最新の観てきた!クチコミ一覧

177161-177180件 / 190022件中
びっくり校長先生

びっくり校長先生

動物電気

駅前劇場(東京都)

2008/11/01 (土) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

ほっぺの筋肉が痛くなるほど
ずっと笑いっぱなしでした。予測どおりになっても笑うし、予想外の展開になっても笑うし。ベタな笑いはそう好きなわけでもないのに、どこまでも笑ってしまう。公演ごと、ステージごと、形式や型は変わらない。落語などの古典の笑いにも通じる作りなのかな。だからそこにいる俳優さんの力が生きてくるんでしょうね。15周年と言うことでの息の合い方も含めて。

ネタバレBOX

ひどく馬鹿馬鹿しいところも、下品なところも、人によっては引くかもしれないしベタな分そういう笑いの取り方はって批判されかねないけど。でもハマっちゃうとたまらない。

コバケンさんに、後で脱ぐための前フリとして「人前で脱ぐなんて恥ずかしい」って言わせてみたり。ティーチャーさんの中途半端なおもしろ話とか、森戸さんの目つきとか、ぐふぐふ笑っちゃう。

やっぱり動物電気は自由席座布団最前列狙いで行きたい!
荒野の2人

荒野の2人

劇団一の会

ワンズスタジオ(東京都)

2008/11/01 (土) ~ 2008/11/06 (木)公演終了

満足度★★★

二人芝居3本立て
達者な俳優さんをそろえてのオムニバス。劇団も坂口さんも初めて拝見しました。作り上げ方はどこか古臭さを感じてしまいました。客演で救われている部分も大きいと思います。せっかくのスタジオ公演なのにこの演技の大きさは、と思ってしまいます。濃密な空間だからこそもっともっと細かいニュアンスで観たかったな。

ネタバレBOX

脚本的にいろいろとぼけたりすかしたりするのに、大声を張り上げてリアクション大きくしちゃったらすべてが台無し。
1本目の「SEXの終焉」はかなり好きな感じでしたが。妻に不倫された男が不倫相手のうちに乗り込んでバトるっていう設定です。激しくなるはずのバトルがのらりくらりとかわされていくさまがなかなか。夫役の坂口さんが、かわされてるのに真正面から喰らいついちゃうのがおもしろさを半減させてる気がしちゃってね。もったいない。

瓜生さん観たくて行ったけど、3本目、「荒野の2人」も微妙でした。瓜生さんは普通にそこにいて話すだけでおもしろいはずなのに。変にテンション上げているのがつまらない。
ベッドマン・スリーパー

ベッドマン・スリーパー

カリフォルニアバカンス

アイピット目白(東京都)

2008/11/05 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

久々、大絶賛!!!
いや~・・、ちょっとビックリ!!

久々、大絶賛!!!

泣かされる作品でしばしばフルマークを付けましたけど、そうでない作品でこれだけ高い評価を感じるのは久々!

いや~、素晴らしい作品、素晴らしい劇団を見つけました!

本日初日、公演中なので、感激は以下ネタバレBOXに・・。

ネタバレBOX

いや~・・・、ビックリ、ビックリ・・。

個人的な好みの傾向もあるのかも知れないけど、ここまでビンゴの作品はちょっと久々・・。

ストーリーはいいけどラストは・・、役者さんはサイコーなんだけど・・。
過去、幾多の素晴らしい作品に巡り合ったけど、大抵どこか、そんな余白を感じたりもしてたのだけど・・・。


この作品は非常に高いレベルで、ほとんど全ての要素において、自分としては最高点を付けられる、それくらいのインパクトがありました。
決して強引過ぎる展開でもない、強烈なキャラに吸い込まるのでもない・・。
でも、う~ん・・、なんだろ・・、全てにおいてほぼ完璧!!


