
エブリリトルシング
ネルケプランニング
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2008/07/11 (金) ~ 2008/07/20 (日)公演終了
無題
Aプロ観劇。
原作ありの芝居らしいが、私には、感動どころが、解らなかった。
川村ゆきえはカワイイ。
イスの使い方が、センスないのが気になった。
もう少し、小さいハコで演ったほうが、伝わったかもしれない。

恋人ができないが、もういい
箱庭円舞曲
OFF OFFシアター(東京都)
2008/07/12 (土) ~ 2008/07/21 (月)公演終了
満足度★★★
タイトルから想像すると、
もっと、柔らかい作風だと信じて疑わなかったけれど、違った!
とある広告製作会社での物語。
以下はネタバレBOXに。。

団地ラムネ日和
開店花火
新宿シアターモリエール(東京都)
2008/07/12 (土) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

そして僕らは・・・
劇団チョコレートケーキ
ザ・ポケット(東京都)
2008/07/09 (水) ~ 2008/07/13 (日)公演終了

轟きのうた
劇団鹿殺し
小劇場 楽園(東京都)
2008/07/11 (金) ~ 2008/07/15 (火)公演終了
満足度★★★★
奇妙な偉才
ああ、面白かった!
演出が、かなり好みだと思う。
異様なほどの胡散臭さにはまりそう。
でも、初めて観る人はちょっとビビるかも?w
自分的にはお勧めです。
他の方も書いてらっしゃるけど、結構な完成度だったと思います。
今後も見逃せないな。

心優しき野郎ども
てにどう
ザ・ポケット(東京都)
2008/06/25 (水) ~ 2008/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
ドキドキしたり
大笑いするんだけど、考えさせられたりで。しゃれた会話、いとおしいキャラたち、そして先の読めない展開・・・。観てて本当に気持ちよかったです!

女ビルの一生
ギンギラ太陽's
Gate's7(福岡県)
2008/07/14 (月) ~ 2008/07/15 (火)公演終了
満足度★★★★
歌入りCDがパンフレットだったよ
笑いながらも、しんみりしみじみ。泣きそうになるのを
こらえながら、お商売や企業の栄枯盛衰を思いました。
しっかりファンが定着した劇団になりましたね。
うれしい舞台でした。

審判員は来なかった
ペンギンプルペイルパイルズ
シアタートラム(東京都)
2008/07/10 (木) ~ 2008/07/20 (日)公演終了
満足度★★★
笑いの多いスタイル
04年秋の『246番地の雰囲気』以降観てきた不条理系・不思議系・不安系の作品群とは一線を画した笑いの多いスタイルで、それにちょっと戸惑いつつも「こういうのもアリなのね」と納得し、さらにケラリーノ・サンドロヴィッチとますます共通項が増えたようにも思う。(そもそも小林高鹿はナイロン100℃にいたワケだし)
また、7人の出演者だけで4箇所の出来事を演ずる(=1人で最大4役を演ずる)ので、その早替わりが見もの。装置もそれを可能ならしめるため、初の盆使用。これもまたデザインがイイ。
なお、この盆、かなり頻繁に回すので、出演者たちは稽古中に酔いそうになったり帰宅後もまだ床が動いているように感じたりしたこともあったそうで…(驚)
さらに倉持裕とPPPP古参(?)3人(小林、玉置、ぼくもと)、それに客演2人(片桐、安藤)によるアフタートーク(約35分)もあり、前述の稽古中のハナシや、古参3人が劇団員になった経緯とか、モロモロの裏話も聞くことができておトク感もアリ。

