
3月27日のミニラ
渡辺源四郎商店
ザ・スズナリ(東京都)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/06 (水)公演終了
満足度★★★★
これまで観なかったことを後悔
最近、「1から10まで説明しすぎな芝居が多い」と、いくつかの作品の
コメントで嘆きを書かせていただいたりしてたのですが、渡辺商店さん
素晴らしい!余韻と想像する楽しみをちゃんと盛り込んだ作品。
ミニラの傍若無人ぶりは、リアルにイラつくくらい感情移入しました。
これまで目にした高い評価も納得。

サルマタンX vs ドクターベン
ニットキャップシアター
長久手市文化の家 風のホール(愛知県)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/04 (月)公演終了

恋人としては無理(演劇博覧会カラフル3 2ndステージ参加)
柿喰う客
長久手市文化の家 森のホール(愛知県)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/04 (月)公演終了

恋人としては無理(演劇博覧会カラフル3 2ndステージ参加)
柿喰う客
長久手市文化の家 森のホール(愛知県)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/04 (月)公演終了
満足度★★
なるほど…
カラフル初日
ラストの8本目に観たのが
噂の柿喰う客
初見でしたが
人により賛否両論であったり
大きく好みが分かれている理由
身をもって実感しました
反・口語演劇という意味も…
初日のラストに観るということで
ある程度覚悟はしていましたが
マジで大変でした
ついていくのが…(; ̄ー ̄A
それまでに
既に7本観ているわけで
身も心もヘロヘロになってる時に
あの芝居はキツいよね
必死だもん
動きを追いかけるのも
セリフを聴き取るのも…
評価は高い劇団であり
上手いのは間違いないんでしょう
すごいなぁ…
と思いながら眺めていました
はい
途中までついていこうと必死でしたが
いつの間にやら
それをただ眺めている自分がいました
そうですね
ボクの好みじゃなかった…
ということです
それ以上でも以下でもない
ありがとうございます
いい勉強になりました

山内一豊が言う前に!
ユニット美人
長久手市文化の家 風のホール(愛知県)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/04 (月)公演終了
満足度★★★★
ブルマ初見
ボクにとってのカラフル締めくくりとなった
京都のユニット美人
名前と評判だけは聞いていて
かなり大きな期待を胸に臨みました
ショートコントを上手く繋げ
1時間という上演時間ながら
それがとても短く感じるくらいの面白さ
上手いよね
芝居も構成も…^ω^
そうそう
ユニット美人といえば
アラサー女のブルマ姿
31歳と29歳だってさ
実年齢かどうかは怪しいけれど…
しかも緑のブルマって( ̄m ̄*)
こんなの普段見れるもんじゃないからね
いろんな意味でごちそうさまでした
お腹いっぱいです(*≧m≦*)
どうでもいいけどさ
山内一豊は
ホントに全く関係なかったね(;´▽`A
いやいや
面白かったから何でもOKです♪
機会があれば何度でも観てみたくなる
癖になる劇団でした
京都ならJR使えば近いよなぁ(…と、独り言)

サルマタンX vs ドクターベン
ニットキャップシアター
長久手市文化の家 風のホール(愛知県)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/04 (月)公演終了
満足度★★★★
いい!
子供の頃
いじめっ子“杉浦”に意地悪され
学校でウ●コをもらしてしまった“こーじ”
その屈辱から
以降、二度とウ●コをしないと心に誓う
それから30年
昼間は金塊サギ集団のリーダーという顔を持ちながら
家では明るくウ●コの話ができる家族の長となった“杉浦”
彼はさらにもう一つ
“サルマタンX”と呼ばれるヒーロー(?)という顔を持つが
果たしてどんな活躍をしているのかは不明
一方
あの日以来
血の滲むような努力(?)と研究を重ね
不気味な研究者“Drベン”となっていた“こーじ”
便移行装置を完成させ
30年振りにサルマタンX“杉浦”の前に現れる
すべては復讐のために…

『Wing Breeze』
風凛華斬
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2009/05/01 (金) ~ 2009/05/04 (月)公演終了
満足度★★
よく判らなかった
個別の内容や全体としての盛り上がり、は判ったんですが、全体として迫るものを感じることができませんでした。(公演時間が長かった、という印象が強く残ってます)

