最新の観てきた!クチコミ一覧

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蜉蝣峠

蜉蝣峠

劇団☆新感線

赤坂ACTシアター(東京都)

2009/03/11 (水) ~ 2009/04/12 (日)公演終了

満足度

2作連続の駄作↓古田サボるな
古田祭りのはずなのに、なんだこの流れは。
いいなと思ったシーンは、わずか。しかも古田が出ていない場面。
うまくてできるのに日本の誰より芝居ができるのに、
力を発揮しない残念な感じはなんだろう、なあ古田。
チケット争奪戦を勝ち抜いた客に失礼だ。
たしかにクドカンの脚本は中2病みたいだし、
いのうえひでのりさんの演出もイマイチだが、
それでもなお、なんとかしちゃうのが、古田の実力のはず。残念だ。
古田を大悪党と見立てた役なんだろうけど、ケチな小悪党にしか見えない。
リチャード三世のときもそうだった。古田はまだまだいけるはず、がんばれ。

ネタバレBOX

堤真一の格好良さ(ラストの殺陣は圧巻、主役が誰か分からなくなった)と、高田聖子、橋本じゅんの華だけが救い。
elevation~幸福の難民~

elevation~幸福の難民~

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2009/03/25 (水) ~ 2009/04/05 (日)公演終了

満足度★★★

ちと長過ぎ
途中まではまずまず面白いのだけど、2時間半休憩なしは、長過ぎ。
後半戦はだるく感じた。

あと、劇場内が暑くて困りました。空調には気を遣って欲しいな。

OH!マイパパ

OH!マイパパ

劇団NLT

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/03/25 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★

レイ・クーニーの作品はハズレがないと
レイ・クーニーの作品はハズレがないと聞いて観てみました。
典型的なコメディで面白かったです♪

恋人としては無理(JAPAN TOUR)

恋人としては無理(JAPAN TOUR)

柿喰う客

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/03/22 (日) ~ 2009/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

衝撃。
世界にはまだまだ知らない事が沢山ある。
こんな才能が隠されているなんて。
いや、どこまでアンテナを張っているかの問題かもしれないが。

ネタバレBOX

客入れから終演まで、スピーカーを使った音は皆無。
照明と小道具と役者の体だけで1時間。
良く出来たジェットコースターのような見事な緩急で、観客の魂を引きずり回していく。

とにかくセリフのスピードが尋常でなく、そこで描かれるものの全てを把握するのは恐らく不可能に近いんだけど、うまく心に引っかかるキーワードが食いつきやすいところにぶら下がってたりして、大筋の部分はちゃんと導いてもらえる。
あとは観る側がどれだけの枝葉に手を伸ばせるかで面白さが変わっていくんだろうな。

“乗せられる”ということをすっかり体感することができた。
やみつきになりそうだ。
運転免許わたしの場合

運転免許わたしの場合

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2009/03/25 (水) ~ 2009/03/31 (火)公演終了

満足度★★★★

きっついなぁ。こういうの。
一人の女性の一生を断片的に見せた芝居。

以下はネタバレBOXにて。。

ネタバレBOX

11歳のときに叔父から性的虐待を受けた女性の半生を、自動車運転のルールと重ね合わせて描き出した作品。

チビちゃんと呼ばれていた少女はある日、運転を教えてくれるという叔父さんの膝の上に乗って練習をしていたが、突然その格好で悪戯をされる。11歳の時。それ以降、何かにつけて18歳まで悪戯をされ続ける。
だけれどその行為は決して強制的なものではなく叔父さんの吐く巧みな言葉によってチビちゃんが流されてしまう心情や、時にはチビちゃんの方から曖昧に誘う心理などを繊細に描写する。「お前が望まなきゃ何も起きやしないんだ。」とあくまでもチビちゃんの同意を求める情景も注入しながら、男女間の性差についても描いた作品でした。

やがてチビちゃんは18歳で叔父(この時45歳)さんと別れる事を決意する。その後、叔父さんは深酒をするようになり、職も妻も運転免許も失って、ますます酒びたりのあげく7年後に階段から落ちて亡くなる。
あれから・・40歳になったチビちゃんは独身のまま、静かに時を過ごしています。公園のベンチに座りながら、走り去るランナーに「頑張れ!」と心で応援しながら・・。

