
あなたの普通の人生を
忍びこみ
OFF・OFFシアター(東京都)
2008/10/30 (木) ~ 2008/11/03 (月)公演終了
満足度★★★★
忍びこみ第二回公演『あなたの普通の人生を』を観た
サモ・アリナンズの若手、大政知己氏作・演出作品。
以前サモアリの公演で観た『洞海湾』(松尾スズキ作・演出)っぽい匂いを感じた。
『洞海湾』ほどグロくはなかったが、登場人物の設定と関わりが奇抜でオモシロイ。
なにより目を惹いて凄かったのは、
あの狭く小さいOFFOFFシアターを完全に作り変えていたことだ。
パッと見、結構な叩きをしたんじゃないかと思う面白いセット。
恐らく上手くパーツパーツを付けただけだと思うが、
完成されていたし物語の初期設定をちゃんとなしていた。

いまさらキスシーン(玉置玲央一人芝居)
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
こちらも予想通り
玉置さん、大変なお仕事だな、と。
どうしても直前の七味さんと並べて観てしまうと、新鮮さには
やや欠けた感じがしました。それが残念。

いきなりベッドシーン(七味まゆ味一人芝居)
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
予想通り
七味さん、大変なお仕事をしてるなと。
しかしあのテンションと台詞回しが50分続くと観ている方も大変です。
観てるけど観てない瞬間ってあると思うけど、すぐにおいてかれる。
そしてちょっと、ストーリーが苦手でした。
賛否あると思うけど、いじめ、リストカット、自殺というテーマは
現実に直面している人からすればきっと切実な問題で、
どんな表現方法をとられても観てるだけで胸が痛かったです。

夕暮れ放課後ひみつきち
ペテカン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/11/15 (土) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★
うわ、最後泣けた
ぼくはのほほんとした高校生活を送ってたもんだから
なにか必死な目標があって夢破れた感じがわかんない。
でも「ぼくがこの立場だったら」と想像できる作品です。
甲子園で歌えなかった校歌を唱和するラストはいいです。
うるるときました。

とける
ブルドッキングヘッドロック
サンモールスタジオ(東京都)
2008/11/13 (木) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
融合感のない人間関係
初見でした。
登場人物、それぞれ自分勝手に生きて動いている感じ。
故に反目しあい、協調しない距離感のある人間関係。
このあたりがおもしろくて目が離せませんでした。
連作ということで、ちょと心配でしたが本作だけでも充分
楽しめる内容になってました。

ZOKKYののぞき部屋コレクションPart3
ZOKKY
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
bプロ
「乳が出て幸せ」
演技してる遠藤さんをこんなに近くで見たのは初めて。
なんだかのぞき穴エリアの演出が凝ってきたなぁと実感。
「ブラジャーに乗って」
なんでしょうね‥ ラストあたりのチープな感じもたまらないです。
「欲棒という名のすごい棒」
なんでしょうね‥ ああ、これはちょっとエロいな、と。
なにはともあれ、出演者の皆さん、小林さん、おつかれさまでした!

ツキミ金魚
ミクロドロップ
西鉄ホール(福岡県)
2008/11/23 (日) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
うーん・・・
台詞で語られている言葉をきちんと聞いていればストーリーを追っていけるし理解もできるんだけど、体と言葉の違和感を感じる部分が・・・
切なくていい話だったのに。
やっぱり「女性」を描いていたことに少し安心。

ワーニャ伯父さん
地点
ぽんプラザホール(福岡県)
2008/11/22 (土) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
好きかと聞かれると
好きか嫌いかでいうと、こういう表現は好きじゃない。
だけど、表現としてかなり完成度が高かったと思う。
美術がとても美しかった。

