最新の観てきた!クチコミ一覧

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静かな爆

静かな爆

東京タンバリン

駅前劇場(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/09 (月)公演終了

満足度★★★★

期待は裏切られず
かなりぼく好みです。これならもう一度観に行ける。

脚本も演出も緻密で無駄がない、計算され尽くしたような
舞台の作り方が気持ちいいくらいでした。
同時に複数の台詞が飛び交ったり、無声になったり
ああ、はじめて脚本が欲しいと感じた観劇後。

これは次回も観に行かなければと思いました!

フェブリー

フェブリー

あひるなんちゃら

サンモールスタジオ(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/11 (水)公演終了

満足度★★★

気の抜けた感の連発
ああ、こういう感じのお芝居なんですね。

なんとなく心地よくなって途中でうとうと。
それでも話しについて行ける無駄の多さ。

愛すべき気の抜けた感が素敵でした。

ALTAR BOYZ:アルターボーイズ

ALTAR BOYZ:アルターボーイズ

ニッポン放送

新宿FACE(東京都)

2009/02/10 (火) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★

ライブに行ったと思えば…
宗教に詳しければこの作品の世界観がもっと分かったのかもしれませんが、話の内容としてはイマイチ分かりづらいとこもありました。でも個々の特性を活かした演出でお目当ての子以外にも魅了されましたね。
舞台よりライブに行く心づもりでいた方が良いです。一つ不満があるならあのパイプ椅子な座席であの値段は高すぎる。もう少しお手頃価格ならあと何回か見に行くのですが…。

クロウズ

クロウズ

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

GAME OVER
前作よりもくすぐり多めのアンチ・サバイバルホラー。
怖さも何割か増していて、棚にある物全部持って行って状態。
おかげさまで、しっかりスロウを堪能できたように思う。

スロウは時に難解なイメージを持たれがちである。
が、特にエンタテイメント性が高いので、そのようなことはないだろう。
でも、それが魅力を薄めているようで少し残念ではあった。
狙いに狙いきった演出のチープさは、かなり笑わせてもらったけど。

數間優一と芦原健介。
この役者2人がいてこそのスロウだなと再認識。
他の役者陣も十二分にいい仕事をしており、気持ちがよすぎるくらい。

とにもかくにも、スロウライダーとしてのGAME OVERである。
さらば、スロウライダー。ありがとう、スロウライダー。

ネタバレBOX

ホラー感満載のオープニングから、だんだんアンチホラーに流れるくだりは、
怖さと面白さがコラージュとなり客席を飲み込む。
そして、展開が止まり、戯曲が彷徨し始めたあたりが、割と嫌いじゃない。
ただ、エンディングがやけっぱち感ありありで、やりきれぬ思いがした。
山中隆次郎が、「小劇場なんてクソゲーだ!」なんて思ってなきゃいいけど。
俺の宇宙船、

俺の宇宙船、

五反田団

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

ガキじゃねえんだから。
三鷹の広い空間に、なんとなく五反田団が収まっている。
いつもと違うような気がしていたのだが、紛うことなく五反田団だ。

人数が多いためだろうか。いつにも増して、キャラクタ押しだった印象がある。
それはそれで楽しいのだが、どうもごまかされた気がする。
ニッチな方向に楽しめればそれでいいってもんじゃねーぞ、みたいな。

ラストのずるさは、最近で一番。十八番が決まった、という感動すら覚える。

今回は、大山雄史がとことんやりきっている。
こんなに声と体を張っている役、今までの五反田団にあっただろうか。

ネタバレBOX

善良なる宇宙人と少年探偵団が物語の軸になる。
それが実に子どもっぽくて、それを大人がやってるからもっと子どもっぽい。
「ガキじゃねえんだから」って誰かに怒られた方がいいと思う。

ずるいの話。
最後のシーンなど、それこそ最近の前田作品のイイトコ取りだったと思う。
『キャベツの類』+『偉大なる生活の冒険』のような感じ。
それを前田司郎自身がやっちゃうからかなりずるい。
ちっちゃなエイヨルフ

ちっちゃなエイヨルフ

メジャーリーグ

あうるすぽっと(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

霊廟
死の空気漂う舞台だった。
一枚一枚、薄皮を剥ぐように物語を進めてくれたなら……と思いました。

床下のほら吹き男

床下のほら吹き男

MONO

吉祥寺シアター(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

納得の20年選手。
ウェルメイド・コメディーとして安心して観られる作品。
そこはやはり20年選手。安定感がある。
特に奇抜なこともなく、ただただ物語とキャラクタで魅せる。

床下にばっちりスーツで決めたほら吹き男がいる。
シュールで秀逸な設定であり、ほら吹き男も愛せるムカつくキャラクタだ。
連作短篇小説なんかに使えるアイディアだろう。

ネタバレBOX

4人姉妹とインチキ・リフォーム会社という二組もなかなか劇的だ。
その二組が、ほら吹き男に(偶然)秘密を当てられていくのは、痛快である。
嘘から出た真というか、瓢箪から駒というか。

