
偶然の音楽
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2008/09/14 (日) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

葡萄
THE SHAMPOO HAT
ザ・スズナリ(東京都)
2008/09/10 (水) ~ 2008/09/23 (火)公演終了
劇団初見
名前を聞くので、いつか見てみたいとおもって。自由席、ぜんぜんゆとりで見やすく満足。
物語は、どこかすごく心をえぐられるというようなことは無かったけれど、いろんな人やいろんな部分が印象的で「よくできている大人の芝居」という印象。
だんなさん役の方がとてもよかった。

悪夢のエレベーター
梅田芸術劇場
シアタートラム(東京都)
2008/09/12 (金) ~ 2008/09/21 (日)公演終了
満足度★★★★
二転三転+伏線
これはホントに脚本が上手にできているんだなと感心。
二転三転するストーリーにも目が離せませんし、
ほんの少しの仕草や軽く違和感を感じる演技の部分は
すべて後半の伏線として繋がる。見事な展開でした。
惜しむらくは、後半から少し「長い」と感じてしまう点。
前半はもう少しコンパクトにできたかも。
しかし少数精鋭、おもしろかったです!

POPCORN NAVY
中央大学第二演劇研究会
中央大学(多摩キャンパス)(東京都)
2008/09/19 (金) ~ 2008/09/22 (月)公演終了
満足度★★★
きれいなキャンパス
ガジラのオリジナル版「POPCORN NAVY」は未見ですが、他のガジラ作品から想像するに、もっと照明は暗かったのではないでしょうか。その方が、死を待つだけの逃れられない環境がもたらす閉塞感がより強く伝わってきたのでは。
特攻の前の閉塞感・やりきれなさは十分伝わってきましたが、もう一歩、泣けて立ち上げれないような衝撃を与えてほしかったと気がしないではありません。この題材は、それだけのポテンシャルを持っているはず。(無料で公演にそこまでのぞむのは贅沢かもしれませんが)
役者さん、皆さん声がよい。田代二飛曹役の白川健士さんは、なかなか味があってよろしかったです。ホントに当時の人のよう。

ジャックとその主人
テアトル・デュ・ムーランヌフ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/09/18 (木) ~ 2008/09/21 (日)公演終了
満足度★★★★
見ているだけでいい。
字幕もあるけど、言葉がわからなくても
見てるだけで、良い気になってしまった。
デスロックの「ジャックとその主人」とセットでみたので
より楽しめたかも。

演劇LOVE2008 ~愛の行方3本立て~
東京デスロック
リトルモア地下(東京都)
2008/09/12 (金) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

祝/弔
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
OFF OFFシアター(東京都)
2008/09/04 (木) ~ 2008/09/15 (月)公演終了
満足度★★★
古く感じた
リアル舞台装置で、リアルでない演技を拝見。(苦笑)
もともとこういう、笑わせますーというお芝居が好きだったのですが、
ここ最近ナチュラル演技をみていたせいか、結果、演技・演出にだいぶ古い印象を受けることに。
シアターアプルやサンシャイン劇場で小劇場がやっているような演技スタイルかな。
けれど役者さんひとりひとりは最高に面白くて女優さんはみなさん綺麗で見とれてしまいます。
舞台装置も魚拓がずらっと並べてあるのがいい!私の回は何度も左の魚拓が落ち続けていましたがそれはご愛嬌でしょう。
でも役者さんたちはひやひやしたのではないでしょうか。(笑)
おじいちゃんと娘さん(トトロと呼ばれていた女の子)の最後のシーンはじんときちゃいました。
白塗りの二人は面白すぎ。
ワダ・タワーさんはやはりタワーでした。

あんこを舐めた薬指
バナナ学園純情乙女組
Asagaya / Loft A(東京都)
2008/09/19 (金) ~ 2008/09/20 (土)公演終了
満足度★★
若いです
元気がある柿喰う客に比べて若いだけの印象に。
そもそも脚本が中途半端で、ストーリーは薄い。
というかあそこで終わると思いませんでした。
もう中屋敷さんの台本使う必要もないかと。
せっかく可愛い方ばかりなんですから、
オリジナリティで勝負するところが見たい!
パンフに生写真がついてくるのは小劇場で見ないし、とても素敵な案だと思いました。

エヌ氏の晩餐会
とくお組
新宿シアタートップス(東京都)
2008/09/18 (木) ~ 2008/09/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
自然と引き込まれる
マチネ観に行きました!!
最初はじっくりとした会話劇でしたが、間とかテンポが絶妙ですごく引き込まれました。
最後の謎解きもすごく面白かった。
また今後も観に行きたい劇団です。

宅配屋と依頼人
ナナハチ
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2008/09/18 (木) ~ 2008/09/21 (日)公演終了
満足度★★★
もっと知りたい宅配屋の業務
かなり変わった宅配屋が舞台だけれど、業務に関する話はあまりなく、謎の依頼人に振り回される従業員たちの様子を描いた作品でした。
この宅配屋の設定に非常に魅力を感じたこともあり、もーちょっとクロサンにかかわる人たちの業務にかかわる葛藤や、たとえば回収に向かったら死んでなかった、、、みたいな裏話。
そういう事にスポットライトを当ててほしかった。
観劇したのは19日夜の回。
公演後、主演?の椎名亜音さんの誕生日会が催されました。
78年代生まれのメンバーが集まった劇団で、唯一の非78の方の誕生日という、なんとも空気読めていない感じがとてもいい!
何はともあれ、誕生日おめでとうございました。

