セブンピーポー
チェリーブロッサムハイスクール
劇場MOMO(東京都)
2009/10/28 (水) ~ 2009/11/01 (日)公演終了
満足度★★★★
感動
チラシのストーリーからは、もっと怖いお話のイメージがあったのですが、意外な展開と結末に、感動しました!嬉しい裏切りでした。今後の公演にも期待です。
甘い丘
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2009/10/30 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
KAKUTA には全てが揃っている!
勝手に女性のみの芝居かと思い込んでいたら、しっかり、男性も同人数ぐらいいて、まずビックリ!
しかし、いつ観ても、ここの芝居は、全てが揃っていて、その舞台の圧倒的空気感に絶句します。
脚本、演出、美術、照明、役者…、こんなに全てにおいてクオリティの高い劇団ってそんなにない気がする。役者さん、全員、存在感があって、その上、作・演出の桑原さんが、女優としても、素晴らしい演技をされるので、もはやマジックを観るような気分でした。
客演の青年座の椿さんも、今までのどの舞台より、素敵な演技をされていたように思いました。
一瞬、メロドラマ風になりそうな展開になりながら、桑原さん流の外し方が巧みで、これからも、注目して行きたい方だなと改めて思いました。
甲賀の七忍
劇団三年物語
ザ・ポケット(東京都)
2009/10/24 (土) ~ 2009/11/03 (火)公演終了
満足度★★★★★
泣いてしまった
今日は、限られた時間の中で、午後からの公演に足を運ぶことができました。
今日で4回目です。毎回毎回、進化しているのが見て取れます。
日々、修正しているんでしょうね。マジにも、オフザケにも、徹底して手を抜かない姿勢が好きです。次は、どんな舞台を見せてくれるのか、今から楽しみです。
崩壊劇団の崩壊劇場
早稲田大学演劇倶楽部
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2009/10/30 (金) ~ 2009/11/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
役者が皆面白い!
スタートから軽快なテンポでドラマが広がり、そのストーリー展開の面白さと役者の力量で会場は爆笑に包まれた。場内の空調が効いていなかったことと、満員の会場のせいでゆだるような暑さの中、後半少し息切れしたが、随所にきらめきを感じた。
劇団主宰者を演じた長田莉奈、劇団員西村を演じた奥村徹也の好演が光った。演劇を辞めて女優を目指した女を演じた中村梨那、五代目団十郎を演じた石井友章もはじけた演技が面白かった。そして一歩とんだ劇団員を演じた松田明子、演劇界の大御所石狩川を演じた三井翔太も魅力的だった。正直、登場する役者は皆魅力があった、大したものだ。
ネタバレBOX
演劇大賞をとるほど成功した劇団が、それをねたむ劇団と演劇大賞を賭けてエチュード合戦を繰り広げる。そのうちに演劇大賞のことなどどうでもよくなり、お互いが(そして審査員まで巻き込んで)いいエチュードを作るために力を合わせて全力を尽くす。これだけで演劇的であり、なおかつ批評性もあり、十分面白いのにと思った。
しかし、演出家寺島功毅がやりたかったのは、破壊すること。劇団の崩壊、舞台の崩壊、そして、今まさに演じられている舞台に演出家(自分自身)が登場し、主人公とやりあい、今回の公演さえ崩壊させてしまおうという企画。そちらに関してはやろうという志しは高く評価するものの、今回の公演としてはまだ未完成という感じで、後半少しだれた。
それにも関わらず、それまでの圧倒的な面白さに五つ星を贈呈するに躊躇はない。作・演出の寺島功毅はなかなかセンスがある。是非、これからも作品を重ねて腕を磨いてもらいたいものだ。
リフラブレイン
MCR
駅前劇場(東京都)
2009/10/29 (木) ~ 2009/11/03 (火)公演終了
満足度★★★★★
あれ・・・?
なんでまだ誰も書いてないんだろう?
