最新の観てきた!クチコミ一覧

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改造☆人間

改造☆人間

田上パル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/03/13 (金) ~ 2009/03/22 (日)公演終了

満足度★★★

やんちゃな肉体が観たい!
去年、アゴラで見た作品が印象に残っていて、舞台上を暴れまくるキレキレの武闘派演劇を期待していたので、前回に比べると迫力不足で物足りなかったです。人数が多かったせいなのか女性の出演者が入ったせいなのかキレキレってよりもドタバタって感じでした。

ネタバレBOX

食事制限されている仲間の食事に砂糖を入れるっていうのも、都会から来た女の子が突然性欲に目覚めるっていうのも、頭にクエスチョンマークがいっぱい湧いてもうひとつストーリーに入り込めませんでした。
この世界から消える魔球

この世界から消える魔球

ダックスープ

ザ・スズナリ(東京都)

2009/03/07 (土) ~ 2009/03/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

安心して笑っていられる。
はじめからおわりまで笑い通しの2時間弱。どっちに転ぶか全く予想も付かない不条理な言葉の応酬なのに、何も考えず安心してただただ笑っていられました。合唱あり、ダンスありで小ネタも満載です。
それなのに、観終わると不思議と「何だかいい話を観た」という印象が残っているのは、笑えるナンセンスと笑えないナンセンスの違いのせいなのだと思います。
初めて見る役者の方も結構いらっしゃいましたが、チームワーク抜群でいいメンツが揃っていて、同じ座組みでの新作期待したいと思います。特に、池谷のぶえさんの男前っぷりが素敵でした。SHAMPOO HAT「葡萄」でのしおらしい演技とはまた違った魅力が見れ、ますますファンになりました。

春琴

春琴

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2009/03/05 (木) ~ 2009/03/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

はじめての体験
演出がとても興味深いものでした。今まで見たことがない演出でした。友達にお薦めされて見に行ったのですが、あれで2000円(3階立ち見でしたが)なら十分に満足できます。
あまり詳しくないので分からないのですが、演劇芸術としての評価は高いのではないでしょうか?と思いました。
なので、娯楽として見に行くにはあまりお薦めできないかもしれないです。

ネタバレBOX

最後の演出と畳の移動がとても好きです。
最後三味線がセットによって破壊されるところなんかは、背筋が凍りました!恐怖です。何で感じたか分かりませんが、恐怖でした。
畳の移動は、舞台の雰囲気をうまく作り上げていて素晴らしいものがありました。音も立てずにスススと畳の計上が変化していく。視覚的面白さですよね。
後は深津絵里さんの演技。始めは声をどっからか出してるのかと思っていたのですが、人形を動かしていましたね!!すごいです。声の演技もすてきでした。
メスブタ

メスブタ

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2008/11/07 (金) ~ 2008/11/11 (火)公演終了

満足度★★★★

すごい!
すごかった。何度見ても飽きない感じでしたね!!本当に演出家さんの頭の中をのぞいてみたいと思いました。普段何考えてるんだろうかと。もう一度見たいと何度も思わせてくれる、そんな舞台でした。
しかし、食品を使うという点はあまり賛成できませんね。自分のもったいない精神が働くからなんですが(笑)
とにかく、面白かったです。またやらないかな。

夜の来訪者

夜の来訪者

シス・カンパニー

紀伊國屋ホール(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

サスペンスフル
スピーディな展開で、登場人物数が少ないためか
人間相関が複雑になり過ぎず、楽しめました。
段田初演出ということですが
合格点はあると思います。
原作が良いこともあるかな。

愛の渦

愛の渦

ポツドール

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/19 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

生身の人間の体ってすごい
この経験を素人ものポルノやドキュメンタリーを見るのとちゃんと比べたりしながら。途中やや退屈だけどラストがとてもきもちいいなあ。日常を生きることと業を肯定することとの両立というか矛盾みたいなポイントをつっついてくる。いたきもちいい感じ。そして、劇中の役を生身の人間が体を使ってやってるってすごいことだよなあという気持ちでいっぱい。役者の皆さん・ポツドールに拍手。ぱっちぱち。しかしベッドシーンのこれは劇ですよーみたいな演出が意外。まじめな感じがして驚いた。まじめじゃないとこんなの作れないもんなあ。

