星影のJr.
庭劇団ペニノ
ザ・スズナリ(東京都)
2008/08/14 (木) ~ 2008/08/20 (水)公演終了
教育プログラム?
不思議な世界観です。
子役の少年はどんな気持ちで演っているのだろう…。
王たる者
謎のモダン館
甘棠館show劇場(福岡県)
2008/08/16 (土) ~ 2008/08/17 (日)公演終了
満足度★★★★
とても感動しました
ありとあらゆる言葉が伏線になっていて、最後まで目が離せませんでした!
装置はもっと凝ってもいいのかも…。
この劇団の作品は私に合っているようです。
ネタバレBOX
登場人物が列車に乗ってあの世へ行くというのは、ある話しかもしれないと思ったけど、本当にうまく秀逸な作品に仕上げていたと思います。
ボクコネ
タカハ劇団
駅前劇場(東京都)
2008/08/14 (木) ~ 2008/08/17 (日)公演終了
満足度★★
バカの足りなさ、泣きの浅さ
“バカSF”というジャンルに属する物語があるらしい。
要するに荒唐無稽な物語なのだろうが、それを論理的に語るから余計
バカバカしさが増すという、そういったものである。
そこから見るに、『ボクコネ』。確かに荒唐無稽は荒唐無稽である。
設定の強度を感じるのは、主人公だけだ。もう言い切ってしまう。
既視感を覚える世界、何となく知っている知識、ステレオタイプの人物。
バカをやるにせよ、泣きをやるにせよ、既存の枠から飛び出さぬ感じは、
いささか閉口であるし、失望したと言ってもいい。
安牌すぎやしないか?
たぶん、旗揚げ作品とのことで、今の作風とは違うのだろう。
次作を楽しみに待ちたい。
ネタバレBOX
宇宙に行っても引きこもりというのは、実に面白いと思う。
結論から言っても、引きこもりのままという選択も評価してもいい。
おかげさまで、彼は理由もなく宇宙で飛び立たぬままだが、
それはそれで、現代らしい選択なのだろうと思う。
人物がバカをやる時に、バカが人物に厚みを持たせてはくれない。
バカバカしい提案を誰がやっても同じことなのである。
「とりあえず人物配置をしました」感が歯がゆい。
肝となるゆずこ婆さんである田中沙織。
意味ありげなエピソードを重ねても、フラットにアサッテな印象が強い。
前半のバカが後半のマジの振れ幅になりきっていないのか。
星影のJr.
庭劇団ペニノ
ザ・スズナリ(東京都)
2008/08/14 (木) ~ 2008/08/20 (水)公演終了
満足度★★★★
教育って?
ああ、どこまでも挑戦的なカンパニーである。
パンフに挟まっているタニノクロウからのメッセージ。
これを取りあえずは飲み込んで、少年の目線を追ってみる。
だが、しかし、私たちは少年になれはしないのだ。
その過激なまでの教育を受ける少年を見守ることしかできない。
確かに言えることはひとつ。
私はこんな教育を受けてもいいかな、と思う。
あとでしっかりみっちり補習をさせてくれるならば。
ネタバレBOX
少年役のラヴェルヌ拓海は、帰国子女で来日2年目。
読み書きの勉強の真っ最中にある。大人たちがそんな彼を教育する。
大前提を提示されることは、道標となるとともに、狂った磁石にもなる。
舞城王太郎の「みんな元気。」をどこか思い起こさせる。
「家族なんて入れ替わりかのうだっつーの」
まあ、もちろん意味合いも違うわけだけれど、あえて引用したい。
役割の交換という実に演劇的手法を、信じる少年。
大人たちは何故、交換を行ったのか、行わざるを得なかったのか。
少年はどうして交換を信じ込んでいるのか、疑うことをしないのか。
そこに、どこか悲哀を感じてしまうのである。
美少女Hの人気(追加公演決定しました)
範宙遊泳
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/08/07 (木) ~ 2008/08/10 (日)公演終了
満足度★★★★
美しき屁理屈。
これほど距離感の掴みにくい作品は珍しい。
屁理屈を元に世界を構築していく面白さだけではなく、
屁理屈な世界なりのルールの提示のあり方は、説得力がある。
そう、何故か地に足が着いているのだ。
俳優陣は荒削りなれど、一所懸命の屁理屈ぶりに舌を巻く。
すっかり作品の理解者であると言うより、作家の煙に巻かれている。
ここにも作家と俳優陣の微妙な距離感が功を奏している。
学内よりも外で理解者を探すべきではないかと思う。
今後の幅広い活動を期待したい。
ネタバレBOX