LOA
K.B.S.Project
千本桜ホール(東京都)
2008/07/10 (木) ~ 2008/07/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
ほぼ絶賛状態
キャッチコピーは「サスペンスタッチの学園恋愛ファンタジー」、ジュヴナイル系で往年のNHK少年ドラマシリーズを想起させるどこか懐かしい感覚と女性作家ならでは(?)の切なさを併せ持った秀作。
笑いの配分とそれをさしはさむタイミング(特に「メッセージを消去します」は絶妙)も申し分なく、ほぼ絶賛状態。
演出面ではハーフミラーの使い方と鏡の中の世界のダンス表現(ダブルキャストのもう一方が顔まで隠した銀の全身タイツで出演)が特に印象的。
また、キャストではエキセントリックなオカルト研究会部長を演じた竹中愛が、ヘアメイク、演技両方で「いかにも “そっち系”」を体現していて○。
特にステージを早足で横切るだけの短い(5秒未満?)シーンにおいて葬儀で経を間違えた僧に対する怒りを顔だけでなく全身の表情で表現したのは見事。
あと、「合わせる」「会わせる」ダブルミーニングの副題もセンスがイイ。
強いて言えば、観ている間は気付かなかったが観終わってから死者・正者を問わず会っただけでなく触れてしまえばアウトってどーよ?という疑問が湧くも、ギリシア神話のオルフェウスや日本神話の「黄泉の国」の「振り返っちゃダメよ」と同様、そういうルールなのか、と納得。

羊と兵隊
松竹
本多劇場(東京都)
2008/07/05 (土) ~ 2008/07/27 (日)公演終了
今さら
何かが?という印象だったのですが
切ない感じが残り、今さら
またみたくなるような感覚がふきだしました。
曲が切ない。なんて曲なんでしょう。

Last Sceneはさりげなく
劇団S.W.A.T!
紀伊國屋ホール(東京都)
2008/07/09 (水) ~ 2008/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
芝居に対する想い・愛情を如実に反映
恒例の東京での演劇祭参加に向けて稽古中の地方劇団の主宰が病に倒れ、代わりに呼ばれた主宰の東京での劇団時代の後輩演出家は暴力事件を起こしてホされたと言われていて…というバックステージ系。
作家や劇団員たちの芝居に対する想い・愛情が如実に反映されるだけにやはりこのテの作品にハズレなし。ダメなヤツらがまとまってひとつのものを創り上げるというプロットが大好きでもあるのでなおさら。
そういうプロットだけ良いのではなく、現実での公演Tシャツを劇中でも公演記念Tシャツとして使い、終演後に物販コーナーで売ると劇中でさり気なく宣伝する、とか、演出家の回想シーンでは、それがいつ頃のことか一目でわかるように工夫されている、とか、ほとんどの役者が実名で出ており、某客演者など「この前に出ていた芝居で特攻隊役だったので頭を丸めた」という事実まで劇中に取り入れられている、とか、いろいろこらされたアイデアも楽しい。
また、ネットTV(「Nyao」だって (笑))の中継用にメイキングのカメラが入っているという設定で、各人のコメントが本編に差し挟まれる終盤もそれぞれの芝居に対する想いなどが効果的に使われているし。
序盤で、劇団員と演出家の間にあった溝が比較的アッサリと埋まってしまうような気もするけれど、約2時間のワクに収めるためにはやむを得ないし、むしろその後の展開が中心なので個人的には許容範囲、と言うか納得。

サムリーマン ~ト音記号~
劇団虎のこ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2008/07/04 (金) ~ 2008/07/13 (日)公演終了
満足度★★
休憩込み2時間50分
鎖国により、未だに帯刀している設定の日本を描いたシリーズ(とは言え各話完結で続編とか連作とかではない模様)の3作目。(1作目は未見)
今回は10周年記念特別公演ということもあってかレビューカンパニー サルメという女性中心のパフォーマンス集団が参加しており、華やか、艶やか、煌びやか、賑やか。
がしかし、前半が主人公父娘の父を中心とした社内覇権争い、後半がその15年後に同じ会社に就職した娘の話で、それに父娘に飼われている金魚たちがストーリーテラー的に絡み、さらに金魚界の物語も展開されるという欲張りな構成のために休憩込み2時間50分もの大作になったのはちょっといただけない。個別にはそれぞれそんなに悪くはないのになんだかもったいない。

空気正常 (公演終了)
殿様ランチ
サンモールスタジオ(東京都)
2008/07/11 (金) ~ 2008/07/20 (日)公演終了
満足度★★★★
これはおもろいでしょう!(^0^)
酷評が多かったから、いったいどんな?と疑り深く観に行ったけれど、いあいあ、これはひじょうにおもろい!
山間の隔離されたとある鉱山に働く者たちの「人でなし」の物語!(^0^)
以下はネタバレBOXに。。

