最新の観てきた!クチコミ一覧

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コスモス

コスモス

劇団Peek-a-Boo

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/16 (火)公演終了

満足度★★★★

チラシのイメージとは・・・・
面白かった。ただ、ストーリー展開がチラシに記されたアラスジとは違っており、いい意味で裏切られた。年寄りが宇宙飛行士を目指して・・・ロケットをコツコツ作るのか?果たしてそんなストーリーで面白い舞台になるのだろうかと思っていたら、違った。さりげない優しさと愛情が盛り込まれており、十分楽しめた。とくに、公園で遊んでいる宇宙好きの少年を演じた女優さんには、お世辞抜きで感動した。プロ根性を見せてもらった。セリフの滑らかさ、タイミングのよさ、など。ほんとにプロの仕事を目の当たりにしたと思ったぐらいに見事。反面、途中で女性アナウンサー(役)が、セリフを忘れて観客と舞台のあいだに微妙な空気が流れました。あれがもしも狙った演出だとしたら、それはまたすごいことですけど。

SWEET JAM SESSION/すくらんぶる

SWEET JAM SESSION/すくらんぶる

プロペラ☆サーカス

劇場MOMO(東京都)

2008/09/11 (木) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しめました
テンポが速く、見応えがありました。お薦めです!

祝/弔[祝─駅前劇場側]15日本日千秋楽

祝/弔[祝─駅前劇場側]15日本日千秋楽

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

駅前劇場(東京都)

2008/09/04 (木) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

トリックは好きだけど
どうなのかな。なんかあんまりすっきりはしない。わーわー騒ぎすぎな面ばかり目に付いて、じっくりだまされる気分に浸れなかったのもあります。勢いで押しすぎて誰が誰をどうだましているのかを冷静に追いきれなかったのもあると思います。とにかく、なんだか、すっきりしない。

ネタバレBOX

二作品、もしくは前作とのからみの部分の謎が、いまいちおいしくなかったです。解けてもたいして面白くなかった。たとえば、これで頭を冷やせ、の水とか。

祝の最後の謎の告白も、えええーっていう衝撃じゃなくて、あ、そうなんだ、で終わった感じが残念。
怪談 牡丹燈籠

怪談 牡丹燈籠

花組芝居

あうるすぽっと(東京都)

2008/09/03 (水) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

丁重な華やかさ
花組芝居、初観劇。噂に違わず魅力的で達者な役者がそろっており、見応えがある。原作の雰囲気を活かしてまとめた話の面白さと、間違い探しのような小道具の使い方の面白さ。手間ヒマかけて創り上げられた、粋で華やかな舞台だった。

音ノ森

音ノ森

kanikuso

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/09/11 (木) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

親ってそういうものなんだ、としみじみ
初見。素晴らしかった。
ユーモラスで、シリアスで。どっちの場合も「間」が絶妙だと思った。

ネタバレBOX

後半、自分の経験を思い出しながら観る。
闘病生活3年目で一昨年亡くなった私の父と、それを支えた当時の母の、それぞれの姿が思い出され、反省、感謝、謝罪、んでまた感謝、の気持ちがぐるぐるぐると。
偶然だが、4月から地元のリコーダー・アンサンブルの団体に参加している。
家で練習していると、ちょっと誰かに見守られている気配を、感じるときがあったり。(・・・特に父親の「形見」ではないです)
リコーダーの音ってのはそういう呼応の力があるのかなぁ。とか思いながら。


下町の「べらんめぇ」口調のせりふを聞くのが私的に久しぶりで、これがまたとてもしっくりしたべらんめぇだったので、とーーーーっても気持ちよかったです♪
そして、吾郎の「Tシャツお色直し」は見もの、かと。
狂人教育 (北京語版・字幕付)

狂人教育 (北京語版・字幕付)

流山児★事務所

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2008/09/13 (土) ~ 2008/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★

オリジナルバージョンと
違った印象を受けました。言葉のせいかしら?
でもそう考えると、同じ本でも言葉や演出が違うと、違うものとして観られるのですね。
札幌では、なかなか遭遇できない芝居です。一見の価値ありと思います。