一人の女性の生き様を描いた作品だったけれど、最後のシーンは映画を観てるようなイメージを植えつける言葉はやはり素晴らしいです。そして、この女性は一生独身を貫くのだろうな・・と感じさせる内容。
見えない十字架を背負って生きていかなければならない心情を思うと本当に重いテーマです。

彼女の心には、小さかった自分を理解して深いところまで受け入れてくれたのは叔父さんだけという思いと、その優しさに自分に出来る形で答えたい。と揺れる心情。

記憶の断片は夜空のように暗かったり、あるいはキラキラと輝いて眩しかったり、苦い水も、あまやかな水もあるけれど、成熟した彼女が11歳の頃に経験したそれは、熱い手で心臓を掴まれたような恐怖だったのではなかろうか。そうしてそれがその後の彼女に深く影響しているとしたら、あまりにも人生は残酷なのだ。


エスカルゴ

エスカルゴ

こゆび侍

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/03/25 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★

「夫婦愛」
個人的には好きな世界観。
まず王子小劇場の作りを活かした舞台セットが目を引いた。
手放しで面白かったとは言えないけど、主人公と妻との「夫婦愛」が印象的。美しい光景だった。

考えさせられた作品。

ネタバレBOX

最初出演者たちがみな若手で芝居もちょっと拙く、また無機質なセットにもなんとなく違和感を感じて、正直馴染めなかった。物語が進むにつれてどんどん異常さが増していき、家族たちが次々と主人公のもとから去っていく。そして家庭は崩壊し、最後には精神に異常をきたした妻だけが残される。                                    
落ちぶれた主人公と浴槽から決して出ようとしない精神を病んだ妻との語らい、そこから感じられる「夫婦愛」が印象的で美しくさえあった。
あと息子の恋人役の女優さんも光ってた。
ただ主人公とその妻に関しては、実年齢に近い役者が演じたほうがより真に迫る作品になったと思う。
Heritage

Heritage

芸術集団れんこんきすた

大田文化の森ホール(東京都)

2008/09/27 (土) ~ 2008/09/27 (土)公演終了

満足度★★★★★

君へ…
2幕物とは思えないほど入りこんで観てしまいました。
キャストの熱演に時間を忘れるほどです。
なぜ憎みあうのか?なぜ殺しあうのか?なぜ手を取りあえないのか?
それを乗り越えるだけの強い想いが結ばれたとき、あの複線が…!?
しかし、だからこそ君へ託す。その想いを。

ちなみに入口ホールにあったiPod風イラストがお気に入りです。

Girls' collection

Girls' collection

THEATRE1010

THEATRE1010(東京都)

2009/03/12 (木) ~ 2009/03/20 (金)公演終了

うーん・・・
女の子がたくさん出てた。

ネタバレBOX

だけじゃないけど。

正直作った人下手だなぁ・・・と、なんだか身も蓋もないような感想を持った。
ごめんなさいm(__)m

ってゆーか、
ストーリーの意味がわからない。
スクリーンに映し出される言葉がいちいち下手だし。
やってる子達がなんだか可哀そうに思えた。
すんません、ほんと、こんなんで。
カラス≪終幕!次回公演は、6月末!≫

カラス≪終幕!次回公演は、6月末!≫

劇団サーカス劇場

タイニイアリス(東京都)

2009/03/05 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

僕はダメ人間だ・・・
ダメ人間過ぎて、
なにもかもが面倒くさくて、
そのせいで感想すら書かなかった・・・。

あんなにおもしろかったのに・・・
観終わった後二週間経った今でもカラスおばさんの歌が頭の中でぐ~るぐる回ってるってのに・・・。

まったくダメな奴だ・・・。

ネタバレBOX

いや、もう最高だった。
役者さん達うますぎ。

見入った見入った。

ひさしぶりにすごい芝居を観た。
花戯え

花戯え

芸術集団れんこんきすた

千本桜ホール(東京都)

2008/02/21 (木) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

神秘の国から
遅ればせながら…もう1年も経ちますが(苦笑)
まじないで政治をしていた古代の日本を舞台に、荒神に呼ばれた女達の思惑が交差する。。。
妖艶なダンスは必見!!特に吉田知恵子のダイナミズム溢れるダンスからは目が離せませんでした!!

