
ひととせ
LiveUpCapsules
ギャラリーLE DECO(東京都)
2008/05/27 (火) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

東京
赤坂RED/THEATER
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/03/13 (木) ~ 2008/03/23 (日)公演終了
満足度★★★
もし東京以外で生まれてたら
東京ってこういうところなんですね。
と、客観的に観ました。
青春群像劇としては一人に軸を置きすぎていた感じがあります。
もっと他の人の内面を覗いてみたかったです。

だるまさんがころんだ
燐光群
笹塚ファクトリー(東京都)
2008/03/20 (木) ~ 2008/03/31 (月)公演終了
満足度★★★
だるまにならないよう
初演の時も観ました。
社会が少し変わったので、
あのタイムリーな高揚感はなくなってしまいましたが、
それでもメッセージはあります。
劇中、地雷についての情報が多く
初演の時は置いていかれた感じがありましたが、
それも含めて大きな力にのまれてくという事なのでしょうか。
人類が何を望んでいるのか、
持ってかえるテーマのあるお芝居だったと思います。

ザ・クレージーファンタジー
いれずみベービー
シアターブラッツ(東京都)
2008/05/27 (火) ~ 2008/06/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
やっぱり面白い!
身近なテーマをファンタジーに演じて来た劇団が
今度はファンタジーを身近に演じちゃいました!
かなり非現実的な世界観なので
取っ付きにくいかと思っていたのですが、
あっという間に舞台の上の世界に引きずりこまれました!
ダンスのクオリティも、相変わらず高い!
ラストへ向けて、ワクワク感が高揚していく感じは
さすがです!
千秋楽までに、また観に行きたいです!!
会場は満杯で、熱気ムンムンなので、
タオルを忘れずに!!!

呉将軍の足の爪
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
紀伊國屋ホール(東京都)
2008/04/11 (金) ~ 2008/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★
某国、とありますが・・・
「この世界に、こんな純粋な人がいるだろうか。
いや、いてほしい!」
呉将軍の滑稽さは逆に権力側の態度を滑稽に見せ、
現実のこの世界の価値観をどうとらえるか観客に問うようでした。

あなたの部品 ファイナル
北京蝶々
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
満足度★★★
リアルと誇張の間で
若手演出者コンクールの最終審査でも拝見しましたが、
どうしても学生演劇ならば、本拠地で本当の客層と見たいと思って再挑戦しました。
脚本が面白かったので、2度目ですが飽きませんでした。
自分の境界線の認識を明確にしていく作業の中に戦争が含まれるのなら、
私達は戦争をどうとらえていいのか。
グレーな気持ちを持って帰りました。

素晴らしきこの世界
愛情爆弾
イワト劇場(東京都)
2008/05/22 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかった
観るものを決して退屈させないお芝居でした。
再演ということで、脂が乗り切っている感じがしました。
表現としてダイレクトに迫ってきて緊張を伴う面白い経験を
させていただきました。
これぞ醍醐味、という感じでした。

素晴らしきこの世界
愛情爆弾
イワト劇場(東京都)
2008/05/22 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
どこまで天才なんだ…
今回、10周年記念ということで、気合入りまくりなのが良く分かる舞台でした。そして、その熱気とパワーが巨大で強力な、その名の通り【愛情爆弾】と化し、お客様の心に消えることの無い心地よい爪跡を残してくれました。
7年前に、すでにこの台本があったというのが、恐ろしい…
やっぱり天才です、座長さん。
そして、文字を立体化させる役者さん一同、本当に素晴らしいです。
本当にありがとうございました。

あんなに優しかったゴーレム
ヨーロッパ企画
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2008/05/23 (金) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
ゴーレムが好き。
おもしろい。
初めてヨーロッパ企画を観る事ができたけれど、
あんなに終始、日常のような感覚でごくごく自然に笑っていられたお芝居は初めてだった。
どんなお芝居なのかも知らず行っただけに、
終わったあとはすっかり彼らのトリコになっていた。

日本語を読む Aプログラム「星の王子さま」
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2008/05/07 (水) ~ 2008/05/10 (土)公演終了

日本語を読む Iプログラム「ぼくらが非情の大河をくだる時」
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2008/05/23 (金) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

