最新の観てきた!クチコミ一覧

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さいなら !

さいなら !

おぼんろ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/07/30 (水) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★

う~ん・・・どう言えば適切か
前回より何だか声を張り上げすぎで、学園ものだからって意識過剰になったかも。劇中劇は少々雑な感じがしたし、熱意とは裏腹で残念だ。

なんせんす

なんせんす

あんぽんたん組合

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/07/23 (水) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★

時代を描く力の向こうに・・・
その時代を繊細に描く力量が、脚本にも役者の方にもあって・・・。

見応えがありました

ネタバレBOX

近江谷さんと大森さんのキャラメルボックスつながりの演技、すごく滑らかでさすがでした。

こういう時代の切り取り方をしたお芝居、久しぶりにみました。で、その先にあるある種の普遍性もしっかり表現されていて・・・。

良い役者が台本にめぐりあうと、こういうクオリティが生まれるのですね・・・。
ドラえもん「のび太とアニマル惑星」

ドラえもん「のび太とアニマル惑星」

サードステージ

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2008/08/02 (土) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

ベタだけど
マンガでもアニメでもなく、ちゃんと演劇。そしてちゃんとドラえもん。着ぐるみとか、かぶりものとか、映像とか、歌とか、踊りとか、「ああいう」演出はちゃんと鴻上尚史。まさに、おとなと子どもが一緒になって楽しめる演劇でした。

ネタバレBOX

鴻上さんの芝居には珍しく、かなり暗転が多いのですが、暗くなるたびに後ろの席の子が「暗いの恐い~~~」と泣くのには参りました・・・。
ロビーパフォーマンスあり。客席内でもいろんなお楽しみがありますので、早めに劇場入りしましょう。
ピース-短編集のような・・・・・

ピース-短編集のような・・・・・

グリング

ザ・スズナリ(東京都)

2008/07/30 (水) ~ 2008/08/11 (月)公演終了

満足度★★★★

背中と足跡
現代に対する反面教師的な存在に感じました。
こういうこと、やっちゃいけないよ、と。
こういう人間にはならないでくれ、と。

舞台構成的に斬新さや目新しい演出というのはありません。
ただ、それだからこそか、メッセージ性が強く感じられました。

なかなか良質な演劇です。
初心者の方を連れてくるには非常に良いんじゃないでしょうか。

ROMANCEPOOL

ROMANCEPOOL

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/07/26 (土) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

FUKAIPRODUCE羽衣「ROMANCEPOOL」
初見。
好きなミュージシャンのライブに行ったら、芝居仕立ての構成だった、という感じ。観ているうちに、一緒にシャウトしたり、ジャンプしたりダンスしたりしたくなった。

ネタバレBOX

ただ、曲によって、こちらの惹かれ度合いが異なる。
2曲目の「夕暮れCDショップ」で心をわしづかみにされたが、そのあとは今ひとつ。
次に心踊ったのは、9曲目の「夢の中の夢の中の夢の中の夢」の男版だった。
どうやらこの2曲には、私が音楽を聞きまくっていたころの熱い記憶にマッチするフレーズやリズムが織り込まれているような気がする。

浜辺で男と女が愛を語るシーンで、波音(波が砕けるザッパーンという音と光景)を男と女の交いに見立てているところが、美しく心に残った。

「て」

「て」

ハイバイ

駅前劇場(東京都)

2008/06/18 (水) ~ 2008/06/23 (月)公演終了

満足度★★★★

初ハイバイ
お父さんが強烈

ROMANCEPOOL

ROMANCEPOOL

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/07/26 (土) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

とってもよかった
うまく説明できないんですけど。

ネタバレBOX

2階からのぞくようにみたんですけども、
ある女優さんが
いろんな灰色の石のなかにひとつだけまじった
白くてピカピカ光る石みたいで、
そのひとをずっとみてました。

シーンを反復するのは流行なのでしょうか?
疎いのでよくわからないんですが、
ちかごろよく見かけます。

生きてる人間がここにいるぞ!
ってかんじがしましたー
ローションパック

ローションパック

♂本番ナシ♀

atelier SENTIO(東京都)