女ビルの一生
ギンギラ太陽's
Gate's7(福岡県)
2008/07/14 (月) ~ 2008/07/15 (火)公演終了
満足度★★★★
玉屋さんの命日に
1999年の今日、閉店した福岡玉屋。
それをめぐる福博の商業の象徴であるビルたちの話。
以前の流通戦争の舞台から引用(抜粋?)したものが
ほとんどだったと思うけど、なつかしいし、新しいし、やっぱり涙が
出そうに感動する。

真夏の夜の夢
東京オレンジ
駅前劇場(東京都)
2008/07/15 (火) ~ 2008/07/22 (火)公演終了
即興。その場で生まれる。
誰もがかつてはごっこ遊びをした事があるでしょう。それを大人になっても続け、突き詰めたのが彼ら。だって、playですから。その日ごとに完成品の内容はまるで変わります。スポーツの試合を観に行くつもりでどうぞ。勝ち負けだけでなく、経過を観るのが面白味。個人的には普段劇中でアドリブ芝居を観るのはあまり好きではありません。しかしこれはそれとは別物。
本編は「ピクチャーズ」と名付けられたインプロ。「場所」だけがお題に出され、初めはみな同時にバラバラな何かを演じます。その後で個人ごとにフォーカスを当てて掘り下げて行き、最終的には全体の見え方が意義を持つようになる仕組み。まさかアレとアレが繋がるとは…!の連続。その場しのぎではなく、ちゃんと足元を固めて先に進んでいきました。
そしてゲストゲームと称されたほうが、「真夏の夜の夢」。「シェイクスピアかな?」と思っていたものの、実は対して関係ありませんでした。日替わりゲストが扮する役柄が毎夜見ているらしい夢をインプロで具現化する、という形式。つまり、事前知識とか要らないので難しい事を考えず観に行きましょう。開演寸前まで客席にお題のアンケートを募り、それを元に作られていきます。あなたの思い付きが、舞台上で形になります。

PIPPIN
テレビ朝日
天王洲 銀河劇場(東京都)
2008/07/06 (日) ~ 2008/07/16 (水)公演終了
満足度★
久々のミュージカルだったのですが
友人より招待を受けまして、観に行って来ました。
私は小劇場芝居を観ることが多いので、ミュージカルを観るのは本当に久しぶりでした。
「大絶賛を受け再演決定」とありまして。
なんの情報もないまま、そういった事柄だけを耳に入れて行って来ました。

レビュー in KYOTO II
OSK日本歌劇団
京都四條南座(京都府)
2008/07/11 (金) ~ 2008/07/21 (月)公演終了
満足度★★★★
京都らしさを味わう
第一部、「宇治十帖」がテーマのレビューは、ぶっ飛んでるなあと思いましたが、はたして、これをほかの劇団でやれるかと考えたとき、OSKでしかできないと考え直しました。
第二部は、「京都」を味わえるメドレーがお気に入り。
こっちは、文句なしにイイです!!

空気正常 (公演終了)
殿様ランチ
サンモールスタジオ(東京都)
2008/07/11 (金) ~ 2008/07/20 (日)公演終了
満足度★★
面白い部分もあったし
悪くはないんだけど,全体として中途半端で,印象に残らない芝居だったな。少なくとも自分の好みではない。ただ,劇団前方公演墳の柳さおりさんを観れたことは収穫だったかな。

空気正常 (公演終了)
殿様ランチ
サンモールスタジオ(東京都)
2008/07/11 (金) ~ 2008/07/20 (日)公演終了
満足度★★★★
正常?異常?
正常って何だろう?
異常って何だろう?
ストーリーがきっちりしていて誰もが楽しみ理解できる舞台
もしもそれが正常な舞台だとしたら
「空気正常」はある意味少し異常な舞台なのかも
楽しめた僕には正常な舞台だった
それとも僕が異常なのかも
時間が取れたらまた観に行ってみようと思う

恋人ができないが、もういい
箱庭円舞曲
OFF OFFシアター(東京都)
2008/07/12 (土) ~ 2008/07/21 (月)公演終了
満足度★★★
若さ故の熱さや無鉄砲さがテーマ?
社会人になっても適応しきれずに自分スタイルを貫く人達の生態を描いたというのであればこれでいいのかもしれないけど…。113分。