新選組

新選組

劇団め組

SPACE107(東京都)

2009/03/25 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

何とも・・・
素晴らしい・・。

作品そのものが一幅の幕末歴史絵巻・・。
臨場感溢れる空間で、束の間、歴史のタイムスリップを味わえるのは、或る意味、観劇の醍醐味かも知れない・・。

公演中ですので、以下はネタバレBOXにて・・。

ネタバレBOX

冒頭、初代局長、芹沢鴨一派に近藤勇、土方歳三らが田舎侍呼ばわりされるところから物語は始まる。
耐え忍ぶ近藤、利かん気の土方は憤り、若い沖田総司は果敢に立ち向かうが、軽くいなされてしまう。
この辺り、お芝居の常道とは言え、いきなり掴みで物語の世界に惹き込まれてしまい、何とも巧い・・。


その後、策士清河八郎の追放、宿敵芹沢一派等新選組部内の粛清を経て、いよいよ近藤、土方らが新選組部内の実権を握る。
壬生浪と蔑まれながらも、自分達にこそ正義があることを信じ、ひたすら勤皇志士を斬りまくる新選組隊士。

斬ることが正義なのか、これが本当に世の為になる行為なのか・・。
自らも敬愛する開明派、副長山南敬助の問いかけに苦悩する総司だが、近藤、土方の行く道を信じ、山南も自らの手で斬ってしまう。

劇中、色鮮やかな衣装を纏った芸妓との恋も挿んでいるが、死を間近に控えた新選組隊士達との刹那的な愛が、何とも哀しげに描かれる。


新選組、史実の結末を知る後世の私達から見れば、或る意味、幕末史を彩る、仇花のような存在かも知れない。

将軍慶喜、直接の雇い主である会津藩主松平容保など、朝敵の汚名を着た途端、下々を見捨てて江戸へ逃げ帰ってしまう。
れっきとした武士、それも由緒正しい武士達が逆賊の汚名を恐れて腰砕けになるなか、多摩の百姓上がりの剣士達は、沈み行く幕府に殉じ健気にも闘い続け、やがて悲惨な最期を迎える。

新選組にスポットを当て、組内の凄惨な粛清や権力闘争に力点を置いているが、人斬り以蔵、龍馬、中岡慎太郎等史上著名な人物も巧みにまじえ、更に沖田総司の黒猫のエピソードなどもカバーしており、そのまま幕末史劇として十分楽しめるストーリー。

幕末、驚天動地の最中に生まれ、新生明治の誕生とともに滅びた一瞬の光芒。

力感溢れる音響、迫真の殺陣のシーン、そしてどこまでもカッコいいラストシーンの役者さん達・・。

今回、それほど大きな小屋でなかったこともあり、実に贅沢な空間。
こういうお芝居をみせられると、はまってしまうんだろうな・・。

何とも心地よい余韻を楽しみながら、劇場を後にした・・。
さよならシアタートップス 最後の文化祭:短編オムニバス公演

さよならシアタートップス 最後の文化祭:短編オムニバス公演

THEATER/TOPS

新宿シアタートップス(東京都)

2009/03/18 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★

なんだろう。
一跡二跳、グリング、ONEOR8

若干題材が似たり寄ったりな感じがしたけどわざとかな?

結果的には面白かったからいいけど。

another BATIK~バビロンの丘にいく~

another BATIK~バビロンの丘にいく~

BATIK(黒田育世)

世田谷パブリックシアター(東京都)

2009/03/26 (木) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

躍動感。
生命力と躍動感。
そればかりがイメージとして入ってくるような気がしました。
生々しいとはまさにこれ。

ボレロに関しては出だしに少しマンネリを感じたけども、徐々にダンサーの空気が一個になっていく姿にひかれました。

見れてよかった。

倫敦妖精物語 Unseelie Court

倫敦妖精物語 Unseelie Court

劇団三年物語

SPACE107(東京都)

2009/03/08 (日) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても素敵でした
上演時間が、休憩ありの2時間半と聞いて、そんなに長い時間、自分、持つかしら、と心配しましたが、心配ご無用。
あっという間の2時間半でした。

パック役の女優さんがとても良かった。
ユニセックスな雰囲気とかわいらしさがよく調和していて魅力的でした。
髪型もよく似合っていましたね。

ウイリアムのヘアスタイルもgoodで可愛かった。
いたずらを思いついた時の表情も印象的でした。

ウィリアムの指先から不思議なパワーが出るシーンもとても素敵でした。
音と照明と役者さんの動きがぴったりあっていて、気持ち良かった!
拳銃の弾がどうしてもあたらない、というシーンもとても面白かった。
これぞ舞台ですね!

