空間ゼリーの『夏の夜の夢』
劇団たいしゅう小説家
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2008/12/13 (土) ~ 2008/12/21 (日)公演終了
満足度★★★
空間ゼリーの名に引かれ
妙に高い観劇料金に首をひねりつつ、空間ゼリーの名に引かれてふらふらっと当日券で観て来ました。
総じて、空間ゼリーっぽい雰囲気が十分感じられる満足できるものに仕上がっていると感じました。
星4といきたいが、金額が高いんで3つ。
ネタバレBOX
なんか登場しただけで歓声の上がる役者がいたがあれはアイドルなのだろうか。
自分は大林さんしか知りませんでしたが、、、。
バレーやってた人が役者なんかやって大丈夫かと思ったんですが、まったく問題ありませんね。鞭の使い方なんかすなっぷが効いていて素晴らしかったと思います。
パック役の方、終幕時なんか中心にいてキャリアとか長そうな感じでしたが温度差があるというか、空間ゼリーには合わない感じがしました。ぶっちゃけ、衣装とか役柄とかまったく似合っていないと感じてしまいました。。
頑張って個性を出そうとしている女の子達が空間ゼリーっぽい雰囲気を出していたように思います。
説明にはダンス等ってありますが、ダンスはありません。
が、一発芸やショートコントならあるかもしれません。
愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~
フジテレビジョン
新宿コマ劇場(東京都)
2008/12/02 (火) ~ 2008/12/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
さようなら、コマ劇場!!
観劇させて頂きました。しかし、この日の作品は興味があれども足が遠のいていくばかりの宝塚!実際は勉強しておりませんが、自分にとっては「目下勉強中!」の分野の作品でしたが、1幕目の見応え十分の舞台上に対してその物語部分については「わかる気がする」6割・「なんとなくわかる気がする」2割・「?そういうものなのかなぁ」2割のお恥ずかしい程までの理解度で、まだ自分には早かったかなぁ、とも思いながら実際に舞台上の見事な演出をボォーと眺めているだけの時間も多少有りましたが、休憩後の2幕目に入り、自分のような者でも良くわかる物語展開になり頭がシャッキリして、1幕目ではわからなかった部分部分も2幕目でようやくその意味がわかるようになり、結局最後まで楽しむことが出来ました!しかし、本作品には大変申し訳ありませんが、自分にとってのこの日の最大の目的はコマ劇場!最後にもう一度だけコマ劇場に行きたかった自分は、開演前・休憩時間・終演後にその座席・その柱・その壁を撫でまわしておりました!が、その自分の手つきをよくみていると、先日観劇させて頂いたぬいぐるみハンター解散公演で覚えてしまった手つきでは!まさか、実際に役立つ時があるとは思いませんでしたが、世の中には覚えていると便利なこともあるようです。しかし、この手つきをぬいぐるみハンターの方たちは一体どこで・どうやって覚えたのでしょうか?非常に興味深い謎です!また、どこでタバコを吸っても同じことなのに「最後だから」と訳もわからない理由をつけて結局1箱吸ってしまいましたし、「最後だから」とコマ価格の缶ビールをおみやげに買って帰りましたが、今から考えると何しに行っていたのか、とも思えてしまいます。今回の星の評価は、作品としては個人的に自分のような無粋な者でも星4つぐらい楽しめたことと、やはりコマ劇場で観劇させて頂くことはもうないことを考えるとあと星1つ加えて、自分にとってのコマ劇場最後の観劇作品としておきたい、まったく個人的な満足感を表す星の数です。長い間楽しませていただいたコマ劇場ですから、この日が最後というのはやはり寂しいものがあります!
