
びっくり校長先生
動物電気
駅前劇場(東京都)
2008/11/01 (土) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
ほっぺの筋肉が痛くなるほど
ずっと笑いっぱなしでした。予測どおりになっても笑うし、予想外の展開になっても笑うし。ベタな笑いはそう好きなわけでもないのに、どこまでも笑ってしまう。公演ごと、ステージごと、形式や型は変わらない。落語などの古典の笑いにも通じる作りなのかな。だからそこにいる俳優さんの力が生きてくるんでしょうね。15周年と言うことでの息の合い方も含めて。

荒野の2人
劇団一の会
ワンズスタジオ(東京都)
2008/11/01 (土) ~ 2008/11/06 (木)公演終了
満足度★★★
二人芝居3本立て
達者な俳優さんをそろえてのオムニバス。劇団も坂口さんも初めて拝見しました。作り上げ方はどこか古臭さを感じてしまいました。客演で救われている部分も大きいと思います。せっかくのスタジオ公演なのにこの演技の大きさは、と思ってしまいます。濃密な空間だからこそもっともっと細かいニュアンスで観たかったな。

ベッドマン・スリーパー
カリフォルニアバカンス
アイピット目白(東京都)
2008/11/05 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
久々、大絶賛!!!
いや~・・、ちょっとビックリ!!
久々、大絶賛!!!
泣かされる作品でしばしばフルマークを付けましたけど、そうでない作品でこれだけ高い評価を感じるのは久々!
いや~、素晴らしい作品、素晴らしい劇団を見つけました!
本日初日、公演中なので、感激は以下ネタバレBOXに・・。

ハイバイ オムニ出す(チケット売り切れましたが特別追加公演やります。)
ハイバイ
リトルモア地下(東京都)
2008/10/19 (日) ~ 2008/11/05 (水)公演終了
満足度★★★★
『特別追加公演 落/常』
岩井さん出演の『男の旅 ー夏子編ー』は、彼の冒頭での枕のような客いじりや、上下の切り方の巧みさもあって、本当の落語をみているかのような気分にさせられました。凄い。一方、『ヒッキー・カンクーントルネード』の篠田さんの妹役は、なんだか『積木くずし』を彷彿とさせる乱暴感が漂っていて、ひきこもり息子よりも家庭内暴力娘のほうがこの家的には問題なのでは? なんて変な感想も。

プラスチックレモン
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2008/10/31 (金) ~ 2008/11/05 (水)公演終了
満足度★★★
これまでで一番、
他劇団をふくめ、吉祥寺シアターをもっとも美しく使っていたように感じました。
これで、説明的な部分を削って、その替わりに登場人物の物語に厚味があれば大傑作になったのに、とちょっと残念だったりも。まあ、好みの問題ですけどね。

『リズム三兄妹』 / 『はやねはやおき朝御飯』
岡崎藝術座
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/10/30 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了

ベッドマン・スリーパー
カリフォルニアバカンス
アイピット目白(東京都)
2008/11/05 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★
恐怖恐怖恐怖。
正直甘く見てました。やばいですこの劇団。
結局人間が一番怖いとか、その程度で終わるのかと思っていたけど、
終盤にかけてのあらゆる種類の恐怖の連続にやられました。
久々に予想される先の展開に眉をひそめ、手に汗握りました。
閉幕後も微動だにできない緊張感が会場を支配していました。
マジで怖かった。
芝居をここまで怖くできるとは。感服です。

幸せ最高ありがとうマジで!
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2008/10/21 (火) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
最近、
観にいくたびに、もうしばらく会わないようにしよう、ちょっと距離を置こうとか思うのに、連絡(公演案内)がくると、つい、いそいそと出掛けてしまうような、ずるずるした関係になってます。基本的には大好きなんだけど、このところ主人公と共鳴できないでいるので、ちょっと物足りなかったないんですよね…。

最勇記
super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船
ブディストホール(東京都)
2008/10/29 (水) ~ 2008/11/04 (火)公演終了
満足度★★★
初観劇でした
新撰組を扱ったものをやっていた時に観たいと思っていましたが、都合がつかず観にいけませんでした。
今回は西遊記もの。
全く想像がつきませんでした。
殺陣も多いと聞き、行ってみることにしました。
盛りだくさんです。
キャラも物語も。
一つの丼にお肉も魚も野菜ものっている。
それぞれの具はものすごく丁寧な仕事がされていてとてもよい。
でも少々おなかいっぱい。
といった印象。
役者さんがよいのでちょっともったいないかなと思えました。
殺陣は見ごたえありです。

図書館的人生vol.2 盾と矛
イキウメ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2008/10/24 (金) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

MY WAY
劇団め組
「劇」小劇場(東京都)
2008/11/05 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
祖国と市民を守る兵士達の生きがい
この演劇は、祖国と市民を守る兵士達を描くことで「愛すること」を伝えるストーリーと思います。
日本が平和であること。理想として追求する幸せです。
有事、非常事態がなければ、出動することがない。出番の無い兵士達。
祖国を守る任務を全うすべく行動する兵士達の生きがいとは何だろう?
サバイバルスクールに召集された、特殊部隊に所属する自衛官と警察官。そしてサバイバル訓練に参加希望してきた謎の公務員。
サバイバル訓練を通じて仲間を守る。大切な家族を守る。祖国を守ることを再認識する。その兵士達の姿を通じて「愛すること」を伝える演劇でした。