オープニングで、もう少し、霧の都ロンドンの雰囲気が出てると、いいと思います。思い切り舞台の中に引き込まれたいので。
ありがちだけど、スモークたくとか?

悪魔の吉田さんは、見た目がちょっとおとなしかったです。
ありがちだけど、ロックミュージシャンみたいなロン毛にして、メイクも派手だといいと思うけどナ~~。

レッドキャップはアクションも上手で、野性的で良かったですよ。
彼にもハッピーな結末もつけてあげて欲しかったです。

あとね。
ヘンリーの的場さんは、パンフの写真より実物のほうがずっとカッコいいですよ。
違う写真にしたほうがいいと思う。

初めて、3年物語の舞台を観劇しましたが、とても気に入りました。
ぜひ次回も見てみたい劇団です。
期待しています。

演劇/大学09春「京都造形芸術大学『その娘は翔ぶ娘ではないにしても』」◆フェスティバル/トーキョー

演劇/大学09春「京都造形芸術大学『その娘は翔ぶ娘ではないにしても』」◆フェスティバル/トーキョー

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/03/25 (水) ~ 2009/03/26 (木)公演終了

満足度★★

うーん
まともにダンスパフォーマンスを観たのが初めてだったためか
良く解らないまま終わってしまいました。

ネタバレBOX

舞台のどこを観ていいのか・・・ 音楽とどんな関係があるのか・・・

演技自体は素晴らしく、動き一つひとつが綺麗でした!

千牢の果てに咲く

千牢の果てに咲く

芸術集団れんこんきすた

テアトロ ド ソーニョ(東京都)

2009/02/20 (金) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

千年かけても逢いたい人はいますか
初めて見つけた愛をいつまで覚えていられますか?
もしも、永遠に待つことができるのなら…

そのひとつの答えがここにあるのだと思います。

ロミオとシラノとジュリエット

ロミオとシラノとジュリエット

CAPTAIN CHIMPANZEE

ザ・ポケット(東京都)

2009/03/25 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

単なるパロディなんかじゃないぞ!
初日、2列目で観劇しました。
「観たい」に、「ロミオとジュリエット」という永遠の恋人たちの名前のどまんなかに「シラノ」の名をもぐりこませるとは大胆不敵!と書いたのですが…観劇前の印象はそういう訳で、原作のパロディで笑える系なんだろうな、というイメージでした。その通り、人間関係をちょっとずつ変えたりと整理されつつ、微笑ましい感じでスタート。…ちょっと演者の力量に差が感じられるなぁというのと、すべりがちなギャグもあるにはありましたが。
いやはやでも、物語が進むうちに、なんとまぁ巧妙に二つの名作のストーリーを絡ませて破綻なく…いやいやそれどころか、おおーっそれって納得出来る!目からウロコ!的ないろいろな肉付けまでされて、おおっこれは見事に観応えたっぷりな力のあるオリジナルな作品になっているではないか!とジワジワ感じてきました。
衣装やセットにも工夫がこらされていて、休憩ナシの2時間20分、飽きずに感動をいただきました。
以下、ネタバレにて。

ネタバレBOX

シェイクスピア原作では、ふたりの愛の成就のために奔走し、運命のアヤでふたりが命を落とした悲劇的結末を迎えて自責の念に苦しむローレンス神父様。その彼を悪役に据えた脚本には、おもわず唸りました。そもそも、なぜ神父が人間を一時的に仮死状態に出来る薬なんか持ってたんでしょうという不思議。これまでいろいろな演出の「ロミオとジュリエット」を観てきながら、その不思議をスルーしていたなぁというのが目からウロコでした。もちろん、神父役を演じた役者さんがものすごく演技巧者で、表情や仕草が見事だったからでもあるのですが。
他、マキューシオ役の方も、巧いなぁと思いました。
ロミオ役、シラノ役の役者さんもそれぞれキャラクターに合った感じで巧かったのですが、うーん、女優さんが演じる違和感は終始…。もっと男女がごちゃまぜとかならともかく、そのおふたりくらいだったので(子ども役は除き)。ロザラインというキャラをおかまにしたのも、ロミオ・シラノを男優さんが演じればこその面白みとしてイキたのではないかと思うのですが。
新選組