風街

風街

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2009/02/25 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

ひさびさの観劇
が、これで良かったと切に思う。
まさに過剰な叙情。泥臭さの美しさとでも言うのか。
物語の奥行きはそれほどでもないけど、役者が活き活きとしていてとても良かった。

ネタバレBOX

灰のような雪のような降り物がありえないほど降ってくるのに文字通り仰天。
うーん、圧巻!
アタシだけ楽しいの

アタシだけ楽しいの

バナナ学園純情乙女組

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/03/11 (水) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

若さってなんで勝負形になっちゃうんだろうね
初日っス。PTAとしては満足っス。スピードよし。しかし汗と焦りは別にみたくない。若さってなんで勝負形になっちゃうんだろうね。本編とおはぎライブの最良の部分だけを余裕と肯定感たっぷりに30分くらいに濃縮したのが観たい。とはいえらき☆すたで心がギュンと踊りました、さーせん。

アタシだけ楽しいの

アタシだけ楽しいの

バナナ学園純情乙女組

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/03/11 (水) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★

バナナ<柿?
脚本は中屋敷色が濃厚で、洗練されればさぞかし面白いものになるだろうなとは思うけども。
とにかく「時間が足りなかったんです」ということが目に見えてしまって残念。
本編より完成度の高そうなおはぎライブは見ずに帰ってきてしまいました。
バナナに2300円かけるのであれば、その金を使って柿を観に行きたい。

ネタバレBOX

脚本アップがめっちゃくちゃ遅れたというお話だったから、その話を聞いていればここまで頑張ったのは凄いなぁとは思うけど。
それでもお金をとる作品と考えた場合、他所の濃密に稽古を重ねた2300円には劣る印象。

というのもどうしても柿と比べてしまう自分がいる。
どんなに呼吸を合わせても柿の統率力には劣るっていうか。
個々がキャラ負けしてるというか。
演出が気になるというか。
別の団体なので仕方ないとは思うんですが、だったら中屋敷氏がやればいいじゃん!とも思う。
個人的に暴力と下ネタが受け入れられなかった。

しかし各所に盛り込まれたネタはにやりくすりとさせられます。
特に台詞飛ばしてダメ出しされて舞台裏から「ドンマイ!」とか言う声が聞こえるところ。
こういう悪ふざけ的なのは面白いんだよね~。
饒舌な秘密

饒舌な秘密

WANDERING PARTY

「劇」小劇場(東京都)

2009/03/13 (金) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

え?え?何?
今までの「劇」小劇場のイメージとは全然違う舞台づくり!
さすが、2007年度若手演出家コンクール最優秀賞のあごうさとし氏の演出。
やることが変。(←褒めてる)

群読が非常に多用されていたんだけど、この一糸乱れぬ呼吸の合いっぷりは素晴らしい。
ただストーリーにきっちり起承転結がないので若干意図不明な演出がある。
けどそれを「何だろう」から「何だかよく判らないけどすげー」って思わせられるって凄い。

ネタバレBOX

まず靴を脱がさせられる座布団席。
席はゆったりめにつくってあり、三方向客に囲まれた舞台。
その舞台にはモニターがあって客席の映像を映し出してる。
私の隣には役者と思われる黒装束の謎の紙仮面の女性。
どうやら客にまぎれてあちこちに役者が座ってるようです。
天井にも役者が控えててぶら下げた足が見えてるよ!
どうやらこれは異様なお祭り。
そして客にもこの異様さを強いる模様。
まず受付で自分を表す漢字一文字を書かせられる。
そして目の部分だけくり抜いた紙の仮面(衆と書かれています)を被らせられる。
強制ではないんだけど、被れば2倍楽しめるって言うんだもの!
これはもう被るしかないでしょう!
私は芝居を観るときはメガネっこなので仮面の上からさらにメガネ(笑)

