
グランド・フィナーレ●プレビュー公演●
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)
2009/02/07 (土) ~ 2009/02/07 (土)公演終了

まじめな話
財団、江本純子
SRギャラリー(福岡県)
2009/07/17 (金) ~ 2009/07/19 (日)公演終了

20世紀累ヶ淵
非・売れ線系ビーナス
大博多ホール(福岡県)
2009/07/17 (金) ~ 2009/07/18 (土)公演終了

『第三章』全席指定席公演!
グレコローマンスタイル
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/07/07 (火) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

青い体温
劇団HallBrothers
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/06/19 (金) ~ 2009/06/23 (火)公演終了

僕の彼女はAVアイドル
ザ・プレイボーイズ
池袋GEKIBA(東京都)
2009/01/28 (水) ~ 2009/02/01 (日)公演終了
満足度★★★★
遅くなりましたが。
安藤さんが台車に乗りながらギターを弾き、歌ったシーンが好きですね。
ラスト、シルエットの女性は・・・・ スタッフ!

明けない夜
JACROW
サンモールスタジオ(東京都)
2009/07/17 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了
満足度★★★★
引き込まれました
派手なギミックに走らず、伝えるべき「空気」を表層化させるにことに拘って作られた誠実な舞台でした。非常におもしろかったです。
終始、舞台上から伝わってくる緊張感が、気持ちよかったです。

異人たちとの夏
東宝
シアタークリエ(東京都)
2009/07/04 (土) ~ 2009/07/25 (土)公演終了
満足度★★★★★
他人に思われているからこそ自分は生きている 亡くなった人を思う気持ちがあれば、その人は生き続ける。
原作は、ドラマ脚本で有名な山田太一。
20年前に、監督:大林宣彦、脚本:市川森一という最強タッグで映画化された作品の舞台化です。
さて、スズカツさんの舞台での決まりごと、お客入れの時間には、ジョン・レノンのスタンド・バイ・ミーがかかり・・・最初のアパートのシーン。
ストーリーを知っているから、もうすでに泣きそうになります。
都会の孤独。
他人に思われているからこそ自分は生きている
亡くなった人を思う気持ちがあれば、その人は生き続ける。
毎回、両親は、舞台上でストップモーションのように止まっている姿で登場し、主人公に会ったとたんに動き出す。
彼の思いがあってこそ、生きたように動くのだと。
そしてケイも、主人公に『二度目に会ってから』は見違えるように明るく幸福そうな表情を見せます。
途中、舞台上では父子でキャッチ・ボールが始まります。
同じスズカツさん演出・椎名さん主演の「レインマン」でもサッカーボールでのやり取りのシーンがあり、一発勝負のボールの行方に、観客も目が離せません。
客席に飛んだことは無かったのでしょうか?是非見たかった。
椎名桔平さんは、両親やケイと会っているときなど、表情の演技がうまい。
甲本雅裕さんはイメージどおりの下町の親父。
今回は特に、池脇千鶴さんが見せた、母親の包容力のある包み込むような優しさ、かわいらしさ、が新しい発見でした。

『ダンパチ7』/『みてあげる~お花畑病院奮戦記~』
ショーGEKI
「劇」小劇場(東京都)
2009/07/17 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了
満足度★★★
『みてあげる~お花畑病院奮戦記~』を観た
噂では女を捨てちゃって、すんごく面白い!ってことだったけれど、そうでもなかった。普通。
もしかしたら、『ダンパチ7』の方が面白いのか?
以下はネタばれBOXにて。。

いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校
ロロ
新宿眼科画廊(東京都)
2009/07/18 (土) ~ 2009/07/22 (水)公演終了
満足度★★★★★
子供のしっぽと大人の萌芽
あちらこちらの評判をうかがって
楽前日に拝見。
物語の仕組みが見えるに従って
ぎゅうぎゅうの場内が気にならないほどに
惹きこまれました。
登場人物たちが見つめる現実や未来に潜む鋭角なエッジ、
でも切り落とされたものに子供のしっぽが残っているのが
すごくヴィヴィッド。

明けない夜
JACROW
サンモールスタジオ(東京都)
2009/07/17 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
物語と演出の巧みさに引き込まれた
よくぞこの時間内にうまく収めたと思う。無駄がない。
この時代設定だからこそ、なしえた物語でもある。

D_E_S_K 東京公演
Monochrome Circus
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/07/20 (月) ~ 2009/07/26 (日)公演終了
満足度★★★
関係性が見えると
3編の短~中編ダンス集。
何を見たらいいのか分からずとまどいながら見ていたのですが、ダンサーさんたちの踊りが、それぞれの踊りに関係し合ってくると、途端に面白くなってきました。