とにかく設定の巧さと役者の妙技が噛み合った佳作と言ったところ。
汝、隣人に声をかけよ

汝、隣人に声をかけよ

コマツ企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

飛び出すお宝達
どゲスバージョンのその名の通り、
普通にあれやこれやが飛び出てました。

お芝居は会話劇中心に感じました。

役者がみんないい味出してました。
会話劇って個性が中途半端なイメージあるけどそんな事はなく。
特に相馬さんという役者に好感が持てました。

そういえばお笑いやってない東谷さんを初めてみました。

残りステージもドゲスに走り抜けてほしいです。

アロハ色のヒーロー

アロハ色のヒーロー

東京天然デザート

池袋GEKIBA(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★

ドタバタ
西荻の劇場で観劇したときは、舞台美術もしっかりしていて、芝居構成も良かったのに、今回は随分とぎこちなくて雑な印象を受けました。
作品によってこんなにもムラがあるのは意外でした。
狭い劇場で多くを表現しようとしたからかもしれないのですが、前作が悪くなかっただけに、この違いが受け止められなかったです。

アロハ色のヒーロー

アロハ色のヒーロー

東京天然デザート

池袋GEKIBA(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★

なんだろう
脚本は悪くないんだよなぁ。キャストに無理があるからではなく,何かたりないなぁ。もっともっと話を生かせたはずなのに・・・それにしても,自分にとってGEKIBAは鬼門なのかなぁ。GEKIBAで芝居を観て満足する日はくるのだろうか・・・

女の平和

女の平和

公益財団法人宮崎県立芸術劇場

メディキット県民文化センター・イベントホール(宮崎県)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★

ああ、平和
永山さんらしい演出でそれぞれの役者が引き立って見える。
大昔に書かれた本だけれど、男と女の問題や平和への思いは今も昔も変わらないのだなあと実感。
面白いシーンも多々あって見やすかった。

ネタバレBOX

ラストシーンは感動!
赤ちゃんのなき声、女達の笑い声、子供服の洗濯物
これぞ平和!なんだなあ。

前説の永山さんはずるいです。
ウエスタン ロック

ウエスタン ロック

dlb-EnterPrise 舞台演戯事業部 Do-リンク場

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/09 (月)公演終了

満足度★★★

若者らしくていいね。
主題がはっきりしていてストーリーもわかりやすくて
みやすくてすっきり。
歌もダンスもアクションも、ってこういうことがやりたかったんだなあ、ってすごく伝わりました。
これからもっと成長して欲しい劇団です。

ネタバレBOX

せっかくの拳銃がおもちゃかアクセサリーのように見えてしまったのは惜しかったなあ。
アクションはすごかった。
バーレスクホテル

バーレスクホテル

㈱ボーントゥラン

しもきた空間リバティ(東京都)

2009/01/30 (金) ~ 2009/02/01 (日)公演終了

満足度★★★

それぞれ・・・
楽しめるオムニバス3本立て。

以下ネタバレBOXにて・・。

ネタバレBOX

団体名や公演名にも反映されているが、どこまでも粋とカッコ良さをテーマに、役者さんもスタイリッシュな方を多く集め、都会的でスマートなセンスが光った。

作品の合間に挟まれた音楽も、古き良き時代のアメリカを思い出させてくれるようなシャレた選曲。

いろんな意味で、良質のエンターテイメントだったと思う。
汝、隣人に声をかけよ

汝、隣人に声をかけよ

コマツ企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

R15指定日以外でもR15!(^^;)
うはっ!(@@!)板倉チヒロのハンケツ!って表現すると、「判決」と解釈するあなたは知的です。
「半けつ」と解釈するあなたはマトモです。

そんなパラダイスな芝居♪

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

他人と深く関わらない、関わりたくない。そんな現代の風景に「ちょっと待った~!それでいいの?もっと色んな人に関わってコミュニケーションとろうよ♪」みたいに思ったこまつが男儀で書いた作品!(^0^)


地域にはほんとうに多種多様な人たちが息づいている。
主婦、高校生、先生、バーのお運びさん、宗教勧誘員、バツイチ主婦、市議会議員、自閉症の人、ごみ屋敷のおじいちゃん、などなど・・。

世の中には自分と違う他人が存在する事で、世界は上手く回っている。そんな当たり前の日常を当たり前に表現した芝居だったのだけれど、4コマ漫画を見ているような可笑しさがあって楽しい!(^0^)

板倉チヒロの尻丸出しには笑えたし(でんでん嫌らしくない)チヒロとこまつみちるの絡みも絶妙!


最後に全員がまあるく輪になって『思い出のアルバム』を歌うのよ。

そう・・・幼稚園の卒業式でよく歌われる歌です。


いつのことだか 思い出してごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
嬉しかったこと 面白かったこと いつになっても忘れない


なぜか涙が出てくる大好きな歌です。

http://bunbun.boo.jp/okera/aaoo/omoide_album.htm



子供の頃って、自分がどんな人生を歩むのかなんて何も解らず、気楽にけれど頼りなくふらふらとへらへらと毎日を過ごしていたんだよね。
だけど、大人の世界は違う。
もっと厳しくて、もっと奥が深くて、もっと幅が広くて、もっと面白い。

ああ、私たちはこうやって地域で大きくなったんだなーって何故か郷愁を誘う芝居でした。

きゅんっ!と響く作品。お勧め!