俺たち、忠臣蔵部
マーク義理乃姉妹
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/12/19 (金) ~ 2008/12/23 (火)公演終了
満足度★★★
意外と深い
マー義理を客演でみてから気になっていた。双数姉妹ははじめまして。忠臣蔵好きの私にはかなりの衝撃。そのへんはネタバレに。
ネタバレBOX
忠臣蔵を新解釈でえがいた映画演劇は多数あれど、「吉良くんも浅野くんも話し合えばこんなにならなくてすんだと思いまーす」と、小学生でもわかる根本的な結論をみせられたのは忠臣蔵好きの私にはかなりの衝撃でした。この仇討ちという悲劇から世界平和を学んだ気がします。
泣かないで温水
参々々
【閉館】江古田ストアハウス(東京都)
2008/12/19 (金) ~ 2008/12/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
不条理劇
夜ばかり~を観ました。
脚本もよかったですが、世界観が気に入りました。
次回作も期待してます。
泣かないで温水
参々々
【閉館】江古田ストアハウス(東京都)
2008/12/19 (金) ~ 2008/12/23 (火)公演終了
満足度★★★★
「ふたつ、みっつ、ひとつ」「ムセイオン」を観た!
正直言って「ふたつ、みっつ、ひとつ」の作品は解らなかった。「ムセイオン」は好みの作品。
ちなみに隣の方に聞いたら、ワタクシと真逆。むしろ、「ムセイオン」はわからなかった。と言う。なんで解んないんだよ!っつーて突っ込みたかったが、他人と劇評で激論してもしょもないから。それだけ感性が違う、ということでしょね。。
以下はネタバレBOXにえ。。
ネタバレBOX
そんな訳で、「ふたつ、みっつ、ひとつ」はスルー。
「ムセイオン」の感想。
2030年、東京の片隅にある薄暗い半地下にある飲み屋に集まる作家たちの物語。
鳴子は生まれつきの遺伝型睡眠障害「ユメウリ」を患っているが、夢の中の出来事を物語にして発表している作家だった。その鳴子が睡眠に陥ると彼女の下の世話から全てを介護しながら、鳴子に尽くす事が全ての男。
鳴子は段々と夢なのか現実なのか解らなくなるほど、夢と現実が密接にリンクし始める。つまり、一度眠りにつくと、三日も昏々の眠るようになってしまう。寝ている間も鳴子の物語は続いているのだ。夢が現実に、現実が夢に。
新作「ムセイオン」の執筆しながら、鳴子は夢に逃げながらも、鳴子に尽くす男・駒の存在が鳴子の全てになり駒を離したくない、離れたくない。と思うようになる。そのことが鳴子を苦しめ不安にさせる。
この男を失いたくない。この男はなぜ私の傍に居るのか?好きになればなるほど自分を不安にさせる感情が重い。
駒は鳴子がとても好きで、だからこそ鳴子の傍で鳴子の世話をし続けるのだが、鳴子はそれでも不安なのだ。
やがて、彼女は不老不死の薬を駒と一緒に飲もうと計画する。そうする事で駒とずっと一緒に居られるからだ。しかし、駒はその薬を飲まない。
屈折した愛の不条理劇。
素晴らしいです。とにかく好みの作品でした。深層心理に迫る作品は観ていて気持ちいい。
月をイメージしたセットも簡素だけれど、美しい。
白い月の向こうは穴が開いてる。ような感覚の本は以前、読んだことがある。確か、ハイジャック犯がある目的の為に仲間と一緒にハイジャックして月の扉が開いたときにそこに入る。という「月の扉」という小説だった。。
鳴子を演じた星野菜穂子がまた素晴らしのよ。
気負いのない自然な演技で淡々と演じてました。その演じ方がまた、素晴らしい!
いあいあ、良いものを観ました!お勧め!