寛とふきたの北枕ツアー
オドラデク道路劇場(福士正一)
音蔵こみせん(青森県)
2008/05/24 (土) ~ 2008/05/24 (土)公演終了
満足度★★★
津軽パッション炸裂
青森の舞踏の福士正一さんとご存じ三上寛氏を招き、弘前周辺で活動するミュージシャン、アーティストが集ったイベント。主催のふきたさん。パッショネイトなラブソング。コスモス。「危ない人」キャラで大暴れだが、手品を応用するなど芸が細かい。NONさん。日本のパンク/NW創世期の女性ボーカリストの一人。ベースぶんぶんさせて歌う。
福士さんは鼻が高く、黒子、口髭、顎鬚というマスクがいかにも太宰治的な没落富豪みたいな雰囲気を漂わせる。エビ足ですっと立上ったり、反り返って頭の位置を体の軸線から後ろに置いたままずっと立っていたり、女になったり、獣になったり、暗黒舞踏の正統派です。技と見せ場をつくる人か。
三上寛さん、札幌のねこやなぎツアーとほぼ同じセット。エコーが効きすぎるのか、機材の不調か始めのころはいまいち。後半ねばって盛り返す。津軽弁が出て来る歌に絡んで福士さん登場で締める。3時間を優に超える。多分青森の人はテンションが他の地域の1.5倍高い。ボルビックのレモン味を口に含んでギョッとする三上寛さん。

ガンまげ
TV TOKYO
紀伊國屋ホール(東京都)
2008/05/21 (水) ~ 2008/05/28 (水)公演終了
満足度★★★
コマ劇風味
気楽に楽しめるテーマパークのバックステージもの。
もちろん"歴史に残る演劇界エンターテインメントバトル"であるはずもなく、こちらも洒落とわかった上で観に行っているので無問題(だってコピーが大仰すぎて洒落としか思えないもの)。
演劇の聖地、紀伊国屋ホールで...ってことのようだけれど、なんだかとってもコマ劇風味ではありました。

幽霊船
劇団サーカス劇場
夢の島公園 特設テント劇場(東京都)
2008/05/16 (金) ~ 2008/05/26 (月)公演終了
満足度★★★
もうひとつパワーがあるといいな
世界観は好きだし、耽美指向も好き。あとは(唐組のような)その世界に観客を引きずり込んでしまう圧倒的なパワーがあればなあと思います。
オリンピアと、姉妹が印象的でした。

くちなし
dramatic theater RARA☆
TACCS1179(東京都)
2008/05/09 (金) ~ 2008/05/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
日本の未来を想う以蔵
殺陣に迫力が出て圧倒されました。
人斬り以蔵は、異名で恐れられているような極悪人ではなく、人間らしい柔和な人柄でした。

ガンまげ
TV TOKYO
紀伊國屋ホール(東京都)
2008/05/21 (水) ~ 2008/05/28 (水)公演終了
満足度★★
風が、止まった。
設定からくる疾走感あり、キャラ立ちもなかなかで、見所も多い。
歴史には残らないと思うけど、バトルロイヤルするだけの舞台と役者は、
揃っていたんじゃないかと、思うわけです。
ただ、そんないい風がばたっとやんでしまう瞬間があって。
特に主演の2人が織り込み済みとは言え、なかなか厳しい。
主演・與真司郎の声が聞こえづらい。せめて、もう少し、届けてほしい。
黄色い声で声援を送っていた彼女たちには届いていたのかもしれないけど。
小劇場観劇青年にも、お裾分けしてくれてもいいじゃない。ねえ。
黄色い声援が響く劇場に、もったいないおばけはうようよしておりました。
でも、それもお祭りっぽくていいかな、と思ったりもするのです。

SHE IS BEYOND GOOD AND EVIL.
Mrs.fictions
ザムザ阿佐谷(東京都)
2008/05/23 (金) ~ 2008/05/26 (月)公演終了

風のつめたき櫻かな
文学座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2008/05/22 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

2つの星の物語
OSK日本歌劇団
そごう劇場(大阪府)
2008/05/23 (金) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★
星の子たちが可愛かった
コメディでしたから、もちろん笑いました。
きらきら光る星の子たち。
堕天使さまの、むやみにかっこいいところ。
美しい大天使、大人な白天使、キュートな黒天使。
みんな見どころがあって、それぞれ、楽しかったんです。
ただ、もうひとつ、堕天使と白天使の過去エピソードとかあったらもっとおもしろかったかもしれない。

ガンまげ
TV TOKYO
紀伊國屋ホール(東京都)
2008/05/21 (水) ~ 2008/05/28 (水)公演終了
満足度★★★★
役者がちゃんと立っている
けっこう疾走感もあって2時間ほどの芝居を飽きることなく見入ってしまいました。なんか、ちょっと高揚感のおみやげまでもらったような・・・
主演の二人のお芝居にはちょっと波がありましたが、他の役者の出来はかなりよかったと思います。
それよりも、なによりもこれだけの役者ひとりずつにしっかりとしたキャラクターがあり、しかもちゃんと演じ切られている。埋没した役者がいない・・・。これってかなりすごいことかと・・・。
他の方も書いていましたが、観客のマナーはかなりすごくて、ホルマリン漬けの標本にしたくなるほど・・・・。
でも、特定の役者を見に来た観客が、舞台を好きになれる良い機会であったとも思えます。
昔ケラリーノ・サンドロヴィッチさんがNylonの公演でやっていたように、パロディっぽく、演劇の観方みたいなビジュアルを作って流してあげるとよかったかもしれませんね。