2008/08/01 (金) ~ 2008/08/04 (月)公演終了

200808021500
200808021500@atelier SENTIO

「幾」 -キ-

「幾」 -キ-

muro式

シアターブラッツ(東京都)

2008/07/30 (水) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★

純粋におもしろい
まぁ、ムロツヨシ、本多力、永野宗典の個性派三名が集まれば
自由奔放な舞台ができるわけで。この三人を知らない人でも
充分に楽しめる内容になってました。

どちらかというと本多さん、永野さんがストーリーを動かし、
ムロさんがそこに乗っかりいじられるって感じの構成でした。
もうちょっとムロ前面でもいいのにな、とも思いましたが
キャラの濃いムロさんにはこのくらいの位置が最適なのかも。

旧歌

旧歌

熱帯倶楽部

新宿シアターモリエール(東京都)

2008/07/30 (水) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★

しんみり家族愛
熱帯倶楽部さんは前回「デンキ島」に続いて二度目の観劇。

上手に書けないけど、
家族や家族的な関係に対する表面的な感情と根底にある愛情、
それでも避けられない現実を、いろんな形で交差させたお話。

2時間、静かなお芝居が続きますが、演出と役者さんチカラ、
不思議と退屈することなく、自然と彼らの気持ちを追うように
観ることができました。じんわりしんみり。

デンキにも通じる「親子愛」、このあたりの戯曲を選ぶのは
熱帯さんが得意とする分野なんでしょうね。さすがです。

ネタバレBOX

ネタバレではないですが、脱線したお話。

ひな壇の段差が小さくて、前の人の頭がちょうど邪魔な位置。
ちきしょー

ぼくは舞台右半分がほとんど隠れた状態で、しかも舞台上、
そこにテーブルがあり舞台の中心になってる。
そんな過酷な状態でも、しっかり入り込める芝居でした。

劇団民藝の別府康子さんが出演されていらっしゃるせいか
ちょっと高齢なお客さんが多いのかな?という印象と
褌姿や生着替えなど、俳優さんの肌露出が高いせいか
場所柄 2丁目っぽい方が多いというバラエティ豊かな客席w

Father Christmas, Don’t Cry ~2008 下北Ver.~

Father Christmas, Don’t Cry ~2008 下北Ver.~

しゅうくりー夢

駅前劇場(東京都)

2008/07/31 (木) ~ 2008/08/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

8月のクリスマス?
悲しいからじゃなく、愛しいから泣けてくることもあるんだ……と、この舞台を観て知りました。
笑いあり、涙ありの2時間15分。ちょっと照れくさい言葉でも言ってみたいような、人恋しい気持ちになりました。

ROMANCEPOOL

ROMANCEPOOL

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/07/26 (土) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

プール!
泳ぎたくなりました。

審判員は来なかった

審判員は来なかった

ペンギンプルペイルパイルズ

西鉄ホール(福岡県)

2008/08/02 (土) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★

くるりくるりと。
全部で4つの立場の人々から成る物語。
あ、出演者こんだけだっけ?と思ってしまった。
一人が3〜4役づつ演っているのに、非常に解りやすい。
気負わず考えず、楽しめる芝居だった。

ネタバレBOX

解りやすかったのは、衣装と盆で転換する舞台装置のおかげだけじゃなく、脚本の構成が非常に親切だったからかもしれない。
解りやすいけれども説明がましくない。

難しくも重くもけれど、小国の末路の閉塞感は有ったし、人の営みの可愛らしさなど(ハンティングボールの人々とか)よいさじ加減だった。

やねまでとんだ

やねまでとんだ

海辺のマンション三階建て

早稲田大学学生会館(東京都)