うつせみ

うつせみ

るぼわーる

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

運命の二人
るぼわーる・・初見でした。どんな劇団なのか少々不安ではありました。
しかし、しかし、そんな不安はきれいさっぱり払拭しました。

オープニングといい、運命の二人の幻想的なシーンといい、導入音楽も照明も完璧でした。

江戸川乱歩といえば明智小五郎とともに事件の究明の為にいくつもの謎解きをするので有名ですが、スリルとサスペンスさながら実に良く練られた作品でした。

この手のものを芝居と言う媒体を通してよくぞここまで表現できたものだ!と感激しました。
まるで映画を見ているようです。

いあいあ、この作品!みんなに観てもらいたいな~。
物凄く素晴らしい作品だから!
予定のない方は騙されたと思って行って見て!(^0^)


以下はネタバレBOXに。

ネタバレBOX

榊家の心臓が悪い朝子の下に、田舎から奉公にやってきた一人の少女がおりました。少女は朝子と仲良くなって姉妹のようにしていましたが、朝子の婚約者の馨に私の代わりに会って欲しいと朝子から頼まれ、会っていましたが馨は少女を朝子と思い込み、少女も朝子のふりをしてしまいました。

そんな折、少女はただの奉公人としてではなく朝子の為の臓器提供者だったという事実が判明してしまいます。
少女は自分が殺される為だけにここに来た事を呪い、朝子の立場に嫉妬し、自分のそんな運命を変える為に、ドクターや榊家当主を殺害し、更に朝子を操り少女の顔を知ってるお手伝いの美和を追い出してしまいます。

しかし、そんな成り行きを怪しいと感じた江戸川乱歩と明智小五郎は事件の究明の為に乗り出します。

二人が榊家に駆けつけた時には朝子が少女に刺され息も絶え絶えの時でした。
馨は目の前の朝子が本当の朝子ではないと分かった今でも、名前なんかどうでもいい、自分は目の前のこの人が好きなんだ。と言い、一方で本物の朝子は少女を庇い、自分は少女だと言い張ります。

物語はクライマックスを迎え、少女は初めから朝子と入れ替わるつもりだったと暴露し、朝子は「違う。私は朝子ではないの。」と主張します。

この場面、もう、涙なしでは見られません。
切なく悲しい二人の運命に心が張り裂けそうになります。

こんな、こんな出会い方でなかったら良かった・・。
二人はきっと、励ましあい、喜び合い、傷付き合い、慈しみあいながらも、ずっとずっと仲良くしていられたのに・・・。


二人は、歌を歌いながら抱き合いました。
抱き合って歌いながら・・・そのうち、朝子の声が聞こえなくなります。

シーンの一つ一つが絵画のように美しいです。


キャスト陣も実力のあるキャストばかりで魅せます。
場面場面の展開にダンスでも見せます。
構成と言い、セット、美術、どれをとっても非の打ち所がありません。

こんなに実力のある劇団とは想像もしてなかっただけに、仰け反るほど驚きました。


本当に素敵なものをみせて頂きました。
作・演出の浅沼絵里子さんにお会いしてお話してくるんだった。
その事が悔やまれます。。

あしたから思春期

あしたから思春期

夜ふかしの会

新宿シアターモリエール(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★

思春期!
初めて観に行ったので、どんな感じの舞台なのか分からず、ちょっと緊張していたのですが、おもしろかった!!90分があっという間でした。楽しかったー。
終演後、アンケートに答えたらお菓子を頂きました。なんだかそういう心配りもほっこりします。本公演以外にもいろいろなライブに参加されているようなので、そちらもぜひ行きたいです。

空飛ぶ隣人

空飛ぶ隣人

ミノタケプラン

「劇」小劇場(東京都)