こんなにイイ作品なのに・・・。
ってゆーか、
良すぎて書けないのか・・・。
なんかそれ、わかる。
ネタバレBOX
いやはや、なにしろやられた。
脚本家は言葉の魔術師だ。
完全に魔法にかけられた。
なんであんなに心に迫る言葉を思いつくんだろう・・・。
で、なんであんなにぐっとくるんだろう・・・。
そして笑えるんだろう・・・。
もうなんだか感情が追い付かなくなりそうだ。
実際、後ろのおいちゃん、真剣な場面でもヒィヒィ言いながら笑ってるし・・・。
完全に数秒前の笑いひきずってるし・・・。
それにしてもあの間の使い方のうまさ・・・
絶妙過ぎる。
笑わされた後、一拍置いたらもうホロリとさせられてるんだから嫌になる。
完全に掌の上でコロコロなってる。
けれどいいんだ心地よい。
うまく言えないけど、劇場から出た時、世の中捨てたもんじゃないなって、なんだかそう思ってた。
まぁ、実際はそのあとパチスロで負けて世の中に捨てられたんだけど・・・。
まぁ、そんなことどうでもいいんだけど・・・。
とにかく最高に良かった。
完敗だし、乾杯だ。
ミルクセーキで。
ONEDAY~さよなら、リーダー~
u-you.company
サンモールスタジオ(東京都)
2009/10/27 (火) ~ 2009/11/03 (火)公演終了
満足度★★★
女性テイスト。
作・演出、キャストすべてが女性。それだけに全編通してかなり女性テイスト。劇中劇での『いい意味でのバカバカしさ』は面白かった。そういうのは個人的に好きなのでもっと大真面目にぶっとんでしまっても良かったんじゃないかな。
ネタバレBOX
完全な素舞台で、キャストも少人数なせいか舞台が広く感じる‥というか少し広さを持て余している印象を受けた。ダンスシーンでもキャストが華やかなだけに余計に舞台が殺風景に感じてしまった。
甘い丘
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2009/10/30 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
春の声。
KAKUTA KAKUTA KAKUTAっ ああ、ああ、あああ。
休憩なしの2時間5分。
ネタバレBOX
夫が他所に女をつくり自分が捨てられてしまった後、逞しい人達の中で生きているうちに許す気持ちが芽生えていたのに、探偵から相手の女性が妊娠していると知らされた瞬間、憎悪の感情へ舞い戻る様子はみていて辛かった。一瞬で怒りが復活してしまうほど子供の存在とは大きい。
桑原裕子さんの役どころ(シュロ)が声とキャラにぴったりでとっても良かった。首を吊ろうとして止められてキレた時、一番まともに思えた。まともに爆発していてなんて可愛いのだろうとも思った。
「約束守れなくてごめんね」
「してないよ、そんなの」 のとこが特に熱くなりました。
いい役者が多くてお腹いっぱい。
田上パル第8回公演 『青春ボンバイエ』
田上パル
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2009/10/23 (金) ~ 2009/11/01 (日)公演終了
満足度★
好き嫌いがあるとすれば・・
あいにく後者でしたwチラシから想像した通りやや破天荒気味な内容には仕上がっていたけども。途中で観るのを放棄したくなったのは事実w
ネタバレBOX
「自殺」やら「借金」やら「復讐」だとか。重いワードが連発されすぎて、ちょっと個人的に芝居を観るというよりは気が滅入ってしまい、途中で観るのを放棄したくなりましたw
セブンピーポー
チェリーブロッサムハイスクール
劇場MOMO(東京都)
2009/10/28 (水) ~ 2009/11/01 (日)公演終了
満足度★★★★
新生CBHSも気に入りました
シリアスで、やるせないものを残すラストを迎える作品が続いていましたが、本作品は脚本を書く人も変わり、ユーモアを備えたシリアスもので、ラストはハッピーエンドなオチという、新生CBHSの持ち味を感じました。
非常に良かったです。もう1回見に行きます。
映画「曲がれ!スプーン」【12月より舞台版全国ツアー開始!】
映画「曲がれ!スプーン」製作委員会
※劇場情報は公式HPにてご確認下さい。 (東京都)
2009/11/21 (土) ~ 2009/12/31 (木)公演終了
満足度★★★★★
個人的には
サマータイムマシンブルースよりも面白かったです。
舞台版よりもよかったです。
人に薦めまくりました。
『曾根崎心中』 × 金剛院
TOKYO NOVYI・ART
金剛院(東京都)
2009/10/18 (日) ~ 2009/10/18 (日)公演終了
満足度★★
祈りはともかく
祈りと癒しの2つをキーワードに掲げていたけれど、
祈りはともかく、癒しはあったのかどうか。
翻案劇 サロメ
アトリエ・ダンカン
東京グローブ座(東京都)
2009/10/19 (月) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★
コラボ?