全体の構想、よく練られたストーリー、巧みに張られた伏線、最後のドンデン返し、冒頭の穏やかさからはとても想像できない凍るような結末・・。
そして、初日と言うのにいささかもぎこちなさを感じさせない役者陣の見事さ・・。

いや~、ここまで全ての角度から錬度の高い作品は久々。
時折見せる小ネタや笑いまで、ことごとくツボにはまった・・。
作り手は、余程きめ細かいこだわりのある方なんだろう・・。

ツノダ役の役者さん、演技は勿論のこと、セリフ、間の取り方など、もう最高に素晴らしい!!・・。

こういう作品、劇団を見つけると、あぁ、劇場に足を運んで良かったな、と嬉しくなる・・。

劇場を出た後、頬を嬲る風が冷たかったが、興奮冷めやらぬ自分には、それもとても心地よく感じられるように思えた。
ハイバイ オムニ出す(チケット売り切れましたが特別追加公演やります。)

ハイバイ オムニ出す(チケット売り切れましたが特別追加公演やります。)

ハイバイ

リトルモア地下(東京都)

2008/10/19 (日) ~ 2008/11/05 (水)公演終了

満足度★★★★

『特別追加公演 落/常』
岩井さん出演の『男の旅 ー夏子編ー』は、彼の冒頭での枕のような客いじりや、上下の切り方の巧みさもあって、本当の落語をみているかのような気分にさせられました。凄い。一方、『ヒッキー・カンクーントルネード』の篠田さんの妹役は、なんだか『積木くずし』を彷彿とさせる乱暴感が漂っていて、ひきこもり息子よりも家庭内暴力娘のほうがこの家的には問題なのでは? なんて変な感想も。

プラスチックレモン

プラスチックレモン

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2008/10/31 (金) ~ 2008/11/05 (水)公演終了

満足度★★★

これまでで一番、
他劇団をふくめ、吉祥寺シアターをもっとも美しく使っていたように感じました。

これで、説明的な部分を削って、その替わりに登場人物の物語に厚味があれば大傑作になったのに、とちょっと残念だったりも。まあ、好みの問題ですけどね。

『リズム三兄妹』 / 『はやねはやおき朝御飯』

『リズム三兄妹』 / 『はやねはやおき朝御飯』

岡崎藝術座

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/10/30 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了

満足度★★★★

『はやねはやおき朝御飯』
けっこう予想の範囲内で、驚きはなかったものの、とにかく楽しかったです♪

ネタバレBOX

とくに、アゴラ劇場のロビーでお弁当を食べながら、道行く人を眺める、というよりも観られることに快感があったかも。前回の新百合ヶ丘公演でもおなじことを感じたので、きっと、参加している感が強いのが好きなんでしょうね。

あと、アゴラから移動するときに、
わざわざ知人に「もう我慢ならない」と言い捨てて帰っていった人とかがいたのも面白かったなあ。って、そんな楽しみ方は間違ってますでしょうか?w
ベッドマン・スリーパー

ベッドマン・スリーパー

カリフォルニアバカンス

アイピット目白(東京都)

2008/11/05 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★

恐怖恐怖恐怖。
正直甘く見てました。やばいですこの劇団。
結局人間が一番怖いとか、その程度で終わるのかと思っていたけど、
終盤にかけてのあらゆる種類の恐怖の連続にやられました。

久々に予想される先の展開に眉をひそめ、手に汗握りました。

閉幕後も微動だにできない緊張感が会場を支配していました。
マジで怖かった。
芝居をここまで怖くできるとは。感服です。



ネタバレBOX

芝居の限界が見えない芝居でした。
例えば刺されたり、首吊ったり、

そういうのはやってる振りで実際には不可能なことで、
どうせ演技じゃんと斜めから見てしまいがち。
そういう点では映像の方が恐怖を再現しやすいと思います。

が、今日の客席で感じた現場を包むえもいわれぬ恐怖感。
役者が感じてるだけでなくちゃんと客席まで恐怖が伝わってくる。

一番怖かったのが、(たぶん制作サイドは予期せぬものだったと思うけど)

首吊りの人形がぶら下がっているシーンの直後。

暗転のなか、人形をおろす時の質量のあるものが落ちる音と衣擦れの音が一番怖かった。
きっと本物を下ろす時もあんな感じなんだろうと。
戦慄しました。
幸せ最高ありがとうマジで!

幸せ最高ありがとうマジで!

