雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた 公演情報 Bunkamura「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    スターの貫禄
    清水邦夫脚本、ニナガワ演出!ということで観にいってきました。小劇場とかNODA・MAPをよく見ている人間にとっては、セリフの日本語が重い重い。
    でもこれが清水邦夫だよなーと昔を思い出してみたり。埃をかぶったノスタルジーの世界のなんとなく切ない感じが良かったです。これはひとえに往年のスター役の鳳蘭の存在感によるもの。舞台に立っただけで視線を集めて、セリフの間でさえ集中してしまいました。

    ネタバレBOX

    ウエンツくんの女装姿かわいかったです!品のいいお嬢様で若干アナクロな清水邦夫の世界にぴったりでした☆あと、「ロミオとジュリエット」の引用シーンが多いので、2作品分見られてお得。というか、「楽屋」もそうだけど清水邦夫って古典をベースに普遍的な感情を書くのが好きなのかなぁと考えてしまいました。

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    2009/05/13 09:28

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