最新の観てきた!クチコミ一覧

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マンガ大戦GREAT

マンガ大戦GREAT

YANKEE STADIUM 20XX

シアターサンモール(東京都)

2009/07/10 (金) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

新感線・ナイロン級の上演時間も瞬く間
05年夏公演の完全リニューアル版ということで、基本設定は同じだったり(←当然)一部のワザは残っていたりするが、確かにだいぶ変わったような気がする。(実はディテールが記憶の外なので断言できない…(爆))
主人公たちがマンガの中の世界に入ってしまうという「逆『ラスト・アクション・ヒーロー』」…というよりショーマの『アメリカの夜』的な物語、客いじりや1人芝居は控えめで比較的オーソドックス(←あくまで相対論)な感じ? が、その分出演者いじり(むしろムチャ振り?(笑))が多かったか。
この出演者へのムチャ振りもかなり(特に即興的な)演技のトレーニングになっているようで、ここって上演中のハプニングへの対応が(座長に限らず)実に見事。文字通り「当意即妙」で、その柔軟性により遅刻したことでネタにされてしまう客などが仕込みなのではないかとさえ思えてしまうほどで…(笑)
クライマックスの擬闘ではマンガの世界だけに、吹き出しにした言葉や擬音をタイミングを合わせて黒子が出す(これは初演で使ったテだな)ばかりでなく、マンガのコマを等身大にして見せるなんてことまでやったり、メインのアクションの陰でさり気なくスゴ技(ペンのパスとか)をやっていたり、黒子を使って空中浮遊させたりとアイデアを凝らして見せるのもまた見事。
本当に観客を楽しませるためには何でもやりますという心意気が伝わって来て感動すらしてしまう。
また、最近「悪いヤツを “退治” すればイイというモンでもあるまい」と思うことが多いので終わり近くに出てくる台詞
 「ボクの描くマンガでは1人も死なせやしない」
 「本当のヒーローは誰も傷つけない」
には涙をこらえきれず。(理想論ではあるんだが…)
あんな終盤に二段構えで泣かせるのは反則では?(笑)
そんなこんなで、休憩込み3時間20分という新感線・ナイロン級の上演時間も全くダレず、むしろ瞬く間、みたいな。

cover

cover

ペンギンプルペイルパイルズ

本多劇場(東京都)

2009/07/17 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了

満足度★★★★

わかりやすかった
絶対わからないと臨んだお芝居。
だって前回観た「審判員はこなかった」は
さっぱりちんぷんかんぷんだったから。
でも、COVERは結構理解できた。兄弟とか姉妹とか
そういう血?の感じが。
初本多劇場は満足度100パーセント。

『 Deep Sea Fish  』

『 Deep Sea Fish 』

GOKAN。

シアター風姿花伝(東京都)

2009/07/10 (金) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

東京で生きる深海魚たち
40歳近いが自閉症でアイドルの追っかけをしている兄を養う男性編集者と、夫と別れ息子を兄夫婦に「とられた」女性教師それぞれを中心とした2つのストーリーの合間に編集者が担当する作家が飼っている2匹の深海魚の会話(!)を挟んだ物語、「東京で生きる深海魚たち」をリアルに描き、それぞれ悲劇的な結末を迎えるが美しく、2匹の深海魚のシーンはシュールでありながらも作品テーマを端的に表現しており、その姿がラストで2人の人物と重なるのは見事。
またその終わり方が切なくてイイ。深海魚が見た夢と登場人物の夢に出てくる「約束」というキーワードがここで結実するのも上手い。
しかも深海魚のかぶり物、太目のシーラカンスに提灯を付けたようなデザインながら、けっこうリアルというのか存在感があるというのか、そんな風に感じる。
白川みなみ、田久保宗稔のお二方はいれずみベービーでのハイテンションぶり(笑)とは真逆のしっとりと落ち着いた演技、一方、宇都宮快斗はASSHでもありうるかも、な感じ?(笑)
いやしかし、こういう方々が同じ舞台に立っているのがフシギといおうか面白いといおうか…。

春のめざめ spring awakening

春のめざめ spring awakening

劇団四季

自由劇場(東京都)

