最新の観てきた!クチコミ一覧

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星の王子さま

星の王子さま

Project Nyx

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/02/25 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

アングラなエンターテイメント
寺山修司だし金守珍だしアングラばりばりかと思いきや、かなりエンタメより。宇野氏の構成・美術によりとってもモダンな雰囲気でした。
渚さんメグさんラビさんのショー場面は、なんだか新宿に居るような気分にさせてくれました。楽しい場面でした。
男役のみなさん、それぞれ色合いは異なるけど皆さんインパクト大。

メガネに騙された

メガネに騙された

箱庭円舞曲

OFF OFFシアター(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

びっくり!!
チラシも読まずにいったら、題名とかけ離れた、社会派。
「今はこんな感じだよね」っていう感想文みたいな、社会派ドラマを提出してくるところは結構あるが、このぐらい毒をもって現実を切り込み、さらに、お手軽な理想を語って自分に酔うことをしないで、苦い未来を語ってしめるのには感心しちゃった。
「メガネ」はメタファーだったのか。
いやいや、恐れ入った。
収穫でした。

ドリル魂・横浜現場編

ドリル魂・横浜現場編

劇団扉座

神奈川県立青少年センター(神奈川県)

2009/02/27 (金) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

3000円で盛り沢山
シルク・ド・ソレイユオーディション合格者の演技が観れたり、ラッキィ池田の振り付けも素晴らしく、工事現場にある小道具を使った演出も実に楽しい!
芝居って何やっても良いんだ、自由なんだと思える良い舞台でした。

double face

double face

ノアノオモチャバコ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/02/27 (金) ~ 2009/03/03 (火)公演終了

満足度★★★

相似形
男と女の間のことと世界のこととは相似形

東京ノーヴイ・レパートリーシアター

東京ノーヴイ・レパートリーシアター

TOKYO NOVYI・ART

東京ノーヴイ・レパートリーシアター(東京都)

2008/12/18 (木) ~ 2009/05/30 (土)公演終了

満足度★★★

芝居は完璧だが・・・
演目はチェーホフの「かもめ」,話に文句のつけようはない。劇場は最初入るのが戸惑うようなとても小さいとこだが,中はゆったりと贅沢な席で,前後も高低差が設けられており観客への気配りが感じられる。演出も素晴らしく,演技も熟練の技?素晴らしい。2時間35分(休憩15分あり)も芝居の密度の濃さから何ら問題はない。芝居と真剣に向き合ういい劇団を見つけられたなぁ,別の演目でいつ来ようかなぁ,などと思い観劇に浸っていた。ところがところが,休憩後の終末に向かう素敵な流れの中で聞こえてくる下の階のカラオケ屋のベース?重低音!一旦耳についてしまうと気になって気になって耳から離れない。うー集中できない。気が散る。いい気分が台無しじゃないかよぉ~。恨めしい思いを抱き,カラオケ屋の前を通るとき舌打ちし,帰宅の途に着きました。この劇団,シアターXでもやるんだよなぁ。今度はそっちに言ってみようかなぁ。芝居は完璧,だから舞台を初めて見る方には絶対お薦め!でも,上記の思いから満足度は星3つ。残念だぁ!

トワイライツ

トワイライツ

モダンスイマーズ

吉祥寺シアター(東京都)

2009/02/19 (木) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

これはいい
はじめ、ちょっと「楽園」に似ているのかと思いましたが
さらにメッセージ性の強い作品に。
世界には幸せなんて定量しかなくて、それをただ分配
しあってるだけではないかと思わされます。

配役を見ずに観るとより楽しめます。

星の王子さま

星の王子さま

Project Nyx

ザムザ阿佐谷(東京都)

2009/02/25 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★

想像を超越して
これは演劇というカテゴリなのか迷う。

あれから

あれから

キューブ

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/12/13 (土) ~ 2008/12/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

感慨
80年代のテクノ的なものやニューウェーブ的なモノ
同時代を生きてきたケラさんが彼風味でありながら
こんなにおもしろ可笑しくも誠実な機微を見せてくれて嬉しかった。


『これから』も観たいですね、ケラ作品。

スタンレーの魔女

スタンレーの魔女

サバダミカンダ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/12/11 (木) ~ 2008/12/23 (火)公演終了