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2008/10/21 (火) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

最近、
観にいくたびに、もうしばらく会わないようにしよう、ちょっと距離を置こうとか思うのに、連絡(公演案内)がくると、つい、いそいそと出掛けてしまうような、ずるずるした関係になってます。基本的には大好きなんだけど、このところ主人公と共鳴できないでいるので、ちょっと物足りなかったないんですよね…。

最勇記

最勇記

super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船

ブディストホール(東京都)

2008/10/29 (水) ~ 2008/11/04 (火)公演終了

満足度★★★

初観劇でした
新撰組を扱ったものをやっていた時に観たいと思っていましたが、都合がつかず観にいけませんでした。

今回は西遊記もの。
全く想像がつきませんでした。
殺陣も多いと聞き、行ってみることにしました。



盛りだくさんです。
キャラも物語も。

一つの丼にお肉も魚も野菜ものっている。
それぞれの具はものすごく丁寧な仕事がされていてとてもよい。
でも少々おなかいっぱい。


といった印象。

役者さんがよいのでちょっともったいないかなと思えました。
殺陣は見ごたえありです。

図書館的人生vol.2 盾と矛

図書館的人生vol.2 盾と矛

イキウメ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2008/10/24 (金) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

じつは、
前川知大さんて、脚本だけでなく演出もいいんですよね。
とくに、暗転に痺れます。

MY WAY

MY WAY

劇団め組

「劇」小劇場(東京都)

2008/11/05 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

祖国と市民を守る兵士達の生きがい
この演劇は、祖国と市民を守る兵士達を描くことで「愛すること」を伝えるストーリーと思います。

日本が平和であること。理想として追求する幸せです。
有事、非常事態がなければ、出動することがない。出番の無い兵士達。
祖国を守る任務を全うすべく行動する兵士達の生きがいとは何だろう?

サバイバルスクールに召集された、特殊部隊に所属する自衛官と警察官。そしてサバイバル訓練に参加希望してきた謎の公務員。

サバイバル訓練を通じて仲間を守る。大切な家族を守る。祖国を守ることを再認識する。その兵士達の姿を通じて「愛すること」を伝える演劇でした。

ネタバレBOX

ルポライター安西役の高橋佐織さん。ド根性で喰らい付いていました。
かっこいい女性。素敵な女性です。
外部客演(SSTプロデュース)で演じている美少年、青年役。今後の公演で、男と女、1人2役を見てみたいです。

堂島 遥(三等陸佐。軍隊では陸軍少佐と同じ階級)役の藤原習作さん。
第一幕、何も映っていないテレビの前で引きこもっている時と、それ以外のシーン(サバイバル学校)で演じていた中隊長役。全く雰囲気が違いました。

戦争映画の将校役が似合うハンサムな顔立ちでした。ベレー帽を被っていたらいいなと思いました。

サバイバル訓練を通じて仲間を守る。大切な家族を守る。祖国を守る。ここに兵士達の生きがいをみつけて「愛すること」を伝える演劇と思いました。
劇中で胸に秘めた想いを「地雷原」と表現されていました。これは「戦友・仲間を守る」「家族を守る」「祖国を守る」という愛することだと演じられていました。
電車は血で走る

電車は血で走る

劇団鹿殺し

青山円形劇場(東京都)

2008/10/29 (水) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

つか後継なるか?
「鹿殺し」は初めて。前から気になっていた関西の劇団。モチーフの宝塚線の事故にまつわるエピソードは心にしみた。途切れ途切れだが徐々に厚みを増してくる仕掛けで、ラストの上り詰め方も堂に入ってる。チンドン屋風電車、赤い布による事故描写など象徴的な手法は見事で、見せ方のセンスがいい。楽隊や犬の動きも面白い。劇的な空間を作る手法がシャレている。視覚的には。
だが、言葉のセンスはどうだろう。「クソ〜」のように汚ない響きが繰り返されて、耳障りだ。それに主人公を無垢(イノセンス)の位置に固定するための「悪役」の仕立てが安直すぎる。それがリアリティを損なっている。そのムリが感動を減殺する。
良い点も気になる点も確かに「つかこうへい」の継承だと思う。だが、全体の統合という点ではまだまだ。やや散漫。
銀河鉄道の夜、蒲田行進曲、熱海殺人事件、ピーターパン、クレヨンしんちゃん……下敷き作品が厚みをもたらす反面、全体がオムニバス風に分断されてしまっている。音楽と言葉にもっとしなやかさが欲しい。柔らかさの中にホンネを仕込む関西弁の魅力が生きていない。
ーーもっともっと関西の味を出さなあかんでえ。
この若さの未来を信じたいと期待したくなる魅力ある劇団だ。

