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LiveUpCapsules「ひととせ」の観てきた！クチコミとコメント
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2008/05/29 11:32
若者は死んじゃうのか・・。
ワタクシの日記で「ネタがなくなると、とりあえず登場人物を殺してしまう作家」って、類の本ではないよね？
若者はそこで死なないとストーリーは盛り上がらなかったのかしら？
ふふ。。
☆---- ネタバレ開始 -------------------☆
って・・・おーじってば相変わらず親切ですね。
常に丁寧に対処し柔らかい。
素晴らしいです。2008/05/29 00:42
あ、どうなんでしょか・・。
自分はちょっと記憶にないです。
調べてみたのですが、それらしいのも見当たらないみたいですけど・・。
ひととせ・・・。
当日パンフにはちゃんと説明してくれており、
（以下引用）
ひととせ
というのは 一年という意味もあるのですが
ある いっとき という意味もあり
ある いっとき
過ごした時間、過ぎ行く時間、過ぎた時間、なのです
だそうです・・・。
☆疑問にお答えするには内容に触れてしまいますので、観劇予定でしたら飛ばしてください。☆
☆---- ネタバレ開始 -------------------☆
文明開化で世の中が沸騰している中、絵画の道を志す若者達が切磋琢磨していく様子を背景に、若者の一人と仲間の妹との淡い慕情の物語。
女学校に通い、当時の女性としては闊達な考え方を持っているものの、やがて親の意思や周囲の事情に阻まれ、結局思いは添い遂げられず女性は別の男性と結婚、若者はそれに絶望して自らの命を絶つ、というストーリー。
史実を踏まえ、実在の黒田清輝なども登場させ、当時の日本、フランスの美術界の趨勢、実際の作品紹介なども織り込みながら淡々と描写していきます。
全体を通して、なんか渋い感じの作品だったように、自分には感じられました。
☆---- ネタバレ終了 -------------------☆
控えめなBGMもなかなか良い感じで、色で言えばセピア色のような、そんなレトロな印象を受けましたね・・。2008/05/28 22:45
おーじ、『ひととせ』って題名の本、なかったでしたか？
なんか・・あったような記憶が？？
ひととせって、１年っていう意味があるから、その時代に生きた出来事を描写した作品でしょか？2008/05/28 18:19
OJ（228）
OJ（228）
みさ（3253）
OJ（228）
みさ（3253）
本人達の自由な意思とは別に、どうにもならない大きな力に不本意ながらも飲み込まれて行く・・・。
時代は革まって人々は希望に充ちた時代を謳歌するようになるものの、やはりそこにはまだまだ追い越せない理不尽な壁も立ちはだかっている、そうゆう世界を描きたかったように思います。
好きな人と添い遂げる、自分のやりたい事を生業にする、自分の才能を信じてその道を追い求める、今の時代だと誰しもが当たり前に享受している事ばかりだけど、ほんの100年程前には、まだまだ色んな障壁、慣習もあった、そんな事も言いたかったのだと思います。
最後ああいった結末を選んだのは、勿論書き手の思い描く世界だと思うのですが・・・。
時々狂騒と思えるシーンも挿むものの、この作品の全体のトーンとしては、淡々と描写していくように進むんです。
それだけに、衝撃的なクライマックスを持ってくることで、物語を閉じたかったんだと思います。
個人的には、唐突に終わってしまった感が強く、もう少し何か・・・、という印象を持ちました。
この作品、女性が書いているんです。
きめの細かさ、恋愛感情に重きを置いた構成、そして最後ああゆう結末で結んだところなど、色んな意味で、女性らしい視点の作品だなぁって思いました。