トーキョーJCT
エムズクルー
「劇」小劇場(東京都)
2008/12/10 (水) ~ 2008/12/14 (日)公演終了
満足度★★★★
大人な雰囲気
熟年の二人のタクシードライバーのハードボイルドなやり取りが面白い。それでいて、笑いどころも多く、あたたかな結末のためか後味がよかった。
タクシーの車内の芝居をカメラで撮って写してましたが、実車を使って撮影されていれば完璧だったのにと思いました。
標識がフワっと浮かぶ上がる照明が綺麗でした。
あれから
キューブ
世田谷パブリックシアター(東京都)
2008/12/13 (土) ~ 2008/12/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
傑作
笑って泣けて、だまらなくロマンチックな場面もあって、後味がよくて。年末に素敵な舞台にめぐりあえて幸せ。
新宿純漣歌
THE♥フォービーズ
笹塚ファクトリー(東京都)
2008/12/19 (金) ~ 2008/12/21 (日)公演終了
満足度★★★
新宿を舞台にした群像劇
吹き溜まりのような新宿で、息づく人間模様。
以下はねたばれBOXにて。。
ネタバレBOX
シンガーソングライターになる夢を捨てきれない男。その夢を捨てて現実を見つめる相方。スナックを経営するママと、ソープに勤める女に恋をするママの息子。新宿を仕切る暴力団と警察。ダンボール族の夫婦。歌手ラブリー吉沢の背景など新宿を舞台に、頑張っていればいつか光る時が来る、という希望を胸に生きる人達の物語。
役者もそうだろうけれど、歌手などの芸能活動って、夢だけじゃあ生きていけない現実があるから、ある年齢に達すると、先の人生の選択を余儀なくされるって事は十分にあるよね。
今回の本は、新宿は汚れた街だけれど、どれだけ汚くてもどれだけ醜くても頑張っていればいつか夢は叶えられるよ。といった、自分たちへの応援歌だと思う。
夢を追いかけながら、目の前の幸せに感謝しながら、そして若者たちはそれぞれの汚れた街へと帰っていく。
劇中、『純蓮歌』を歌うシーンがあったが、なにげに上手い。
アップダウンは流石に絶妙だったけれど、カリカの演技は最低でした。
それにしても・・ママの息子役の青柳祐弥、彼の演技は最高でした。なんだろ?あれ。あの不思議な空気感。ああいう役をやらせたら彼の右に出るものはいないんじゃあないの!っつーくらいのハマリ役。
すんごい役者です。
いあ、彼を観るだけでも得した気分になれます。
最後は泣かせどころもあって、泣きました。ソープ嬢役の女性が最後の場面では観客を泣かせる芝居があり、泣く。演じてるご本人も泣く。泣く。うるうる・・。
最後のダンスは良かった!
荒削りだけれど全体的には良かったと思う。そんな舞台。
雨と猫といくつかの嘘
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2008/12/17 (水) ~ 2008/12/23 (火)公演終了
満足度★★★★
100万回生きて…
「100万回生きたねこ」を使って、切なく上手に描き出されている。
絵本の「100万回…」を好きな人が観ても、失望しないと思います。是非観てください。
ネタバレBOX
まとめ切れないので思いつくまま
未練があるからまた生まれ変わる。
泣いていいのは、3つだけ。
風太郎を中心に
生まれ変わらなかったのは、母親だけ。願いがかなって、風太郎が生まれる。
ねこの生まれ変わりの弟は、風太郎の妻と似ている人と出会えるが添い遂げられず、別の人と結婚。
本妻と父親は、娘と父親、そして娘とその結婚相手として、3たび出会うが、その相手は涙をみせない。
素晴らしいお芝居をありがとうございました。
サンタクロース会議
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/12/13 (土) ~ 2008/12/23 (火)公演終了
観ました
アダルトバージョン。
これは子供参加verが観たくなります。
新宿純漣歌
THE♥フォービーズ
笹塚ファクトリー(東京都)
2008/12/19 (金) ~ 2008/12/21 (日)公演終了
満足度★★★
う~ん!?
