最新の観てきた!クチコミ一覧

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LAPUTA FALL -ラピュータフォール-(アップ風景画像UP)

LAPUTA FALL -ラピュータフォール-(アップ風景画像UP)

エムキチビート

萬劇場(東京都)

2008/05/27 (火) ~ 2008/06/02 (月)公演終了

また見たい☆
衣装や動きがカッコよくて、かっこいい音響がスキなわたしはすぐ入り込めました。
ストーリーがしっかりしているからか、時間もあまり長いと感じなかったし、役者さんも皆さん魅力的でした!
不思議な世界と謎とがどんどん知りたくなって、ほんとうに楽しめました☆
今回エムキチさんの舞台初めてだったのですが、また次も観にいきたいと思いました。

ネタバレBOX

戦争をベースに、影と記憶とがパラレルっぽいかんじな不思議の世界が素敵でした。
役者さんたちの完成度が高いと思っただけに、もっと笑いがあったらなぁーと感じました!!
立川ドライブ

立川ドライブ

THE SHAMPOO HAT

シアタートラム(東京都)

2008/05/29 (木) ~ 2008/06/08 (日)公演終了

満足度★★★★

合格点
最近ダメダメな舞台が多かったせいか、非常に気持ちよく見させてもらいました。
実際の事件を元にしているのですが、先日の江東区の事件の異常性をも示唆しているように感じられました。

ただ、演出・構成的に、少々長いかな。130分ですが、90分くらいにコンパクトにできたんじゃないかなと。
役者さんは非常に良いです。演技力は大したものです。

役に立たないオマエ

役に立たないオマエ

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2008/05/22 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

見えてませんでした。反省。
同じ舞台の感想を何度も書くなよと、自己ツッコミしつつ。
本日の千秋楽を観て、前回見えてなかった部分だとか
理解が追い付いてなかった部分だとかが出てきたので、
どうしても書きなおしたくなって書きなおします。

ただ、自分の発言には責任を持つべきとも思いますので
前のは、残しておくべきと判断し、新しく書くことにしました。

またコイツかよ!と思われてるみなさん。
またアタシだよ。すまぬ。

ネタバレBOX

まずは、前回の辛口感想で、本当にキツイことを書いてすみませんでした。
あの後、確かに主題も主人公もいないけど、
この舞台において、そんなものは必要ないんだ ってことに気づきました。

だって、この作品のタイトルは
「役に立たないオマエ」なんだもん。

誰に対して誰が役に立たないのかが、見えなくて酷評したけど、
そうなんだよね。
出演者全員が、役に立たないんだよ。
この作品には主人公がいないんじゃなくて、一人一人が一人一人
「役に立たない」という部分で主人公的要素を持っているんですよね。

そんな訳で、至極計算されたよく出来た芝居なんだな、と。

みんなが誰かを頼っていて、その誰かに対して使えない感を持っている。
みんなが誰かに頼られているのに、役に立てずにいる。
裏切ったりイラついて壊したりしながら、誰ひとり勝ち組がいない現実。
その現実に置かれた自分に唯一気づいたという部分において
やはり、新田間は特別なのだろう。
複雑に絡み合う感情の中で、通じあう感情は一つとして無いという残酷さと滑稽さ。
その事を、初見のわたしは何一つ理解出来ていなかった。

11月の後編『とける(仮)』で、どんな展開となるのか、
本日の千秋楽を観て、非常に興味がわいてきました。

恋人としては無理

恋人としては無理

柿喰う客

ギャラリーSite(東京都)

2008/04/13 (日) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★

パワー炸裂で楽しかったです。
すごく無理のある話と演出だったと思うのですが、ダイナミックに伝えられるうちに、次第にペースに飲み込まれ、すごく楽しかったです。ベースが宗教の話でありながら面白い観点で表現されていて、感心したり、大爆笑させてもらったりした、若さ&パワー溢れる作品でした。

