最新の観てきた!クチコミ一覧

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蜥蜴少女 対 蛇人間

蜥蜴少女 対 蛇人間

東京ディスティニーランド

新宿JAM(東京都)

2008/06/13 (金) ~ 2008/06/13 (金)公演終了

満足度★★

ストイシズムと逞しさ
セシル企画に遊びに行くのは3度目だ。
今までと全く違ったのは「中学生棺桶」と「ハニカム」という
本当にカッコいいバンドが2つともステージに立たなかったこと。
圧力が弱い。眠い。ヌルイ。

ストーリーの端々でモザイクをかけ、謎めいた新境地を見せた
「吉田ミサイルの世界」と、
ラガマフィンのようにまくしたてる漫談フロウで聴かす「今村つぐみ」は
良かった。特に今村つぐみさんは身一つで喋るだけなのに、
トリにふさわしいパンチの効いたライブだった。



さて、冒頭でヌルイと書いたが、それは「これまでと比べて」という意味。
当然ドラムの音もなく、マイクも使わない演目だけだったのだから
「音圧」という意味での圧力は無いし、ソロが多かったので演者の
総数も減った。表現圧力は弱くなって当たり前なのだ。

しかし、ある意味でそれは意図されたようにも感じられ、
そこにオーガナイザー セシルさんのストイシズムと逞しさを感じた。
遠藤ミチロウも、吉井和哉も、奥田民生だって、ソロになった当初は
リスナーから寂しがられることもあったに違いない。
でも、ソロアーティストにはソロの味わいがあるのだ。

「バンドサウンドを離れてこそ匂い立つもの」を追求していく
悶絶マーメード a.k.a セシルを今後も観て行こうと思った。

Sunshine

Sunshine

こちらスーパーうさぎ帝国

明石スタジオ(東京都)

2008/06/12 (木) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★

うーん
オープニングのダンスがダサくてまずガッカリ。
ふりつけもよくないし踊れてないし。
ダンスにとりいれられてた演出も凡。
総体、「変なこと・そぐわないことをいってそれにツッこむ」
なんだけど、それで笑いとるのなら
TVでお笑いみてたら用が足りる。
そもそもネタがつまんないし。
演技ももっとこなれてほしいです。

ところで、第一回公演が
「開国公演」になってるんだけど
「建国公演」のほうがふさわしいんじゃないのか。
なに、旗揚げの前は鎖国してたわけ?

I do I want

I do I want

空間ゼリー

サンモールスタジオ(東京都)

2008/06/13 (金) ~ 2008/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★

厚みのある集団劇から醸成される苛立ちの秀逸さ
戯曲の構造で、個々の苛立ちを見事に表現していく手腕に瞠目しました。役者たちの表現もしっかりと安定して、非常に見ごたえのある群像劇・・・。

舞台上での感覚がまっすぐしっかり伝わってきて、上演時間があっという間に過ぎました。

ネタバレBOX

舞台上の価値観や苛立ちにしっかりとしたバックボーンがあって、それゆえに舞台に身をゆだねられる。

作・演出・役者それぞれにクオリティの高さを感じました
Sunshine

Sunshine

こちらスーパーうさぎ帝国

明石スタジオ(東京都)

2008/06/12 (木) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

怒涛のテンション!(^0^)
初見でしたが、オープニングダンスから飛ばしまくり!
いあいあ、非常に楽しいです。

テンポも軽快!それに合わせた選曲もすんばらしいです。

笑って楽しめる!

以下、ネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

ラビットエレクトロ二クス社の営業マンの関根は営業に行った先の会社の社員が皆、頭に三角布(死んでる証明)をつけてる事から、この会社の全員が交通事故で亡くなっている事が判明するが、なんだかんだこじつけられて、その会社の空間転送装置を営業するはめになってしまう。


ここまでの展開が怒涛のごとくハイスピードで楽しく笑える。

関根のお人よし営業マンぶりぶりや、幽霊たちに突っ込む場面は、愉快ったりゃありゃしない。

真面目そうなどこにでも居そうな営業マンの役は見事としかいいようがなく、「ああ~、居る居る!こんな営業マンばかり。」と妙に納得したのでした。


空間転送装置をとある会社に買ってもらうべく奮闘する関根の営業ぶりや、島田耕作役の不思議な突っ込みは、まったくもって満点でした。。

ただ、終盤になってそのハイテンションが下降気味になった事や、ワシントンまで飛んでいく設定に無理があり、この場面はやや流れが止まった感がしてちょっと残念でした。

この部分をもうちょっと工夫してくれたなら☆5つは確実でした。
その位、楽しく素敵な芝居でした。

演じてる役者も脇はいない面々で、個性溢れる粒ぞろいの役者でした。

次回も観ます!(^0^)

まほうまっぷ -REMIX-

まほうまっぷ -REMIX-

TAKE IT EASY!

