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「マーチ!」「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」

「マーチ!」「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」

世界名作小劇場

サンモールスタジオ(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/18 (月)公演終了

満足度

嫌いだ。
「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」を観た。
不快感を覚えるのは私が女子だからでしょうか?
オハナシが嫌いだ。

その行為、をあの表現で表されるのも・・・。

そんなわけで、楽しめませんでした。

ネタバレBOX

「病院」というワード以前に、伏線というか、これがどういう話かということは
わかってしまうので、興味が削がれる、というか、嫌悪感が。

かーさんにはもっとココロの負担がなくっちゃいやだ。
お父さんも好きになれない。

そうすると、頑張っているタマゴたちも、観ていてあげられなくなりました。
生憎

生憎

劇26.25団

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/08/07 (木) ~ 2008/08/12 (火)公演終了

満足度

ちょっと。
なんだか、納得がいかない事柄が多くて。

王子小劇場をああ使うかぁって、美術は嫌いではないけど、
それが活かされているかと謂われると・・・。

ネタバレBOX

そりゃないよ、って人が多かったのも、いまひとつノレなかった理由だったりします。

奇異なヒトが出てくる演劇は好きですけど、存在してないのはいや。
ぱぴよん/ぬらりひょん

ぱぴよん/ぬらりひょん

劇団桟敷童子

西新宿成子坂劇場(東京都)

2008/08/07 (木) ~ 2008/08/10 (日)公演終了

エネルギー
どっぷり桟敷の演劇を堪能。
やっぱし、舞台美術がもう、世界だな~と。
こういうのも、良いな、と思える。

ネタバレBOX

パピヨンの方が好きでした。
ぬらりひょんは合点がいかない感じもあり。
修学旅行

修学旅行

渡辺源四郎商店

アトリエ・グリーンパーク(青森県)

2008/08/16 (土) ~ 2008/08/24 (日)公演終了

満足度★★★

【二つは全く別物】
中学生版→なべげん版の順に観る。逆に観たらまた違った物が見えたかと思う。「修学旅行」の雰囲気に見えなかったのは致し方ない。なべげん女優陣は大人なのだから。

『ショウジさんの息子』とはまた違った魅力の出演者たち。芝居そのものには満足。ただ最初、観客の中学生の笑い声が気になり集中できず。

次回公演の『どんとゆけ』の題材も面白そうです。

ネタバレBOX

中学生版では皆さんハーフパンツ着用。なべげん版ではジャージ。大人のハーフパンツはまずかったのだろうか?(笑)
えっと、おいらは誰だっけ?~Cash on Delivery~

えっと、おいらは誰だっけ?~Cash on Delivery~

Me&Herコーポレーション

青山円形劇場(東京都)

2007/01/24 (水) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

華のある役者がいるからこそ
 素晴らしい台本もこの素晴らしく華も技術もある役者陣が揃い痒いところに手が届く演出だからこそ面白いものになるのだなと痛感。いやあ面白かった!

#07 平原演劇祭 2008・第二部

#07 平原演劇祭 2008・第二部

みやしろ演劇パーティ/平原演劇祭プロデュース

新しい村(埼玉県)

2008/08/16 (土) ~ 2008/08/16 (土)公演終了

満足度★★★★

土砂降りの雨の中
最後まで見届けてきました(観客として見ることのできる範囲で)。
世間には、お金で人に迷惑かけたりスキャンダリズムにのっかって活動したりする手合いもいるんですが、高野さんはそういう面ではケッペキなほうだと思う。しかし、常識人ではないよなあ。
埼玉の片田舎で、孤立する文士(例えば近隣の羽生が生んだ『田舎教師』)、という図柄は、高野さんたちの前で崩れた。
「東京のハコモノに高い金だして見に行くブンカ」という固定観念も、まったく壊された。
いやいや、いまここでいったい何が進行しているんだか。凄い。恐ろしい。

悪魔のアレ

悪魔のアレ

捨組

コラッセふくしま(福島県)

2008/08/16 (土) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★★

福島県のステカセも侮れないyo。
全部が、後半出てくる絵本《悪魔と少年》の「箱物語」という凝った構成で、芸達者な俳優陣が、レモンの兄弟とか、羊羹職人とか、無闇に高慢な女優さんとかのキャラで、コミックリリーフを勤める。
映像作品も中に出てくる。簡単なようだが、芝居の中に映像作品をきちんと組み込む作業をやっている。他の劇団はタイトルバックを映画風にする位で力尽きていると思う。
情緒的にお客さんの反応が激しくてびっくりした面もあったが、福島の小劇場は、侮れない。俳優もきちんと揃っている。
ただ、わたしには《悪魔と少年》のお話が物足りなかった。

ネタバレBOX

01_カウンセリング?
02_レモンの兄弟/「セレブになれるビデオ」の中味。
03_存在感のないお父さん?
04_「椿の部屋」/『悪魔と少年』/マクベス(虎?猫?)とうさぎ。
05_鬼羊羹屋/ショートコント/資生堂のコマーシャル。
06_喫茶店の三姉妹?
07_旅人の物語/『悪魔と少年』の後日談。
星影のJr.