本人も終演後の挨拶で言っていたことですが,明らかにキャスティングの誤りですね。それともあえてあのキャスティングで受けを狙ったのかな。それによってリアリティがぶっ飛んでしまい,初っ端から芝居が遠いものになってしまった感があります。笑いを取ろうとしたならもっと徹底的に。脚本は途中で読めてしまいましたし,役者さんの中には残念ながらまだまだの方もおられたような・・・本格派劇団には至らず,ちょっと残念です。あと,2時間半は長すぎだし,カメラのシャッター音は耳障りだった。でも,テーマソングだけは結構イケてます。
今日も、ふつう。
アロッタファジャイナ
新宿シアターモリエール(東京都)
2008/12/10 (水) ~ 2008/12/14 (日)公演終了
満足度★★★
舞台はよかったけど
作品はとても楽しめました。ストーリーはもちろん、音楽や照明を含めて満足です。ただ一つ残念だったのは、何の手違いかCoRichでの予約特典が届かなかったこと。メールで問い合わせても反応がないようですし、この辺は改善してほしいですね。というわけで★3つ。
CLASSICS vol.2
AND ENDLESS
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2008/12/12 (金) ~ 2008/12/25 (木)公演終了
満足度★★★★
期待してみる?
今日、コーネリアと鬼が島、両方見た。個人的には鬼が島の方が好きかな。
新しいアンドレに出会いたいなら鬼が島、いつものアンドレならコーネリアだろうか。昨日『あれから』を観たのだけれど、そんなに遜色ないといったら、ケラさんに失礼かwでも、ひけを取らない面白さがあった。
今回は期待してもいいかも。
ネタバレBOX
相変わらずの休憩10分の3時間上演だが、開演は定刻だった。
これだけで伝わる人にはきっと解る^^;
疲れを感じる前に、終わったのでいつも以上に余韻に浸れる時間が楽しめる。
あれから
キューブ
世田谷パブリックシアター(東京都)
2008/12/13 (土) ~ 2008/12/28 (日)公演終了
満足度★★★★
これから。
縁あって、ケラマップを初めて観た。
今年も、もう年末になるが今年イチオシの面白い作品だと思う。ただ、俺にとってはタイムリーでない事だけ。俺が、これから数十年後にこの作品を観た時に初めて自分の中でしか感じる事が出来ない感情に出会える、そんな作品でした。
今の俺にはただ見ごたえのある面白い名作でしかないのが、少し残念。
ネタバレBOX
一幕はメインキャストのバックボーンとお互いの人間関係。
二幕はそこから3ヵ月後の話。
始まりは、二人の高校の頃同級生ミラとニチカの出会いから。
実に30年ぶりに出会った二人は、用事そっちのけでお互いの昔話に花を咲かせ、お互いが過ぎてきた『あれから』を語り合う。
ミラはカメラマンの亭主を夫と生活を送る中で、彼への愛情が冷めていく自分に嫌気を感じつつも、助手と肉体関係を築く。一方、夫は自分の写真に興味を持たなくなった妻より、若い女と肉体関係を重ねる。
ニチカは『玩具』メーカーの社長をしている夫の妻として、お金に困らない生活を送るが、自分の中で孤独や淋しさが日々蓄積されていく時間を過ごす。
そんな二組の中年夫婦に訪れる結末とは・・。
夢をかなえるゾウ
キティフィルム
ステラボール(Stellar Ball)(東京都)
2008/12/16 (火) ~ 2008/12/26 (金)公演終了
満足度★★
小松がへた!
この物語ってガネーシャが主役でしょう?
なのに小松の演技が観てられないほどへた。
久しぶりに観ました。大根役者!