スケッチ・オブ・ザ・ピザ・ナイト ~香ばしい、春の一夜~

スケッチ・オブ・ザ・ピザ・ナイト ~香ばしい、春の一夜~

劇団競泳水着

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/04/01 (火) ~ 2008/04/07 (月)公演終了

満足度★★★

クリスマス特別TV番組のような作品
ドラマのようなストーリー展開で、共感しやすい内容だったと思います。各々の場面で展開される話や人々が、どこから交差してくるのかという期待を持ちつつ観ていたので、ちょっと的が外れた感があったのですが、次回の公演が気になる団体でした。

葦ノ籠~アシノカゴ~

葦ノ籠~アシノカゴ~

黒色綺譚カナリア派

青山円形劇場(東京都)

2008/03/19 (水) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

満足度★★

第一印象が良かったです。
劇場に入った瞬間に受けた感覚は格別のものがありました。
セットが立派で、独特の匂いまで準備されていた?ような気もしました。ただ、ストーリーや趣旨が分かりにくい部分があり、個人的には作品に入り込めず少し残念でした。

humming2

humming2

ポかリン記憶舎

cafe MURIWUI(東京都)

2008/03/18 (火) ~ 2008/03/24 (月)公演終了

満足度★★★

雰囲気が良かったです
全体的にしっとりした、場の雰囲気を楽しむ作品だったと思います。
本当にその場で風を感じるような空気感を味わえました。
ちょっと照れくさくなるような感覚も良かったです。

長春:ぐあいが悪くてお休み

長春:ぐあいが悪くてお休み

ワワフラミンゴ

下北ファインホール(東京都)

2008/05/31 (土) ~ 2008/06/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

あの演技に魅せられます
かわいいかわいい、こういうかわいさもあるのね

ネタバレBOX

菅谷和美はセリフがまったく無いのだが、表情とかすごくいいのだな。
月の平均台

月の平均台

タテヨコ企画

駅前劇場(東京都)

2008/05/28 (水) ~ 2008/06/03 (火)公演終了

満足度★★★

少し・・・
わかりにくいように、自分には感じられました・・。

ネタバレBOX

いつも観劇する時、この劇団、この作品はどんなメッセージをくれるのかな、と思って臨むのですが・・・。

この作品で何を伝えたかったのか、自分にはいまひとつピンと来なかったのは、残念に思いました。
少年の腕 ~Boys Be Umbrella~

少年の腕 ~Boys Be Umbrella~

TheatreGroup“OCT/PASS”

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2008/05/28 (水) ~ 2008/06/07 (土)公演終了

満足度★★★

劇団力
ロングランの初日を観劇。去年の唐十郎「盲獣」@仙台文学館でも感じたことだけど、メンバーの地力がグングン上がって、俳優の魅力が年々アップしてるように感じます。スピード感を保ったまま、どんどん見せていく力作でした。

さよなら また逢う日まで

さよなら また逢う日まで

ブラジル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/20 (火)公演終了

満足度★★★★

わー
面白かったー
テンポよく進み

どんでんがえしがつづくのは
このみ

proof

proof

ハイリンド

小劇場 楽園(東京都)

2008/05/27 (火) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

肌理細かな空気を感じました。
初の劇団員のみでの公演、今まで気付かなかった魅力に気付かされました。
はざまみゆきさんの迫力に脱帽。枝元萌さんの艶やかさに感嘆。
確かな見応えのある舞台でした。

蟷螂の斧

蟷螂の斧

10・Quatre

あうるすぽっと(東京都)

2008/05/28 (水) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度★★★

プレミアムステージ:【華~HANA~】バージョン
セリフはない。

タイトルを花のタイトルに分け、それぞれに区切ったオムニバス。

特に『白菊』、『寒椿』は非常に良かった。

ネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

『白菊』
失った子供のお墓参りに行った母が暴漢に襲われそうになる。
母は必死の思いで抵抗し、男たちを殺してしまう。。

死んだはずの娘は霊となって母を見守る。




『寒椿』
幼いころ、両親を殺された娘の復讐劇。
両親を殺した犯人は「ちり~ん」と鳴る鈴を残して立ち去る。
その鈴を離さず、じっと胸に秘めたまま大きくなった娘は、復讐することが出来た。
最後に、「ちり~ん」と鳴らして、娘も死んでしまう。