正当な行為としての(?)ストーカーを描く話、と言うよりも、
ストーカーを肯定する屁理屈の美しさがこの作品の肝だろう。
常識人(被害者)が困惑した上で、屁理屈を受け入れる。
しかし、そうした途端に屁理屈は、別の興味を見つけてしまう。
その移り変わりは、非常に興味を持つことができた。
美少女Hの片割れ、加藤真砂美の仕事ぶりに好印象。
またもう一方の美少女Hについても触れなければならない。
これはまた「隠す」という屁理屈の好みそうな行為がある。
素顔を徹底的に隠すという戦略は、暴力的なまでに美しい。
往くも還るも
劇団太陽族
西鉄ホール(福岡県)
2008/08/16 (土) ~ 2008/08/17 (日)公演終了
満足度★★★
なるほど~
初、太陽族。こんな芝居をするんだな~、と思いながら観ていた。
思ったより福岡の二人が活躍していた。
二つの方言をうまく使っていた感じ。
時々聞き取れなかったけど。
情緒あふれる舞台でした。
五右衛門ロック
劇団☆新感線
オリックス劇場(大阪府)
2008/08/08 (金) ~ 2008/08/24 (日)公演終了
満足度★★★
楽しかったし面白かったけど
歌舞伎や少女歌劇を見慣れていると、そしてチケット代を考えると、普通…。
ゲキ×シネで「メタルマクベス」や「SHIROH」を見てみようと思います。
「マーチ!」「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」
世界名作小劇場
サンモールスタジオ(東京都)
2008/08/14 (木) ~ 2008/08/18 (月)公演終了
観ました
『タマゴよ、みな鳥になれると思うな』を観劇。
ZOKKYののぞき部屋コレクションPart2
ZOKKY
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/04/26 (土) ~ 2008/04/29 (火)公演終了
はい
対個人の
ために
おこなわれる ぜいたくなじかん
わたしは
スフィアメックスのときの
同時におこなわれてる
混沌も
すきでしたが
往くも還るも
劇団太陽族
西鉄ホール(福岡県)
2008/08/16 (土) ~ 2008/08/17 (日)公演終了
満足度★★★
何となく物足りなさがあるかな
すごくよかったです。ただ手の込んだ作りではあったけど、何か未消化なものがあり残念…。体調の問題かも…。
福岡の役者さん達が、頑張ってたのが嬉しかったです。
記憶のパレード
劇団ひろぽん
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/06/21 (土) ~ 2008/06/22 (日)公演終了
嵐になるまで待って
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2008/08/06 (水) ~ 2008/08/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
再々再演!
再々演は今から6年前と言う事だから、本当に長い間、観客から愛されてきた物語だと思う。
手話を使ったオープニングと選曲が素敵です。
セットも美しいです。
以下はネタバレBOXに。。
ネタバレBOX
物語の鍵は「二つの声」です。
不思議な力を持つ波多野は、その姉の雪絵を守るために人の心を操る能力を使って、雪絵に乱暴をしようとした人たちや傷つけようとした人たちを自殺させていた。
もう一つの声によって他人の心を操ることが出来る特別な能力だ。
声優のユーリも自分と同じ能力者だと気づいた波多野はユーリの声を出せなくしてしまう。
声が出なくなってしまったユーリだったが、波多野に操られて自殺しそうになる人たちを何とか救おうと翻弄する。
ユーリの以前の家庭教師でユーリが好きな幸吉も彼女と一緒になって波多野と戦うが波多野に暗示に掛けられ自殺しようとする。
そんな幸吉を目の前にしてユーリは命がけで幸吉を守ろうと必死になり、何度も何度も出ない声で叫ぶのだったが・・・
ついに声が出て闇を打ち破り幸吉は暗示から覚めることが出来たのだった。
それでも尚、ユーリ達を殺そうとする波多野に姉の雪絵は手話で訴える。
「止めて、もう人を傷つけないで。それでもどうしても殺すというなら、私を殺して!」と。
雪絵は最初から全てを知っていたのだ。
波多野の能力を。
更に雪絵は波多野に訴える。
「私はもう大丈夫なの。助けて貰わなくても一人で大丈夫なのよ。」