以下はねたばれBOXに。。
ネタバレBOX
脚本と演出は奈良橋陽子、舞台美術・映像デザインは、宝塚のNEVER SAY GOODBYEや東宝エリザ、モーツァルトなどの映像も手がけた奥秀太郎。振付は慎吾ママのおはロックなど多数の振付を手がける香瑠鼓。と、豪華メンバーなのに、その良さがはじけちゃったのか、芝居というよりショーと化してた。
たまにあるんだよねー、小説から映画や舞台を作るとき、本の全てを表現する事なんて出来ないから、部分的に抽出する。そこから批判を繰り返して出来上がったものが、原本と違ったものになってるということが。
ガネーシャがゲンの心の奥底にある願望や本音を語るときの語り口調も小松は棒読み。
オーディションのシーンもしらける。
むしろ、伊沢(兼崎健太郎)や堀(倉沢学)、バーのマスターの3人のコネタが笑える!(^0^)
これで8000円はぼったくりですわ!(・・)
SUPER JACKPOT
演劇ユニット・リッチ
劇場バイタス(東京都)
2008/12/20 (土) ~ 2008/12/21 (日)公演終了
満足度★★★
山口奈緒子さんでてます
くすりとしますな
そのどちらかは笑わない
電動夏子安置システム
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/12/18 (木) ~ 2008/12/21 (日)公演終了
劇団きららの「星の王子さま」
劇団きらら
ぽんプラザホール(福岡県)
2008/12/20 (土) ~ 2008/12/21 (日)公演終了
わりと忠実に
思った以上に原作に忠実だった気がします。気がします、というのは、原作読んだんだけどあんまり覚えてなくて。装置・衣裳・照明・音楽・役者の動き等をひっくるめて、とにかく、美しい舞台。
スナック寒月~ひろしの店の作り方
フラクタル
サンモールスタジオ(東京都)
2008/12/17 (水) ~ 2008/12/21 (日)公演終了
満足度★★★
素舞台で
飽きそうで飽きない微妙な線を行っているように思える
今日も、ふつう。
アロッタファジャイナ
新宿シアターモリエール(東京都)
2008/12/10 (水) ~ 2008/12/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
ふつう。って どうなのよ?
人はそれぞれの世界で色々な何かを背負い生きている。
その歯車がある出来事をきっかけに絡み合い、すれ違いそして狂い始める。
「ふつうだよ。」
「ふつうじゃない。」
「ふつうだからこそ、危ない。」
「ふつうに結婚してふつうに幸せになれるとでも思ったのか?」
「ふつうに暮らしていきたいのならそれも良い。」
登場人物が口にする其々の「ふつう。」
その「ふつう。」がストーリーの展開と共に刺激ある痛みに、
そして爛れたエロスと変わっていく。
何もせず、何も云わずただ過していく事、生きていく事が「ふつう。」なのか?
否。
それは「ふつう。」じゃなくて「無難。」なのだ。
「ふつう。」とは本気で、残酷であり、痛くもあり、美しくもあり、哀しくもあり、憐れでもあり、
厭らしくもあり、爛れているのである。
「ふつう。」の不思議で重く深い意味を考えさせられた舞台だった。
ネタバレBOX
登場人物の彼是が何故か気になってしまい勝手に想像してみました(笑)
先ずは登場人物の名前。
ご存知の通り其々色が鏤められています。
結構凝ってますよネ。
何故か黄色だけがダブっています(黄久馬・黄衣路)
闇の世界に生きる男に透き通る(透)
蔵ではなくて臓(青臓)
暗い紫と云うよりも試案や思案にかけてるのかも(紫暗)
アルプスの少女?(灰児)
その儘水商売(水世)
オイラは青臓の臓が好きです(^^;
澄川紅緒。
女子文化学院3年。
日本文学党々員。
紅緒が江ノ島桜だった事について。
無理が有るんじゃないかと云う意見もある様ですが、
目や耳が不自由な人の殺人事件や証言になるストーリーがある位なので
オイラはありかな?そう思います。
奇病の影響か?
自分よりも生まれてくる弟を大事にされると思い
両親に対して寂しさとそして憎悪が芽生える。
そんな時1人遊びを覚え期せずして澄川橙二郎と運命の出会いを果たす。
橙二郎に自分を与え続け両親に見つかったのも彼女の計画だったのかもしれない。
そんな想像をもしちゃいます。
4人の女子高生の中で絶対に処女だと思っていたのにネ!
澄川橙二郎。
殺人者にして児童溺愛のド変態男。
でも10年もの間、紅緒が記憶を無くしているからとは云え、
自分の性癖をどうやって隠し通してきたんだろう?
島田虹子。
虹プロ社長。
考えによっては今回のストーリーで一番「ふつう。」じゃない人。
所属タレント3人とマネージャー1人が殺人事件を起こしたり巻き込まれたり、
遡って元彼は殺人者でその体験をモチーフに書いた小説を幼馴染に盗用されるも
弱みとして握り強請り紛いの行い。
そのせいで命迄狙われる事になるんだから!