風景
とりととら
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2009/05/03 (日) ~ 2009/05/04 (月)公演終了
満足度★★★★
雰囲気に浸れて満足でした
のんびりした空気の中で、いろんなシーンが交錯して、心中を吐露したような台詞が飛びかう。脳内(特に右脳)にエンドルフィンがジンワリと出ているような感じの本当に楽しいお芝居でした。(役者さんは大変でしょうけど)
今後も、「ノイズ」を吸収しながら、深めてほしいです。

チェリーボーイ・ゴッドガール
ゴジゲン
OFF OFFシアター(東京都)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/10 (日)公演終了
満足度★★★
お好きな人はどうぞ
全編徹底した下ネタによるドタバタお笑い喜劇でした。でも全体の流れからいけば、もっと奇想天外、ドタバタの締め括りが期待されたと思います。
個人的には、下ネタのお笑いは嫌いなので、この手のネタがお好きなひとはどうぞ・・・としか言えませんが、でも最後の締めの甘さは一考が必要??

アザラシ
カムカムミニキーナ
THEATRE1010(東京都)
2009/05/01 (金) ~ 2009/05/04 (月)公演終了
満足度★★★★
ところ変わっても
藤田記子さんが素敵!!東京千秋楽。アフタートークもあり、とてもアットホーム的でもあり、勢いもあり、歌あり、かくし芸?ありで楽しかったです。今まではシアターアプルを常設小屋的に公演を打っていたカムカムが1010に行ってもカムカムだった!!まぁ当たり前のことですね。来年がまた楽しみです。

ネロとパトラッシュと貧乏神
CAPTAIN CHIMPANZEE
青山円形劇場(東京都)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/05 (火)公演終了
満足度★★★★
劇場の場所が場所だけに・・。
GWということも重なって、当日は子供連れのファミリーが多かった。今回の芝居は子供が観ても楽しい。って趣旨だったと思っていたから、当然、子供がおしゃべりするんだろうなー。と覚悟していたが、な・なんと?!子供は静かに観てるのに大人が・・・夫婦で芝居の間中、おしゃべりしてる。内容を聞いてると、ってか、聞こえてしまうのだけれど、観劇した事がないようなレベルのお話。
ワタクシ、言いましたともさ、「静かにしてください!」
まったく・・・、子供に注意するならともかく・・、大人に注意するって・・。
今度から、開演前の注意事項に、「私語は謹んでください。」と加えて欲しい。
以下はネタばれBOXにて。。

夢花火
悠遊庵
調布市せんがわ劇場(東京都)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/06 (水)公演終了
満足度★★★★★
粋
個々の歌唱は今後も修行を続けていただくとして、大勢でのコーラスや和太鼓は大迫力。こういう場ではなかなか出会えない「粋」が随所で感じられたことが今日の最大の収穫でした。夏の花火大会のシーズンにもう1度見たい!

【筆に覚えあり入選!】家族のこと、その他のたくさんのこと
ロロ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/05/02 (土) ~ 2009/05/03 (日)公演終了
満足度★★★
これから始まる物語
舞台は前説から始まる。
当たり前の事なのだけど、この舞台では前説が物語の一部となっている。
初戯曲・初演出という若手の作家、演出家さんの舞台を王子小劇場がバックアップしての上演。
舞台装置もしっかりしていて、初舞台とはいえ力の入り方がうかがえるし、集めた役者さんも掘出者の板橋さんやひょっとこ乱舞の中村さんなど、期待できる面々で、ワクワクしながらの観劇となりました。

グァラニー ~時間がいっぱい♥KR-14【神里雄大】
キレなかった14才♥りたーんず
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/04/17 (金) ~ 2009/05/05 (火)公演終了
満足度★★★
愛らしい
神里さんの作品は「三月の5日間」「リズム三兄弟」を見ていたので、もっと変わったアプローチで来るのかな、と思ってました。
でも、思いの外繊細に描かれた戯曲と演出。
「14歳」というキーワードよりも、転校して初めて異文化に触れた時の違和感や悩み、疎外感といったものが丁寧に描かれた素敵な作品でした。

アントン、猫、クリ♥KR-14【篠田千明】
キレなかった14才♥りたーんず
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/04/16 (木) ~ 2009/05/04 (月)公演終了
満足度★★
ちっさなこと
快快の作品は何度か観ているがどれも短編ものだ。15分間だったり、20分くらいだったり・・。どれも部屋の中での友人との関係だったり、その世界はちっさいと感じていた。それでも時間の制限があるから、演劇のキャパは狭くても仕方ないよな~、と思っていた。今回は50分ということでもっと広い世界を期待したのだが・・。
以下はネタばれBOXにて。。