満足度★★★

演劇的なモノ
原作の漫画が傑作なだけに
期待が大きくなりすぎてはダメと言い聞かせて観ました。


なるほど平面が立体化されるこうなるのか。


ネタバレBOX

ラストの主人公の演技、アレどうなんでしょうか。
ちょっとアレで泣けなくなりましたね、自分は。

あの主役の人、
確か同劇場で「絢爛とか~」でもそうでしたが
役に感情移入するのが過多というか
あまりに演技に熱入れ過ぎてコチラが冷めたってコトがありました。
しかも「絢爛とか~」は男女一度ずつ観てどちらも素晴らしくて
特に男子バージョンが良かったと思い
再度観に行った二回目でソレでした。
一度で止めておけば良かったかもと思った記憶があります。


はい。
素人の勝手な言いぐさです。

でも素人に伝えるコトってソレくらい匙加減が難しいです。
哀しいことがあって泣きたくても
近くにいた人が自分より激しく泣いていると涙が引っ込む感じといいますか。

自分は人前で演じたこと、勿論無いですが
観る側の心情として舞台の上で激しく演じすぎて
冷める・ひく・ガッカリするって実際何度も経験あるから。

原作の大ファンなだけに
時間が経てば経つほどあのラストに納得出来ない自分。

漫画の原作のように振り返って慟哭の方が自分は好きだ。

ま、ソレだけなんです。


更に加えると
エンドロール的な役目で下ろされた
包帯のような(?)縦ブラインドのような幕(?)
アレ、いらなかったかも。

映像でならわかるけど舞台では
取って付けたような大仰な感じで効果的というか
必要とは思えず。

観てくうちに感極まる人の居たのかな。

私はといえば、
ラストの号泣芝居からこの垂れ幕と

どんどん冷めてったのでした。
さぁ そろそろ行きますか!

さぁ そろそろ行きますか!

モトブラ

アドリブ小劇場(東京都)

2009/02/27 (金) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

なるほどね~!
笑っちゃいました!とても面白かったです!

ネタバレBOX

これってどこまでお芝居なんでしょうか?
けど面白いからいいのかな?

冒頭からクスクス笑っちゃいました。
オーディションではしっかり笑っちゃいましたしね♪

後味もいいし、自分もがんばんなきゃって思えるパワーをもらいました!

汝、隣人に声をかけよ

汝、隣人に声をかけよ

コマツ企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

声かけていいの?www
声かけたら後悔しそうなキャラも何人かw

オムニバスのような交響楽のような
何層にも重なる人の関わりと営み


何だろう
良く分からないけど解らなくてもいいかって(笑)
勢いが全てをOKにしたのかも。

とりあえず、また観てみたいと思います。

クロウズ

クロウズ

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★

うーーーーーん;
公演も終わっているし団体も終焉ということでサクッと。



ラストがあっけなかった。


そんな終わり?って。

もっと捻りが欲しかったなぁ・・・・・・最後だったんだし。


スロウライダーの演目の中では
やっぱりダントツで『アダムスキー』がスキでした。
もう一度観たかったな。

パイパー

パイパー

NODA・MAP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2009/01/04 (日) ~ 2009/02/28 (土)公演終了

満足度★★★

覗きたい
何だろう。
想像の枠を超えなかったのかな?

何故だろう。
思い返すと面白いことが散りばめられていたのに
想いの外楽しめなかった自分がいる。


ネタバレBOX

誰も指摘しているのを見ないので自分だけかもしれないけど
毎回出演者の中で、野田さんの台詞が一番聞き取りにくい。
特に今回は1回しか観ないから余計に聞き取れないまま。
声がスキじゃないから尚更なのかも。
早口でまくしたてたれると聞き取りにくいので諦めてしまう自分がいる。

友人は演出家が演じるということにおいて
野田さん以外は認めがたいというけど
自分は上記の理由から
野田さんには出来れば重要な役をやって欲しくない(苦笑)


聞き取りを諦めたから一層思ったのだけど
野田さんのアタマの中には
きっと私が受け取れた以上の面白さが詰まっているのだ
そう思うとまた野田さんのアタマの中が観てみたくなりました。

松×宮沢

真四角な生地×バイヤス裁ちの生地

伸びしろが大きい方がスキだな、自分は。
ビロクシー・ブルース

ビロクシー・ブルース

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2009/02/02 (月) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

