
密八
ゲキバカ
OFF OFFシアター(東京都)
2008/06/20 (金) ~ 2008/07/01 (火)公演終了
満足度★★★
迫力ある時代劇
狭い劇場ながら、空間を最大限につかって暴れまくる、源平合戦をモチーフにした力作。間にはいるコントのシーンも楽しい。でも、それらがバラバラになってしまっているのが残念です。コントのシーンが唐突すぎて、逆に見るとなくても全く問題がないのでどうかと思った。
あと、友情とか信頼とかの描き方が紋切り型で、ちょっとノレない。お台場で見たのが気に入っていたから見にいったのだけど、ちょっと期待外れだったかな。
型破りな時代劇は柿喰う客を見たばかりだったので、どうしても一枚落ちるように見えてしまうのでした。

Lucky cream soda
O-MATSURI企画merrymaker
シアター風姿花伝(東京都)
2008/06/26 (木) ~ 2008/06/30 (月)公演終了

コウエンノキマリ
tea for two
「劇」小劇場(東京都)
2008/06/26 (木) ~ 2008/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★
心地よいヒント
“喫茶店で隣の席に座った人の会話を盗み聞く”ように
会話の断片から、一つの筋が浮かび上がっていく。
そして変に観客を裏切らない構成。
毎回本当に巧みな脚本だと関心する。
役者さんの技術に差があるので
完成された空気を創り出せずにいるのが残念。

俺を縛れ!
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/06/18 (水) ~ 2008/06/30 (月)公演終了

闘争か、逃走か
演劇ユニットG.com
アトリエフォンテーヌ(東京都)
2008/06/25 (水) ~ 2008/06/29 (日)公演終了

その夏、13月
チェリーブロッサムハイスクール
サンモールスタジオ(東京都)
2008/06/27 (金) ~ 2008/07/01 (火)公演終了

俺を縛れ!
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/06/18 (水) ~ 2008/06/30 (月)公演終了

そのまま!
THEATRE1010
なかのZERO(東京都)
2008/06/27 (金) ~ 2008/06/27 (金)公演終了
満足度★★★★
人情喜劇
...ってそのまんまですが、NHKで放送したスタジオ演劇版よりも、笑いが多く、確かに人情喜劇。
ベンガルさん、でんでんさんが自由自在。星奈優里さんが綺麗すぎてびっくらこいたので★ひとつ追加(笑)。
久しぶりに競馬場に行ってみたくなったなあ。

混じりあうこと、消えること
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2008/06/27 (金) ~ 2008/07/06 (日)公演終了
自分が今、生きてるのかどうかを
考える1時間20分。確かなものなどないんだなと、しみじみ実感。笑いはもっと増えてもいいんじゃないかな。新国立劇場ではなかなか観られない作風だと思います。大胆な企画に感謝。
パンフレットの座談会に参加させていただいています。よかったらお手にとってご覧ください。

共生の彼方へⅢ
A.C.O.A.
atelier SENTIO(東京都)
2008/06/26 (木) ~ 2008/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★
やっぱり。。。
この存在がおもしろい。小学生割引あるみたいだけど、小学生でもわかるけど、小学生が観たらトラウマになる怖さだな。乱歩を知ってようが知ってまいがどうでもいい独特な世界。怖くて愛しくて哀しい。

コウエンノキマリ
tea for two
「劇」小劇場(東京都)
2008/06/26 (木) ~ 2008/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
じっくりと腰を据えて
楽しめる作品。オーソドックスにシンプルに、だけど筋が通っていて伝えたいものが伝わる。普段、メッセージ性はあまり求めないけど、こういう形でなら伝えたいことがあるっていうのはいいのかもしれない。

心優しき野郎ども
てにどう
ザ・ポケット(東京都)
2008/06/25 (水) ~ 2008/06/29 (日)公演終了
満足度★
甘い。
この作りは。客をバカにしているかのような設定、脚本。むやみな暗転で話を切り、続かないストーリーをごまかしてる。笑わせたいならもっと人が笑う仕組みを考えるべき。学生劇団ならわかるけど。