プラスチックレモン

プラスチックレモン

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2008/10/31 (金) ~ 2008/11/05 (水)公演終了

満足度★★★

初ひょっとこ
あまり期待せずに見に行ったが、
予想以上によかった。脚本も舞台美術もおもしろい。
次回作も機会があったら見に行こうかな?

ネタバレBOX

「宇宙論」等の話の分は
グイグイ話に引き込まれていくのを感じた。
(自分がそういう話が好きなこともあるが)

逆に「孤独」「自分がいなくなったら...」の部分になると、
いいシーンはあるけど、話の流れが滞ってくるような?

ラストシーンも
離脱者が1万年の旅にでたところで終わりでも良かったような、
その後の「孤独」はいらないようにも感じた。

アフタートークを聞いて
広田さんが「孤独」を書きたかったということで
ある程度納得はできた。
MY WAY

MY WAY

劇団め組

「劇」小劇場(東京都)

2008/11/05 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★

男の思いと笑い!
観劇させて頂きました。この作品は現代を舞台にしているありそうで、やっぱりないだろうなぁ、と言う日本の名も無き国防(?)有志たちの全四景の物語です。熱いのです。とにかく熱い男の思いなのです。今の時代では受け入れられない、発揮する場も無い、男が内面に抱えた思いなのです。でも、この作品は四景で設定されているだけあり、男同士の暑苦しくも笑える物語にもちゃんとなっています。この作品を観ていると男はいつまで経っても子供じみていて傍から見てると笑えますし、意識して男になろうとしないと男になれない昔からの考え方が今の時代もまだ生きていたのかぁ、と懐かしくなってしまいます。この考え方を素直に受け入れられるならばスポ根漫画で育った世代までのような気がしますが、自分の観劇した公演は女性が実に多かった!やっぱり今でもこの考え方を好む方は変わらずいるのかぁ、と妙に感心してしまいました。ただこの作品、軍事的な部分をかなり扱っていますが、男は戦争もの、軍隊ものが大好きで、その面においては一言も二言もうるさく口を挟みたくなりますが、それを言い出しリアルさを追求し出したら一部マニアにしか受け入れられない舞台にしかなりませんし芝居としては観れたものにはなりません。なにより言いたいテーマがあるのならば、それも幅広い層に受け入れられたいのならば細部にそこまでこだわる必要性を求める芝居にすることも無いのかもしれません。作品によっては優先すべき順序に応じた、誰からも観やすい作品に仕上げるべき時もあるように個人的には思います。ここまで少しこの作品の弁護をしているように思われてしまうかもしれませんが、自分もスポ根漫画に熱中していた時期があるから、この熱苦しい作品に好感を覚えてしまいますし受け入れてしまうのです!作品の厳密な完成度を考えるより、久しぶりに観た歌の文句のような「男の熱い思い!」で構成されたこの作品を昔懐かしく受け入れてしまいます!ただ、見所はそればかりではなく、日常の男同士のなんとも馬鹿馬鹿しい会話もふんだんに楽しめます。しかし、この作品の最後の決めては観ている者の好みに委ねられるのかなぁ。ただ、こちらの劇団の役者さんたちは実に観客を大切にされています。終演後も出口で一人一人のお客さんの対応に実に丁寧な姿勢を見ていると女性の観客が多いのも当たり前かもしれません。やはりこちらの劇団のような存在も小劇場の観劇では忘れてはならない存在なのでしょう。星の評価はちょっとおまけです。

プラスチックレモン

プラスチックレモン

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2008/10/31 (金) ~ 2008/11/05 (水)公演終了

200811051500
200811051500@吉祥寺シアター

最勇記

最勇記

super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船

ブディストホール(東京都)