まったくセリフがないのに、ほろり・・とさせられるのは、やはり、演出力と演技力だろう。


この時、「蟷螂の斧」も観たいと思い、観ることに。。
ジンジャーに乗って

ジンジャーに乗って

快快

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★

初小指値改め快快
どういう舞台をするのか全く知らないまま観た。

うーん。

ラフに見えて中身はすごくソリッドだと思う。主張はきちんとあるはずだし。ただ、その伝え方というのが、あるいは主張そのものが、とても偏っているというか、ぼやけそうになる。つかまえるのが、難しい。
観た直後は本当に混乱した。今はちょっと、その時より評価は上です。

あとは、空気感なのかな。
「敷居が低いですよー」と構えられても、初見にとっては逆に「何て敷居の高い芝居ダ!!!」となってしまう気がした。
慣れが大事ですね。
ダンスはかっこよかったけど、全体的にうまく入りこめなかったので、この評価。

ネタバレBOX

僕らは日々更新される。新陳代謝し、新しい細胞で上書きを繰り返す。また僕らは日々老いてゆく。新しくなることと、古くなることを同時にしている。
更新は進化ではないし、ただの連続する「日常」という惰性である。
突如癌化した日常は異常な新陳代謝を繰り返し、僕らは異常な日常に食い潰されてしまう。食い潰されてゆく中で見たはずのゲロの輝きは、目が覚めるともう消えてしまう。更新された視界は、もう老化した後の視界だ。僕らに進化はない。
イヌネコネズミの下等生物は僕らニンゲンの未来を奪い、ダイナミックな進化を遂げる。代わりに持ってきた新しいセグウェイはカッコイイけれど、それはただの更新だ。
僕らは進化をしない。いつか、いつかは定かではないけれども、本当にセグウェイを降りるときが来て、仙人にスライドしてゆくのだろう。僕らの未来は老化しかない。

伝えたいことと違うかもだけど漠然と思った。
愛と死のアラビア/Red Hot Sea

愛と死のアラビア/Red Hot Sea

宝塚歌劇団

宝塚大劇場(兵庫県)

2008/05/09 (金) ~ 2008/06/16 (月)公演終了

満足度★★★

タカラヅカは
3年ぶりでした。

ネタバレBOX

芝居は、政治的背景は興味深いのだけど、あまり盛り上がりがないまま終わってしまった感じ。

ショーは、演出家の過去の作品の焼き直しのような感じであまり目新しさがなかった。
が、プロローグの主演コンビの、白地に黒い鱗模様の衣裳は素敵だった。
フィナーレのデニム生地の衣裳に羽を背負うスタイルも、面白いしすっきりしていたと思う。大勢が後ろを向いて踊って、背中の羽で海の波を表すというのも面白かったし。
ただ、主演コンビは白い普通の衣裳だったのが…。トップを目立たせる為にも色のバランス的にもそのほうが良いのかもしれないけど、主演コンビが着ていないと、結局その衣裳をよしとしていないみたいでしらける。
NIGHT EDEN

NIGHT EDEN

劇団TIME LIMITS

相鉄本多劇場(神奈川県)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/11 (日)公演終了

満足度★★★★

文字通りの「グランドホテル形式」
知らないうちに知らない女の借金の保証人にされた男と就職面接で落ち続け間もなく100回目を迎える女を中心に、取立て屋、謎の女と彼女を追う刑事、スタア女優、ホテル関係者など多彩な人物たちが織り成す文字通りの「グランドホテル形式」で、それぞれドラマを背負った面々がカジノホテル「エデン」に集まり、伏せてられていた残りのカードが次々に開かれてゆくようなクライマックスは快感。
また、ヒロインの99回目の面接をダンスで見せるという演出、登場する「犬」というキャラクター、ならびにベートーヴェンの交響曲第8番や「医龍」「戦メリ」サントラ、それにガーデンズの「BELIEVE」の英語カバー(誰が歌っているんだろう?)などを使うという選曲もツボ。