2008/09/09 (火) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

200809131900
200809131900@「劇」小劇場

ネズミ狩り

ネズミ狩り

劇団チャリT企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/16 (火)公演終了

200809131400
200809131400@王子小劇場

本気でオンリーユー

本気でオンリーユー

フジテレビジョン

PARCO劇場(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

満足度★★★

名曲のオンパレード
竹内まりやの曲は素晴らしい。最近聴いてなかったけど、このステージで聞き惚れました。詳しくはネタバレへ。

ネタバレBOX

竹内まりやの曲だけでミュージカルになること自体すごいです。でも冷静に考えると、普遍的な曲がみんなに愛されている訳で、普遍的なストーリーと登場人物での展開だったら、絶対的に合うんだろうなとも思います。今回はそういう意味で、恐ろしくオーソドックスな展開にまず驚きました。もう何度も何度もドラマ、映画、小説で観た記憶があるような展開。普通なら「なにこれ?」と思うのを、この曲にのせて展開するとなんだかほっとしつつ、感情移入してしまいます。不思議な空間でした。とにかく、大音量での竹内まりやの曲を、オールスターキャスト(と言っていいでしょう)が歌いまくる。最初ちょっと面食らいますが、最後には拍手したくなります。

松浦亜弥ちゃんは可愛い(笑)。驚くほどステージ慣れというか、はまっていてとてもよかったと思います。さすが大物アイドル。竹内まりやのミディアムテンポからスローバラードまで、かなりしっくり歌ってくれていて、意外なマッチングです。
それにしても、他のキャストが結構すごいです。ANZAさんも格好いいし、もと宝塚の映美くららさんも、いろいろな意味で整ってた。尾藤桃子さん(尾藤イサオさんの娘さん!)なんか、脇役に徹しているけどしっか歌っちゃう感じが最高です。

綺麗なステージと相まって、キラキラしてました。それでいて、それほど大きなサイズではないので、大舞台という感じがせず、親近感があります。地方公演とかやったら、大反響があるのでは?
あしたから思春期

あしたから思春期

夜ふかしの会

新宿シアターモリエール(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑い!笑い!笑い!
観劇させて頂きましたが、これほど感想の書きにくいものはそうありません。
いい点も悪い点も観てる余裕が無いんですよねぇ・・・ひたすら笑っていたら、終演になっていたものですから。「面白い!」という言葉しか出てきませんし、自分の拙い言葉をそれに加えると面白さが損なわれそうで、怖くて書けません。コントライブとの表記に惹かれて、時にはいつもと違った観劇も味わってみようと思い観に行かせてもらったのですが、いい意味で事前の期待を裏切り、笑いの清涼感に満ちたコメディーの選り抜き短編集を堪能させていただいた気分です。夜ふかしの会「準会員の会」に入会し忘れたのが心残りです。

うつせみ

うつせみ

るぼわーる

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

見応えありました
洗練された歌や踊りを交えた娯楽性の高い演劇で、見応えありました。(座席も観劇に適したのもグゥー)
心の葛藤が上手く描かれていて、落涙している人もいました。
惜しむらくは、全体のテンポをもっと大胆に考えて欲しかったところと、
選曲です。曲風からして大正っていう感じでは無かったです。敢えていうとアメリカ風大正という感じ。

ネズミ狩り

ネズミ狩り

劇団チャリT企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/16 (火)公演終了

満足度★★★★

ネズミはなんの風刺かな…
私がプロデュースを行っている劇団、WHATCOLORの記念すべき10回公演で、作・演出で参加してくれた楢原拓さんが主宰している劇団、チャリT企画の公演を観に、王子小劇場へと足を運んだ。

楢原さんとは、今年の12月にも、「あなたとは違うんです!」という企画公演でお世話になる事もあり、今回どんな作品なのか、とても楽しみだった。

とてもヘビーな題材なので、物語が始まるまではどうなる事かと思っていたのだけど、ある意味、チャリT企画らしく、またチャリT企画らしくないような(笑)、とても良い作品。

ネタバレBOX

父親を殺した少年の死刑判決をめぐって、家族や従業員達が対立していく姿や、無責任な噂に踊らされる近所の人々の姿。そして、その中にいる更生を誓い、必死に社会復帰しようとしている元犯罪少年の姿。

この物語では、何正しくて、何がいけないとか、そう言った陳腐な社会批判的な事は一切語られていない。

しかし、死刑制度の是非や、犯罪者の社会復帰の問題などを深く考えさせられた。私達は、もっと自分の目で確かめ、きちんと様々な事を感じ、自分の力で判断をしていかなければならないと思った。