新演出かぁ・・・・・・
この戯曲にこの演出家は合わない。

ヒトコトでいうとそう感じた。

チラシでの面白そうな印象が全くといって良いほど消されてしまってて
コレが別の演出家であったらと何度も想ってしまった。

本の面白さ、行間の余韻みたいなモノが
重々しい表現で塗りつぶされてしまった感じ。

残念。


しかし役者は良かったですよ、ホント。
主役は想像した通りに、脇は思った以上に良かった。

注目していた忍成くん、良かった。
声も舞台に向いてると思ったし。
これからどんどん舞台に立って欲しいと思わせてくれた。

ネタバレBOX

回想で綴られる若き日の群像劇。
今までにも映画で何度も描かれた青春、
例えば「アメリカン・グラフティ」等を彷彿とさせる。

ブルースとあるだけに後味には苦みもあり
切なさやるせなさを残す。

だからといって、だからこそ
そこに帰結することを前提に演出しないで欲しかった。
光のきらめきが眩しいだけ影が濃くなるようにみせて欲しかったなぁ。


最初から陰影に注視し過ぎ
影をチラつかせ過ぎて効果薄くなったという印象。

個々の役者が良かっただけに残念としか言いようが無い。

しとやかな獣

しとやかな獣

オリガト・プラスティコ

紀伊國屋ホール(東京都)

2009/01/29 (木) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

清濁合わせ技
面白かった。
今コレを持ってくるセンスがスキです。

油断ならない人ばかりが出てくるので
狐と狸というと類型的過ぎかもしれませんが、その通り。

その大きさは違えど、女性陣が皆したたかで魅力的な悪女。
それでいてまたどこか憎めないのが素敵。

広岡さんの風に柳という感じの強さと軽妙さ、
すほうさんの無自覚の中の計算高さと若い故の軽さ。
そして緒川さんのペルシャ猫のような可愛いしたたかさ。

清濁合わせた人物のキャラがそれぞれきっちり描かれている
後味が痛快ともいえる脚本に忠実なトコロがまた面白かった。



うん、スキだコレ。

ネタバレBOX

しかし同じダンスシーンでも
近作で観た鴻上的なモノで感じた「こっ恥ずかしい」感が無いのは何故?

時代背景に合っていたから?
その時代の『型』に即していたから?


当時の不良的なモノの表現として許せたからですかね(苦笑)
グランド・フィナーレ

グランド・フィナーレ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2009/02/10 (火) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

意欲
その地方から発信しようとする意欲を買います。

そして作品も意欲的。
内容のエグさが砂糖菓子にくるまれた気味悪さ。
共感出来ない主人公に付き合う辛さが。
コロス達による「ウザさ」にも付き合う辛さもあり。

それでもその意欲と野心的な姿勢には感動した。

床下のほら吹き男

床下のほら吹き男

MONO

吉祥寺シアター(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

うまい
ウマイ・上手い・旨い・巧い。

巧い。


そうか、巧いし面白い。

でも今はもっとカタルシスが欲しいんだと自分の立ち位置が解りました。

トワイライツ

トワイライツ

モダンスイマーズ

吉祥寺シアター(東京都)

2009/02/19 (木) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

メビウスの輪
まるでメビウスの輪が幾重にも重なったかのよう。

ネタバレBOX

これは宿命(さだめ)の物語でしょうか。

何度出会っても出会えても幾ら想っても想われても
それはボタンの掛け違いなんてモノじゃなく
ダメなものはダメと見せつけられた気がして
目の前で繰り返される人の想いの切なさが
時間を経て尚こうして重くなって来ている。

開演後しばらく「楽園」での
「・・・・で?」という感想に落ち着くかと思いつつ観ていたが
今回にはその想いの先があり
重くも面白かったという感想に至った。

松任谷由実の曲を思い出しました。



・・・・・・・どうしてなの?
今日に限って安いサンダルを履いてた

・・・・・・・・・今日解った
むなしいこと
結ばれぬ哀しいDestiny


メガネに騙された

メガネに騙された

箱庭円舞曲

OFF OFFシアター(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

うーん・・・・・・;
内容が濃い・・・・・・・・?


しかし内容が濃くてもキャラが立っていても
そしてそれを現す役者がウマかったとしても



内容が濃いのと内容が詰まってるのは別。

描きたい発露の先が欲しかった。

リヒテンゲールからの招待状

リヒテンゲールからの招待状

Jungle Bell Theater

アイピット目白(東京都)

2009/02/25 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

ホロッと・・・
チラシから描いていたイメージとはちょっと違った。が、それはいい意味である。大人のファンタジーとでもいいたくなるような内容で、笑いを含めてよく出来た演出だった。

とくに衣装が素晴らしい。イヌワシ、ヤマネコ、シマリス、カヤネズミなどは立体的で、ディズニーランドと比べても勝るとも劣らない、といえる(予算を考えれば-笑-)。いい舞台でした。

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