シャープさんフラットさん
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★
ホワイトチーム
終わり方が個人的には好きですねぇ~。今回の客演はナイロン作品らしくない印象を受けました。新天地ってとこかしら??ブラックチームも見たかったです。

悪夢のエレベーター
梅田芸術劇場
シアタートラム(東京都)
2008/09/12 (金) ~ 2008/09/21 (日)公演終了
満足度★★★★
展開に驚愕
これはね、すごいですよ。
なんだこれなら小劇場系で観られるようなクラスだなと思いきや。
一筋縄ではいかぬといいますが、この話の展開は3つ4つの筋転換。
トラムで2時間はキツイのよ。身体がさ。
でもなんとかね。端席だったから。

ジャックとその主人
テアトル・デュ・ムーランヌフ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/09/18 (木) ~ 2008/09/21 (日)公演終了

4x1h Play #0
4x1h project
ギャラリーLE DECO(東京都)
2008/09/20 (土) ~ 2008/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
スパッツいっぱい
一本目、柿さんのテンションが苦手だとあまり心地良くはないかなア・・・けど役者の連続50メートル走はすごかったです。始まる前の動きの演出も良かった。
二本目、おとなしい話。なんとなくカリメロ(若い子にはわからない)っぽい大川さんが気に入りました。
あと狭い場所ながら演出が素敵でした。よく行く会場ですが今回は見やすい席の配列でした。

ココロノカケラ
ネルケプランニング
青山劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/09/29 (月)公演終了

酒場の女
ナンブケイサツ
アートボックスホール(東京都)
2008/09/20 (土) ~ 2008/09/21 (日)公演終了
満足度★★★★
あなたは、もしかして・・・
観劇に行かせてもらいました。この公演のタイトル、チラシに惹かれ観に行かせていただいたのですが、初めて訪れるこちらの劇場の場末感に劇場内に足を踏み入れた瞬間から、さらに期待感が増すばかり。そして、いよいよ開演されてビックリ!実はこの作品、チラシのイメージを裏切るもので、あえて一言で言えばコント仕立てのコメディー風作品です。開演後しばらくの自分の心情を正直に言葉にすれば「なんじゃこりゃぁあああ・・・」と呆然としてしまい、観劇中に不謹慎にも、帰りに何か美味しいものでも食べて辻褄でも合わせようか、と思っていると、そこに寅さんを思わせる風貌の役者さんの登場にまたまたビックリ!!寅さんシリーズ全作品観て当たり前の「寅さん」ファンの自分は、一転して興奮しながら最後まで観させていただきました。この作品はコントと芝居を紡ぎ合わせるように物語が進んでいきますが、コントあるいはコメディーと思っていると話は意外な方向へ・・・、このような発想の作風があるとは全く盲点でした。一体いつになったら一通りの作品を観劇した、と言えるようになるのか考えさせられます。「笑い」という点でのみ評価するならば、多少甘めの評価とも思えますが、死角を突いた発想の作風と寅さんファンの自分を興奮させてくださった役者さんにより自分の中に非常に強い印象を残してくださったので、個人的には最低でもこのくらいは評価したい作品でした。本来なら詐欺にでもあったはずなのに、実に楽しい一日でした。

4x1h Play #0
4x1h project
ギャラリーLE DECO(東京都)
2008/09/20 (土) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

ちょっとした夢のはなし〈演劇と映画〉
中野成樹+フランケンズ
STスポット(神奈川県)
2008/09/18 (木) ~ 2008/09/21 (日)公演終了
満足度★★★
まぁそんな感じ。
中野さんの芝居は実に一年ぶりの鑑賞。前回は大学で、今回は大学生を中心にって事で、いつかフランケンズも見たいと思ってるんだけども。
初STスポット。良い具合の空気があって、ああいう芝居にはもってこいの場所なのではないでしょうか。
芝居自体も優しい空気があって、派手じゃないし、短かかったけども見ごたえのあるモノのように感じました。
自分的にはちょっともの足りない感じがとても新鮮で、20歳そこらの大学生で家族を作るってことがまず悪くないって要素だったんだと思う。明かりや音響も御洒落といったら言い過ぎかもしれないが、学生劇団などでで良く見られるどうでも良いような変に凝ったスタッフワークを見るよりは良いモノ見たなと思える出来だったと思う。
次回は来年にマクベスをやると言っていたので是非期待したい。
最後に、映画はいらなかったと思う。芝居のみで終わらせるべきだったのではないでしょうか。

ラーバルメモリ
DMF
SPACE107(東京都)
2008/09/11 (木) ~ 2008/09/15 (月)公演終了
満足度★
2度目も。
苦痛でした。2時間半オーバーもお客に見せられるだけの腕が脚本にも役者にも不足してます。友人がでてたのですがもう誘われても観ません。

LOST GARDEN
FABRICA(企画・製作ROBOT)
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/09/13 (土) ~ 2008/09/23 (火)公演終了
満足度★★★★
3作目にして本領発揮!
今回は、本広作品(映像)の魅力である、
キャラクター造形のキャッチーさと、
(本広さんの相当数の観劇経験によって
多分培われたと思われる)
演劇的な構造と演出の複雑さが、
上手く組み合わされていて、
なかなか面白く、
終盤の各キャラクターの本音が、
一気にほころびだす辺りは物凄く楽しい!
ファブリカシリーズで最上の出来かもとも。