2008/08/01 (金) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

脚本と演出は悪くない、のに
宇宙飛行士として飛び立った息子との交信が途絶えた。連日マスコミが家の前に集まるけど、事実を知りたいのはむしろ自分達だ。ひとまず無事だと信じて待っている。だって、待つしか出来ないから。そんな残された家族と、その周囲の人々の話。
学生演劇も相当な数を観てきましたが、脚本と演出はある一定の水準を越えていると思います。めちゃくちゃ面白いとまでは行かないけど、破綻していないし描こうとしているものはちゃんと見える。しかし、役者の扱いに難アリ。自然体な演技を目指す人と、高校演劇の様な過度なリアクションの演技をする人が混在しています。そんなコミュニケーションツールの異なる人々の遣り取りなので、対話が成立していない印象を受けました。勿体無い。
昨日観た別の芝居で、空調の不適合な条件が演目を体感するのに影響を与えたとコメントしました。その点、それに関してこちらはかなり適していました。居心地の良い状態でした。制作の方、ナイスです。

ネタバレBOX

失礼を承知の上で言いますが、キャスト・善積元さんの今後の予定がたくさんあるのは何故?来春までに4本の芝居に出演が決まっている様なのですが、そんなに重宝する役者には思えなかったのです。「学生だから」なんて理由じゃないと思うのです。だって、曲がりなりにも役者なんだから。それらの団体は全て知っているのですが、だからこそ余計に。自然体というよりはやるべき事を自身で見付け切れていないというか…。そういうふうに見えました。まさか時と場合で印象がガラっと変わる人なのかな?いや、どうだろうか。うーん。そういう意味で、もう一度観てみたい役者です。
血が出て幸せ

血が出て幸せ

クロムモリブデン

新宿シアタートップス(東京都)

2008/07/29 (火) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

クロム作品内の好みでいえば
今回はやわらかすぎる気はするけれども。でも。前方席で観たっていうのもあるんだろうがやっぱりこの迫力はいい。そしてちょっぴり謎を秘めた展開もうならされる。もう一度観たくなる。

ネタバレBOX

作演出の青木さんを模したような薔薇さんの存在がとってもいい。客観的でありながら一番のめりこんでもいる感じがおかしさと痛さとを招いています。

前半の終わり、ダンスシーンの勢いと押し切り方が大好きです。後半は納得な場面ではあるけど、クロムっぽさからいうと多少弱い感じはあります。こっぱずかしいっていうか。

点滅する秋

点滅する秋

モナカ興業

OFF OFFシアター(東京都)

2008/08/01 (金) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★

わるくはないが、なんだろう。
面白いような感じなのに、飽きるのだ。
脚本だって、面白いプロットのはずなのに、なのに、飽きた。
演出だって、しゃれていて、適切で、心が通っていて、でも飽きた。

「なぜなのだろうか。

・・・いったい、なぜ?

たとえばそれは、しのごのしのごの・・・・・」

といった文体の、それなりに面白いが、でも直木賞もノーベル賞も取れない
小説を読んだ後のようなそれなりには満足。けれど、なぜか徒労感。
のような気もする。

なにぶん、知人の多い新進団体なので、ネタバレに辛め長文。

ネタバレBOX

ジュケン君はいつも通り潔いし、美和ちゃんはいつも通りオッチョコ可愛い。
過去公演を3回観ているが、2番目に面白かった。

夫婦仲が悪かったくせに夫を亡くして以降ボケだした母親を、
良い親子関係とは言い難いくせに姉が引き取ろうとするのを
兄弟仲の悪いオレが「母親は俺とこの家で暮らすのだ」と、阻止する話。
ボケっとしていてストーカーのどうしようもない夭折した長兄の身代わりに溺愛されて育ったイタイ弟から母親を引き離したいが、母親はこのままがよいようなので、せめて、弟のストーカー問題だけは暴いて憂さを晴らす話。
夫が死んだら、なんだか力が抜けてぼぅっとしてみると、夫との思い出の中、ああそういえばあそこが分岐点だなぁと過ごす話。