2009/05/02 (土) ~ 2009/09/05 (土)公演終了

満足度★★★★

意外に良かった
もともと四季がやるような芝居じゃなさそうな気がしていたのだが、
若手役者が意外に良くて、sex場面は色気が乏しすぎたけど、若者の
悶々とした思いがよくでていたと思う。ベンドラもまあまあだったし、メルヒオールは
十分なイケメンで見応えはあった。ただモリッツがどうしてもシンバとかぶってしまって
残念。大人2人が締めてくれていた。

ひみつのアッコちゃん

ひみつのアッコちゃん

劇団ガソリーナ

【閉館】江古田ストアハウス(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすがじんのひろあき
マンガをそのまま舞台化するのではなく、アレを映像化するためのアッコちゃん役のオーディションを描くというスタイル。その意味では「カンバンにイツワリ」気味かも?(笑) しかも子役ではなく、その親5組との面談でこれが最終審査になるという設定。
「主題(2組)と変奏(3組)」のような形で見せる面談によって5組の親子像がクッキリ浮き上がる前半から、決断を迫られた時に監督と脚本家が初めて明かす映画の構想(その映画を実際に観てみたいというか、シノプシスを聞いただけで観たような気になったというか…)で「現代の友だち関係」に警鐘を鳴らし、最終決断に至る部分では映画制作現場の厳しさや全体の責任者である監督の責任・重圧まで描き、最後の監督の独白(落選者への結果通知草稿:これがまたイイんだ)で画竜点睛を打つ感じ? さすがじんのひろあき、見事です。
出演者では窪田あつこが相変わらず(笑)飛び道具っぷり(爆)を発揮して印象深い。ただし、卓越した歌唱力・表現力に裏付けられたものなんだよね。
また、佐藤寛子もインディーズで映画賞を総ナメという実績をもとに初の商業映画のメガホンをとることになった新鋭女流監督の戸惑い…ちょっと違うな、商業映画の厳しさにふれてまた一段ステップアップするその瞬間といおうか、そんなところを表現して◎。うん、イイ舞台女優になってきているぞ。
さらに5組の面談で、最初は面接官5人が客席に正対して、その手前に受験者が客席向きに座るという基本配置にしておき、その後の2組目と4組目は面接官が下手側で受験者が上手側に、3組目と5組目はその逆に、約45度の角度で舞台中央に向かって座る配置にして単調になることを回避したことにも感心。

向日葵と夕凪【ご来場頂き誠にありがとうございました。】

向日葵と夕凪【ご来場頂き誠にありがとうございました。】

七里ガ浜オールスターズ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/07/07 (火) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

冒頭3分で心ワシ掴み
もう、冒頭3分あたりで心をワシ掴みにされてしまう。
新井の台詞から「怪物先生」の人となり・たたずまいから放課後の美術室の様子までが眼に浮かぶようだし、その時と現在の新井の心境が心に直接伝わるようで貰い泣き気味。
以降、20年前&12年前の出来事と現在に「時の隔たりの切なさと優しさ」をたっぷりと絡めて描いた60分、中篇ならではの凝縮感…いや、それ以上にギッシリ詰まった充実感まであるか。
さらに夕暮れ前から日が暮れるまでの日射しの変化を刻々と表現した照明と夕凪の直前までさり気なく流れている潮騒のSEもナイスアシスト。

ジプシー

ジプシー

ゲキバカ

新宿シアターモリエール(東京都)

2009/07/11 (土) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★

初見
初見でした。
いつもチラシで気になっていましたが
今回見る機会が出来まして行ってきました

トータル感想は面白かったです。

しかし、チラシと題名と芝居が合ってないのかな?
チラシから想像出来ない芝居でした。
二時間を長く感じはしませんでしたが、若干蛇足的な物語のくどさは不要かと思いました。

机と椅子

机と椅子

ロックンロール・クラシック

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/07/15 (水) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

満足度★★★

もうちょっと観たかった
前半、二人の男の置かれている状況が見えず。
幼友達のようだが、同じブランドのシャツ、靴を着用していて
絶対にただの再開ではない、と疑いながら話は進む。