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2008/06/13 (金) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★

役者さんはとても魅力的と感じたのですが
脚本にどうも、リアリティを感じることができませんでした…。
また違う脚本・演出の彼女たちを観てみたいです。

杭抗(コックリ)

杭抗(コックリ)

乞局

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/06/04 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

色は?
お上手でした。面白かったです。
ただ、色がわからない。。

Last Five Days

Last Five Days

劇団グスタフ

シアターグスタフ(東京都)

2008/06/12 (木) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★

重い・・・
テーマが重い。
非常にまじめに取り組んでいるという印象。
一幕は、どうも、動きがなくて退屈だったが、2幕は、弾みがついて、それなりに面白くなっていた。

ただ、特攻というテーマはやっぱり、重たかったです。

青春荘の人々2

青春荘の人々2

ペテカン

新宿シアタートップス(東京都)

2008/06/07 (土) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

チームワークの良さで満足度も高く。
気心知れた同世代の劇団員同士は掛け合いとか間が絶妙。なんてことない話だけど、皆のダメさ加減に妙にほんわかさせられる。100分。

ネタバレBOX

皆が書いているように2とあっても全然問題なし。本作だけで十分楽しめる。脚本は決して他で通用するものではないと思うが、個性出しまくりの濃いキャラをまとめ上げるにはちょうどよい匙加減かも。
ジェントルマンズキッチン

ジェントルマンズキッチン

劇団6番シード

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2008/06/11 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★

注文したくなるお弁当屋さん
この6番シードって劇団、とても細かいところが行き届いており、プロ!って感じがする。
HPはしっかり作っているし、劇前にはそれぞれのキャストのコメントが出ているし、
誰が何役をしているのか、顔写真を添えて丁寧に解説してくれる。
終演時の口上も練習を重ねていそう。
役者の名前が出ることが理由ってわけでもないだろうが、皆さんとても真剣にやっているのがわかる。

って感じで、開演前からとても印象がいい。

5月の「最後の1フィート」と比べると、
所々もう一歩!という印象を受けたが、全体として、独創的でとにかくいい話だった。
多国籍の従業員達は、それぞれ日本語が訛っているところまでリアルに演じており、一見の価値あり。

ネタバレBOX

前半はちょっと怒鳴りすぎて一本調子になりがちだと思う。
中盤はなんとなくとろとろしすぎ。ちょっと眠くなったしあと一工夫欲しいところ。
後半の、Pが辞めていこうとする所辺りからは引き込まれまくりだった。

「最後の1フィート」から、役そのままに出演している方々を見て思わずにやりとさせられる。
自然にでてきて違和感もなく、オーラすら感じてしまった。

吉川役と田中役はもう少し伸びしろが感じられる。
店長の夢を語る場面に個人的MVPを差し上げたい。
すすめ!!観光バス

すすめ!!観光バス

動物電気

駅前劇場(東京都)

2008/06/06 (金) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★

笑い要素強く、ストーリーは弱い
このお芝居。随所で行われるコントのような場面の面白さがキモなのだと思うが、自分には合わなかった感じ。

ストーリはあってなきが如し。
あのノリについていけるかどうかでこの芝居の評価が分かれるところだろう。

ネタバレBOX

お笑い部分が強くなりすぎて、相対的にストーリーが薄ーく、弱ーいものになっており、それがストーリー重視の自分にはどうにも許せない。
この脚本においてはどうでもいいところなのだろうが、
どういった経緯で金魚をはくの?
どうして金魚鉢が都合よくあるの?
タライがなんで降ってくるの?
そこまで派手なパフォーマンス現実ではしないでしょう?

みたいなつまらないことばかり考えて、どうしようもなかった。
劇団のカラーみたいなものもあるんだろう。
こういった灰汁の強い芝居をやるのであれば、初見さんのことも考えてもう少し大々的に自分達のカラーを押し出して言ってみたら如何だろう。
すすめ!!観光バス

すすめ!!観光バス

動物電気

駅前劇場(東京都)

2008/06/06 (金) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく楽しい。
アドリブの様で計算されつくされた演出。

楽しめました。楽しんで欲しいという気持ちが沢山でした。

若干シモネタは・・・

雷神ウツボ

雷神ウツボ

ひげ太夫

萬劇場(東京都)

2008/06/12 (木) ~ 2008/06/16 (月)公演終了

満足度★★

インパクトは絶大。
これは・・・演劇なのでしょうか?笑

私は観劇していて取り残されてしまった印象。

フィーバー!ホストクラブ!

フィーバー!ホストクラブ!