星影のJr.

庭劇団ペニノ

ザ・スズナリ(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/20 (水)公演終了

教育プログラム?
不思議な世界観です。
子役の少年はどんな気持ちで演っているのだろう…。

王たる者

王たる者

謎のモダン館

甘棠館show劇場(福岡県)

2008/08/16 (土) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★

とても感動しました
ありとあらゆる言葉が伏線になっていて、最後まで目が離せませんでした!
装置はもっと凝ってもいいのかも…。
この劇団の作品は私に合っているようです。

ネタバレBOX

登場人物が列車に乗ってあの世へ行くというのは、ある話しかもしれないと思ったけど、本当にうまく秀逸な作品に仕上げていたと思います。
ボクコネ

ボクコネ

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★

バカの足りなさ、泣きの浅さ
“バカSF”というジャンルに属する物語があるらしい。
要するに荒唐無稽な物語なのだろうが、それを論理的に語るから余計
バカバカしさが増すという、そういったものである。

そこから見るに、『ボクコネ』。確かに荒唐無稽は荒唐無稽である。
設定の強度を感じるのは、主人公だけだ。もう言い切ってしまう。
既視感を覚える世界、何となく知っている知識、ステレオタイプの人物。
バカをやるにせよ、泣きをやるにせよ、既存の枠から飛び出さぬ感じは、
いささか閉口であるし、失望したと言ってもいい。
安牌すぎやしないか?

たぶん、旗揚げ作品とのことで、今の作風とは違うのだろう。
次作を楽しみに待ちたい。

ネタバレBOX

宇宙に行っても引きこもりというのは、実に面白いと思う。
結論から言っても、引きこもりのままという選択も評価してもいい。
おかげさまで、彼は理由もなく宇宙で飛び立たぬままだが、
それはそれで、現代らしい選択なのだろうと思う。

人物がバカをやる時に、バカが人物に厚みを持たせてはくれない。
バカバカしい提案を誰がやっても同じことなのである。
「とりあえず人物配置をしました」感が歯がゆい。

肝となるゆずこ婆さんである田中沙織。
意味ありげなエピソードを重ねても、フラットにアサッテな印象が強い。
前半のバカが後半のマジの振れ幅になりきっていないのか。
星影のJr.

星影のJr.

庭劇団ペニノ

ザ・スズナリ(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/20 (水)公演終了

満足度★★★★

教育って?
ああ、どこまでも挑戦的なカンパニーである。

パンフに挟まっているタニノクロウからのメッセージ。
これを取りあえずは飲み込んで、少年の目線を追ってみる。
だが、しかし、私たちは少年になれはしないのだ。
その過激なまでの教育を受ける少年を見守ることしかできない。

確かに言えることはひとつ。
私はこんな教育を受けてもいいかな、と思う。
あとでしっかりみっちり補習をさせてくれるならば。

ネタバレBOX

少年役のラヴェルヌ拓海は、帰国子女で来日2年目。
読み書きの勉強の真っ最中にある。大人たちがそんな彼を教育する。
大前提を提示されることは、道標となるとともに、狂った磁石にもなる。

舞城王太郎の「みんな元気。」をどこか思い起こさせる。
「家族なんて入れ替わりかのうだっつーの」
まあ、もちろん意味合いも違うわけだけれど、あえて引用したい。

役割の交換という実に演劇的手法を、信じる少年。
大人たちは何故、交換を行ったのか、行わざるを得なかったのか。
少年はどうして交換を信じ込んでいるのか、疑うことをしないのか。
そこに、どこか悲哀を感じてしまうのである。
美少女Hの人気(追加公演決定しました)

美少女Hの人気(追加公演決定しました)

範宙遊泳

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/08/07 (木) ~ 2008/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

美しき屁理屈。
これほど距離感の掴みにくい作品は珍しい。
屁理屈を元に世界を構築していく面白さだけではなく、
屁理屈な世界なりのルールの提示のあり方は、説得力がある。
そう、何故か地に足が着いているのだ。

俳優陣は荒削りなれど、一所懸命の屁理屈ぶりに舌を巻く。
すっかり作品の理解者であると言うより、作家の煙に巻かれている。
ここにも作家と俳優陣の微妙な距離感が功を奏している。

学内よりも外で理解者を探すべきではないかと思う。
今後の幅広い活動を期待したい。

ネタバレBOX

正当な行為としての(?)ストーカーを描く話、と言うよりも、
ストーカーを肯定する屁理屈の美しさがこの作品の肝だろう。

常識人(被害者)が困惑した上で、屁理屈を受け入れる。
しかし、そうした途端に屁理屈は、別の興味を見つけてしまう。
その移り変わりは、非常に興味を持つことができた。
美少女Hの片割れ、加藤真砂美の仕事ぶりに好印象。

またもう一方の美少女Hについても触れなければならない。
これはまた「隠す」という屁理屈の好みそうな行為がある。
素顔を徹底的に隠すという戦略は、暴力的なまでに美しい。
往くも還るも

往くも還るも

劇団太陽族

西鉄ホール(福岡県)