真っ黒い日の丸(白い部分も赤い部分も黒)にお客さんから集めた漢字一文字を読経しながら書き連ねていくのですよ。
わけわからんです(笑)。しかしうまい。
強制的に客も芝居に参加させられています。うまいなぁ。
東京ノーヴイ・レパートリーシアター

東京ノーヴイ・レパートリーシアター

TOKYO NOVYI・ART

東京ノーヴイ・レパートリーシアター(東京都)

2008/12/18 (木) ~ 2009/05/30 (土)公演終了

満足度★★★

濃密。
横に長~い舞台。席は2列しかない。全部で26席しかない。
これってとんでもなく贅沢なんじゃなかろうか!

開幕すると笛や鐘や太鼓の音。コロスがずっと舞台奥に控えていての生演奏。
対峙して台詞を言い合うことはほとんどなく、椅子に座って客の方を見ながらの芝居とはなんとも不思議な演出です。
リアル芝居を追求しているだけあって大仰な身ぶり手振りはなく移動も極めて静か。
台詞も聞こえるか聞こえないかくらいの音量だったりして、こんなに足を組み替えるのを躊躇う芝居は初めてかも…。
やはり向かい合って会話をしないからか、それぞれが単体で上手という印象。
ちょいちょい噛んでたしね。
しかし芝居と観客に対する真摯な姿勢がとてもとても好印象。
他の作品も見たい。

春琴

春琴

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2009/03/05 (木) ~ 2009/03/16 (月)公演終了

満足度

がさつ
1階だったら印象が少しは違うかもですが。

照明とそれでできる影には多少気をつかってるぽいけれども視覚刺激にしろ聴覚刺激にしろやたら演出がうるさい。みなさん平気なのですね。がさつすぎるわマッチョすぎるわでなんでもっとそーっとできないのかなあと残念な気持ちになった。最初は見た目のおもしろさで何かあるかもと思ったけど役者の身体性への意識の無さがぽろぽろ出始めて途中で萎えちった。

ところで関西弁がみんな上手やったでー。三味線の人すごすぎ。そういったサポートの人の仕事がすごく丁寧なんだろうなあ。それに比べてマクバーニーちょっとださいぞ頑張れ。あんなラスト恥ずかしくて誰もやらないぞー。鼓ぽんっ!って誰か止めてやれよ。でも谷崎読みたくなるね確実に。本読んだり三味線の演奏聴いたほうがねーみたいな。

たぶん犯人は父

たぶん犯人は父

ゴジゲン

スミックスホールESTA(福岡県)

2009/03/14 (土) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

若者らしい
見やすいお話。
いろんな人の下心が交錯する。
外から見ている私たちはそれが面白い。

ネタバレBOX

トコさんとのアフタートークがえらく面白かった。
君が壊す戦争

君が壊す戦争

たすいち

明石スタジオ(東京都)

2009/03/12 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

素直に楽しめた
出演者がほぼ知り合いということを抜きにしても、客観的に観て素直に面白かった。広く用いられた殺陣など、(当たり前だと言われればそれまでだが)ちゃんと稽古したんだなという印象。身が引き締まる思いがしました。役者の皆様、お疲れ様です。

誰も寝てはならぬ 

誰も寝てはならぬ 

国道五十八号戦線

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2009/03/13 (金) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

初見なので
あまり、情報を入れずに観劇した。
まずは、役者のレベルが学生劇団とは思えない。
そしてコメディとは銘打っていないが、声を出して笑った。
全体的には決して濃くは無いのに、そこにいる濃いキャラクターたちが、ボソッと言う一言が笑いを生む。声を張らずに淡々と何気ない会話が過ぎていく。
しかし、ただただまっすぐというわけではない。どこかひねくれている。
そこが面白い。観劇した人に「ガバメンツ」に似てると言われた。
たしかに、ガバメンツと似てるかもしれない。この心地よいひねくれ感。
ひねくれ感が好きな人は大いに楽しめる。僕は声を出して笑った。