裁判員制度の導入を目前に控えた今、この芝居が語っている意味は大きい気がする。

とはいえ、全体的にはチャリT企画らしく、随所に毒あり笑いありな作品となっていて、楽しみながら、この重い問題と向き合う事が出来た。

さて恒例の気になった俳優シリーズだが、今回は、空気を読まないけど、どこかムードメーカだったりもする近所のおばさん役を好演していた、内山奈々さん。

実は何げに難しい役どころを、とても素敵に演じていた。

前回拝見した作品でも、良い印象だった女優さんで、改めて彼女の演技に魅せられ、笑かして頂いた。

是非一度一緒に芝居を作ってみたいと思った。

今回の「ネズミ狩り」は、かなりいい脚本だった。単純に世の中を風刺しているだけでなく、重いテーマをポップに茶化しながらも、丁寧に深く描いていた。

今後、楢原さんがどんな作品を描いていくのかが、とても楽しみになった。今後に期待!

とその前に、12月の企画公演ヨロシクです。
コスモス

コスモス

劇団Peek-a-Boo

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/16 (火)公演終了

満足度★★★★

サードラブ!
人生の恋に順番をつけるとしたら、初恋がファーストラブで、まだ青い恋だろう。
セカンドラブは結婚を意識するちょっと打算的な恋かもしれない。

そうして、サードラブこそが、大人の恋。本当の意味でのトゥルーラブだと感じる。

今回の芝居は人生を長く生きた者達への応援歌なのである。


以下はネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

若いときって、将来の夢や希望を思い描くたびに、キラキラと輝いていた。
夢は必ず叶う!頑張れば希望通りになる人生だ、って自信に満ち溢れていた。

そうやって夢を見ながらも、違う方向に進んでいる自分を、やれやれ仕方がないよね。まあ、人生ってこんなもんでしょ。と、どこか大人びた言い訳をして慰めてたよね。

慰めながら、会社でリーマンになって普通に働いて普通に結婚して普通にオヤジになって普通に老いていく。

トウの昔にオヤジを過ぎて、野心も夢も無くなってしまった老人たちが公園に集まってなんとなーく、黄昏てる。

「世の中がどんどん便利になったけれど、何故か満たされない。何をどうすればいいんだ・・・。」と、ひとりごちる。

そんな時にバルダック星からやって来たというミニ星人や少年と関わってるうちにカササギは再び宇宙飛行士の夢を夢見、他の老人たちはゲートボールで優勝を目指す。

そんな風に老人たちが集まってる公園に盲目のシラトリというご婦人が訪れる。
彼女は目が見えなくても明るく朗らかで、真っ直ぐだった。

シラトリは目が見えないことを気遣うカササギに対し、「私は目が見えないことは全然気にしていないの。世の中には心のめくらがたくさん居るでしょう?目が見えても心が曲がってしまった人がたくさん居るわ。私は目が見えない分、心で見ることが出来るの。」と。


公園に座ってカササギとシラトリが話す穏やかなシーン。
素晴らしいです。
セットも証明も質素で地味だけれど、むしろそれらの地味さが、おだやかで優しいセリフの数々を、ゆっくり砂に染み込む命の水のように心に染み入ります。

まっすぐに、まっすぐに。。


そんなシラトリの為にカササギは目の手術費用を捻出します。

やがて、ゲートボールの試合は優勝し、その副賞として宇宙飛行士の権利が付いてきます。カササギはその副賞によって夢が叶い、シラトリは目の手術が成功し、カササギはシラトリに告白します。

「あと少しの人生を貴女のその目で見守っていてくれますか?」

「カササギさんも、私を見ていてくれますか?」

「勿論!」




こうやって、迷いながらも人生の終わりに近づいて楽しく生きる術を得たのです。


じーーーん!とさせられる本でした。

そう、私たちはもうちょっと頑張ろうね☆





坊主のセリフや舌足らずの言葉が個人的にツボりました。
まるでウッドペッカーみたい(^^;)


森の奥

森の奥

王立フランドル劇場(KVS)&トランスカンカナル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/09/09 (火) ~ 2008/09/13 (土)公演終了

満足度★★★★

リーディングのおかげで
内容をほとんど知っていたから、純粋に作品を味わえました。しかも、リーディング版の俳優のキャラと見くらべる楽しさもあって。それにしても何で海外の俳優ってキュートな人が多いんだろ。

