通信ボちょーだい女
バナナ学園純情乙女組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/12 (火)公演終了
満足度★★★
個人的には好き。
個人的には大好きで、満足です。
リピートしたし、本当は星4つ つけたいです。
ネタバレBOX
お芝居の部分が短く、オープニングとキャラクター紹介と、ストーリーのさわりだけで終わってしまいました。
クッキーとかマーガレットに例えるなら、巻頭カラーと扉絵と、主要人物の登場シーンくらいで終わっちゃった感じです。
面白いかとか良い作品かとか評価できる長さではないのですが、この劇団、なんか楽しそうだな、くらいの印象でした。
おはぎライブは好みが分かれると思いますが『無駄にクオリティが高い』という自己評価通り、ホントに良かったです。
面白いし 可愛いし 適度に汚いし。
生魚をさばく所とか、良かったです。
男子では すいーつ?って呼ばれてる人(キャラ多すぎて実名覚えられませんでした) が、段違いなパフォーマンスで、目をひかれました。
女子では演出の二階堂さんが、全てをかっさらっていました。 本当は皆さん魅力的なので、その個性と魅力ををお芝居で見せてもらって、ちゃんと名前を覚えて帰りたかったです。
台本の件は、きっと公演に携わった殆どの人にとって どうにもできない問題だったと(勝手に)思います。
ただ、予約をして楽しみにしていた者としては、一瞬でも簡潔でもいいので演出やネタの一部ではない『謝罪』をして欲しかったです。こんな些細な事で、きちんとしてない印象を与えてしまうのはすごく勿体無いなぁと思いました。
次はもし、変更情報がUPされなければ、絶対に観にいきたいです。
「どんなお芝居を観てきたの?」と人に聞かれて 決して素直に答えられない、この毒の強さが大好きです。
オール・アバウト・ラブ
てにどう
ザ・ポケット(東京都)
2009/05/13 (水) ~ 2009/05/17 (日)公演終了
バンダラコンチャ ソロアルバム公演「相思双愛」
バンダ・ラ・コンチャン
紀伊國屋ホール(東京都)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/16 (土)公演終了
満足度★★★★
2作品、それぞれで面白い
カメラ撮りの日にぶつかる。
2作品、それぞれで面白い。
交互に流していくのだけど配分が素敵。
でもわざわざ2作品をこうやって組み合わせる理由が不明。
けど面白いのは確か。
客席に俳優(タレント?)さんが多数来場。
ウクレレ時報
現代時報
盛岡劇場 タウンホール(岩手県)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
うつしとる
とにかく衝撃でした。
何気ない会話と、そこはかとなく寂しい感じ、ウクレレの演奏などなど。
観る事ができて良かったです。
セレブ気どり
(有)パン・プランニング
あうるすぽっと(東京都)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/17 (日)公演終了
満足度★
なんだこれ?
開けてびっくり玉手箱の抱腹絶倒な復讐。ってことだけれど笑えない。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
まったくナンセンスな死語の羅列。
コメディらしいが、コメディとして成り立ってないほど寒すぎる。
ストーリーはおバカな4姉妹がセレブの男と結婚したいが為に偽セレブの男たちにまんまとヒッカカルという物語。
舞台ではかつてのドリフターズがやっていた顔面パイ投げのシーンや今時のコメディと思えないほど古いギャグww
いあいあ、そんな古臭いネタで笑えってほうが残酷ですわ。
ワタクシ、ギャグの一発目でドン引き!そんなだから会場の客入りは3分の2程度。空席が目立ちすぎ。更にスタッフワークが最悪で、もっと言うならキャストと役柄の表示がない。スタッフに役柄を聞いたら「うちの劇団は元々役柄は明記しないんです!」と横柄な態度。
これだもの・・。
観劇前から芝居の程度が分かるというもの!