でもしぶとく生きているんだろうねきっと。
寺内茶々。
虹プロマネージャー。
ブランド気分で付き合い結婚迄考えたエリートサラリーマンとの関係に疑問を感じ、
出した答えが喫茶店のマスターとの恋。
そのマスターは痴漢行為でドロップアウトした元エリート官僚。
男を見る目が有ると云うか何と云うかある意味凄腕な女性。
「女は秘密~ブスを隠し~」冒頭では不細工だったのが
中盤から後半にかけて、美しく見えてきた。
一途な思いがそうさせたのかな。
大島黄久馬さんが出所する迄待っていて欲しい。
沢渡紺美。
虹プロ所属タレント。
別に売れても売れなくてもどうでも良い~みたいな女の子。
意外と純情。
彼氏(宮崎黒介)の怪我が重傷じゃない事を祈ってます。
「Water World」のチイママとして頑張って下さい。
大島緑。
澄川橙二郎のフィアンセ。
実は喫茶店ドトオル店長・大島黄久馬の妹。
橙二郎と知り合って一月で結婚を決意する。
それ迄の生活は身体を売って生計を立てていたらしい(本人談)。
橙二郎と知り合うきっかけ、ツタヤエピソードも強ち冗談じゃないのかも。
松沼青臓の命令により動いていたと思われるが、
青臓と何時、何処で知り合ったのかは不明。
身体を売った時の客の1人か?
でも青臓は3年もの間刑務所暮らしをしていた筈だし・・・。
青臓の腕の中で死ねたのは本望か。
松沼青臓。
磯田河北組 若頭預かり客人。
元は江ノ島家に出入りする酒屋だった。
10年前の江ノ島一家惨殺事件に巻き込まれ新婚早々の妻を失う。
自分も瀕死の重傷を負うが奇跡的に一命を取り止め、
真犯人・澄川橙二郎への復讐を誓う。
10年もの間に闇の世界に身を投じ殺し屋となる。
自分とそして妻の無念を晴らす為に生き延びるも
闇の世界で人を殺すとは何とも皮肉である。
然も復讐の一歩手前でドジを踏み大島緑を失い、澄川兄弟に逃げられてしまう。
若頭 尾上透の命により島田虹子の殺しを請け負うも、
この状況じゃ恐らく果たせなかっただろう。
っとなると今度は自分の命が危ない!気をつけろ~!!
尾上透。
磯田河北組 若頭。
この中りを牛耳っている組の若頭である尾上は常に冷静であり、
恩や義理を大切にする男である。
自分の思う通りに仕事をやってのける青臓に対する労いや
引退後の身の振り方のアドバイスからも想像できる。
っがもしも島田虹子の件が失敗に終わった場合、容赦なく青臓の命を狙うだろう。
自分の面子にかけてである。
大島黄久馬。
純喫茶ドトオル店長。
国交省の元エリート官僚。
自らの痴漢行為により家族が崩壊。
両親を失い妹・緑からも毛嫌いされる毎日。
元捜査一課の刑事だとか何とか云って
バイトの女子高生時田紫暗の持ち込んだ一通の手紙の内容と
10年前の江ノ島一家惨殺事件との酷似を示唆。
解決とはいかない迄も糸口の様なヒントを多々与える。
しかし寺内茶々の目の前で
彼女の婚約者藤原銀太の侮辱にぶち切れて殺してしまう。
茶々がずっと待っていてくれる事を祈ってます。
島村水世。
スナック「Water World」のママ。
舞台の設定的には尾上 透の情婦なのかな?
島田虹子との腐れ縁を断ち切りたい辻村黄衣路に融資先を紹介をしたり、
殺しを依頼する彼女達を平然と見ていられる!!