俺を縛れ!
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/06/18 (水) ~ 2008/06/30 (月)公演終了
満足度★★★★
「新しい」の意味
初めて柿を観劇。巷でよく「新しい」と言われていて気になっていたけど
ようやくその意味がわかった。
観劇して最初の30分は、速い台詞回しとか、ふざけたテイストとか、
ショウ的な要素が強いステージを「新しい」と評されているのかと思い、
少しがっかりした。しかし、それは勘違いだった。
ネタバレにはならないと思うので全部ここに書くが、
何が違うって「玉置怜央」さんという役者の存在が新しかった。
今回の公演しか観てないから今回に限ったことなのかも
しれないけど、何てゆーか怖かった。怖い。
舞台上における
中屋敷法仁と玉置怜央の関係って他にあまり観たことがない。
江本純子と町田マリーでも
金守珍とコビヤマ洋一でも
こまつみちると本井博之でもない。
丸尾丸一郎と菜月チョビでもない。
強いて言うなら一番近いのが唐十郎と大久保鷹だ。
危なっかしい感じ。「座組そのものが喰われるかもしれない」
というドキドキ感が観ていてあって、それが中屋敷さんの
作品のスリリングさを飛躍的に向上させていたと思う。
バッキバキに演出がついてる独特な舞台だし、
作演出家のリーダーシップたるや凄まじいものであろうことが
容易に推測がつくが、何で彼(玉置怜央さん)だけが
あんなにも獣のようにフリーなのだろう。
それは演目後半の「ある出来事」に限った話だけではなく
一人だけちょっと別格だった。作品そのものと格闘してる感じ。
声量・テンション・動き・集中力・狂気性・華が
ばっちり揃っていて感動した。
ちなみに、他の劇団員はポジションが守備的だったこともあり
おとなしめ。(客演のなかでは、村上誠基さん、
梨澤慧以子さん、佐藤みゆきさん、堀越涼さん
が大変魅力的で、今後も毎回出て欲しいくらいだった。)
とにかく、稽古場では演出家が強大であろうことが
予測できるのに、舞台上ではそう見えないカオスが
渦巻いていて、それはおそらく意図された想定内の
ことであるところが凄い。パンクだ!!!
※単純にショウ的な要素や、台詞回しの斬新さや
集団ダイナミズム・スピード感・いかがわしさ・ギャグ
・物語の独創性という点だけで柿が好きな人は、
遊眠社の昔のビデオ・毛皮族・コマツ企画・鹿殺し
新宿梁山泊なんかを観たほうが良いのではないか?
柿喰う客にはそれらの劇団がどこも持っていない
人を食ったような尖がったパンク精神やスリルがあって、
それこそが「新しい」・「初めてだ」と自分は思いました。
特に役者に関しては(玉置氏は別として)スキル
だけなら例えば少年社中の井俣太良さんのほうが
動ける・叫べる・踊れる・笑いが取れると思いました。
でも、スキルとかそういうものが一番の売りではない
ように感じ、そこに観客としてすごく好感を持ちました。
これからも都合がつけば是非公演を観にいきたい!

R.A.T.S
帰ってきたゑびす
「劇」小劇場(東京都)
2008/05/28 (水) ~ 2008/06/03 (火)公演終了

杭抗(コックリ)
乞局
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/06/04 (水) ~ 2008/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★
気持ち悪い。
「そんなことするのおかしくない?」というのではなく、「なんでそんなことするの?」という、理解ができないことへの気持ち悪さ。現実的じゃないと切って捨てられない気持ち悪さ。そのぎりぎりの線をずっと見せられてた気がしました。

飛び降りたらトランポリン
なるせゆうせい
ベニサン・ピット(東京都)
2008/06/03 (火) ~ 2008/06/08 (日)公演終了
満足度★★
響かず。
観終わったあとに感じる「ああ、舞台観たな〜」というあの感じがありませんでした。記憶力のせいなのかもう既に霞がかっていて思い出せない。。なんで?

密八
ゲキバカ
OFF OFFシアター(東京都)
2008/06/20 (金) ~ 2008/07/01 (火)公演終了
満足度★★★★★
汗が。。笑
ものすごい迫力でした。前の方でみせていただいたのですが、なんというか汗がすごい。あの運動量なら納得ですが。そして笑いの緩急のつけ方がうまいです。あの笑いがあるからこそシリアスな部分がさらに活きていたのじゃないかなと思いました。

俺を縛れ!
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/06/18 (水) ~ 2008/06/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
初柿!
いやあ、めちゃめちゃおもしろかったです。役者さんたちのパワフルさはもちろんですが何と言っても後半の切り替えがすきです。観ている間は勢いで圧倒される場面も多かったのですが、すべて終わってみればどの場面も必要だったと納得。リピしたいですね。

密八
ゲキバカ
OFF OFFシアター(東京都)
2008/06/20 (金) ~ 2008/07/01 (火)公演終了
満足度★★★★★
笑いと感傷
緊張の場面の後には、ほのぼのした笑い!
それがイイ感じに繋がって、引き込まれます。
逃亡や、殺陣のシーンは、あんな狭い場所なのに、すごい迫力です。
狂言まわしである、僧侶役のハルニさん、説得力のある演技。合戦の場面では、180度ちがったキャラで大うけ。 あの体の動きはすごいよ!!!
テンガ役のコータローさん、惚れ惚れするいい声!!
とっても楽しませていただきました。
ぜひ、見に行ってください。

俺を縛れ!
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/06/18 (水) ~ 2008/06/30 (月)公演終了
満足度★★★★
髪型
玉置さんの髪型に釘付け。うらやましくてうらやましくて。真剣にまねしたい。かっこよすぎ。作品自体もそうですが。柿のビジュアル的なセンスと中身の昭和のにおいのギャップがたまりません。