その言葉を聴いた波多野は自害してしまう。
泣き叫ぶ雪絵。
「いつのまにか、周りの人が弟の言うとおりに動くようになったんです。あの子の周りで人が次々と死んでゆく。その人たちは私を傷つけようとした人たちなんです。それでも、私を傷つけた人たちが罰を受けるのを心の底で喜んでいたんです。弟の能力に初めから気づいていたのに・・。」
手話を使った会話が素晴らしいです。
思いテーマなのにそれなりのギャグも仕込んであって、すんごく楽しいし笑える。
半分はコメディです。
渡辺安理のひたむきな演技がひじょうに素晴らしいです。
他のキャストもキャラが濃くて観甲斐があります。
嵐の風景。素晴らしい演出でため息が出るほど。
たぶん、落日近くになると更に演技に磨きがかかって、もっと素敵な舞台になりそうです。
舞台はやはり、落日ですね。
初日ははやり、熟してないからどの舞台も初日に行くと、雑だったり、セリフが出てこなかったり、それなりの小さなミスはありますね。
この舞台の最大の魅力は手話です。
私達は手話の魅力について実は良く解っていませんが、滑らかで静かなその美しい白い手と顔の表情で伝える手話は本当はとても色っぽいという事に気が付きます。
脚本家の成井は「演劇とは言ってみれば他人と通じ合うことを目的とした芸術だ。相手役と通じ合う。スタッフと通じ合う。お客さんと通じ合う。それができなければその芝居は失敗に終わる。」と言う。
観に行って良かった!本当に良かった!
「マーチ!」「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」
世界名作小劇場
サンモールスタジオ(東京都)
2008/08/14 (木) ~ 2008/08/18 (月)公演終了
星影のJr.
庭劇団ペニノ
ザ・スズナリ(東京都)
2008/08/14 (木) ~ 2008/08/20 (水)公演終了
満足度★★★★★
恐れ入りました
少年のための教育プログラムという言葉に、惑わされたような気がします。少年のための教育プログラムのようで、実はお盆のお話で、さらにメタレベルで我々への教育プログラムになってるみたいな。なんか凄い構造だと思いました。
ネタバレBOX
最初は、引きこもりかなんかの少年を立ち直らせるための教育プログラムかと思ってたんですが、ラストの父親の表情や茄子と胡瓜に黒いスーツって、ひょっとして少年の新盆?
少年を偲んでの思い出話を教育プログラム風に再構成したみたいな。これってすごいなと思いました。
あと、犬の演技がすばらしい。
闇に咲く花
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2008/08/15 (金) ~ 2008/08/31 (日)公演終了
満足度★★★★
近いところを思い出す、ということを続けるつらさを引き受ける
僕たち日本人は、どういうわけか、「世界」に「進出」することを、脅迫的に追い求めながら、日本人であることを日々、忘れようとしている、世界的にも希有な人々だ。
井上ひさしさんの仕事は、ほとんど全てが、僕らに、日本人であることを思い出させようとする試みであるような気がする。
普通、こう書くと、歌舞伎とか落語とかの伝統芸能が出てきたり、日本語の美しさが出てきたりしそうだけれど、井上さんの場合、そういう、遠いところにはいかない。もっと、最近の話だとか、身近な話だとか、近いところの話をする。でも、僕らは、どういうわけか、井上さんの取り上げる、この「近いところ」だけを、意識的に、忘れようとしているようなふしがあって、その辺りだけが、空白のポケットのようになっているのに、そのことに、「意識的に」気づかないようにしているようなのである。
ネタバレBOX
僕たちは、物忘れの激しい時代を生きている。近いところの出来事を、すぐに忘れる。出来事がたくさんありすぎて、そうでないと、生きていけない。
でも、井上さんの書く、牛木健太郎は言う。「父さん、ついこのあいだおこったことを忘れちゃだめだ、忘れたふりはなおいけない。過去の失敗を記憶していない人間の未来は暗い。なぜって同じ失敗をまた繰り返すにきまっているからね」
健太郎は、C級戦犯としてグアムに連れて行かれた後は、処刑されることが分かっている。記憶喪失だった彼は、そのままなら、心神喪失状態ということで、軍事裁判を免れるはず。でも、彼は、あえて、思い出してしまう。無実の罪を、自身の記憶とともに、引き受ける。