海の向こうで生まれた芝居にこの国の音楽をくっつけてコラボを売り物にするなら、日舞とコンテンポラリーダンスのコラボというのも、せっかくだから挑んでみてもらいたかったような。食い合わせがよくないのかな。
思ったよりすんなり過ぎてしまったような。
もっともっと型破りなものを期待していたんだと思う。
銃の涙
おぼんろ
早稲田大学小野記念講堂(東京都)
2009/10/30 (金) ~ 2009/10/31 (土)公演終了
満足度★★★★
好きです
初見でしたが、とても好きでした。
役者自身が楽しみ、そして楽しませようとしていた印象です。
ネタバレBOX
ヒロイン役の方が、新聞屋の人だと最後の方で気付き驚きました。
色々な顔を持っていていいですね。
恋はいいですね。
次回本公演も機会があれば観させていただきます。
ライトフライト ~帰りたい奴ら~
TEAM NACS
サンシャイン劇場(東京都)
2009/10/16 (金) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
見てきました
ちょっと期待しすぎた感が・・・
ネタバレBOX
ロックメンの「アルプス」に似てる!!!
今回のこのお芝居も飛行機で色々な所にタイムスリップするって話
最後には結局戻れなくてそこで暮らした・・・って言う
機長が精神的な病気から
復帰して初めてのフライト
でもハイジャックやら夫婦喧嘩やら
席のひじ掛けの奪い合い(?)
みんな好き勝手やってることに腹を立てた機長は
燃料を垂れ流しにして
墜落してしまえ!!的な・・・
墜落すると思った瞬間宇宙人が登場し墜落せずに済む
その代り色んな所にタイムスリップしちゃう
そんな感じ、あくまでもそんな感じのお芝居でした
加藤たか子さんが宇宙人の役なんだけど
めちゃくちゃピッタリ!そして可愛かった♪
河原亜矢子さんは正直、あんまり好きな女優さんじゃなかったんだけど
コレ見てから好きになった&顔ちっさい☆
福島カツシゲさんはね、もう最高!!
オカマのCAの役でぴったりでした
Jさんはね、サウジアラビア?人の格好で
今にも飛行機をハイジャックしそうな感じで出てきて
案の定ハイジャックしてました!
ジャックしきれてなかったけどね・・・
しかも凶器はダーツの・・・
なにあれ?刺すやつさ!!ハリ?
小松彩香ちゃんは・・・・・演技頑張れ!って感じ(笑)
(ファンの人ごめんなさい)
蘭香レアさんはすっごいよ!さすが元・宝塚!歌って踊ってだもの!
六角さん、河原さんの夫役でして、あのナヨナヨ感はさすがです!
野仲さんは機長役、さすがベテラン☆
あっ1番最後に大事な人忘れてた!!
シゲさんは・・・すっごい楽しそうだった(笑)
好きなネタ満載だから当り前かっ!
『ROMEO & JULIET』
東京デスロック
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)
2009/10/24 (土) ~ 2009/10/28 (水)公演終了
満足度★★★
きらり
韓国バージョンをみる。何か熱いものがたぎっているのだろうが、大音量になじめず少しくじける。帰りみちの長さに地方と都心の差を考えてみる。
沼袋十人斬り
THE SHAMPOO HAT
ザ・スズナリ(東京都)
2009/10/14 (水) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★
おつかれさまです。
今までなんどか見てるのだが、ここまで笑いを追及したのは初めてでおもしろかった。赤堀さんてそうかこっちなのかと一人納得。
『ヘアカットさん』 / 『朝焼けサンセット(朝公演:朝食付き)』
岡崎藝術座
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/10/16 (金) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
うん
自分もよくわからないが楽しめたような気がする。たしかにちょっとクセはあるけど慣れれば美味?
甲賀の七忍
劇団三年物語
ザ・ポケット(東京都)
2009/10/24 (土) ~ 2009/11/03 (火)公演終了
満足度★★★★★
経験しといたほうがいい!!
初日も拝見したのですが、そのときは短編集をみているような、雰囲気でそれもまたありでした。
が、月曜日に見てみてら、なんかすごい!ものすごく全体が全員がまとまっていて、一つの物語がごおおおおんと押し寄せてきました。
せりふも聞きやすくて、もうどっぷり。
また見に行きます!!
ネタバレBOX
連翹さんの何気ない感じがすごいすき!