オアシスと砂漠~Love on the planet~

オアシスと砂漠~Love on the planet~

ネルケプランニング

青山劇場(東京都)

2009/01/21 (水) ~ 2009/01/25 (日)公演終了

満足度★★★

座長・鎌苅健太が凄い
えーいろいろ言いたいことがあるような芝居でありましたが、
総て、この一点で飲み込むことが出来ます。

座長がエライ!

作劇に関して、明らかに詰め不足の内容で、何やら不穏な雰囲気が感じられました。
他にもいろいろあったのではないでしょうか?

それでも、若手+ベテラン、みんな凄くまともに真面目にやっているんです。

特に、主役の鎌苅健太さんが本当に、完璧に徹してらっしゃいました。
真剣度が凄まじく、舞台から離れた席でもそれを感じることが出来ました。
歌も演技も素晴らしかったと思います。

楽日の昼公演だったから役者の気合が違った、ということもあるかもしれませんが、それを加味しても、充分に評価できる仕事ぶりでした。

クツシタの夜

クツシタの夜

猫の会

「劇」小劇場(東京都)

2009/01/28 (水) ~ 2009/02/01 (日)公演終了

満足度★★★

にゃんにゃん
台本あるの?みたいな始まりが良かったです。独特な雰囲気で。

『帰れる場所はありますか・・・。』

『帰れる場所はありますか・・・。』

劇団光希

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/02/05 (木) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

心に響きました!
劇団光希の公演を観るのは2回目ですが、前回以上にたくさんの笑いに溢れ、そして様々な想いが絡み合って一つに纏まる素晴らしい作品でした!\(o⌒∇⌒o)/
また、今回は前回よりも役者それぞれの個性が輝いていて、誰かの個性が強すぎたりあるいは弱かったりせず、バランスのイイ役作りだったと思います♪d(*⌒▽⌒*)
一緒に行った友人もすごく良かったと満足してくれていました!

次回の公演もぜひ観に行きたいです!

\(≧▽≦)/

『帰れる場所はありますか・・・。』

『帰れる場所はありますか・・・。』

劇団光希

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/02/05 (木) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

ぐっときました!
みなさまお疲れ様!光希を観るのは3回目ですが、いつもながら泣きました~。色々な要素がきれいに作品にはまっていて、花◎です!
前回観たものより、それぞれの役者さんが役にはまっていた感じがしたのも、自然に観れた要因かもしれません。

アロハ色のヒーロー

アロハ色のヒーロー

東京天然デザート

池袋GEKIBA(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★

天候が悪かった?
初見の劇団。

狙いとしてのテーマは悪くないけど、観ていてなんだか脱力感が・・・・。まるで台風のような強い北風が吹き荒れた日に観たから、寒かったのか?(笑)

この劇団の持っているパワーがこの程度なのか、それはわからない。でも今回が12回公演ということなので、いままで続けてきただけのパワーがあるはず。本来のパフォーマンスを観たい、と思った。

あと、劇場がよくない。
ここは演技中に上の階から、歩く靴音や椅子を引きずる音が聞こえ、最初は効果音なのかと思うほどだった。





外伝ベルサイユのばら -アンドレ編-

外伝ベルサイユのばら -アンドレ編-

宝塚歌劇団

中日劇場(愛知県)

2009/02/01 (日) ~ 2009/02/23 (月)公演終了

満足度★★

華麗なる地方公演
初めて、大劇場、東京宝塚劇場以外での公演を見ました。
確かに、直営劇場ではないけど、一流の劇場での一ヶ月公演。
ちゃんとした作品を期待したんだけど、
これが噂に聞いていた地方公演ってものなんだ、と発見。
出演者数は、直営劇場の半分、オケなし、大階段は10段とコンパクト。
舞台装置も、非常に「突貫工事」らしい、簡素なもので、
装置がちゃっちい分、紙芝居のごとく背景画で場面転換するしか
方法がないせいか、しょっちゅう暗転があります。
一応、それなりのチケット代金はしているし、
約1500席も連日満員なんだから、もう少し重厚にしても
良いじゃないか!!!

やっぱり数の原理はたいしたもで、宝塚って、80人近くの
タカラジュエンヌが舞台に出ているから、
圧倒的な迫力があるのであって、
30人そこそこじゃ、舞台もすっかすか。
しかも、2番手以下の実力派(他の作品に出ているみたい)も
不在で、ドラマに厚みもなく、
なんとも寂しい限り。

直営劇場で見れる人は、無理して地方にいく必要はないですね。
宝塚のキラびやかさ、華やかさはありますが、
期待に沿える内容ではありません。

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