思い出すのは、ドストエフスキーの言葉だ。『作家の日記』のなかで、彼は、たとえば、精神の病を理由に罪を問わない、ということは、人間の蔑視である、という。倫理的存在としての自分を引き受けてこそ、はじめて、人間は、人間たりうるのである、というのだ。「罪に問わない」ということは、相手を、人間として扱っていないから、人権を無視している、ということだろう。
同様に、ワインシュトックという西洋の学者の『ヒューマニズムの悲劇』という本には、「人間は、常に相続人である」というギリシャ時代の言葉が引かれている。人間は、過去を引き受けて初めて人間なのだという考えが、西洋では伝統的で、そこから、「人権」という思想が生まれているのだ。
だが、僕たちは、あらゆることを、引き受けることを、嫌がる。自分がやったことではないことを、なぜ自分が引き継がなければならないのか、というのが、僕らの基本的なスタンスだ。ついには、日本人であることそのものを、都合よく、捨て去ろうとする。
『闇の中の花』は、そういう僕らに、厳しく、でも優しく、僕らが自動的に引き受けているはずの、それでいながら僕らの知らない、「ついこのあいだ」の日本を、思い出させてくれる。きっと、僕は、また、そうしないように思っていても、忘れそうになってしまうことだろう。でも、そのときには、またこまつ座が、思い出させてくれると思う。
僕は、井上さんとこまつ座と一緒に、近いところを思い出す、ということを、思い出す。それは、情報の世界で、「世界」に進出しようとすると、忘れたくなるものかもしれない。つらいことだ。でも、そのことを引き受けて、初めて、きっと、僕らは、日本人以前に、「人間」という概念について、あらためて考えることができるように、なるのだと思う。
ポケットパーク
劇団恋におちたシェイクスピア
pit北/区域(東京都)
2008/08/15 (金) ~ 2008/08/17 (日)公演終了
満足度★★★
ダンスが美しい
あらすじを読んだけど、見に行ってみるとイメージと全然違った。
あらすじは何だかライトノベルとかにありそうなのに、あの劇場と合わせて雰囲気が上質。
そして、全体を通しての音楽の統一感が素敵すぎる。
もちろんバイオリンとダンスはもう文句なし!
照明と相まって美しかったー。
で。。
勿体なかったのは、とにかく暗転が多いこと。
その度に物語に入り始めていた気持ちが途切れ、ストーリーが細切れになってしまっている印象。
あれをもっと繋げられれば、もっといいものになるし、全体を覆っているいい意味での独特の空気感が保てる気がする。
そしてクールなキャラクターが多いため、感情移入しづらい。。
感情が表に出てきたら結構共感できたので、もっと感情が出てくるシーンを作った方がいいかと。
でも、劇団の独特の作風は結構好きかも。
生憎
劇26.25団
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/08/07 (木) ~ 2008/08/12 (火)公演終了
おつかれさまでした
こちらの「博愛」もがんばります。
泣きそうですが、がんばります。
音楽劇 ガラスの仮面
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2008/08/08 (金) ~ 2008/08/24 (日)公演終了
満足度★★★★
雨のシーンが美しい。
この物語は散々アニメで読んだものだから、どんな芝居か興味はあった。
演出が素晴らしかったです。
以下はネタバレBOXに。。
ネタバレBOX
かつて、舞台『紅天女』で主役を演じ、大女優と謳われた月影千草は、芸能界を引退し、今は静かな生活を送っていた。
そんな月影の下をたびたび訪れる大都芸能の社長令息・速水真澄と演出家の小野寺一は原作者から『紅天女』の上演権を譲られている月影から上演許可を得て、女優の姫川歌子主演で『紅天女』を上演しようと企んでいた。
しかし、月影は『紅天女』の主演は自分もしくは自分が育てた女優にしか演じることは出来ないと言って、彼らの申し出を拒絶する。そして、10年待って、自分が育てた女優が大成することが出来なければ、上演権を譲ると言い放つのだった。
月影が目をつけていたのは、貧しい家庭で育った少女、北島マヤだった。マヤは実の母親から「何の取柄もない」と嘆かせる平凡な少女だったのだが、一度見た芝居や映画のセリフや役者の動作を正確に記憶するという特技、本能的に役を理解し役に憑かれたかの如く演じるという底知れぬ才能があった。