それからさえもんさんのしつこいところもすき。
あと黒土さんが足音しないのねぇ。すげー。
と書いてしまうときりがない。
生きてるものはいないのか
五反田団
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/10/17 (土) ~ 2009/10/31 (土)公演終了
満足度★★★★
人間の普通さ
色々評価があるみたいですが
私は面白かったです
前田司郎さんの作品ははじめて見ますが
席も舞台の下の方までしっかり見られるところを押えられたし
とても楽しめました
最初は演技に違和感・・・
で、入り込めるのか?と不安に思いましたが
演技って元々違和のあるものだし
その中で普通っぽさが垣間見えた時に
私は愛くるしさを感じました
英語字幕が後ろに出てましたが
英語と台詞の表現の仕方が違ったりするのも
楽しみました(芝居とは関係ないかもしれないけど)
ネタバレBOX
異常な状態での人間の普通さが垣間見えるのがおもしろかった
周りにたくさん人が死んでいって
恐怖におののくところを超えた(もちろん簡単には越えられないんだろうけど)
人間の普通さが愛くるしくて笑っちゃいました
最期の言葉・・・なんて色々考えてても
死ぬ間際はいつも考えているようなことしか
浮かばないんだろうなあとか思いました
教会のみえる川辺で
海市工房
シアター711(東京都)
2009/10/28 (水) ~ 2009/11/04 (水)公演終了
満足度★★★★
初見の劇団だったけれど
素晴らしい舞台でした。
何よりキャストの安定感のある演技力がいい。
人間が自分の人生をどこか誤って落ちていくさまの結末はお見事!
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
ホテル「リバーハウス」のオーナーとその姉の二人が喪服を着て話し合う場面から芝居は始まる。この二人の話の内容が「100万回生きた猫」だったり、「愛する人を失って川辺で泣いてる鬼」の話だったりと、優しく私の耳元でくるくると廻って流れるように入ってくる。二人の声がいい。その穏やかな話し振りから、まさかこんな結末が訪れようとは夢にも想像していなかった。
全ては3年前、「リバーハウス」に北村博之がずぶ濡れになってやって来たことから始まる。ホテルのオーナー・麻衣子は彼に会った途端、衝撃を覚えるほどの一目ぼれをしたのだった。しかし彼には他言できない過去があった。麻衣子は彼の素性も解らぬまま、夫婦のように過ごしていたが、ある日スーパーの息子・光雄が写した博之と「リバーハウス」の写真が入選し、雑誌に取り上げられたことから、生活は一変する。「リバーハウス」には博之の過去の知り合いが訪ねて来たり無言電話がかかって来るようになる。彼らの証言から博之の過去が徐々に明らかになっていくが、その内容は人殺しだったり、無理心中だったり、強盗だったりと犯した罪は麻衣子が想像もしなかったことだった。
一方で麻衣子の姉と岡原は「リバーハウス」で密会して不倫をする。そして「リバーハウス」の宿泊客・栗山未央はホストに入れあげてホストが常日頃から不満に思っていた社長を殺してしまう。物語はどこかうっ血した心の闇を表現しながらもキャストのキャラ立てのせいだろうか?おどろおどろした感は感じられない。屈折した精神を跳ね飛ばすかのような明るさにも似た演じ方が絶妙だった。
やがて博之は心中して逝ってしまった凛子への想いを回想シーンでぶつける。あの淡くて儚い美しい恋物語を。凛子を苦しめた自分。家族を愛せなかった自分。人を裏切った自分。それらは、おふくろが言った言葉、100万回生きた猫のように、「死んでも死んでもまた生き返るから、この世の一つ一つは大した事ない。」という教えがあった。そうして博之は頭を銃で撃って自害してしまう。これで彼はやっとこの世で生きる辛さから開放されたようにも思えたし、良心の呵責から自害したのかも知れない。
残った麻衣子は泣くのだった。「前から解ってたの。いつかどこかへ行ってしまう。ただ、気が付かないふりをしてただけ。」こうして愛する人を失った麻衣子は教会の見える川辺で泣いたのでした。あの鬼のように泣いたのでした。
芝居の冒頭からの伏線がここで繋がり、また同じように姉妹の会話で幕を閉じる。姉妹はあの頃、鬼だと思っていたけれど、良く観ると実は彼女らのお父さんだった。妻を失って泣いて泣いて川辺に蹲って泣いているお父さんだった。
全てはホテル「リバーハウス」で起こった物語。生まれてきた意味を考えるとき、それぞれの人生は容赦なく蠢く。