満足度★★★★★
冒頭3分で心ワシ掴みもう、冒頭3分あたりで心をワシ掴みにされてしまう。新井の台詞から「怪物先生」の人となり・たたずまいから放課後の美術室の様子までが眼に浮かぶようだし、その時と現在の新井の心境が心に直接伝わるようで貰い泣き気味。以降、20年前&12年前の出来事と現在に「時の隔たりの切なさと優しさ」をたっぷりと絡めて描いた60分、中篇ならではの凝縮感…いや、それ以上にギッシリ詰まった充実感まであるか。さらに夕暮れ前から日が暮れるまでの日射しの変化を刻々と表現した照明と夕凪の直前までさり気なく流れている潮騒のSEもナイスアシスト。
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2009/07/20 23:58
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