hg

hg

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

胸に沁みたり突き刺さったりする台詞
水俣病をテーマにしているということで「重いのでは?」という予感があったが、抱いていた懸念としてはハズれ(なんと笑える部分も少なからずある)、込められたメッセージや得た感動が「重い」…いや、「重量級」と言った方が的確か。沢山の台詞が胸に沁み、いくつかの台詞は胸に突き刺さる。

なお、16日にB列5番で再見。

ザ・クレージーファンタジー

ザ・クレージーファンタジー

いれずみベービー

シアターブラッツ(東京都)

2008/05/27 (火) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい!
劇団のことは何も知らずに、ダンスのみを観にいったのですが、ダンスもさることながら、芝居も、脚本、演出、舞台芸術、役者さんたちとも素晴らしかったです。

『誰ソ彼』(たそがれ)

『誰ソ彼』(たそがれ)

ジェットラグ

シアターサンモール(東京都)

2008/05/29 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度

茶番
この芝居に4000円払っているのかと芝居を観ながら悲しくなった。
それでもアンケートにはファンの人が面白かったと書いているのだろうけれど。
閉鎖的かと言われるかもしれないが、↓に連なっている評価が純粋な小劇場ファンの評価だと思う。
タレントが出てるからチケット代が高かったんですと言われても納得するのは難しいですよね。4000円のチケットなら4000円の満足を求めてしまう。
主宰側の人は真摯に受け止めて欲しいと思う。

ネタバレBOX

名指しで申し訳ないですが、ジュノンボーイの方と、王さんをやっていた吉本の女性の方、演劇を舐めすぎ。
アフタートークを聞きながらイラっとしました。
演劇界で必死に演劇と向き合って、役者と言うものにひたむきに向き合っている人がいる。そういう人たちがいる事を知って欲しい。
そしてそういう人たちが必死につむぎだしている瞬間を味わうために我々観客はお金を払ってまで劇場に芝居を観に行っているのです。

『誰ソ彼』(たそがれ)

『誰ソ彼』(たそがれ)

ジェットラグ

シアターサンモール(東京都)

2008/05/29 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度

凡人Aよ、去ね。
吉本の芸人という理由だけで、演劇の脚本をおろせてしまう。
別に「領土侵犯!」と目くじらを立てることもないし、むしろ歓迎したい。
だからこそ、真っ直ぐに言うべきことは言わせてもらう。
「凡人Aよ、去ね」と。

芸能・音楽・芸術方面の才能が集う下宿を舞台とした青春群像劇。
ご都合主義にも無理があるだろうというアクロバティックな筋書きと、
意味ありげで鼻につく登場人物(演劇ってこんな感じ?みたいな)。
愛する要素を残念ながら見出すことはできなかった。

舞台を貶めることを助長した演出の仕事にも疑問を呈す。
稚拙な凡人Aの考え/思いすら拾いきれていないように思う。
また、キャスト陣を束ねられなかったのは力不足という他ないだろう。
名は体を現すのか、市井の塵芥のような仕事ぶりであった。
……ごめんなさい、上手いこと言いたかっただけです。
でも、彼が仕事してないのは間違いないなのでギャラは返納すべき。

プロデュース公演だし、お祭りだったらまだ許せたのだけど、
楽しむべき部分は一切なかったのだから、企画側は猛省するべし。
一部、興味深い面白いキャスト陣だっただけに、至極残念。

ネタバレBOX

意味ありげな登場人物というのは、奥山演ずる黒いパーカーの男。
主人公だけに見える人物がいると演劇っぽいもんねー、という安易な発想。
新しいと思っちゃったのかなぁ。

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