2008/08/16 (土) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★★

なるほど~
初、太陽族。こんな芝居をするんだな~、と思いながら観ていた。
思ったより福岡の二人が活躍していた。
二つの方言をうまく使っていた感じ。
時々聞き取れなかったけど。
情緒あふれる舞台でした。

五右衛門ロック

五右衛門ロック

劇団☆新感線

オリックス劇場(大阪府)

2008/08/08 (金) ~ 2008/08/24 (日)公演終了

満足度★★★

楽しかったし面白かったけど
歌舞伎や少女歌劇を見慣れていると、そしてチケット代を考えると、普通…。

ゲキ×シネで「メタルマクベス」や「SHIROH」を見てみようと思います。

「マーチ!」「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」

「マーチ!」「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」

世界名作小劇場

サンモールスタジオ(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/18 (月)公演終了

観ました
『タマゴよ、みな鳥になれると思うな』を観劇。

ZOKKYののぞき部屋コレクションPart2

ZOKKYののぞき部屋コレクションPart2

ZOKKY

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/04/26 (土) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

はい
対個人の
ために
おこなわれる ぜいたくなじかん

わたしは
スフィアメックスのときの
同時におこなわれてる
混沌も
すきでしたが

往くも還るも

往くも還るも

劇団太陽族

西鉄ホール(福岡県)

2008/08/16 (土) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★★

何となく物足りなさがあるかな
すごくよかったです。ただ手の込んだ作りではあったけど、何か未消化なものがあり残念…。体調の問題かも…。

福岡の役者さん達が、頑張ってたのが嬉しかったです。

記憶のパレード

記憶のパレード

劇団ひろぽん

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/06/21 (土) ~ 2008/06/22 (日)公演終了

うん
うーーーん
ぎゅっと しぼれば

嵐になるまで待って

嵐になるまで待って

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2008/08/06 (水) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

再々再演!
再々演は今から6年前と言う事だから、本当に長い間、観客から愛されてきた物語だと思う。


手話を使ったオープニングと選曲が素敵です。
セットも美しいです。


以下はネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

物語の鍵は「二つの声」です。


不思議な力を持つ波多野は、その姉の雪絵を守るために人の心を操る能力を使って、雪絵に乱暴をしようとした人たちや傷つけようとした人たちを自殺させていた。

もう一つの声によって他人の心を操ることが出来る特別な能力だ。

声優のユーリも自分と同じ能力者だと気づいた波多野はユーリの声を出せなくしてしまう。
声が出なくなってしまったユーリだったが、波多野に操られて自殺しそうになる人たちを何とか救おうと翻弄する。

ユーリの以前の家庭教師でユーリが好きな幸吉も彼女と一緒になって波多野と戦うが波多野に暗示に掛けられ自殺しようとする。

そんな幸吉を目の前にしてユーリは命がけで幸吉を守ろうと必死になり、何度も何度も出ない声で叫ぶのだったが・・・

ついに声が出て闇を打ち破り幸吉は暗示から覚めることが出来たのだった。

それでも尚、ユーリ達を殺そうとする波多野に姉の雪絵は手話で訴える。
「止めて、もう人を傷つけないで。それでもどうしても殺すというなら、私を殺して!」と。


雪絵は最初から全てを知っていたのだ。
波多野の能力を。


更に雪絵は波多野に訴える。
「私はもう大丈夫なの。助けて貰わなくても一人で大丈夫なのよ。」

その言葉を聴いた波多野は自害してしまう。


泣き叫ぶ雪絵。



「いつのまにか、周りの人が弟の言うとおりに動くようになったんです。あの子の周りで人が次々と死んでゆく。その人たちは私を傷つけようとした人たちなんです。それでも、私を傷つけた人たちが罰を受けるのを心の底で喜んでいたんです。弟の能力に初めから気づいていたのに・・。」




手話を使った会話が素晴らしいです。
思いテーマなのにそれなりのギャグも仕込んであって、すんごく楽しいし笑える。
半分はコメディです。

渡辺安理のひたむきな演技がひじょうに素晴らしいです。
他のキャストもキャラが濃くて観甲斐があります。


嵐の風景。素晴らしい演出でため息が出るほど。
たぶん、落日近くになると更に演技に磨きがかかって、もっと素敵な舞台になりそうです。
舞台はやはり、落日ですね。
初日ははやり、熟してないからどの舞台も初日に行くと、雑だったり、セリフが出てこなかったり、それなりの小さなミスはありますね。



この舞台の最大の魅力は手話です。
私達は手話の魅力について実は良く解っていませんが、滑らかで静かなその美しい白い手と顔の表情で伝える手話は本当はとても色っぽいという事に気が付きます。


脚本家の成井は「演劇とは言ってみれば他人と通じ合うことを目的とした芸術だ。相手役と通じ合う。スタッフと通じ合う。お客さんと通じ合う。それができなければその芝居は失敗に終わる。」と言う。


観に行って良かった!本当に良かった!

「マーチ!」「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」

「マーチ!」「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」

世界名作小劇場

サンモールスタジオ(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/18 (月)公演終了

出演者
いろんな出演者がいました。

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