新選組

劇団め組

SPACE107(東京都)

2009/03/25 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

知識がなくとも
私、新撰組についてはさっぱりです。
そんな私でも楽しめました。

殺陣はさすがの迫力で、下手に効果音が入ってなかったのでいい感じでした。
勤皇志士との戦いよりも、粛清で仲間を手にかけるシーンの方が多く、その心の葛藤を中心に描かれていきます。
苦悩しながら人を殺し続けて、結局何を成し得たかと言われたら「何も」って感じなんですけど。
桜吹雪に誠の文字を掲げられて威風堂々といった感じで立たれたら、格好良いとしか言えないです。

ネタバレBOX

ストーリーは、宿の手配が出来ずに芹沢鴨と仲違いするところから始まります。
京都到着のその日に島原の芸子さんの団体に出会い、その後も彼女らを交えたストーリー展開になるのですが、この芸妓さんたちが超綺麗。
綺麗なだけでなく、勝気だわ、健気だわ、いじらしいわでもう京女万歳。ああ嫁にしたい。
ポタライブプロトタイプスG

ポタライブプロトタイプスG

POTALIVE

京王井の頭線渋谷駅西口改札前待合せ(東京都)

2009/03/20 (金) ~ 2009/03/20 (金)公演終了

満足度★★★★★

静かな、でも重みを感じる作品群。
派手さはないけど、内面からくるテーマがしっかりとした個人作品ばかり。集団創作もちゃんと2本作って企画的にも全うの充実ぶり。

ネタバレBOX

いきなり山森氏が体調不良により集合できず。発表が6人の日だったため大事には至らなかったのがなによりだったけど、彼の作品も観たかったような。

集団創作に選ばれたのは増渕規予子さんと木引優子さんの作品。
増渕さんのは笠井君が踊り、後藤さんがガイド的になることで分かりやすく、幅も広がる作品に変化。
木引さんの作品には小夏さんが演者として参加。役者が一人加わるだけで見せる風景の画角が広がり、個人発表とは別物の作品の印象に。なにより木引優子作・吉田小夏出演と青年団の役者と演出が逆になった構図も興味深く^^;;
さよならシアタートップス 最後の文化祭:短編オムニバス公演

さよならシアタートップス 最後の文化祭:短編オムニバス公演

THEATER/TOPS

新宿シアタートップス(東京都)

2009/03/18 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

一跡二跳、泪目銀座、ラッパ屋。
最後だと思うと感慨も深く、TOPSらしさを堪能できる良席で観劇。作り手も頑張ってる感の伝わる後味のよい短編集。104分。

ネタバレBOX

上演順に感想を。

●一跡二跳「誰も見たことのない場所」
以前上演した作品の縮小版。さすがに提示する断片が減ると作品としてのまとまり感が薄く、時間たりない感がありあり。食べるシーンを簡略化してでも繋がりを意識してほしかった気が。

●泪目銀座「中村トーイズ」
ありえなくもバカバカしい設定ながら、役者陣がマジメに演じるおかげでどんどん物語に引き込まれてしまい、最後にはちょっとホロリとくる、いかにもナミギンらしいテイストの良作。このための新作という意気込みも素晴らしい。

●ラッパ屋「村田さん」
「ラフカット'95」に提供した脚本の劇団版。登場人物が少なく、シャッフルキャストなんだけど、さすがと思わせるハマりよう。展開の強弱や細かい演技まで完璧なんじゃ。自分が観た回のキャストで作られてたかと思うくらい。個人的には岩橋&三鴨が観れたのが嬉しい。

客入れ時の福島三郎&鈴木聡のアナウンスからはじまり、転換じの過去のチラシを流した映像等いろんな部分で文字通り文化祭らしく、そして思いの詰まったつくりになっている。

公演期間中だけ劇場ロビーで売られてるムック本はちょっとお高めだけど(1800円!)、TOPS全記録と言える冊子なので、何回もこの劇場に足を運んだ拝には是非購入をお薦め。

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