
動転
コマツ企画
新宿シアターモリエール(東京都)
2008/10/02 (木) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
これだけのことをやってしっかりとまとまって
既成のサイズを超えるようなやり方に舞台の乱れがなく一種の昂揚感まで作り上げてしまうこまつ氏の才能に舌を巻きました

シャープさんフラットさん
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
ホワイトチーム
ブラックチームを昼に見て、ホワイトチームを同日夜に見ました。
で、個人的には、ホワイトチームの緊迫感がいかにも舞台っぽく
好きですね。決してブラックのクオリティが低いということではないですよ。
どちらも役者さんは良いですけど、舞台としてはホワイトかな。
ブラックは、映画っぽい感じ。
それと、エネルギー、ベクトルの向かい先が微妙に異なってますね。
ま、好みなんでしょうけれど、
気になるのはこれがDVD化されるとき、ブラックとホワイトで一組になるのかな??
それとも別売り??

シャープさんフラットさん
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
ブラックチーム
重い・・・
批判的な視線と自虐的な想いのベクトルとエネルギーが
複雑だけどどこかに向かって絡み合い、
決して楽しいとは言えない世界観を、作家の世界を見せつけているようです。
世間とズレていることこそがその人の価値観であり、
なおかつその世間と一致している人なんてほとんどいない、
だからズレていることが普通であり、価値あることなんだと。
その典型例を自伝の形で見せていること自体、
またそれを2パターンの舞台で見せること自体、
ズレを強調したがっているように感じます。
しっかし、役者さんは、良いですね。

新宿・歌声喫茶の青春ー「トロイカ」・「カチューシャ」そして「ともしび」ー
アイエス
シアターアプル(東京都)
2008/10/03 (金) ~ 2008/10/14 (火)公演終了
歌詞のテロップで一緒に歌える音楽劇
50代以上には、涙モノな演出◎
40代以下には、
「中高年の懐古趣味」にしか思えない、
観客の世代を選んだ(!?)エンターテイメント。

SHAMAN-BOY~小角伝~
スーパーグラップラー
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2008/10/01 (水) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
おもしろかったです
あまり、劇を見たことがないのですが、
映像と融合され、とても楽しく、飽きることなく2時間、
見ていました。
とても、テンポが良いので、子供から大人まで楽しめると思います。
また、最後には、出演者が、全員(川野君だけ、いませんでしたけど)
受付のほうに出てきてくださって、気さくに皆さんとお話している姿が
とても印象出来でした。
私が見に行った日は、2公演だったので、
ものすごく疲れていらっしゃったと思うのですが
「ありがとうございました~」と声をかけている姿は、
すごく、素敵で、感動しました。
私も、面白かったです…とお声をかけたかったのですが・・・
恥ずかしくて、言えませんでした。
(若干、衣装がないと、どなたか分からない方もいらっしゃったので…笑)
こちらのほうこそ、ありがとうございました!

女中たちのボレロ
東北えびす
白鳥ホール(宮城県)
2008/10/01 (水) ~ 2008/10/12 (日)公演終了
満足度★★★
【役者魂】のぶつかり合い!
ベテラン俳優と若手注目株役者による夢のコラボ!
男優のみで演じられる「女中たち」の芝居は、ある意味【役者魂】のぶつかり合いが見物♪

カカオ!
createman.com
【閉館】江古田ストアハウス(東京都)
2008/10/02 (木) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

三億円事件
パラドックス定数
OFF OFFシアター(東京都)
2008/09/30 (火) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
疲れました
すごくいい意味で、本当に疲れました
こんなに真剣に神経を張ってお芝居を観たのは久しぶり
脚本が本当に素晴らしい
一報、場転の拙さはどうにかならなかったのか…
と悔やまれます

ひらかなくてもよい
COLLOL
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2008/10/04 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★
生・万華鏡
言葉と声がきれいな模様を描いて散らばっておりました。
生・万華鏡。
万華鏡であるがゆえに、いつまでも続いてくれていいし、
いつ終わってくれてもよい。
舞台上にごろ寝しながら観たかったかも。
Aメロ ⇒ Bメロ ⇒ サビというありきたりな展開ではなく、
テクノ的な発想で創られているのが興味深かった。
声に特徴がある俳優が多く、さらりと喋るだけで
鮮やかにステージが彩色される。そこも素敵だった。
値段相応のクオリティーを誇っていたが、
脚本なり演出なり役者なり美術なり、圧倒的なもの
は特になかった。
舞台上に散らす万華鏡なら、維新派のほうが上手だ。