中嶋正人
studio salt
相鉄本多劇場(神奈川県)
2008/11/22 (土) ~ 2008/11/30 (日)公演終了

MOTHER
劇団青年座
紀伊國屋ホール(東京都)
2008/11/21 (金) ~ 2008/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
お恥ずかしい観劇記ですが・・・
観劇させて頂きました。この作品は真っ向勝負のもので、直球一本を絶妙のコントロールで投げ分ける正統派と呼ぶべき作品でした。が、正直なところ自分には正統派の作品の観劇記を書ける能力はありません。観劇中に思っていたことは「面白い!」「笑っちゃう!」「さすが!」の3つのみでした。観劇記の文章を書こうにも、どのような文章を書いても文末には先の3つの言葉のいずれかで結んだ文章をひたすら繰り返すのみになってしまいそうです。お恥ずかしながら観劇記を書こうにも、抜群にコントロールされた剛速球の前に、何も出来ずに見逃しの三振状態です。普段いかにぼんやり観劇しているか、明らかになってしまいます。この作品の主要登場人物はいずれも名を知られた文豪・思想家ばかり!作品を読まれていない方でも十分過ぎるほど楽しめますが、作品を読まれた方ならば「あの作者が!・・・」とニンマリしてしまいます。個人的にもっとも笑ってしまったのは、戦後の文壇で重鎮として活躍し「門弟三千人」と謳われた佐藤春夫でした。あの佐藤春夫ですら、この作中の豪華な顔ぶれの前では一番の下っ端。生前のいかにも文学者の風貌をした顔を思い浮かべては、その立ち居振る舞いだけで笑ってしまいました。今回はなんともお恥ずかしい限りの観劇記ぽいものでしかないのですが、大目にみてください。

鳥人図鑑
劇団 虚仮華紙
BABACHOPシアター(東京都)
2008/11/23 (日) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
そうくるのか。
旗揚げ公演で受けた強烈な衝撃は今でもまだ残っている。第二回公演は場所が岐阜だったので断念したものの、念の為に行きの電車を調べていた。そして、今回。当初はタナトスを考慮に入れていたらしく、舞台スペースがそれ相応になるのは初期段階から決まっていた様子。旗揚げがあれだけ広い場所だったので何かしらの理由があるのだろうとは思ったけれど、いざ当日に舞台美術の畳を目にした時点で少し解けました。
今やってくれて良かったというのがまず正直な感想。これが劇団として名も在り方も知られた安定期に入っていたならハイリスクな公演だった気がする。個人的にはそもそも演出の面で評価しているので、成生さんの引き出しの中身を更に観られたのは良かった。しかし残念ながらこれはかなりファン心理に偏った見方。脚本的には散漫な印象があって、物語の到達が何処に向かっているのかよく分からなかった。初見で思い入れのない人からしたら手放しで面白い芝居とは言い難かったかもしれない。そういう自分も神馬さんの脚本は手放しで好きとは言えないけど『鳥人間という言葉が気持ち悪くて好き』なんてセンスには惹かれます。

とける
ブルドッキングヘッドロック
サンモールスタジオ(東京都)
2008/11/13 (木) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
星5こです
満足しました!
前作「役に立たないオマエ」がこちらの劇団の初観劇でしたが、今回の連作すごくたのしかったです。
次の公演も見たいです!

座礁
天辺塔
まちづくり市民交流プラザ(広島県)
2008/11/23 (日) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
志が感じられる好感触な
2時間超の舞台を走りきった熱のある舞台でした。ただいろんな題材やキーワードが交錯していて複雑で、分かりにくくなってしまっているのがもったいなく感じました。20〜30分くらい短縮する作業をするならば、そこにさまざまな問題点が浮き上がってくるのではと思います。オリジナリティも凝縮していくのではないかと。