実際、ただの再会ではなかったのですが、ちょっとこの部分が
感覚的に長いのです。(上演時間からみて相対的にというか)
そこが残念。今度は本公演を観てみたいです。

村井美樹のmono*mono語り vol.1

村井美樹のmono*mono語り vol.1

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目白庭園(東京都)

2009/07/20 (月) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★

好感の持てる語り
誠実な語りと、会場となった目白庭園の緑とが相俟って、のんびりとした気持ちの良い時間を過ごし、村井さんに対して好感をもって会場を後にすることができました。

引き込まれるほどの語りとまでは至りませんでしたが、作品自体に吸引力があるため、最後まで集中して聞けました。

罪とハネムーン 7月17日18日20日完売!

罪とハネムーン 7月17日18日20日完売!

play unit-fullfull

調布市せんがわ劇場(東京都)

2009/07/17 (金) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★

 
観劇

旅がはてしない

旅がはてしない

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/07/17 (金) ~ 2009/07/21 (火)公演終了

満足度★★★★

観てきた!
一回目はF-8、二回目はI-6で観てきました。
初演よりもわかりやすくなってました。
ダンスは初演が好きです。
舞台が綺麗でした。
もっと舞台に近い席だったら、もっと楽しめたかも、と思います。

スメル

スメル

キリンバズウカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★

役者さんがみんないい
役者さんが実力派揃い、ということもありとても楽しめました。
ただ、どうしても後を引いてしまう違和感が一点。

12年振りに再開する母娘が、お互い強情っぱりってのはあれど
あんなに確執なく会話できるのかな?と。

ぼくだったら、どんな風に話していいのか、なにから話せばいいか、
話ができてもどこか心から会話できていないような、そんな感じが
想像できるのですが、意外とすんなりうち解けていたので
「こんなもん?」ってひっかかって仕方なかったです。

しかし稲川さんはすごいなあ。

いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校

いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校

ロロ

新宿眼科画廊(東京都)

2009/07/18 (土) ~ 2009/07/22 (水)公演終了

満足度★★★

前売り/当日¥1500
ネットでの口コミ評価につられての初観劇。新宿眼科画廊というヘンな名前の場所にも惹かれたし、上演時間が約60分というのもふらっと立ち寄るには手頃だった。
若手の劇団で、内容はシュールというかナンセンス系のコメディだった。

終演後の挨拶で、今回は宣伝が遅れて客の入りがよくないので、気に入った方はコリッチやブログで宣伝してくださいと言っていたので、宣伝します。

けっこう面白いですよ、他愛のない内容だけど。

ネタバレBOX

卒業を控えた小学生たちの物語。一人だけテンションの高い女教師と、体から8×4(エイトフォー)を噴霧する謎のペットも登場する。
ギター好きの主人公を演じた役者は亀島一徳だろうか。配役表がないのではっきりしないが、窮地に立たされて焦るまくるというキャラは、ちょっぴり三浦俊輔に似た演技だった。主役だけあっていちばん上手い。
衣裳担当の藤谷香子が快快のスタッフだからというわけではないが、場面転換に踊りを入れたり、照明を極端に変化させたり、衣裳に台詞めいた文字を漫画の吹き出しっぽくあしらってあるところなどがちょっと快快っぽいかなと思ったりもした。
箱を持っている

箱を持っている

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/07/10 (金) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★


おもしろくなかったという訳ではないのですが
見られたい自分と見られてる自分、という誰もが経験する
テーマに対して、新しい発見がなかったような気がします。

誰もが箱を持っているという設定はすごくおもしろいのに、
それもあまり活かし切れていなかったような。
最後のシーンも、これをやるために箱を使っただけなんじゃ
ないかと疑ってしまうほど、特に意味を感じませんでした。

似てる人が同じ箱、ではなく、それぞれの人生が刻まれた
箱を持っている、ある人は汚れた、ある人は形のいびつな、
‥という意味の持たせ方の方がしっくりくる気がしますです。

明けない夜

明けない夜

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2009/07/17 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了