ネタバレBOX

前半の「演劇」を知らない一般人が「演劇」を作っていこうとするシチュエーションコメディ、後半のその一般人を演じていたことが分かってからのシーン。この切り替えにもう少し工夫がほしい。このワークショップが行われている背景、なぜ彼らが集められたのか、その背景が見えるとさらにもう一段上がる気がする。最後の言葉に説得力が増す気がする。
人は誰しも役者である。その名前のその人を演じて生きている。この意見に肯定か否定かで後味が大きく変わりそうな作品でした。
さらに、その人の観劇スタイルで評価が変わりそうとも感じました。
最後を予想しながら見ると、「あっ、やっぱり」と思ってしまうかもしれない。
途中「芝居」という言葉が出てきたりするので「演劇」は無いが、「演技」はある世界なのかなという疑問が浮かんでしまうかもしれない。
細かいとこが気になるということは、全体がとてもいいということ。
それにしても、「演劇」を知らない一般人を演じる役者を演じる役者たちのナチュラルさがとてもよかった。
倫敦妖精物語 Unseelie Court

倫敦妖精物語 Unseelie Court

劇団三年物語

SPACE107(東京都)

2009/03/08 (日) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

2作品目
テンポ重視のこちらの芝居。
2作品目なので少し慣れたような気がします。
どうくるか、という心構えもでき見やすくなりました。

かなりのハイテンションで飛ばしていくので、セリフがよく飛びます。聞こえないこともあります。
掛け合いも相手のセリフを(大分)くい気味に話し始めます。

細かいことは色々あります。

でも、私はこの劇団はこれでいいんじゃないかと思いました。
色というのか。
それでもいいよね、となんとなく納得してしまうというか。

話のわかりやすさ、スピーディーさ、収束の仕方。
どれをとっても見ていて心地よかった。
趣味の問題もあると思いますが、私はとても楽しめました。

特に劇団員が作り上げて出してくるキャラがそれぞれとても好きです。
見終えて、今後ぜひともがんばって欲しいと思えました。

機会があれば足を運びたい劇団の一つになりました。

SPY

SPY

劇団Spookies

きゅりあん(品川区立総合区民会館)(東京都)

2009/03/12 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★

本当に多い新撰組芝居
何本も観ている新撰組を主体とした芝居。
幕末の動乱を二人のスパイを主軸に描いている。

ネタバレBOX

「女性である」と初めから説明している剣士が二人登場します。
初めは違和感なく観ていましたが、だんだんと無理を感じるように。
これは役者さんのせいではなく、設定のせいじゃないかと思いますが。

パンフレットには「若干史実とは異なりますのであらかじめご容赦願います。」とあるのですが、やはり納得しがたい部分がたくさん出てきてしまって。

何より残念なのは新撰組で殺陣芝居なのに、殺陣がぬるいこと。慣れてない方が多かったのでしょうか。時代ものだと期待してしまうせいもあるのですが。

また別な芝居で観たいと思えた役者さんは数名いました。
すべて君に宛てた手紙

すべて君に宛てた手紙

enji

OFF OFFシアター(東京都)

2009/03/11 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

僕から貴女へver観劇
初日観劇。
モデルROOMの舞台セットが、凄くそれっぽくて素敵。
他の方の指摘にもあったが、
制作陣の対応に難が目立った。

Melodramatic Melody メロドラマティック・メロディー

Melodramatic Melody メロドラマティック・メロディー

ホームワーカホリック

甘棠館show劇場(福岡県)

2009/03/14 (土) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

引き込まれた
いやーおもしろかった!!
実のところ、この脚本家さんは全く聞いたことのない方だったので
期待していませんでした(ごめんなさい)
でも、ガリレオとかチームバチスタとかの映画を彷彿させるような、
かっこよさであっという間の1時間40分?
役者もほんとにカッコ良かったです。
どうでしょう?そこのSFミステリーファンのあなた。

ネタバレBOX

雨宮ソラのキャラがすごく好きです。
108

108

劇26.25団

アトリエヘリコプター(東京都)

2009/03/11 (水) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

気持ち悪さも中くらい
初演とそう変わらない気がした。役者は役に埋もれているきがしないでもない。

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