ニコルと月
劇団さかあがり
吉祥寺櫂スタジオ(東京都)
2008/11/22 (土) ~ 2008/11/23 (日)公演終了
満足度★★★
題材は好き
テーマは好き。
題材も好きです。
でも、機能していない気がする。
パーツがあるんだけど、くっついてない、という感じで。
暗転が多く、話が上手く転がっていかない。全体的に、丁寧すぎるシナリオ。
どこかバッサリ切って、話を飛躍させる構成を、工夫するべきかと。
クローカが何者なのかとか、謎に対する答えは、ハッキリさせるべきだとおもう。
演技の種類の違いも、ちょっと気になってしまった。
でも伏線とかは面白い方向に張ってある。
あの月のセットも好き。
なにより社会人の方が、こういうテーマのをやるんだってことに、非常に興味がわいた。
洗練されたものになっていくよう、頑張ってほしいなと思いました。(すみません偉そうで・・・)
劇団としての高感度は、とても高かったです。

機械と音楽
風琴工房
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/11/06 (木) ~ 2008/11/17 (月)公演終了
満足度★★★★
綺麗でした
美しい空間と素敵な役者さんと生演奏と照明!スタッフさんの気遣いが素敵でした。のど飴とマスク、ありがたかったです。

鹿 金
少年かしこ
OFF・OFFシアター(東京都)
2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
「作りもの」なのか「本物としての作りもの」なのか
役者の芝居が、ひじょーに気になる・・・。
妙に人と人との距離が近い。
普通、現実の世界では、知らない人の体にあんなに触ったりとか、しないと思う。
「作りもの」としての演技か、「リアル」を追及した演技なのか。
どちらにも取れないから、何だか話の流れにリアリティーを感じない。
でも、それがあくまで、小説の中の話として、リアリティーを持たないものなのか。
だったらもっともっと あからさまにしてほしい。
とかそんなこと考えてしまった自分は、きっとイマイチ物語に入っていけなかった。
特に演技面での細かい部分に、とても目が行ってしまった。
どちらかに、統一するべきかと感じた。

すてるたび(公演終了)
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2008/11/15 (土) ~ 2008/11/25 (火)公演終了

ワーニャ伯父さん
地点
ぽんプラザホール(福岡県)
2008/11/22 (土) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★
こりゃ、すごい。
いやー、堪能した。
独特の発語法は、以前見たときよりも控えめになっていたとのこと。
その発語法も含めて、ワーニャ伯父さんの、エッセンスを見事に凝縮して、観客に届けていた。

すてるたび(公演終了)
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2008/11/15 (土) ~ 2008/11/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
笑いながら(悪)夢を巡るたび
夢というのは、いろんな記憶が予期せずにやってくる。例えば、トイレに座っていると思っていたら教室の自分席だったとか、ずっと話をしていたのは、カトウくんかと思っていたら、サトウさんだったとか、一見脈絡なく空間や時間をネジ曲げながら続いていく。
熱っぽいときの夢だったりすると、それは速く目の回るような回転のようなときもある。
そんなことを観ながらフト思ったりした。自分にとっての悪夢は、他人から見れば、結構笑えたりするのではないかとも。
弟の(悪)夢のような体験は、観客からの視線だと笑ってしまう。本人は、全身に汗をかき必死なのに。
もがいてももがいてもどうにもならないような夢、暗い穴に落ちてくような夢なのに、笑ってしまう。
弟の(悪)夢の原因は、一体なんだったのだろうか。
他人が巡る(悪)夢を、爆笑しながら一緒に進むたびだった。たまに弟に同化して、やけに息苦しいときもあったりするのだが。
でも、汗をたくさんかいて目覚めれば、熱はひいているかもしれない。
五反田団は、これからもずっと観ていこうと雨の中思った。

怪人21面相
パラドックス定数
SPACE EDGE(東京都)
2008/11/21 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
想像以上の興奮(笑)
『少しは想像しろよ。興奮する話だろう。』
チラシに刷り込まれた言葉、まさに、その通り。
実録からここまで遊べる想像力こそ野木作品の魅力だと思います。
自分にとってはドストライクっていうんですか、
大好きだ、この劇団。