当に裏の世界の女・・・。
劇中挿入歌「女は秘密」を地でいってるなぁ。
藤原銀太。
国土交通省 国土計画局係長。
「今日も、ふつう。」に登場する人物の中で尤も解り易いキャラクター。
エリート官僚意識を強く持とうとするも、
2流(3流)大學出のコンプレックスに打ち勝てずにいる。
唯一見下し目線で付き合っていた婚約者、寺内茶々にも愛想をつかされる。
その上、茶々が選んだ男が嘗てはエリート官僚で痴漢行為に由り
ドロップアウトした、しがないチンチクリンな野郎。
もしかしたら近い将来の自分を垣間見たのかもしれない。
罵詈雑言を浴びせ貶すも逆切れされて・・・・・合掌。
篠原赤矢。
澄川ねじ製作所 従業員。
虹プロ所属タレント。
島田虹子の子犬。
そんな優柔不断な性格じゃあ役者としても成功しないし
桃花ちゃんに振られるのも虹子社長にも捨てられるのは当然。
あの時、桃花ちゃんとの関係をはっきりすべきだったネ。
例え別れたとしても吹っ切れて却って役者に集中出来たかも。
灰児と揉みあって刺された時の断末魔の痙攣!!
迫真の演技でしたヨ!ってあれは演技じゃなかったんですネ!!
生田白貴。
澄川ねじ製作所 従業員。
中卒。
テンションテンションハイテンション~~!
So~~~~~~~スウィ~~~~~~~ツ!!
世の中So~んなに甘くなあ~~~~~い!!!
その場の雰囲気で思わず嘘ついちゃったんだから、
イッツ・ジョ~クタ~~イムみたいな乗りでやり過ごせなかったのかなぁ。
ところで白貴君!
探し当てたのは紺美ちゃんのお家?それとも黒介のお家??
探偵の仕事の方が向いているかもヨ。
猪瀬灰児。
芸能界に憧れて東京にやってきた青年。
赤矢の紹介で澄川ねじ製作所に勤め始める。
何かと赤矢に世話になりつつも赤矢の素性と云うか
本性を見抜く辺りは鋭い。
虹子社長が赤矢と桃花の関係を気付いているにも関らず、
「俺の彼女です!」っていきなりのキス!!かなり強かですネ。
役者としては君の方が成功する可能性があるかも。
桃花ちゃんも靡いてくれるし主役の座も手に入れる事が出来ました。
一番の収穫は事故?とは云え人を殺す事が出来た事。
何物にも代え難い貴重な経験をしましたネ。
この経験を仕事に活かして頑張って下さい。
尤も仕事が有ればの話ですが・・。
宮崎黒介。
チンピラ。
青臓の引退を撤回させる尾上からの殺しの命令に息巻く黒介。
黒介「何故なんですか?俺~尾上さんに聴いてきます!!」
青臓「おめぇ~上なめてんじゃあねぇぞ~!!!」
青臓が尾上の胸の内を、闇の世界に生きる者のタブーを話すこのシーンに
何故かはまりました。
演出の松枝さんはスナック「Water World」で青臓の顔色を盗み見る様な黒介の表情が
お気に入りだそうです。
怪我が回復したら紺美ちゃんと幸せになって欲しいです。
もしかしたら青臓の不始末の尻拭いを自ら進んでするのかもしれない!!
尾上透の片腕となれるか??
その為には捨てなければならないモノが多すぎるけど。
辻村黄衣路。
ミステリー作家。
超?売れっ子の作家さんもデビューのきっかけとなった作品は何と盗作だった!
盗作と云うより勝手に自分の作品として応募しちゃっただけなんだけど・・。
でも10年前の当時、世間を騒がせていたという江ノ島一家惨殺事件。
それに酷似している内容の「江川家の憂鬱」を最初に読んだ時
何か疑問を感じなかったのでしょうか?
鋭い観察力が必要とされる作家、それもミステリー作家なのだから・・。
その後の作品が映画化される(予定)位なんだから才能はあるのでしょう。
それだけに島田虹子に強請られるのが我慢ならなかった。
虹子が殺された場合、水世ママや尾上透から何も無ければ良いですネ。
でも、女子高生の君嶋黄金ちゃんを可愛がったりするのは、
虹子社長と同じレベルですヨ。
早く黄金ちゃんを一人立ちさせないと今度は彼女が・・・・!!