2008/10/29 (水) ~ 2008/11/04 (火)公演終了

満足度★★★★

毎回元気!(^0^)
TEAM快賊船はいつも元気いっぱいの舞台を見せる。そうして毎回外れたことが無い。
今回はあの孫悟空をオリジナル化したもの。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

むかしむかい大昔の話。
とおいとおい海の果てに華果山という山があった。
ある日その山は大きな仙石を産み落とした。そして中から金色に光る一匹のサルが誕生した。…孫悟空である。

さてその孫悟空、5百年の月日を過ごした頃には下界に敵は一匹もなく。
とうとう天界に仲間と一緒に殴り込みをかける事にした。

意気揚々と天界の玉帝のおわす霊霄殿(れいしょうでん)へと向かう悟空達。
しかし計画は観音菩薩により失敗してしまう。
仲間は全て捕らえられ、悟空も捕縛。最後はシャカの右の手の平から抜け出せず、大きな大きな山の下敷きにされてしまうのであった。
かの有名な、五行山である。それから5百年の時が流れた…。

森の中、西へと向かう旅の一行がいた。法衣姿で錫枝を持つ人間の名は、玄奘三蔵。最高僧の位を持つ玄奘が向かう先は天竺。そして付き従う者が4匹。彼等は皆妖怪である。名を猪八戒・沙悟浄・白龍、そして孫悟空という。

それぞれの願いを胸に、彼等は天竺へ取経の旅へ向かう。
そんな彼等を待ち受けているのは、あまたの苦難…。



今回の舞台は西遊記を『最勇記』に変えてのオリジナル物語だったけれど、大体の筋は同じ。
何が違うって、玄奘三蔵が威勢のいい三蔵法師になってました!
でもって、この威勢のいい法師(金村美波)がすんごくいい。
とにかく気風のいい法師さまって感じで洗練された武芸を眺めるように見物しました。
悟空は悟空で法師に励まされているというよりも好き放題に小突き廻されているように見えて、あな恐ろしや。

目眩めく道程を悟空は滑稽とも思える形相で戦い、目を白黒させ、フザケ、声枯れした聞き取りにくい声で叫び、やり過ぎて法師にオシオキされ、観ている私達は一種不思議な荘厳さがあたりを包み愉快千万でした。

徳の高い法師の魂を食べると三千年長生きできるとか、妖怪は人間になれるとかの噂から法師は悪の妖怪たちに命を狙われるも、この法師、ちょっとやそっとでは倒れません。

舞台は殺陣の見せ場もあり、一方で水戸黄門のように印籠を出す瞬間のすっきり爽やか満足感たる悪を倒した後の満ちたりた心も体験できます。

猪八戒と牛魔王は愛くるしくて頬ずりしたくなる子豚のように可愛げのある男でもなかったけれど、声優のように声に張りがありました。
吉備津彦の殺陣シーンは凄い!

殺陣シーンでは「劇団バッコスの祭り」の丹波隆博が神がかりだったが、それに近い。

きっと終演後、打ち上げでの飲み会はまさに『妖怪の宴』なんでしょね。


ワタクシは、というと・・・霊験あらたかな気持ちになって築地で寿司を食べたのはいうまでもありません。

楽しくて愉快で元気で美味しかった!


そんな舞台。



図書館的人生vol.2 盾と矛

図書館的人生vol.2 盾と矛

イキウメ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2008/10/24 (金) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

満足!!
私が最近観た中では一番!と思う芝居でした。

重要なことは棚に上げて話す

重要なことは棚に上げて話す

play unit-fullfull

サンモールスタジオ(東京都)

2008/10/24 (金) ~ 2008/10/28 (火)公演終了

満足度★★★

感覚は好き!
初観でした。良いのだが・・・もう一つ深くなのか・・・整理してほしいのか、物足りなさもあったかな。
これから、どんな作品を生み出すのか楽しみになった。

笑うフレゴリ

笑うフレゴリ

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/10/23 (木) ~ 2008/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★

不思議な・・・
パズルのようで・・・はまると楽しい。
それだけでない物語!
来月の「時間の錯覚」も行かねば!!

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

劇団四季

四季劇場 [春](東京都)

2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了

満足度★★★★

さすが
さすがです。

このページのQRコードです。

拡大