ネロとパトラッシュと貧乏神 公演情報 CAPTAIN CHIMPANZEE「ネロとパトラッシュと貧乏神」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    劇場の場所が場所だけに・・。
    GWということも重なって、当日は子供連れのファミリーが多かった。今回の芝居は子供が観ても楽しい。って趣旨だったと思っていたから、当然、子供がおしゃべりするんだろうなー。と覚悟していたが、な・なんと?!子供は静かに観てるのに大人が・・・夫婦で芝居の間中、おしゃべりしてる。内容を聞いてると、ってか、聞こえてしまうのだけれど、観劇した事がないようなレベルのお話。
    ワタクシ、言いましたともさ、「静かにしてください!」
    まったく・・・、子供に注意するならともかく・・、大人に注意するって・・。
    今度から、開演前の注意事項に、「私語は謹んでください。」と加えて欲しい。
    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    一枚の絵を観て感動していた心優しいネロにとり付いていた貧乏神は、ネロがどんどん不幸になって貧乏になっていくのを心痛んで、神様の神様に「死なせて!」と願う。
    しかし、貧乏神も神なので死ぬ事は出来ないが、その代わり一番愛する者からこのナイフで殺されると死ぬ事が出来る。と神様の神様から教わる。
    貧乏神は一番、愛してるネロに殺してもらおうと思い、そのように仕向ける。
    やがて、ネロは貧乏神をナイフで刺してしまうが、同時に人格が変わったようになってしまう。
    大人になったネロは悪徳商人のごとく働き、企業を起こすが、そんな人道非道なネロにパトラッシュもかつての友人も離れてしまう。
    孤独になったネロは一枚の絵によって本来の自分を取り戻す。
    あの頃の夢と希望に満ち溢れていた日々。見た人の心を優しくして元気付けるような絵。自分もあのような絵描きになりたいと、少年の心を甦らせて、一枚の絵を書き上げる。そして、同時に今まで沢山の人を傷つけてきてしまった事への償いもする。

    舞台は貧乏な少年が一枚の画を見ているシーンに回想し伏線は繋がるという仕組み。
    ひじょうに解り易く楽しく、素敵な舞台でした。笑う、感動、泣くシーンも盛り込み、良い舞台でした。大人も十分に楽しめる舞台。

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    2009/05/04 17:20

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  • はい。悪徳商人のネロですよ!(^^;)
    また、キャスティングがハマリ役でした。演技力ですなー。

    はい。やっぱりネロですから、最後は良い子でいないと・・。(^0^)

    この劇団は絵本の物語をもじって脚本化してる傾向が強いですね。ここ最近。
    そのうち、また、独自の脚本を作るのでしょうけれど。

    2009/05/05 00:46

    何と、ネロを悪徳商人に仕立ててしまうのですか・・。
    フランダースの犬って言うと、どうしてもあのアニメの純真無垢で愛らしいネロのイメージで見てしまうので、その設定は結構インパクトあるでしょうね・・。

    やはりここでも一枚の絵をモチ-フに、最後は改心してくれるんですね・・、良かった、良かった・・。
    やはりネロに悪役非道は似合わない・・。


    ところで、この劇団、いつも素敵な作品を作ってきますね・・。

    今回は会場もより一般向けなところですし、題材もこれですと幅広い年代の客層に受け入れられるでしょう・・。

    明確な意思を持って一つずつステップアップしているように思えます。

    この先も期待できそうですね・・。

    2009/05/04 20:43

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