そんなマヤの秘められた力を月影は見抜く。マヤもまた次第に演劇の面白さに目覚めていくのだった。
ある日、ひょんなことから、マヤの演技を目にした姫川歌子の娘・姫川亜弓はマヤの演技に衝撃を受ける。父は有名映画監督、母は大女優という両親の一粒種である亜弓は、美貌と才能と卓越した演技力で芸能界においてサラブレッドと謳われており、それまで脅威を感じる相手に出会ったことはなかった。
月影はやがて、後継者育成のために劇団つきかげを旗揚げし、女優を目指すために家出をしたマヤはそこの奨学生として、月影のもとで演劇の勉強をはじめる。やがて、劇団つきかげで頭角を現したマヤを亜弓はライバルとして認め、二人は互いに切磋琢磨しながら、演技を磨いていく。
一方、『紅天女』の上演権を手に入れるため、速水と小野寺は劇団つきかげをつぶそうといろいろと画策していく。しかし、どんな嫌がらせにもめげず、ひたむきに演劇に情熱をかたむけるマヤの姿に速水は心打たれていく。露骨な汚い手を使わないよう、小野寺を牽制する一方で、速水は、あしながおじさんのように匿名でマヤを支えるが、速水のマヤに対する思いは次第に恋愛感情へと変わっていくのだった。
埼玉芸術劇場の舞台って物凄く奥行きがあるのね。
それをふんだんに使ってのびのびと役者陣が演技をしてました。
特に演出が素晴らしいです。
ガラス張りで客席を映す場面や、雨のシーン。。
大量の雨が降ってるにも関わらず、水はけがいい。
舞台の仕組みがどんなになってるのだろうか・・?
上から雨は振っていますが、床に落ちた水滴はポチャンポチャンと水が跳ねる水渋きの輪が出来るように床から細工されています。
前列の観客は濡れなかったのだろうか??
月影千草(夏木マリ)はアニメとまったく同じでした。。
よくもあれだけ似せたと関心するくらい・・。
舞台として客席も使用する場面が多かった。
これはいい。観客と一体になれる。
まさに舞台上の芝居だから、実際の観客が芝居のなかでも観客になってます。
いあいあ、何が良かったって、夏木マリの演技は素晴らしいです!(^0^)
ボクコネ
タカハ劇団
駅前劇場(東京都)
2008/08/14 (木) ~ 2008/08/17 (日)公演終了
満足度★★★★
丁寧な“お約束”の連続
どこまで書き直されているのか分かりませんが
旗揚げ時にもこのクォリティだったとしたら…
高羽さん、末恐ろしく思います
閉塞空間とその崩壊
守って来た場とそこへの侵入者
etc
無数の“お約束”が丁寧に効果的に
積み上げられていくので
安心して観ていられるというか、落ち着いて
その場に創り出される空気に溶け込むことができた
宇宙人とおばあちゃんの会話が他の人と混ざる所は
もっと効果的に&おもしろく作れたと思うので
ちょっと残念
ボクコネ
タカハ劇団
駅前劇場(東京都)
2008/08/14 (木) ~ 2008/08/17 (日)公演終了
満足度★★★
絶望感に締めくくられるコメディ・・・?
かるーい感じで見ると火傷するでしょう。
何も考えずに笑える部分と、救いも希望もなく呆然とするしかない部分。
これが混在したよくわからない劇でした。
はっきり言って、ものすごーい絶望感を感じました。
ネタバレBOX
コメディっぽいけど、やるせない。
中盤までは荒唐無稽なノリで、地球滅亡さえかるーい感じで笑って見られます。セットや個々の演技はとってもいいです。
が、なんなんだろう、この展開。最後はうまく纏まっているようにみえはするんだけど、、、
よく考えればかなり恐い事になっています。
キノコばっかり食べて体からキノコが生えて死んだ人。
勘違いで唐突に訳も分からず射殺された人。
憧れの先輩の為に人を殺しまでしておきながら、その先輩に絞殺された人。
背景がなんとなくしか分からないけどグダグダにてんぱって絞殺しようとして射殺された人。
展望がまったくないまま1人で冷凍睡眠に入った人。
一生独りぼっちになった人。
ううん、シビア。全然笑えない。
変な宇宙人は「コスモなんちゃら」を使ったところからお婆ちゃんの妄想でもなかったようだし、あれから2人でどうやれば開始時のようなことになるんでしょ。開始時のあれがなければまだ幸福な前途を妄想できるのに、わざわざその芽すら摘んでいるところあたり、かなり絶望感を煽る演出。。。
どういう風に捕らえれば良かったのだろう。
生きている人とのせっしょくを頑張ろうって事だろうか。
なんというか、たくさんの絶望、ありがとう!