劇団TOP

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2008/06/14 (土) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

キュンキュンきたよ~v
ホストシリーズ前々回の公演でとても気になっていたキャラクター、大木草一郎。男なのに、荒也を指名してホストクラブにやってくる。一体彼は何者なんだ!?
その謎が本作で明かされます。

ネタバレBOX

まっすぐで疑うことを知らない荒也。恋人を失い、引きこもりになっていた草一郎。
背が低いけれど、男役をやることが多い大塚さんと林さん。この役は二人にぴったりで、二人のコンビネーションも良い感じ。
というか二人並ぶとますますかわいい~
草一郎の、気を許したときにしか見せない笑顔に胸きゅんです。

性格の超悪い、現No.1ホストのアリスが、立場を追われ、少しずつ素を見せる姿にも胸きゅん。
Sの隆一が、本当は強がりなだけと分かる場面も胸きゅん。
志貴の知的で頼りになるところも胸きゅん。

って、きゅんとくるべきところあってるのかな…製作意図としては、もっと恋愛模様にきゅんとこないといけないのかも…(汗)

今回は猪突猛進型の荒也が主人公だったせいか、終演後はとても前向きな気持ちになれました。
恐竜と隣人のポルカ

恐竜と隣人のポルカ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2008/05/24 (土) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度

う~ん?
笑いに走っているのは良いのですが、
中途半端な笑いですね。

間が悪い、グダグダ、笑い自体笑えない・・・

星1個ですね。

雷神ウツボ

雷神ウツボ

ひげ太夫

萬劇場(東京都)

2008/06/12 (木) ~ 2008/06/16 (月)公演終了

満足度★★★

客席との一体感が・・・
この劇団のいいところなのかも・・・。

ネタバレBOX

冒頭、いつもながら、前説、林さんの弾き語りが楽しい・・。

セットはほとんど使わないので、いきおい、観る側もしばしばイマジネーションを要求されるが、世界に入り込んでしまうと、それはそれで結構楽しい・・。

物語は例によって痛快冒険活劇。

時代は不詳ながら、砂漠とオアシスを背景に、さまよえる湖も出てきたりして、ヘディンのロプノール湖の辺り、何となく西域の物語を連想する。

男同士の友情とライバル心、決してベタベタせず、ほのかに感じさせる思慕の情、このカラリとした風景が、この劇団の持ち味なんだろう・・。

まなじりをきりりと上げ、濃いひげを大仰に描いた風貌は、どこか京劇や歌舞伎の世界を連想させる。

演者は全員女性ながら、決して「オンナ」を武器にせず、自分達の作り出す世界をさぁ観てくれ、と言う意気込みが清々しい。

そして今回も何と四段に組み上げた組体操・・。
もちろん全員練達者と言う事は十分承知しているものの、やはりスリリングには違いない。

決めどころでは自然に客席から沸き起こる拍手。
どこか応援せずにはいられない、この客席との一体感が、この劇団のいいところなんだろうと思う。

シンデレラ

シンデレラ

赤堤ビンケ

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2008/06/14 (土) ~ 2008/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

どんだけシンデレラ!?
いじめかどうか微妙な気がしたのは、自分が麻痺しているせいなのかと考えてしまった。リアル感と女優のてんこ盛りが○でした。

ネタバレBOX

ラストの化粧シーンでどんだけシンデレラに?と思ったが、やはり、サプライズなことはなかったな(笑)
man&woman

man&woman

カラスカ

劇場バイタス(東京都)

2008/06/13 (金) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

久々に心底から笑いました
最初から最後まで笑いっぱなしでした。
雰囲気も良いし、関西のノリも良かった。
その中に「茶番」を超越したようなものを私は感じました。
少し松竹新喜劇の匂いも感じました。
ちょっと役者さん同士の台詞のやりとりが多少バタつくこともありますが、
劇団の強みである「心に染み渡る笑劇」をもっともっと深めて欲しい。

タイマー

タイマー

Dotoo!

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/06/11 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ゲリの歌
ゲリの歌にはあきれてしまいましたが,最後にはホッとさせられた芝居。カルチャーギャップコメディって,もっと世相のギャップを皮肉るものかと思っていたけど,時代状況の違いから生ずる会話のズレを笑うものだったんだ。爆笑系とはいえないけど,ひそかに笑っていました。ゲリの歌のCDにも心は動いたけど・・思いとどまりました^^;

Sunshine

Sunshine

こちらスーパーうさぎ帝国

明石スタジオ(東京都)

2008/06/12 (木) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

今年一番面白かった公演
ほぼ毎週、演劇を観に行きますが最初のオープニングがとても良くこれは期待できるなと思いました。そして本作が始まると、テンポよく話が進み最後まで飽きることなく公演を観ることができました。所々笑いもあり、演劇を楽しみたい方にはお勧めです。

『終りに見た街』

『終りに見た街』

劇團旅藝人

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/06/12 (木) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

熱演です。
現実にはありえない設定でももしもこんな状況下に置かれたら・・・どうするか。まとまりすぎた感じはあるが表現もわかり易く、シリアスな題材には全体的に向いていると思う。軍人とのやりとりの緊迫した感じも伝わって来たし、久々に脚本演技者共によかったと思う舞台だった。

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