が、コギャグやら、情緒やら、シュールやら、エッジの効いた会話術やらの繰り返しで構成されている。どの部分が好きかっていうので、評価も別れてしまいそうだけど、私は「情緒」の母親の夢想部分より、弟を中心とした、会話部分が好きだった。つまりは夢想シーンで飽きていた。
所謂ビザンツは美しい。

劇団員の加藤大我さんのお芝居がわりと好き。


血が出て幸せ

血が出て幸せ

クロムモリブデン

新宿シアタートップス(東京都)

2008/07/29 (火) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★

好きだけど
2回目の観劇。
前作「スチュワーデスデス」でどはまりしたクロムモリブデン。
どうでもいい台詞全てが伏線になるところや、場転の素敵さ、台詞じゃなく体で魅せる関係性、が、自分が好きなポイントなんで、その点では大満足。

ネタバレBOX

主軸のストーリーがふわふわしていたからか、前作のぐいぐいひっぱられる感じ、が得られず、消化不良。
いつもはこういう作風なんでしょうか。
さいなら !

さいなら !

おぼんろ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/07/30 (水) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★

ぶれる気持ち
初見ではあったが、何故かこの本を書いた主宰のぶれる気持ちが伝わってきて、結構、切なかった。

芝居を続けるという事は世間の常識の壁と戦うことであり、そーとーな心理負荷があるのだろうなー。と考えた。

いったい、常識・非常識ってなんだ?!
自分は自分であり、個であってみんなの一部ではないんだ!

そんなメッセージ性もありました。

ネタバレBOX

芝居自体は思っていた以上に深いのではないか?と感じた。

菜月ら高校生は「竹取物語」を演じる為に深夜、それぞれの自宅を抜け出して公園で練習をしていた。

この練習の最中に菜月のお母さんが亡くなってしまう。

その前日、菜月はお母さんに劇をやると言い張って、ちょっとした言い争いした矢先の事だった。

小さい頃、一番初めに買ってもらった絵本が「かぐや姫」だった。
だから、菜月はお母さんに「かぐや姫」の芝居を観て欲しかったのだ。

お母さんが亡くなっても、気丈に振舞っていた菜月だったが、本当は心に深い傷を負っていたから「お母さーんお母さーん!!」と大声で泣いて叫びたかったんだ。

罪を購う為にも菜月はお母さんを生き返らせたい、復活させたい一心で世界国民になりたいと願う。
世界国民になればお母さんは生き返ると信じているのだ。

ここで日本人独特の集団意識や主張の出来ない日本人の曖昧さに鋭くメスを入れる。



芝居を通して脚本家は自らが感じている疑問や母に対する想い、日本人の意識の嫌いな部分を菜月という媒体に言わせる。


たぶん、作者はそーとー色々考えて、考えすぎて

「ああー、めんどくせえな。生きるの。」

となるわけだ。



それでも

「決心さえすれば敵には勝てるもんだ。」

と、自分自身を励ます。



学生から社会人になる微妙な時期のぶれる心や不安を払拭しながら、自分なりの道を決心するまでの心理を描いた作品ではないのだろうか?

泣けるシーンもあって、きちんと計算されています。

幾何学的な動きが解り辛い点はあったけれど、これが独特の劇団の味なんでしょか?


こまつみちる・・・この役者は物凄く存在感があります。
登場した瞬間から客を喰ってる!(^0^)
素晴らしいです。
観客の心を掴むのも上手い。
本の通りに演じているのか、アドリブも入ってるのか?
笑いの間がいい。

たまにこうゆうオーラのある役者に出会うとワクワクします。




ミス・サイゴン

ミス・サイゴン

東宝

帝国劇場(東京都)

2008/07/14 (月) ~ 2008/10/23 (木)公演終了

満足度★★★★

まずは1回目!
橋本エンジニア初見でしたが、「かる~い」感じがよく出ていたと思います。
まだ、初日が開いてからそれほどでもないのに、安定感があります。
アンサンブルの出入りも見事でした。

さいなら !

さいなら !

おぼんろ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/07/30 (水) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★

2回目
一気に評価上昇!

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