普通というか、ありがちなお話だったような。

プール

プール

タカハ劇団

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/05/02 (金) ~ 2008/05/06 (火)公演終了

満足度★★★

設定の大きな嘘が効果的に牽引
あり得ないような状況に歪んだ人々という関係性が話に興味を持たせるが、小さい嘘に違和感があり、人物描写も薄く。103分。

ネタバレBOX

闇の仕事の有り様や絵本作家の描く絵本、片松葉で歩行する患者等細かい点で不自然さを感じてしまい、それが話に深みを増すどころか逆効果に思えてしまったのが残念。

人物描写も新入りのバイトを掘り下げるでなく、かといってかっちりと人物像が浮かび上がるほど描いていたキャラもいないので、見終わっての印象がとても薄い。かなりおどろおどろしい設定に普通に見える曰く付きの人物ばかりを登場させたのだからもう少し焦点を絞ってもよかった気がする。
失われた時間を求めて

失われた時間を求めて

阿佐ヶ谷スパイダース

ベニサン・ピット(東京都)

2008/05/08 (木) ~ 2008/05/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

見た直後
今、芝居が終わって5分と経っていない。
でもずっと昔に見た様だ。

心をからっぽにして見た。
それが良かったのか、鳥肌が立ちっぱなしだった。

ストーリーはわからない。
だけど、4回泣いた。

そんなお芝居でした。


出会えて良かった。

hg

hg

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇としてのリアルを
存分に堪能できる力作でした。

ネタバレBOX

1幕の必要以上に悪ぶる人物がいないのが凄く良い。

そして2幕が始まって、
俳優陣の声の大きさに、
んっ?と思うも、すぐにその声の大きさこそが、
リアルな施設の様子の再現だと気づく。

宮嶋美子(=詩森ろば)が明るく振舞うも、
施設の人々との距離感が計れず、
無力感と打ちひしがれている感が漂い、
居場所を見つけられなく居心地悪そうなのも
とてもリアルを感じる。

俳優陣にとっては、
決して楽ではない作品であること、
しかし、それに最大限に挑んでいる
みなさんの姿に感動。
けんか哀歌

けんか哀歌

猫のホテル

本多劇場(東京都)

2008/05/01 (木) ~ 2008/05/11 (日)公演終了

満足度★★

ストーリーが弱い故のキャラ芝居。
俳優陣を眺めているだけで楽しいのだけど、

ネタバレBOX

今回はそれ以上のモノを望めない。
Lucky Guy ~ラッキー・ガイ~

Lucky Guy ~ラッキー・ガイ~

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★

安心して観られました。
最初から最後まで、しっかりしたつくりで安心して観られました。
「酒場でダバダ」の続編になるのでしょうか?
ドキドキ感は「酒場でダバダ」の方が上だと思いますが、完成度
ではこちらが上かと思います。
楽しかったです。

らふ〜嗤う裸のおんな

らふ〜嗤う裸のおんな

演劇企画集団LondonPANDA

小劇場 楽園(東京都)

2008/04/25 (金) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★

興味を惹かせる脚本の力量が○。
ホテルの一室という難しいワンシチュエーションながらも自然な出入りと巧みな展開で語りすぎない話にぐいぐい引き込んでいく。110分。

ネタバレBOX

デリヘル嬢と画家の接点とか、作家と画家の関係性とか、細かい点で提示しない部分が余計に考えを巡らせてあれこれ深読みしてみたり。少しずつ全体像が見えていく構成も◎。
ホテルマンと清掃員のシーンはちょっと余計なトコもあって△。彼らは最後の清掃員の一言まではベッドメーキングの笑いのようにちょっとしたエッセンスでよかった気も。
WALTZ MACBETH→神戸公演は「3人いる!」に演目変更

WALTZ MACBETH→神戸公演は「3人いる!」に演目変更

東京デスロック

吉祥寺シアター(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/11 (日)公演終了

満足度★★

吉祥寺シアター
フラット吉祥寺シアター。白い床面が、意味ありげで素敵。
四隅にワイングラス。何かあるな!と予想するのも楽しい。

マクベス夫人の狂い悩むセリフを聞かす為にあるような感じ。

ネタバレBOX

けども、そこまででした。

再生の時の「わお!」感とか、無かった。
何ででしょう。ちょっとわざと疲れさせられている(様に演じている)俳優に
飽きたということでしょうか。
さよなら また逢う日まで

さよなら また逢う日まで

ブラジル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/20 (火)公演終了

男の演劇
終演後に一緒に見ていた男性陣がわやわやと興奮して面白さを語っていたのを観て、「いやいや、面白かったけど、そこまで?」って思ってのですが、
それは私が女性だからでしょうか。
ハードボイルド小説を好むか、恋愛小説を好むか、みたいなものですか?

ネタバレBOX

周りの評価のあまりの高さに、自分のジャッジは少し、厳しくなってしまうのでした。

音楽の、ディオンヌワーウィックとかは好きです。
hg

hg

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

真摯な作品作り
ベテランの客演陣の名演に舌をまく。
1話、2話の転換は演劇でやるからこそ意味があるわけで、
俳優の力に素直に感激します。

ネタバレBOX

だけど、私が観劇した日は終演後にモデルとなった施設の園長さんが舞台上に立ってごあいさつされたんですけど、そのごあいさつと、それを共有している作品関係者という構図に一番感動してしまう私がいて、
それって、結局、舞台づくり、という、ドキュメントを見ていて、舞台上で起こっているドラマを見ているのとは、ちょと違うぅとも、感じたのです。
ねずみ男

ねずみ男

劇団青年座

本多劇場(東京都)

2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★★

覗きの演劇
黒岩さんの演出らしい、空間を覗き込むような感覚にゾクゾクきました。
ある悩みがひとつの出来事を発端にして表面化し、
本当の問題点は別のところにあるということが浮き彫りになっていく。
見終わってスッキリ!というタイプのものではないですが、
私は好きです。

hg

hg

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★

水準高いとは思うけど。
普通でした。頑張ってください。

グローブ・ジャングル

グローブ・ジャングル

虚構の劇団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/05/10 (土) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

最後尾はちょっと遠かった
一番後ろの席での観劇で、正直きちんと見た気がしないので☆は控え。
自分の視力で最後尾は辛かった。あの劇場は最後尾何列かは封印したほうがいいんではないか。。

当日券は大体最後尾しか余っていないようなので、狙っている方は覚悟すべし。

ネタバレBOX

劇中、色々な試みがされており、軽くびっくり箱を常に開けているような気分になった。
英語の練習やパブでの様子など、そこだけのシーンとしては面白くないわけではないが、
本筋のストーリーに関係の薄い部分が多数あり、下手にインパクトがでかいので全体としてはあれは不味いのではないか。
相対的に本筋の内容が弱く感じ、なんとなく分散してしまっている印象。
※まぁストーリー重視って訳でもないんだろうが。

全体的にもうちょっと役者さん頑張れ!という気がした。
特徴の出やすい役だからか、石丸唯役は好印象だったが、、、あれだってもっと頑張れるんじゃないかな!
同じ脚本、同じ演出でも。もっともっと伸びしろがあるように感じられる。

劇後、会場の出口でスタッフに混じって観客の見送りをしている役者さんがいた。(劇自体が遠目にしか見ていないので人違いでなければいいが)
知りあいと延々と盛り上がる方が多い中、ああいう姿勢にはハッとさせられる。
お陰様で、いつもよりちょっぴり気持ちよく帰路につくことが出来たと思う。

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