すご、くない。♥KR-14【白神ももこ】
キレなかった14才♥りたーんず
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/04/18 (土) ~ 2009/05/06 (水)公演終了
満足度★★★
笑える人には幸い
なんだか奇妙な人たち(というより不気味な人たち)が、現れたり、隠れたり、ぼんやり佇んだりして、カーテンコールやラグビーみたいなこともあり、つかみどころ、シーン、シーンのつながりが希薄な中、浮かび上がってくるのは、「人は、思うようにならない(動いてくれない)」ということ。
演出家が、常日頃感じていることなのだろうか。

アントン、猫、クリ♥KR-14【篠田千明】
キレなかった14才♥りたーんず
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/04/16 (木) ~ 2009/05/04 (月)公演終了
満足度★★★★
街は音に溢れているから、それで楽しもう
インダストリアルとかノイズとか呼ばれる音楽を聴くようになったとき、街には音楽が溢れているように感じた。
特に工事現場の横を通るときには、杭打ち機は、素晴らしいメタルパーカッションとなった。
雑踏に溢れるあらゆる音は、一体になったり、ソロを奏でるよう突出して聞こえたりするのだ。
この舞台では、開幕から強迫観念のように吐き出される言葉(台詞)がある。
最初は、その言葉の意味を追っていたのだが、どうやら「それだけ」ではなく、音を楽しめばいいのだ、と感じたときにこの舞台の印象はがらりと変わった。
それは、後半において、そうだったのだと確信をした。
ノイズミュージックの感覚だが、これはさらに役者がいて実際に動き、演技をしている。
つまり、音と場面を楽しむということ。
さらにこれにはストーリーまであるのだ。
ラストにかけては、ちょっとした(ほんのちょっとしたものだけど)カタルシスさえ感じた。

アントン、猫、クリ♥KR-14【篠田千明】
キレなかった14才♥りたーんず
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/04/16 (木) ~ 2009/05/04 (月)公演終了
満足度★★★★
アントンに会いたくなる。
人間が体を使ってできる表現のすべてをやろうとしているように思えた。
生でやることの意味がはっきりわかる。
とても楽しく、興奮した。

路地裏の優しい猫
“STRAYDOG”
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2009/04/29 (水) ~ 2009/05/05 (火)公演終了
満足度★★★★
今人生のゴングが鳴る。4度目の公演。ボクサーとしての人生を語る大内さんがイイ。
作演出の森岡利行の叔父である、メダリストで伝説のボクサー・森岡栄治の人生を描く。
去年、赤坂RED/THEATER公演に続く4度目の公演、劇場が広くなりました。
今回は前回から、特に女性の主要メンバーは、街田しおんさん以外は総入れ替えです。
さて、やはり、キャラメルボックスの大内厚雄さんの存在感・安定感は、当然ですが、さすがです。
エイジの娘ハルコは、前回の黒川芽以にかわり、岡本玲。
小柄ながら声も良く出ていて、自然な関西弁。
力強くへこたれない前向きなハルコになっています。
そして、劇中猫の親子が朗読する、まど・みちおの詩「もうすんだとすれば」がアクセントになっていて、非常に効果的です。
ただ前回は、主演・黒川芽以をはじめ、宮地真緒、佐伯日菜子、長澤奈央、村井美樹、古山憲太郎ほか、という布陣だったので、
それに比べると全体的に少しパワーダウンな感じは否めない。
また、猫の扮装でのダンスや、非常にベタなギャグとコント・シーン、前述のステレオ・タイプな栄光と挫折のストーリー展開などが、観る人によっては合わない人がいるかもしれません。

戸惑い男、待ち女
福田転球×平田敦子÷土田英生
駅前劇場(東京都)
2009/04/29 (水) ~ 2009/05/03 (日)公演終了
満足度★★★★
福田転球×平田敦子
いあ、ホント、転球さんがいい男なわけです。
そして独特の、笑わせる準備をしたときに笑いは起きず
何気ない返しに笑いが起きるという、あの感じ。
この舞台が観れたと云うだけで幸せでございます。
と、転球さん贔屓なんですが、前半部分、生き残り同士、
出会った感動が少ない云々あたり、ちょっと長すぎるような
気がしました。台詞忘れて先に進めないんじゃないか?と
疑ってしまうくらいに何回も何回も同じやりとりの繰り返し。
ここを厚めにするより、もうひとつでも、二人が歩み寄れる
エピソードを加えた方が最後、切なさが増す気がしました。