レコード屋さんの3ヶ月
結木えつこ×谷川賢作produce
名曲喫茶ミニヨン(東京都)
2008/10/03 (金) ~ 2008/10/04 (土)公演終了
満足度★★★★
空気の揺れ
先日、私がプロデュースしている劇団、WHATCOLORの俳優、古泊明敏が参加していることもあり、拝見させて頂いた。
40年以上の伝統をもつレトロな空間で、生で演奏されるピアノとアルトサックス(ときにクラリネット)と共に芝居が楽しめるという今回の企画は、本当に素敵な企画だと思った。
訪れたミニヨン。開演時間を勘違いし(笑)、なんと一番のり。
カウンターで珈琲とクッキーを受け取り、席につく。その珈琲がもの凄く美味しくて、とても幸せな気分で、開演を待つことが出来た。
会場の明かりが少しだけ暗くなるのを合図に、静かにピアノの音が滑り込んでくる。店の空気がほどよくピアノの音で満たされた頃、驚くほど柔らかな音で、アルトサックスがメロディーを奏で始めた。
Take me to a record shop(私をレコード屋さんにつれてって)。この企画のテーマ音楽とも言えるこの曲の演奏を聞きながら、私のワクワク感は最高潮に達した(笑)。
そして、ストーリーテーラーの結木えつこさんが現れ、いよいよ物語がスタート。
私の劇団の俳優の古泊明敏も相手役の菊池洋さんも、良い演技をしていて、物語にぐいぐいと引き込まれた。
また、結木えつこさんの歌もとても素敵だった。
この企画を、あの空間で体験することで、「音」は空気を伝わって感じるんだと言うことを、改めて感じた。
人の声も、楽器が奏でる音楽も、みんな空気を伝わって、体で感じる事が出来る。そんな当たり前のことがとてもうれしくて、幸せな時間を過ごすことが出来た。
本当に楽しい時間だった。

ひらかなくてもよい
COLLOL
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2008/10/04 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

瀕死の王
あうるすぽっと
あうるすぽっと(東京都)
2008/09/28 (日) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

STAR MAN
KAKUTA
青山円形劇場(東京都)
2008/09/27 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
すき。
なにより、安心して観ていられるのが良い。
回によるばらつきが少なそう、良い意味。
円形だけに、見えない角度もやはりある。
のが、負担になっていなくて、むしろ効果になっている。
ジュンコさん。とても好きです。

シャープさんフラットさん
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
マチソワしました。
マチソワしました。ナイロン好きならともかく、そうでない場合、うっかりすると、2時間半(休憩なし) x 2本 の長尺は、拷問になります。きつい。きつかった。
映像による演出が面白いです。

さわってみたら、かたかった
アタシト、
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2008/10/03 (金) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
80年代と90年代、ともに知ってます
80年代前半。自分がリアルタイムなひとなので、より面白く見れたかも。ま、久積さんも90年代には、だった訳で。

The Diver
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2008/09/26 (金) ~ 2008/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
物語が重なるときに浮かんでくるもの
野田秀樹の創意が
能の表現を借りて、般若の心を見事に浮かび上がらせていきました。
息をのむような作品、ずっしりと重さがありました。

越前に咲いた華~愛と幻想の物語~
OSK日本歌劇団
越前市文化センター(福井県)
2008/10/04 (土) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

動転
コマツ企画
新宿シアターモリエール(東京都)
2008/10/02 (木) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
裏も表も
どこまでが劇中で、どこからが劇中劇なのか。
モリエールの劇場と観客を全部飲み込んだお芝居。
すべての観客に対して易しくはない内容だと思うけど、
観客に演劇関係者が多いことを狙ったような感じはする。
いあーおもしろかった!
最後まで引っ張る引っ張る、しつこさがまた良いです。
次回作も楽しみだ!

STAR MAN
KAKUTA
青山円形劇場(東京都)
2008/09/27 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

女中たちのボレロ
東北えびす
白鳥ホール(宮城県)
2008/10/01 (水) ~ 2008/10/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
期待以上のおもしろさ
舞台美術もさることながら、俳優陣の演技力、物語の構成力、どれもこれも興味深く、めちゃくちゃおもしろかったです。