彩音桃花。
女子文化学院3年。
日本文学党々首。総裁。リーダー。
リーダーと云うわりには作家志望なわけでもない。
冒頭で本人曰く、
「ふつうに卒業して」
「ふつうに大學に進学して」
「ふつうに結婚して」
でもその望み?をあっさり叶えちゃった!
紅緒の死後、何年か経ったクリスマスイヴの再会。
一人結婚して主婦してた。
「ふつう。」の定義は難しいけど「ふつう。」に幸せみたいだネ。
因みに旦那さんってどんな人??
君嶋黄金。
女子文化学院3年。
日本文学党々員。
作家志望であり、後輩の時田紫暗と共に作品を書いては投稿するも落選の一途。
そんな彼女が江ノ島桜からの手紙を武器に近づいたのが、
ミステリー作家、辻村黄衣路である。
思わぬ展開で黄衣路に取り入る事が出来た黄金ではあったが、
しかし、敵も然るもの。当然!只と云うわけではないのである。
「江川家の憂鬱」の秘密と引き換えに黄衣路が出した条件とは
黄金の身体である。
「絶対に裏切らない」
「あたしの女になるって事よ。」
紫暗に「彼氏を作らないと」ってな突っ込みをいれられるのだから、
黄金も当然処女である。
男よりも先に女を知る体験をする。
しかし彼女は躊躇せずにその関係を受け入れるのである。
自分の夢の為に。
これが彼女の「ふつう。」なのか。
然も絶対に裏切らないって云って
日本文学党の面々にはぶっちゃけてるんだよネ(秘密の関係以外は。)
そのお蔭で事件の真相を知る為の京都行きに繋がるのだから凄い。
紅緒の死後三人で再会したクリスマスイヴ。
辻村黄衣路に未だ付いていて書かせて貰っているなんて
云ってたけどどそろそろ一本立ちしないとネ。
才能は紫暗ちゃん並にあると思うよ!
遅咲きかもしれないからそれ迄はもっと色んな体験を「ふつう。」にして下さい。
時田紫暗。
女子文化学院2年。
日本文学党次期党首。総裁。リーダー。
そもそも冒頭での彼女の発言がユニークである。
紫暗「私達の作品が駄目なのは、「ふつう。」過ぎるからですヨ!」
「「ふつう。」じゃない体験を沢山して得た経験を元に作品を書く。」
「それはお金を出しても欲しい情報として売れるんです。」
紅緒「例えば人を殺すとか・・・?」
黄金「作品を書く情報が欲しい位で人を殺すか~?」
紅緒「例えばの話ヨ」
「例えば私達女子高生が100人の男と寝るとか??」
これだけ話しが盛り上がるのだから紫暗は目の付け所が違う。
作家としての才能は4人の中で一番だと思う。
そして事件の幕開け。
日本文学党の其々の「ふつう。」
ネジ工場の其々の「ふつう。」
芸能事務所の其々の「ふつう。」
闇の世界の其々の「ふつう。」
謎の人物たちの其々の「ふつう。」
全ての「ふつう。」が様々な終わりを告げる時、
それは、
紅緒(桜)が兄橙二郎との世界を終わらせる時。
その最期を見届けた紫暗。
紅緒が紫暗を選んだ事の意味はあまりにも大きい。
紅緒の死後、クリスマスイヴに再会した時の会話。
黄金の「2人の死を止めなかったのか?」の問いに対し、
「紅緒さんのあんな笑顔をみたら、」
「それもありかなって思ったんです。」
これが時田紫暗の「ふつう。」なのである。
紅緒は兄橙二郎との「FOREVR MINE」を紫暗に託します。
それを確かに受け取った紫暗は「ふつう。」では得られない経験として作品にします。
その作品は見事、直木賞に輝く事となります。
その作品名は
「今日も、ふつう。」
以上、誠に勝手で無責任な想像で申し訳ありませんm( )m