風を継ぐ者
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2009/07/11 (土) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
満足度★★★
爽やかで、劇団の今後と重なる作品
左東さんの初主演作品でしょう?
西川さん、大内さんが居るものの、中心は畑中さん演じる沖田だし
若手がちゃんと「継いでいるなぁ」と思ってしまいました。
作品も新撰組の悲劇よりも、こんな変わり種が居たっていう隠れ
ストーリーなので、OPで主人公が存命なのは周知の事だから
微笑ましく、ラストはユニホーム姿で爽やかに終わる作品です。
涙が出る作品ではないですが、キャラメルさんらしい作品です。
劇場チラシに劇団ZAPPA「花」の再演が入ってますので
今回の話が良かった方はこちらもオススメです。

SHURABA
劇団たいしゅう小説家
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2009/07/18 (土) ~ 2009/07/26 (日)公演終了

旅がはてしない
アマヤドリ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/07/17 (金) ~ 2009/07/21 (火)公演終了
満足度★★★
水の循環のよう
90分くらいしてようやく、状況が飲み込めてくるようなつくり。起きているシーンの、何を見ていいのか分からないため、ぼんやりと見てしまいました。
時折強烈な光景を見せつけられ、おぉ、と思うことはありましたが、2時間半は長すぎました。

cover
ペンギンプルペイルパイルズ
本多劇場(東京都)
2009/07/17 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了
満足度★★★★
初心者向けですが、ぜひ見て欲しい
PPPPの初、本多劇場作品。
大きい会場ですが、ゆる~い感じの小道具と
玉置さんぼくもとさんが、緊張感ある中でも笑わせて見せてしまう作品。
いつもの、不条理・難解・ファンタジーな部分は少なく
とても解りやすい作品になってます。
今までのファンには少々物足りないかもしれませんが
それでも倉持さんらしい、好きな作品です。
初めての方、「ワンマンショー」とか「まどろみ」を見てダメだった方は
今回見て頂きたい作品です。(後ろの席は空いてますから勿体ない)

BLACKBIRD ブラックバード
ホリプロ
世田谷パブリックシアター(東京都)
2009/07/17 (金) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
満足度★★★
重厚
単純に言ってしまえば、キャラメルボックスの世界とは正反対。
暗く、未来が見えず、助けようのない世界。
良く言えば、重々しい世界観なのだが
この世界観に対して
男優(内野)のほうはその世界に当てはまっているけれど
女優(伊藤)は、何だか軽い。
何だろう、頑張りは認めるけれど、ベクトルが合っていない。
すごく子供っぽく見えてしまい、いまいち乗り切れない。
安直な表現で言えば、エロさが無い。
ませた子供が騒いでるってカンジ。
なので、前半は正直ツラかったですよね。。。
マジ寝てしまいました。
後半は、終盤に向かいグーっと緊張感、スリルが高まり
面白くはなりましたが
前半のマイナス分を埋めるには至らず、
最後の最後、幕引きの場面が締まらなかったですね。
えっ、これで終わりなの??って感じ。
トータルで見て、残念。

ジプシー
ゲキバカ
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/07/11 (土) ~ 2009/07/20 (月)公演終了
満足度★★★★
トリックアートの如し
シェイクスピアが娘にせがまれて「芝居ごっこ」をするところから始まるストーリー、いろいろなものが隠されているトリックアートの如く、あちこちに有名な物語(沙翁作品に限らず)などの断片が練り込まれていて「原典探し」的な楽しみ方もできる上に劇中の口上がそのまま現実の観客に対するものになっているのも上手い。
ただ、登場人物のほとんどが実は霊であるということで一抹のモノ哀しさが漂うのもイイのだが、中盤でそれを明かすよりも終盤での方がインパクトがあったのでは?

Dear My Hero
LIVES(ライヴズ)
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了
満足度★★★
まさに「温故知新」
基本的なストーリーは古典的と言っても過言ではない人情喜劇だが、そこにボクサーたち(元も含む)のそれぞれの想いを練りこんでまさに「温故知新」。
特にタキシードを着てリングアナウンスをすることで「もうボクサーではないんだ」と自分を納得させようとする不本意ながら網膜剥離で引退した元ボクサーと、紅茶研究会の面々に芳郎のことを語る父(@終盤)にツボを突かれる。
前年のザ・ポケットでの初演よりも舞台の幅が広くなったことで控え室の窮屈さが減じた憾みはあるも、サブステージを使って警備員としての芳郎を見せるという演出もあったので一長一短といったところか。

いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校
ロロ
新宿眼科画廊(東京都)
2009/07/18 (土) ~ 2009/07/22 (水)公演終了
満足度★★★★★
好きなモノばかり入ってる玩具箱みたいな作品でした☆
なので、わあっ、カワイイ! と、無防備に猫を撫でようとしたら、じつは相手は虎の子供だった。牙もあるよ♪ みたいな感じ、でもあるんだけど(笑)