満足度★★★

最後は反則だー!(外伝も観ました)
いや、見れば分かると思いますがあれは問答無用です。
もうちょっとしゃべっておじさんを喜ばせて欲しかったな。

外伝も見るつもりだったけどぼーっとしてたら開幕を過ぎていたという。。。

本作、いろいろきちんと説明がなされていない部分がいくつかあるんですが、
他の方のレビューを見るに、外電ではきっとその辺も解決させてくれると思います。
大変面白い芝居だったんですが、本編だけでは微妙にわけが分からないところが
残ってしまうのはよくないと思いました。

本作と関係ありませんが、膝上に紙袋っぽいのを置いてずーっとかさかささせている人がいました。
さらに、飴を噛み砕いたり、、、。結構きになりました。
椅子の下にバックを置くとかせめてなめるのはグミにするとか、もう少し工夫して欲しいです。

後日、外伝だけ見に来るつもりー。
---
外伝も観ました。
これは蛇足です。本編だけでいいと思った。
中盤の刑事達が取り調べを行う下りは興味深くみることが出来ました。
特にやり手の上司のパートは1人芝居として一定のレベルに達していると思います。
しかし、前半のまったくあらすじに関係のない部分は不要だと思います。
殺人を犯した女性のパートも、セリフがなく、見せ物だとは思えません。

1人芝居ってなかなか見せ物になるレベルにするのは難しいと思うんです。
そして、観る側にもそれを楽しむ素養というものがあると思います。

本作のそれは、見せ物になるレベルに達しているとはあまり思えませんでした。
役者さんも、脚本も。

ケモノミチ

ケモノミチ

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

次々と
巨大怪獣出現はなんだったんだろう?という感じも否めませんが
その事件により、この物語の関係者が一カ所に集まって、次々と
現れてはつながってゆくストーリー達。
180分という長さも感じずに、夢中で観劇できました。

結果、母子が同じサガを持っているのも運命のケモノミチなのかなと。

新宿ジャカジャカ

新宿ジャカジャカ

椿組

花園神社(東京都)

2009/07/11 (土) ~ 2009/07/21 (火)公演終了

楽日前にやっと
夏の風物詩、毎年の恒例です。歌がもりだくさんで楽しかった。何度か見た人によると、今日の夜はかなり良かったらしいです。昼間にライブもあったからかしら。

ネタバレBOX

特別ゲストの山崎ハコさんのソロが素晴らしかった。

電車に乗っていく大勢の人々と、乗れずにたった1人残る人と。苦味を残したエンディングが良かった。
キドクラッチ

キドクラッチ

MCR

中野スタジオあくとれ(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★

愛すべき緩さ
前半の勢いのまま、最後まで突っ走しられるのかと
覚悟を決めましたが、中盤から関係が見えてくると
ちょっといい話に。

役者さんが皆さん最適な役所でいい味出してましたが
ちょっと中川さんだけ、宙ぶらりんな感じで残念。

アメミット

アメミット

劇団BLUESTAXI

ザ・ポケット(東京都)

2009/07/15 (水) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★

裁判制度
かなり欲張って詰め込んだストーリーでした。
少し蛇足な再現シーンがあったりしましたが、楽しめる演出で2時間15分を長く感じさせない内容でした。

明けない夜

明けない夜

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2009/07/17 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了

満足度★★★★

外伝~それぞれの事情
を観た!
これは観た方がいいです。裏の取引までも露出して「こんなやりとりがあったのか?!」などと、新たな発見があります。
ただ、1時間の公演なので、あっという間に終わったのはいうまでもない。(^^;)

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

「明けない夜」の登場人物が断片的に順番に一人芝居を打つ。相手が居るかのような目線での一人芝居なのだが、一人ひとりがやがて絶妙に繋がっていく。記憶の連鎖のように。

刑事たちが犯人のアリバイ工作を崩していくさまや、純子が里美を殺害したと知った秀人は泣きながらも、世間体の為に、死体を隠して誘拐にみせかけるように策略する。そして秀人の指示通りに動いた純子と佐藤の情景を映し出す。

一方で和田家の借金や従業員との確執などが暴かれ、ひじょうにワクワクする展開でした。
「明けない夜」での終演のシーン。秀人が赤いランドセルを持った場面が蘇ります。こういうことだったのね。と。

改めて役者の演技力に感動!(^0^)


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