それでも芝居が楽しいなら許せるが、どっちもダメだったなら費用と時間をかけてあうるに行った事が悔やまれた2時間。
これから観に行かれる方は観れば判るかと。
雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/05/06 (水) ~ 2009/05/30 (土)公演終了
満足度★★★★
スターの貫禄
清水邦夫脚本、ニナガワ演出!ということで観にいってきました。小劇場とかNODA・MAPをよく見ている人間にとっては、セリフの日本語が重い重い。
でもこれが清水邦夫だよなーと昔を思い出してみたり。埃をかぶったノスタルジーの世界のなんとなく切ない感じが良かったです。これはひとえに往年のスター役の鳳蘭の存在感によるもの。舞台に立っただけで視線を集めて、セリフの間でさえ集中してしまいました。
ネタバレBOX
ウエンツくんの女装姿かわいかったです!品のいいお嬢様で若干アナクロな清水邦夫の世界にぴったりでした☆あと、「ロミオとジュリエット」の引用シーンが多いので、2作品分見られてお得。というか、「楽屋」もそうだけど清水邦夫って古典をベースに普遍的な感情を書くのが好きなのかなぁと考えてしまいました。
無頼茫々
風琴工房
ザ・スズナリ(東京都)
2009/05/10 (日) ~ 2009/05/18 (月)公演終了
満足度★★★★
おもしろかったです。
楽日までがんばってください。
日本髪がステキ。
通信ボちょーだい女
バナナ学園純情乙女組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/12 (火)公演終了
満足度★★★★
ダメダシキボンヌ
俺もヲタ芸うちたくなったよ。
Little Alice ―少年アリスの時間割―
ルドビコ★
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2009/04/29 (水) ~ 2009/05/05 (火)公演終了
男の子なアリス
前半のファンタジーは楽しめたが、
後半、感動ストーリーへの無理な展開が、退屈。
歌が多い(ミュージカル?)割りに、
訓練されていない役者が目立つのが致命的。
無頼茫々
風琴工房
ザ・スズナリ(東京都)
2009/05/10 (日) ~ 2009/05/18 (月)公演終了
満足度★★★★
力作
風琴工房は史実と向き合って、それを舞台の上で役者が演じる事で、見ている観客にも「生きた人が目の前で体験している事」の様に感じさせてくれるのがとても優れていると感じます。
今回も大正デモクラシーという西欧思想と報道の自由のために戦う時代を描いた力作でした。
ネタバレBOX
貧困と抑圧の中で、人々は米騒動を各地で起こす。
国からは米騒動の報道を規制される。
そんな時代の中で報道の自由のために戦う若いジャーナリストたちの熱い姿を描いています。
思想が思想として成立していた時代。
思想のため、信念のために戦う姿は現代人が忘れている、忘れてしまったもの。
それを役者さんたちが目の前で立ち上げてくれるので、その世界に見入ってしまうのでした。
木目の床と2枚の後方パネルでシンプルに組まれたセットは次々と場面を変えていきます。
ちゃぶ台を出すだけですっかり茶の間になってしまうのは流石です。
力のある役者さんたちが、力のある戯曲に正面から挑んだ力作!
見ていてパラドックス定数「インテレクチュアル・マスターベーション」が何となく思い浮かんだ。
そのどちらかは笑わない
電動夏子安置システム
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2008/12/18 (木) ~ 2008/12/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白い!
時間のズレを利用した?ロジック芝居。
見ているうちにはまる。
今さらですが、コリッチに最近登録したので感想をカキコしてみる。
ネタバレBOX
まー公演終了してるのでネタバレも何もないんだが…
何度も繰り返すシーン。同じようで少しずつ状況に変化が…
その変化で笑いをとる脚本のうまさ。
役者の新鮮な芝居。
同じ時間が何度も繰り返しおとずれる…という、ありえないシチュエーションなのに、妙にリアル。
この作品の世界には私は産まれたくないなと思い、時間の流れに怖さを感じた。
今回は、役者さんは劇団員だけの公演らしいが、皆さん個性的で、印象に残る。
再演を希望したい作品です。
PerformenⅣ~Inferno~
電動夏子安置システム
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/05/07 (木) ~ 2009/05/12 (火)公演終了
容疑者χの献身
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2009/04/30 (木) ~ 2009/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
お見事!
それにしても・・西川浩幸のあの演技はなんだろ?神がかり的だ。
石神のさえない中年の石頭ぶりを好演。唸るほど見惚れる。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。その完全犯罪とは自分を犠牲にしてまでも、女を献身的に守るためのものだった。
この物語を読んだ事がない方は私の周りでは居ない。
だからストーリーの簡単な筋しか書き込まないが、石神がどういうトリックを仕掛けたか、男が愛のためにどんなに大きな犠牲を払ったか、3月10日の謎、彼が自らの論理的思考によって花岡靖子と美里に指示を出す描写など、本当に忠実に小説を舞台化していた。
石神の犯行を湯川が独自に解明していく場面や、その結末を解っていながら涙せずにはいられませんでした。
石神の天才数学者として研究にのめり込みたいという意欲と高校教師としての現実との葛藤に揺れ、愛されたい自分と自分なんかが愛されるわけないと諦めている自分。愛したい自分と、その気持ちを相手に気付かれたくない自分。石神の犯罪は決して許されるものではないけれど、私たちはその行為を、迷いのない常にシンプルで純粋な心を、ついつい応援したくなる。
ワタクシは個人的にこういった不器用な男に物凄く弱く、物凄く思い入れてしまう。石神も恋愛や人間関係にひじょうに不器用で、だからこそ、この物語が好きだ。
最後の場面で美里が自殺未遂を起こして、やっと、靖子は自分の行動の軽率さに気付く。靖子が告白し、石神に謝罪するシーンと石神の号泣するシーンの涙は種類が違う。切なく苦しく哀しくやるせない。
倫理を超えた真実の全貌は犠牲的精神の上に成り立っていた。
キャラメルボックスの演技は本当にお見事!