電車は血で走る
劇団鹿殺し
青山円形劇場(東京都)
2008/10/29 (水) ~ 2008/11/03 (月)公演終了
つか後継なるか?
「鹿殺し」は初めて。前から気になっていた関西の劇団。モチーフの宝塚線の事故にまつわるエピソードは心にしみた。途切れ途切れだが徐々に厚みを増してくる仕掛けで、ラストの上り詰め方も堂に入ってる。チンドン屋風電車、赤い布による事故描写など象徴的な手法は見事で、見せ方のセンスがいい。楽隊や犬の動きも面白い。劇的な空間を作る手法がシャレている。視覚的には。
だが、言葉のセンスはどうだろう。「クソ〜」のように汚ない響きが繰り返されて、耳障りだ。それに主人公を無垢(イノセンス)の位置に固定するための「悪役」の仕立てが安直すぎる。それがリアリティを損なっている。そのムリが感動を減殺する。
良い点も気になる点も確かに「つかこうへい」の継承だと思う。だが、全体の統合という点ではまだまだ。やや散漫。
銀河鉄道の夜、蒲田行進曲、熱海殺人事件、ピーターパン、クレヨンしんちゃん……下敷き作品が厚みをもたらす反面、全体がオムニバス風に分断されてしまっている。音楽と言葉にもっとしなやかさが欲しい。柔らかさの中にホンネを仕込む関西弁の魅力が生きていない。
ーーもっともっと関西の味を出さなあかんでえ。
この若さの未来を信じたいと期待したくなる魅力ある劇団だ。

プラスチックレモン
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2008/10/31 (金) ~ 2008/11/05 (水)公演終了
満足度★★★
初ひょっとこ
あまり期待せずに見に行ったが、
予想以上によかった。脚本も舞台美術もおもしろい。
次回作も機会があったら見に行こうかな?

MY WAY
劇団め組
「劇」小劇場(東京都)
2008/11/05 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★
男の思いと笑い!
観劇させて頂きました。この作品は現代を舞台にしているありそうで、やっぱりないだろうなぁ、と言う日本の名も無き国防(?)有志たちの全四景の物語です。熱いのです。とにかく熱い男の思いなのです。今の時代では受け入れられない、発揮する場も無い、男が内面に抱えた思いなのです。でも、この作品は四景で設定されているだけあり、男同士の暑苦しくも笑える物語にもちゃんとなっています。この作品を観ていると男はいつまで経っても子供じみていて傍から見てると笑えますし、意識して男になろうとしないと男になれない昔からの考え方が今の時代もまだ生きていたのかぁ、と懐かしくなってしまいます。この考え方を素直に受け入れられるならばスポ根漫画で育った世代までのような気がしますが、自分の観劇した公演は女性が実に多かった!やっぱり今でもこの考え方を好む方は変わらずいるのかぁ、と妙に感心してしまいました。ただこの作品、軍事的な部分をかなり扱っていますが、男は戦争もの、軍隊ものが大好きで、その面においては一言も二言もうるさく口を挟みたくなりますが、それを言い出しリアルさを追求し出したら一部マニアにしか受け入れられない舞台にしかなりませんし芝居としては観れたものにはなりません。なにより言いたいテーマがあるのならば、それも幅広い層に受け入れられたいのならば細部にそこまでこだわる必要性を求める芝居にすることも無いのかもしれません。作品によっては優先すべき順序に応じた、誰からも観やすい作品に仕上げるべき時もあるように個人的には思います。ここまで少しこの作品の弁護をしているように思われてしまうかもしれませんが、自分もスポ根漫画に熱中していた時期があるから、この熱苦しい作品に好感を覚えてしまいますし受け入れてしまうのです!作品の厳密な完成度を考えるより、久しぶりに観た歌の文句のような「男の熱い思い!」で構成されたこの作品を昔懐かしく受け入れてしまいます!ただ、見所はそればかりではなく、日常の男同士のなんとも馬鹿馬鹿しい会話もふんだんに楽しめます。しかし、この作品の最後の決めては観ている者の好みに委ねられるのかなぁ。ただ、こちらの劇団の役者さんたちは実に観客を大切にされています。終演後も出口で一人一人のお客さんの対応に実に丁寧な姿勢を見ていると女性の観客が多いのも当たり前かもしれません。やはりこちらの劇団のような存在も小劇場の観劇では忘れてはならない存在なのでしょう。星の評価はちょっとおまけです。

プラスチックレモン
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2008/10/31 (金) ~ 2008/11/05 (水)公演終了

最勇記
super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船
ブディストホール(東京都)
2008/10/29 (水) ~ 2008/11/04 (火)公演終了
満足度★★★★
毎回元気!(^0^)
TEAM快賊船はいつも元気いっぱいの舞台を見せる。そうして毎回外れたことが無い。
今回はあの孫悟空をオリジナル化したもの。
以下はネタばれBOXにて。。

図書館的人生vol.2 盾と矛
イキウメ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2008/10/24 (金) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

重要なことは棚に上げて話す
play unit-fullfull
サンモールスタジオ(東京都)
2008/10/24 (金) ~ 2008/10/28 (火)公演終了
満足度★★★
感覚は好き!
初観でした。良いのだが・・・もう一つ深くなのか・・・整理してほしいのか、物足りなさもあったかな。
これから、どんな作品を生み出すのか楽しみになった。

笑うフレゴリ
電動夏子安置システム
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/10/23 (木) ~ 2008/10/26 (日)公演終了

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】
劇団四季
四季劇場 [春](東京都)
2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了