グレート・ギャツビー

グレート・ギャツビー

宝塚歌劇団

日生劇場(東京都)

2008/09/01 (月) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★

グレート磯野千尋さん
主演コンビよりも脇役に目がいっちゃった。なんといっても磯野千尋ジョージがすんばらしい。憧花ゆりのマートルもよかった。越乃リュウかっこよし。
す感情を思いきり出してる城咲さんってめずらしいなあ。

太田健作曲の「愛の楽園」が秀逸。

ロマンシングガーデン

ロマンシングガーデン

東京凡人座

明石スタジオ(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

ちゃんとばかばかしい…
先日行った、WHATCOLORの企画公演で、クールな(笑)刑事役を演じ、その笑いの間と相方の吉井由紀さんとの掛け合いが、各方面から多くの評価を得ていた、瀬戸宏一さん。

その彼が主宰している劇団、東京凡人座を観に行った。

彼らは本公演以外にも、環境をテーマとして、子供達が親しみやすいヒーローショー形式で行う芝居、「環境戦隊 エコレンジャー」の活動も行っている。

ちなみに今回の公演では、チケット料金のうち200円を「緑の東京募金~海の森への植樹~」へと募金するとの事だった。

フライヤーのあらすじを読んで、あまりのばかばかしさに笑ってしまった。

蜂に誘拐されて、ハエとバッタを従えてって一体どんな話しなんだよと、期待を込めて劇場に足を運んだ。

シンプルでわかりやすいストーリーで、安心して物語の世界観に引き込まれ、めいっぱい笑わせて貰った。

ネタバレBOX

ファンタジーのかなめは、なんと言っても衣装。その衣装によって物語にすんなり入れるかどうかが決まってしまう。

「ロマンシング・ガーデン ~飛んで火に入る夏の虫~」の衣装はとてもおしゃれで素敵だった。特に蜂チームとキリギリス。

そして出演していた俳優の皆さんが、とても個性的で、衣装によってその印象がよけいに強く見えた。

人間のカップル二人が、見事に浮いて見えたのは、衣装だけではなく、俳優の皆さんの個性の強さだと感じた。

さて、恒例の気になった俳優さんは、ハエを演じていた小林達明さん。間をはずした芝居とか、空気読めない感の芝居とか、結構ツボだった。

役として怠惰な感じなのか、本人が怠惰なのか(笑)、そのぎりぎり感がとてもよかった。

なんか一緒に飲んでみたい感じ(爆)。

瀬戸さんの描く世界観や、演出も私的にははまって、とても楽しい時間を過ごした。

難しい事を考えず、ただ芝居を楽しみたい方は是非。
赤い褌

赤い褌

ハイブリッド渾沌

サブテレニアン(東京都)

2008/08/22 (金) ~ 2008/08/25 (月)公演終了

陰な感じがそそります。
初見。今まで見逃していたのを悔やみます。

やりたいことがハッキリしていてとても気持ちがいい公演でした。

ただ、やりたいことがハッキリしている故に、観るお客さんの好き嫌いもハッキリ分かれる...そんな内容。

自分はあまり芝居のジャンル...メジャーな団体などに無知なので、もしかしたらそういう団体に影響された何かが色濃く出ていて、人によっては『○○○と似てる』とか言われるかもしれませんが、まずはそこからでいいんじゃないかな?

と思えるほど楽しめました。

このまま突き進んでほしいです。

↓後はこちらで↓
http://ameblo.jp/usamina-0418/entry-10131877161.html

お近づきなりたい!と思ってしまった団体さんです。

レストランSEVEN STARへようこそ

レストランSEVEN STARへようこそ

らちゃかん

萬劇場(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

期待してた!だけに。
ちょっと残念でした。

初日と言うことで、受付側ももたついており、16分遅れでスタート。

シチュエーションコメディーと言う事で楽しみにしていましたが...。
みなさん素敵な役者さんでしたが...。

チケット代分楽しむことは出来ませんでした。

↓後はこちらで↓
http://ameblo.jp/usamina-0418/entry-10127642561.html

次も頑張ってください!
ご縁があったら次回も観に行きます!

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