演技が細かくてドアの開け閉めにも、その想像を超える。
刑事達の会話の中やレストランで、物語の邪魔にならない程度にコメディを誘うなど、演出の仕方は流石だ。
満足。大満足!(^0^)
京都から二千匹発送しました。
燐光群
梅ヶ丘BOX(東京都)
2009/04/30 (木) ~ 2009/05/17 (日)公演終了
満足度★★★★
京都から二千匹発送しました。
ネタバレBOXに書きます。
ネタバレBOX
上級生の男子に何度も投げられて、意識不明になった女生徒智子。
その時、監督の教師は不在だったという。 また、智子が倒れてもすぐに手当てをせず、しかも、事故後は生徒に沈黙を要求し、事故を隠そうとする学校。
親は県、市、学校、加害者の少年を相手取って裁判を起こします。
舞台の初めに事件の概要が語られ、それを聞いて腹立たしい気持ちになります。
しかし、舞台は学校対子供を植物人間にされた家族との戦いとは描いてはいません。
学校にも教育、部活動そして生徒に正面から対峙する熱心な教師がいることや、少女に傷を負わせ悩む男子生徒らも描きます。
笑いも多く、智子に向ける人の愛情から、家族が人に対する信頼感を得ていく過程に心あたたかになります。
告発の作品でなく、甘くさえ見える作品にしたのはなぜだろう。
劇場で渡されているチラシに脚本家が書かれているこの文面に答えがあると思います。
「このご家族が、人に対する信頼と、暖かさを失わずに済んだのは、金銭的ではなく、様々な形でこのご家族をささえようとする人たちとの出会いがあったからだということをお聞きしました。 娘たちがその人たちに出会わせてくれたことを感謝している、ということも。」
事件に遭遇したことよりも、強さと優しさを持つ母親との出会いがこの舞台を作った理由とぼくは感じました。
PerformenⅣ~Inferno~
電動夏子安置システム
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/05/07 (木) ~ 2009/05/12 (火)公演終了
ここちよくロジックに縛られて
面白かったです。
コント、全部ツボでした。
ダンスもすごい・・・。
ネタバレBOX
ロジックをしっかりと張った物語と、趣意あふれるコントの相乗効果が実に鮮やか。
途中から、完全にはまりました
骨格となる物語も、コントに流されることなくしっかりと収束していくのが見事。
L編しか観ることができなくて、残念な思いをしたことでした。
通信ボちょーだい女
バナナ学園純情乙女組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/12 (火)公演終了
パワーで押し切ってる・・・
中屋敷台本を遺作の披露にしたのは、なかなかよいアイデアかと・・・。
理屈を超越したパワーでこれだけ押し切られてしまうと、パフォーマンスの良い悪いで判断することが無意味に思えてきて・・・。
勢いが衰えないダンスを頭真っ白にして楽しんでしまいました。
ネタバレBOX
一見暴れているようにすら思えるステージ上の勢いも、良く観ると一人ずつのまっとうな動きの積み重ねで成り立っていました。動作のひとつずつにごまかしがないのです。たとえば指がしっかり伸びていたり、動きにしなやかさがあったり・・・。
魚がさばかれたり、まっとうにウィンクをコピったりと、実はシュールで不思議な空間だったりもして・・・。
主宰の二階堂さんはもちろんのことゲストの酒巻さんや星野さん、カムヰヤッセンで好演した野上さん、マクロで勢いを楽しむ以外に出演者個々を観る楽しさもあって。
で、キャンディーズやピンクレディなんかを歌われると、・・・・・わくわくしてしまう。
ちょっといけないもの、たとえばたっぷりと着色料が入ったお菓子を口にするような抵抗感はあるのですが、なにかどきどき癖になるのですよねぇ・・・。
え、今後も2ヶ月に1度やるんですか・・?どうしましょうかねぇ・・・。
蜉蝣峠
劇団☆新感線
赤坂ACTシアター(東京都)
2009/03/11 (水) ~ 2009/04/12 (日)公演終了
春琴
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/16 (月)公演終了
テンリロ☆インディアン
劇団6番シード
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2009/04/18 (土) ~ 2009/04/26 (日)公演終了
満足度★★★★
再演も面白い
両バージョンとも観てきました。初演の時はガールズ版がちょっと種明かしの部分が苦しいかな…と思っていましたが、今回はむしろガールズの方が好きでした。
新しいメンバーでのキャスティングも良かったです。個性的なキャラクターが牢屋の中で繰り広げるドタバタコメディと推理は見ごたえがありました。ガールズでも人間ピラミッドをやったのもいいですね。初演はダイナミックなボーイズに比べてちょっと地味な印象があったので。
アトリエ公演と新作も楽しみにしています。
通信ボちょーだい女
バナナ学園純情乙女組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/12 (火)公演終了
200905111430
200905111430@王子小劇場